Mon 150817 ただいま無事に帰国いたしました(また夏マルセイユ0) | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Mon 150817 ただいま無事に帰国いたしました(また夏マルセイユ0)

 というわけで、パリ発9月9日21時のヒコーキに乗り、10日の夕暮れ4時に羽田に到着。たったいまオウチにたどり着いた。いつもの今井君に似合わず、何となくヘトヘト。長いブログを書くだけの気力が残っていない。

 だって諸君、当たり前だ。マルセイユのホテルを出たのが9日正午。やれタクシーだラウンジだ、ピザだビールだ赤ワインだ、パスポートチェックだ&手荷物検査だで小突きまわされ、そんな繰り返しでテンヤワンヤの16時間移動。羽田空港から先がまたたいへんで、午後6時、やっとこうして机の前で落ち着いた。

 だから今日はいつもと趣向を変えて、写真ばかり12枚をズラリと掲載し、まるで普通のブログみたいな紙芝居形式をやろうと思う。この2週間のスケジュールにパカパカ写真をハメ込めば、あら不思議、こりゃいかにもブログ的なブログになるじゃないか。

 毎回写真5枚、文字原稿A4版で3枚弱。これを定番としてすでに3年以上が経過する。定番を破るのはおそらく3年ぶりであって、何だか読者諸君に申し訳ないが、そこはそれ、中年クマ助の疲労に免じて、何とか許してくれたまえ。
夕焼け
(マルセイユ旧港の夕焼け)

8月28日(金)
羽田00:50発 ☞ フランクフルト06:00着
フランクフルト08:35発 ☞ マルセイユ10:05着
パニエ地区散策 ☞ 旧港ビューポール散策

8月29日(土) オランジュ
古代ローマ時代の大劇場を、散策。現代でもなおフツーに使われていて、コンサートやら演劇やらに重宝しているようだ。前夜はオランジュの街のダンス大会があったらしい。
マルセイユ
(宿泊したのは昨年夏と同じ「HOTEL DIEU」。もともとは難病を患った人々のための施療院であった。最上階の窓から、旧港ごしに大聖堂ノートラダム・ド・ラ・ギャレットを望む)

8月30日(日) レスタック
マルセイユから船で30分、かつて画家たちの集まった街であって、海からの風が爽快である。セザンヌ、ジョルジュ・ブラック、そういうビッグネームが並ぶが、クマ助は夏の日盛りの真っただ中で出会った黒ネコくんの勇姿が一番印象に残った。
旧港
(マルセイユ旧港の風景。レスタックにもイフ島にもフリウリ島にも、すべてこの港から船が出る)

8月31日(月) イフ島
ヂュマの小説「モンテクリスト伯」で名高い監獄の島。パリ・コミューンの中心人物など、政治犯を収容した。目の前のマルセイユまで、泳いでも渡れそうな距離に見える。ここもまた吹く風が爽快であった。

9月1日(火)ニース ☞ エズ
ニースもエズも8年ぶりである。マルセイユからニースまで鉄道で2時間半。ニースからタクシーで一気に「鷲の巣村」の代表格エズに登った。山道を海岸まで下る「ニーチェの道」は、看板も8年前と同様に健在だった。
エズ
(鷲の巣村エズからの絶景)

9月2日(水)マルセイユ探訪
大聖堂ノートラダム・ド・ラ・ギャレット
マルセイユに新しく開通したトラムでロンシャン宮へ
バロン・デ・ゾフで夕食

9月3日(木)ジョリエット
「LE ROY RENÉ」で牡蠣ザンマイ ①
牡蠣
(この店の牡蠣は旨い。あっという間に平らげた)

9月4日(金)リヨン
「LE NORD」のランチを満喫。
帰路、架線故障でTGVが止まり、在来線もストップしてリヨン駅はカオス。駅構内全体が朝の山手線並みの大混雑になった。TGVを諦め、最終の各駅停車でマルセイユまで3時間40分。ほうほうのていで帰る。
リヨン
(食通の街・リヨンの絶景)

9月5日(土)またまたジョリエット フリウリ島
「LE ROY RENÉ」で牡蠣ザンマイ② & フリウリ島探険①
この店の牡蠣は旨い。特に小ぶりの「パピヨン」が絶品だ。一昨日も来たばかりだから、店のダンナもマコトに愛想がいい。レモンチェロ1杯おごってもらい、当然クマ助は一息で飲み干した。

9月6日(日)エクサンプロバンス
 全くの偶然で「カリソン祭り」に遭遇。「カリソン」はプロバンスの代表的なお菓子、詳しくはググってくれたまえ。こんな美味しいお菓子をこの地に与えてくださった神さまに、改めて感謝するお祭りである。
カリソン祭1
(エクサンプロバンスで「カリソン祭」に遭遇)

 オバーチャンから孫娘まで同じ衣装で踊りまくり、大行列はマリア様の像を押し立てて、エクサンプロバンスの大聖堂に向かう。街はもうすっかり秋で、プラタナスの落ち葉が風に舞っていた。
カリソン祭2
(カリソン祭りの風景)

9月7日(月)またまたリヨン
 またまた「LE NORD」のランチを満喫する。3日前のリヨン駅のカオスがトラウマになって残らないように、ガハガハ貪り、赤ワインもグビグビ空っぽにした。近くのテーブルには、日本人の老夫婦が日本人ガイドつきで席を占めた。ガイドさんの説明のテキトーさ加減に驚嘆する。
ライトアップ
(マルセイユ「HOTEL DIEU」の勇姿。最上階スイートにアップグレードされていた)

9月8日(火)まだジョリエット またフリウリ島
ジュリエット「LE ROY RENÉ」で牡蠣ザンマイ ③ & またまたフリウリ島
気に入ると、どこまでも気に入ってしまうのがクマ助の悪いクセである。今日は3回目の牡蠣ザンマイ。店のダンナはますますエビス顔、この日は食前酒をおごってくれた。
カランク
(フリウリ島は奥が深い。片道1時間、カランクの青い海を目指した)

9月9日(水)
マルセイユ16:10発 パリ17:40着
南フランスからのヒコーキはパリ中心部の上空を通る。左の窓から見下ろすと、凱旋門を中心に星の形に街が広がっているのがハッキリと見えた。
パリ
(ヒコーキからのパリ。凱旋門から放射状に広がる街の姿が感動的である)

9月10日(木)
パリ21:10発 羽田16:00着 あれま、結局またA4版3枚ぶん書いちゃいましたね。

1E(Cd) Kremer:MOZART/VIOLINKONZERTE Nos. 2 & 3
2E(Cd) Jandó:MOZART/COMPLETE PIANO CONCERTOS vol.1
3E(Cd) Jandó:MOZART/COMPLETE PIANO CONCERTOS vol.2
4E(Cd) Jandó:MOZART/COMPLETE PIANO CONCERTOS vol.3
5E(Cd) Jandó:MOZART/COMPLETE PIANO CONCERTOS vol.4
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