Sat 151017 −10kgを決意 絶好調 ☞ 平積みの山3つ 静岡で去華就実のCテキスト | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sat 151017 −10kgを決意 絶好調 ☞ 平積みの山3つ 静岡で去華就実のCテキスト

 11月9日朝、お風呂に入る前に体重計に乗っかってみて、秋のクマ助はまさに愕然としたのである。自身最高記録というのは、だいたいにおいておめでたいものであるが、体重の自身最高記録はさすがにホメられるものではない。

 84kg超えというこの数字は、何かの間違いではないか。自分としてベスト体重は75kgと考えていて、それ以上でもそれ以下でも「絶好調!!」と絶叫できる状態ではないのだ。

 もちろん専門家の皆さんは「もっと少ないほうがいいですよ」「身長が172cmなら、ホントは70kg程度であるべきです」とおっしゃるのであるが、いやいや、職業柄あんまり細くなると英語の発音に迫力がなくなってしまう。

 お相撲さんがみんな歌が上手なように、オペラ歌手にもそれなりの体躯が必要なように、予備校講師だってガッシリした肉体がないと、やっぱり迫力ある授業が展開できない。それがクマ助の持論である。

 だから、75kg。身長マイナス100+αこそ、英語講師の理想の体重だと信じる。あくまで自分で信じているだけであって、医師や栄養士の意見は全く違うんだろうけれども、まあそこから先は個人の人生観なり趣味の問題であって、ちょっとぐらい太り気味だっていいじゃないか。
山3つ
(新刊書が絶好調。平積みの山が3つも出来ている)

 しかし諸君、「84」はさすがにいかんね。「74」でも多すぎるぐらいなんだから、ここで一念発起、2016年3月31日までに「現況マイナス10」を達成しようと決意した。

 思えば、急激に太りはじめたのは、なでしこの具合が悪くなってからである。クマ助は意志が弱いから、腎臓を患ったねこがどんどん痩せていくのを眺めながら、不憫で不憫でならなかった。あんまり不憫だから、ついつい外に出て大食いを試みた。

 なでしこが天国に旅立ってからの20日間、ストレスなのかペットロスなのか、大食い傾向は一向におさまらない。ブログを見返してみたまえ、この20日間で平らげたトンカツや盛り蕎麦やケーキの量は尋常ではない。

 いや、死の直前の10日間も、心配で心配でストレスがたまり、10月18日・20日の北海道でも、ジンギスカンを3人前も4人前も暴飲&暴食したのである。普段ならある程度の自制だってできるんだから、これは明らかに異常。こんな状況のままじゃ、なでしこだって嬉しくないだろう。

 そこで諸君、11月9日のワタクシは、ホントにホントに一念発起いたしましたよ。2016年3月31日までに現状マイナス10。たくさん運動をして、公開授業でももっともっと目いっぱいエネルギーを出し切って、きっと目標を達成するぞと天国のなでしこに誓ったのである。
面陳列
(好調の新刊書、「面陳列」の風景)

 だから諸君、これで2回目の訴えになるが、「晩秋のクマに、ケーキを与えないでくんろ♡」。11月初旬にも一度お願いしたが、あの時はまだ本気じゃなかった。だからその後に校舎で出していただいたケーキの写真も、毎回ブログに掲載した。

 その結果、「なんだ、今井先生は結局ケーキが好きなんだ♡」と校舎サイドでも判断。ケーキはいただき続けたし、11月8日の北千住では、夢のように美味しそうなケーキを3個も準備してくれた。そのうち2個は辞退したけれども、昨日のブログ1枚目のケーキはワシワシ元気にいただいた。

 そこで諸君、今日から先、ケーキの写真を掲載するのは自粛することにする。毎日のようにケーキ写真を堂々と掲載していれば、「おお、今井先生はケーキ大好きグマなんだ」ということになっちゃっても仕方がない。

 ホンキで遠慮するのだし、ホンキでマイナス10を目指すのだ。このままじゃ、とにかくなでしこに申し訳が立たない。ニャゴロワより太ってズンドコ&ズンドコ走り回るクマじゃ、返って迫力も不足するだろう。
なでしことブチ子
(絶好調もきっとなでしこのおかげだ。なでしこの後ろの写真は、25年前のねこ「ぶちこ」。「ブチだから、ぶちこ」と単純に名づけた乳牛柄ねこだった)

 きっとなでしこのおかげで、新刊「さあ、音読だ」の売れ行きは信じがたいほど好調。ただの平積みじゃなくて、平積みの山が2つも3つも出来ている。「面陳」☞「面で陳列」もどんどん増えて、「緊急重版」ということにもなった。

 諸君、本を書く人間にとって、本屋さんの店先に「たちまち重版」「増刷出来!!」という掲示やポップが並ぶのは、まさに憧れの対象である。「こりゃ次のも書き始めなきゃいかんね」であって、お風呂の中で想を練るワタクシなのであった。

「さあ、音読だ」の次は、受験生向けに「さあ、英文法だ」「さあ、英語長文読解だ」でもいいし、オトナウケを狙うなら「さあ、留学だ」「さあ、アメリカだ」「さあ、4技能だ」でもいいが、まあとにかくチャンと体重管理をやって、怠けグセを何とかするしかない。勤勉に、あくまで勤勉にである。

 11月9日は、19時から静岡で公開授業。16時半にオウチを出れば、18時には静岡に着く。あいにくの雨が強く降り出したが、静岡は140名の出席者でパンパンの大盛況。新刊書も10冊用意していただいて、「サイン本」として10名の生徒にプレゼントすることになった。

 サインとは言っても、シャイなワタクシはあんまりカッコいいサインは出来ない。15年も前から「宇宙征服。」というサインを愛用している。
サイン本
(静岡でも、10冊ほどサインした)

 何で「宇宙征服」に「。」がくっついているのかと言えば、15年前にはまだ「モー娘。」がウルトラ大流行していた頃で、シャイなクマ助は照れ隠しのつもりでその「。」をマネさせていただいたのである。

「宇宙征服。」の他には、「鎧袖一触。」「POWER!POWER!POWER!」「悠然と。」があり、何となく照れ隠しの「。」をつけ続ける日々である。だって、こんな地味なワタクシがサインだなんて、やっぱり恥ずかしいじゃないか。

 最近になってこのラインナップに「去華就実。」が付け加わった。これで「きょかしゅうじつ」と読む。諸君、高校野球で早稲田実が勝利した直後に甲子園でアナウンスされる、「勝ちました早稲田実の栄誉を讃え、校歌を演奏し、校旗掲揚を行います」の場面を思い出してくれたまえ。

 まあ最近は「清宮君♨清宮君」でマスメディアがうるさすぎるが、2006年の斎藤佑樹どんとか、1982年の荒木大輔どんとか、爽やかに勝ち続ける早稲田実の校歌の中に、「去華就実」のヒトコトが光っていた。

 華々しさを求めるな、地味でいいから一歩一歩誠実に進め。そういうことである。英語の勉強も同じことであって、「ミラクル英語」とか「ウルトラ速読」とか「奇跡を起こせ」とか、そんな派手なことを言うヒマがあったら、単語を30個覚えるほうがいいし、10ページ音読するほうがずっと効果的。そういうことである。
静岡
(静岡の大盛況)

 静岡の公開授業では、「Cテキスト」を使用。全国で公開授業を企画中の皆さま、「C」はまさに「去華就実」の世界である。ホントに真っ正面からの授業で、しかも大爆笑がたえず、大半の生徒諸君が継続を心からマジメに決意、公開授業の直後から猛然とスタートする。

 是非とも恐れずに積極的に「C」の使用を決めてくれたまえ。では、今井は「C」で何を語り、いかなる「去華就実」を目指すのか。その辺は明日の記事で書こうと思う。

 21時終了。講師室では静岡の若者に人気の「半熟プリン」をいただいたし、マコトに濃厚&濃密な味で「たいへんおいしゅーございました」ではあったが、決意したことは決意したことだ。写真の掲載は遠慮することにする。

 東京駅到着、22時40分。東京駅前も冷たい雨で、もちろん決意の直後だから、「単独祝勝会」もナシ。晩秋のクマはすごすご寂しくネグラに舞い戻ったのである。

1E(Cd) Bobby Coldwell:BLUE CONDITION
2E(Cd) Boz Scaggs:BOZ THE BALLADE
3E(Cd) The Doobie Brothers:MINUTE BY MINUTE
4E(Cd) Grover Washington Jr.:WINELIGHT
5E(Cd) Kenny Wheeler:GNU HIGH
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