2015年09月16日(水)

Sun 150823 サンジャン要塞前の犬かき 夕暮れのロゼワイン2本(また夏マルセイユ4)

テーマ:ブログ
 9月16日夜、午後から重い曇り空に覆われていた東京都内は、とうとう冷たい雨が降り出した。大洪水直後の北関東の様子が心配だし、国会議事堂前では大規模デモに参加した数千ないし数万のヒトビトが、この冷たい雨に濡れて立ち尽くしている。

 ひとたび西に目を向ければ、中東からの難民と移民で、ハンガリーは非常事態宣言を発令している。「国境沿いに高さ4メートルのフェンス設置」ということになれば、宣言を出すまでもなく明らかに非常事態であるが、平和な日本ではほとんどニュースにもならずに、穏やかに今日も大相撲中継が続いていた。

 世の中はマコトに冷静なものであって、穏やかに&粛粛と全てが昨日までと同じように進んでいくのである。70年前の8月15日にだって、山手線はグルグル今まで通りに走っていた。我々は日々の歩みを止めるわけにはいかないのだ。
わんのすけ
(マルセイユの炎暑に耐えかねて海に飛び込んだワン次郎)

 内外の情勢がこんなに緊迫している時に「また夏マルセイユ」を書き続けたんじゃ、何だか暢気すぎてマコトに申し訳ない。でも諸君、安保法制で国会前が緊迫していても、ヤフーニュースは「AKBじゃんけん大会」だ。今井君なんかが遠慮しすぎるのも返って変だろう。

 というわけで8月28日、マルセイユ初日のクマ助は下町「パニエ地区」をグルリと一回り。シマシマ教会として有名な「サントマリア・バシリカ大聖堂」の前を回って、港の西側 ☞ サン・ジャン要塞の灯台付近の岸壁に出てきた。

 何しろプロバンスの8月末であって、まさに夏真っ盛りである。北国生まれのクマ助の美しい♡白いモチ肌が、南の海の太陽に一気にジュッと焼かれていく。その速度はまさに圧巻であって、シシャモをガスレンジで焼いてる感じ、またはイカを真っ赤な炭火の上にのっけた感覚である。

 諸君、ホントに「ジュッ」と音がする。何しろクマ助の肉体はアブラがよーくノッている。思えば8月上旬から、肉を思いっきり貪る日々が続いた。唐津では1日700グラムを2日連続、東京にいる時でも、ある時は恵比寿で700グラム、またある時は溜池山王で400グラム×2をやった。

 ということになると、マルセイユの強い陽光にさらされたクマ助の肉体のあちこちで「ジュッ!!」「ジュッ!!」とアブラが焦げはじめ、香ばしいケムリさえ立ちのぼったとしても、ちっとも不思議はないだろう。真夏のプロバンスとは、そういう場所なのである。
灯台
(マルセイユ・サンジャン要塞の灯台)

 太陽の熱さに耐えかねて、すぐ間近から大きな犬が1匹いきなり海に飛び込んだ。もちろん「犬かき」というコトバがあるぐらいだから犬は水泳の名手であるが、やっぱり犬かきでは危なっかしい。

 あれはシェパードかねえ。とにかく壮健きわまりない大型犬であって、熱さにガマンできなくなってザンブといきなり海に飛び込んだイヌ君を、飼い主は余裕の表情で笑って眺めている。

 実はクマ助どんも水泳には相当の自信があって、大学の体育はあえて「水泳」を選んだ。他の種目だと、「卓球」「ソフトボール」なんかを選べば確かにラクショーではあるけれど、その代わり毎週1回勤勉に、朝も早くから体育科目のために通勤電車にガマンしなければならない。

 その点、早稲田大学には「季節集中科目」という便利なものがあって、水泳かスキーなら、夏休みか冬休みに5日間の合宿に参加しただけで、体育科目の単位がいともカンタンにとれる。

 今井君は迷うことなく「水泳合宿」に参加、千葉県館山の大学寮に合宿して、5日間ひたすら耐えに耐えた。最終日には5kmだか何だか、遠く離れた「沖の島」からビーチまでの「遠泳」にも耐えなければならない。

 しかし諸君、遠泳こそクマ助の真骨頂である。「激しくなくていいから、長続きさえすればいい」ということになってみたまえ。平泳ぎ1本でもクロール1本でも、2時間や3時間同じ動きを繰り返して、ちっとも疲労を感じることはない。
大聖堂
(ホテルのバルコニーから夕暮れのマリア様を拝む)

 というわけで、クマ助はプールみたいな狭苦しい場所はキライだが、海ならいくらでも泳いでいられるタイプ。ギリシャでも泳いだし、ナポリだってアマルフィだって、季節さえ夏ならば遠慮する気はさらさらない。

 ましてや夏のマルセイユだ。カッコいいシェパード君が万が一溺れたら、ジャパンのクマ助がジャポンと飛び込んで、抜き手を切って助けにいくぐらいの覚悟はいつでもできている。

 しかし諸君、さすがにマルセイユのシェパードちゃんは大したものだ。その犬かきはまさに余裕の表情。周囲の喝采を浴びながら、萩野公介選手や瀬戸大也選手よろしく、見事に泳ぎきって岸辺に戻ってきた。

 ホッと安堵の胸を撫で下ろしたクマ助は、いきなり深い睡魔に襲われる。「そりゃそうだ」であって、遠く東京・羽田を飛び立ってからすでに24時間が経過している。そろそろベッドにもぐりこんで、「スヤーッ!!」をやるべき期間である。

 しかしまだまだ太陽は高い。こんなに早い時間帯から、例え数時間でも「スヤーッ!!」なんてことをやれば、またまたマリヤさまに叱られる。夕暮れが近づいてもマリヤさまは相変わらず丘の上でキラキラ輝きつづけ、今井君の怠惰を「許しませんよ」とジッと眺めていらっしゃる。
ロゼ1
(まず1本目。ホテルからサービスされたロゼをカラッポにする)

 ならば諸君、「一杯やっかね!?」しかないのである。昨年も2週間滞在したばかり、勝手知ったるマルセイユの街だ。すぐに港近くの「ギャラリー・ラフィエット」に出かけて、冷たく冷えたロゼワイン1本を買ってきた。値段はたった4ユーロ。500円でボトル1本なら、誰も文句はないだろう。

 意気揚々とホテルに戻ってくると、ホテル側からもロゼワインの差し入れがあった。こちらはグッと高級で、チャンと氷の中に突っ込んで冷やしておいてくれている。ビールあり、フルーツあり。まさに至れり尽くせりでござる。

 気をよくしたクマ助は、すぐに広大なバルコニーに出てみた。真っ正面には、ビュー・ポール(旧港)の風景と、ノートルダム大聖堂のピカピカ♡マリア様。太陽は次第に傾き、風景はオレンジからピンクに美しく染まってくる。こんなキレイな街を見ながらなら、安いワインでも旨いに違いない。

 最初にあけたのは、ホテルがサービスしてくれた高級ロゼワイン。酔っぱらわないうちに旨い方を飲むのがヨッパライの定石だ。すぐに1本カラッポになったところで、たった今スーパーで買ってきた500円ワインへ。とは言っても、こいつもなかなか侮れない。

 昔は「ロゼワインを飲む」ということにずいぶん引け目を感じたものだった。日本で普通に「ワイン通」と言えば、要するに赤ワインについてウンチクを並べるヒトビトこのことである。今井君はあくまでボルドーだけれども、「ブルゴーニュじゃなきゃ」と言い張る気難しいヒトビトも多い。

 それなのに「ロゼが好き」とは、なかなか言いにくいじゃないか。日本のレストランで、キチンとロゼが飲めるところなんかなかなか出会えない。「ロゼ」と口にしただけで「は?」「シロートさんですか?」という顔をされてしまう。
ロゼ2
(2本目は近くのスーパーで買った4ユーロのロゼ。たいへんおいしゅーございました)

 しかし諸君、バルセロナやマルセイユやニースのヒトは、みんなロゼが一番好き。ロゼワインのグラスの中に、憚ることなくアイスキューブを放り込んでグビグビやっている。赤ワイン一辺倒で、難しい顔をもっと難しく歪めてテイスティングなんかやっている光景には、なかなかお目にかからない。

 そういうことを考えながら1本目はカンタンにカラッポ。続いてスーパーで買ってきた500円ワインも1時間ほどでカラッポになった。睡眠不足の頭に2本のワインはさすがに効いて、クマ助はそのままバルコニーで熟睡したのである。気がつけば、満月はまさに中天に浮かび、時計は真夜中過ぎを指している。

「これは寝すぎた&しくじった」とは、ウサギとカメの競争に失敗したウサギさんの台詞であるが、クマ助の旅の初日はいつでもウサギさんのマネをすることにしている。

「これは寝すぎた&しくじった」と頭を書きながら、ニヤニヤもうひと寝入り。そのまあ午前5時か6時まで熟睡すれば、もう時差ボケなんか完全に解消している。翌日は「オランジュ小旅行」。ならば寝るべし&眠るべし。旅の初日は惰眠を貪ることにコンプレックスなんか感じていてはならないのだ。

1E(Cd) RUSSIAN MEDIEVAL CHANT
2E(Cd) Menuhin:BRAHMS/SEXTET FOR STRINGS No.1 & No.2
3E(Cd) Holliger & Brendel:SCHUMANN/WORKS FOR OBOE AND PIANO
4E(Cd) Corboz & Lausanne:MONTEVERDI/ORFEO①
5E(Cd) Corboz & Lausanne:MONTEVERDI/ORFEO②
total m115 y1391 d16712
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