2015年09月13日(日)

Thu 150820 カレーが食いたい&カレーが食いたい 春日部絶品カレー(また夏マルセイユ1)

テーマ:ブログ
 全53回にも及んだ長い旅行記を1つ書き終えたばかりなのに、今日はもう次の旅行記を書き出すのである。一般のブログ読者なら、こういう今井君の姿勢を「非常識」ないし「身勝手すぎる」と批判するかもしれない。

 役に立つ受験情報、または熱い予備校講師情報を求めて、日々誠実なクリックを続ける人々を相手に、やれナポリだ、やれマルセイユだ、受験と一切カンケーネー個人情報ばかり書き連ねていたんじゃ、そりゃ文句の1つもあるに違いない。

 しかし諸君、やっぱりファンも多いのだ。
「受験情報みたいなのは、他の先生のブログで十分です」
「熱い激励のコトバばかりじゃ、熱すぎてジュッと蒸発しちゃいます」
「その点、先生のブログの、聞いたこともない街の物語は最高ですよね」
と、優しくおだててくれる人は決して少数派ではない。

 ましてやナポリの最終回から「オマケ」にかけ、「まさか南イタリア紀行の最後にドイツの真ん中で乾杯するなんて」と、感激&感動を抑えきれなかったヒトビトは少なくなかったようだ。

 いやはや、神出鬼没もいいところであって、諸君、ウワバミというかウナギというか、ヌルヌルすばしこく動き回ってなかなか捕まらない今井君の行動には、これからも大いにハラハラ&ドキドキしてくれたまえ。

 まあ、我が友Mac君は相変わらずきわめて冷笑的であって、「sinshutu kibotu」の最初の「s」の文字を入力し忘れた今井君の「神出鬼没」を ☞「飲酒つきボツ」と変換してケラケラやっている。うーん、確かに今井君の日常は「飲酒つきボツ」なのかも知れませんな。
ジャンボハンバーグインド辛口
(埼玉県春日部「ラホール」のジャンボハンバーグ。この上からサラサラの「インドカレー・辛口」をタップリかけていただく)

 そこで諸君、8月27日夜の今井君は、渋谷区のオウチからまたまた羽田空港に向かうことにした。今年の夏旅の目的地は、再び3たびのマルセイユ。昨年もマルセイユに2週間連泊したばかりだから、2年連続&合計4週間のマルセイユ滞在になる。

 よっぽどマルセイユが気に入った証拠であるが、日本人の口グセ「治安」の点では、この街はフランスどころか全ヨーロッパでも昔から最低の街。20世紀後半には「麻薬の街」の代表格であって、ジーン・ハックマン主演の「フレンチコネクション2」では麻薬抗争最大の舞台として描かれている。

 2年連続のマルセイユ滞在記を、今井君は「埼玉県春日部でカレーを食べました」というエピソードから始めることにする。春日部とマルセイユには全く何の接点もないが、何故かこの旅の2週間、クマ助は延々と「カレーが食いたい」「カレーが食いたい」と呪文のように呟き続けたのである。

 もちろんマルセイユには他にいくらでも旨いものがある。その証拠に、この旅を通してマルセイユの生牡蠣をのべ120個も貪り続けたのだし、わざわざ往復5時間もかけて「食通の都」リヨンに旅し、マコトにうまいステーキを満喫。それを2回繰り返した。
インド辛口
(春日部ラホールのインドカレー辛口。このカホリがたまらない)

 しかしそうは言っても、やっぱり「意地でもカレーが食いたい」と呻くことはあるので、餃子でもラーメンでもオムスビでも同じこと。日本のB級なグルメの魔力は、どんな美食のど真ん中にいても「意地でもあれを貪りたい」と呻き声を上げてしまう点にあるのかもしれない。

「首都圏でカレー」ということになれば、何が何でも埼玉県春日部西口の「ラホール」をオススメする。ここをオススメと言って紹介して、それで不平や文句を言われたことは一度もない。友人知人みんな必ず大ファンになって、「あそこのカレーだけは明らかに別格」という熱い発言をしてくれる。

 クマ助はもう「ラホール」に30年も通い詰めている。30年のうちに店舗は駅30秒の好立地から移転をやむなくされてしまった。マコトに猥雑な駅前の裏通りを5分。昼間から変に繁盛している飲み屋さんや、風俗店・エスニックマッサージの店、感心できないそういう世界を早足で駆け抜けて、ようやくたどり着く。

 質屋さんが建てた2階建て雑居ビルの1階。周囲は薄暗くゴミゴミしていて、そんなところに「今井♡絶讃のカレー店」があるとは、なかなか想像もつかないだろう。しかし諸君、ランチの開店が11時45分、開店と同時にほとんど満席になるぐらいだから、地元民の人気もまた30年不動なのである。
ラホール
(混ぜた後の図。いやはや、旨そうだ)

 ただし、「食べログ」その他のサイトでの評判はあんまり芳しくない。
「具なんかちっとも入っていません」
「コクが全くありません。すごく量が多いことぐらいしか、プラス評価できません」
「おなかいっぱいにしたいなら、こんな店でもいいでしょう」
みたいな冷たい評価ばかりで、「5段階評価で2.9」、そんな感じである。

 しかし諸君、とにかくキチンと食べて、キチンと冷静に評価してくれたまえ。今井君がここの「ジャンボハンバーグ・インドカレーの辛口」を凌ぐほどの食べ物を、今までの長い生涯でそんなに何度も口にしたことはない。

 世界150都市を旅してきたこのクマ助が言うのだ。マルセイユの牡蠣と、ブエノスアイレスのステーキと、ナポリのピザとパスタと、朝の函館や玄界灘のイカを、繰り返し繰り返し味わってきたクマ助の舌を、そんなにカンタンに侮ってくれては困る。

「具が入っていない」のは当たり前で、具はもうすっかりこのカレーの中にとけこんでいる。タマネギも野菜もお肉もみんなキレイ&サッパリとけこんで、イヤな歯触りで味覚を邪魔しないようになっている。
空港カレー
(一転して羽田空港国際線・ダイアモンドラウンジのカレー。コクもタップリ、具もタップリだが、やっぱりボクは「ラホール」でないとダメな人間だ)

 それなのにドロドロじゃなくサラサラであって、オコメの中にどんどんしみこんでいく。ハンバーグも絶品であって、注文を受けた後の調理場で、年季の入ったダンナが力強くピタッピタッとこねはじめてみたまえ。その音だけでもう唾液がダラダラ止まらない。

「ジャンボセット」もいい。カニクリームコロッケ・ロースカツ・目玉焼き・オムレツなど、トッピングはどれも昭和の定食屋の味わい。今井君はカレーは「辛口」にとどめておくが、辛さはさらに極辛・極々辛・激辛・超激辛まで揃っている。

 どうだい諸君、明日でも明後日でも、春日部にカレーを貪りに行きませんか。9月9日からの大水害で、栃木県方面の東武線は運転見合わせが相次いでいるけれども、わが「ラホール」は元気に営業中である。

 今井君は、このカレーを貪るためだけに、渋谷区のオウチから1時間半もかけて春日部を目指す。1年に3度も4度も春日部を訪問し、その都度ブログはカレーの話でいっぱいになる。

 すると諸君、読者の中には「ならば行ってみっかね♡」と思い立つ人もいて、「今井先生という人のブログで読んだんですが」と、お店の人にブログのことを教えてくれたりする。

 だから、お店のヒトは今井君の正体をご存知だ。「先生のブログを読んで、来てくれた若者がいましたよ」と教えてくれる。こういう穏やかな関係が大好きなので、クマ助も「いやはや」と頭をかいてみせる程度。「お馴染みサン」という深い関係には進まず、あくまで「旨いですね♡」というスタンスにとどめている。
天ぷら蕎麦
(羽田空港ラウンジで、ついでに「天ぷら蕎麦」もすする。ちょっと寂しいが、みんな無料なんだからヨシとするしかない)

 そのぐらいカレーが好きなので、8月27日深夜の出発から9月10日の帰国まで、なぜかずっと「カレー食いたい」「カレー食いたい」と呪文のように唱えていた。

 谷崎潤一郎の短編「母を恋うるの記」に、「天ぷら食いたい」「天ぷら食いたい」の逸話がある。おそらく夢なのだが、深夜の浜辺を彷徨していると、かなたから三味線を弾きながら近づいてくる女性の姿がある。どうやら幼い頃に見た母の幻であるらしい。その三味線の音が「天ぷら食いたい」「天ぷら食いたい」と聞こえるのである。

 今井君の場合、それが「カレー食いたい」「カレー食いたい」なのだ。マルセイユ港の波の音も、リヨンの河のせせらぎも、エクサンプロバンスの落ち葉の音も、みんな「カレーが食いたい」「カレーが食いたい」に収斂していったのである。

 バカバカしい話で申し訳ないが、その出発点はすべて8月27日深夜に羽田空港のラウンジで貪ったカレーであったらしい。クマ助は「団地ともお」ではないから「かあちゃんのカレーの味は忘れてないよ」と絶叫するほどではない。むしろ、ラウンジのカレーの味に触発されて、ラホールのカレーをひたすら思い出す。

 せっかくの旅行記なら、もう少しマシな書き出しにした方がいいことは分かっている。しかしやっぱりウソはつけない。マルセイユ滞在2週間、クマ助はずっとラホールのカレーを求め続けていたのである。

1E(Cd) Cluytens & Société des Concerts du Conservatoire:RAVEL/DAPHNIS ET CHLOÉ
2E(Cd) Ashkenazy(p) Müller & Berlin:SCRIABIN SYMPHONIES 1/3
3E(Cd) Bonynge:OFFENBACH/LES CONTES D'HOFFMANN②
4E(Cd) Bonynge:OFFENBACH/LES CONTES D'HOFFMANN①
5E(Cd) Bonynge:OFFENBACH/LES CONTES D'HOFFMANN②
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