Tue 150714 ウントコサな思ひ出 名鉄特急ミャースカイ がめ煮で「がめがめー」  | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 150714 ウントコサな思ひ出 名鉄特急ミャースカイ がめ煮で「がめがめー」 

 これを書いている時点で、8月7日午前10時。今井君は福岡での3連戦を終え、午後のヒコーキで久しぶりに帰京の予定である。テレビは高校野球中継。「花巻東 vs 専大松戸」の熱戦がいよいよ終盤に向かっている。

 かく言う今井君のポンポンでも、「クマの胃袋 vs ウシの肉」の大熱戦が進行中。一昨日 ☞ 昨日とわざわざ高速バスに乗って佐賀県唐津を訪れた。一昨日は560グラムの巨大ステーキ、昨日は200グラムのステーキと360グラムの巨大ハンバーグを平らげた。

 店の人々の目玉がまん丸になるほど、ワシワシ好調にウシの肉を平らげた後は、わが自慢の胃袋クンの腕の見せ所。2日で合計1kgを軽く超えるお肉を、マコトに元気に消化して、クマ連日の大熱演にますます勢いをつけてくれた。詳細は、明後日あたりの記事に詳述する。
イカの姿造り
(福岡到着直後、空港のお店でさっそく「イカの姿づくり」を貪る。これから福岡3連泊で、今井君は旨いものを食べまくる予定だ)

 花巻東の故郷は、ついこの間6月末に熱演を繰り広げた岩手県花巻市。大いに頑張っていただきたい。一方の専大松戸は、クマ助の第2の故郷・千葉県松戸市からやってきた。今井君の声援にもますます力が入る。

 学部1年の秋から4年までを、松戸市北松戸で過ごした。北松戸には当時女子校だった松戸市立高校と、この専大松戸高校があった。だから朝の北松戸駅前は高校生がウントコサであって、徒歩で坂道を登っていく松戸市立の女子高生たちを、専大松戸の生徒たちはスクールバスでグングン追い抜いていった。

 いま甲子園で活躍中の選手たちからみたら、当時の高校生はちょうどパパやママの世代に属するはずである。「ほほぉ、あの時スクールバスの窓から顔を出してキャーキャー言ってたヤツらが、今の選手たちのパパ&ママなわけね」である。

 北松戸駅にウントコサ立ち並んだ高校生をかき分けて、若きクマ助は毎朝マジメに大学に通った。ただし、「大学にはたどり着いても授業には出ない」「お昼はお蕎麦屋、夕方には友人たちと安い飲み屋に繰り出す」という日々。ダメな私立大生の典型のような存在であった。

 ここまで書いた時点で専大松戸高校は4-2で敗退。うーん、残念だ。応援団もよく頑張った。山本リンダ「うらら・うらら・うらうらで」。ピンクレディー「サウスポー」。バリー・マニロウ「コパカバーナ」。ジーチャン&バーチャンの世代と、パパ&ママの世代と、そういう20世紀の大ヒット曲で、甲子園をますます熱くした。
辛子蓮根
(空港の店の「からしレンコン」。おいしゅーございました)

 さてと、8月3日豊橋での大熱演を終えたクマ助は、翌4日、名古屋から福岡に移動する。新幹線はいろいろあってコワいから、クマ移動はあくまで「ヒコーキでビューン」である。

 名古屋から中部国際空港へは、名鉄の誇る「ミュースカイ」を利用して30分。360円の「ミューチケット」を買えば、空港までゆっくり座って行ける。

 こんなふうに名鉄は、メッタヤタラに「ミュー」「ミュー」言うのであるが、ギリシャ文字ミューは大文字ならM、小文字ならμであって、MEITETSUの頭文字ミューを意味しているものと思われる。

 これもまた昭和の時代、タモリ先生の「オールナイトニッポン」には、名古屋弁をイジって楽しむコーナーがあって、「ミャー」「ミャー」「エビフリャー」みたいな投書ハガキをたくさん採用していたものである。

 21世紀の若き名古屋人は、あの奥ゆかしい名古屋弁を滅多につかわなくなってしまった。せっかくの旨い「エビフリャー」を、東京ふうに冷たく「エビフライ」と発音する名古屋のヒトと出会うと、クマ助なんかは何だか寂しくなって、古式ゆかしい名古屋弁の世界遺産登録を目指してほしくなる。
馬刺&さつま揚げ
(空港の店の「馬刺」「さつま揚げ」。熊本 vs 鹿児島対決、どちらもおいしゅーございました)

 だからタモリ先生風に言えば、ミューチケットは、むしろ「ミャーチケット」。特急ミュースカイなどという冷たい発音はやめ、名古屋人たる者みな世界遺産なみのプライドをもって、「ミャースカイで世界へ旅立とう!!」と叫んでほしいのである。

 さて、無事にクマ助もミャースカイで9時の中部国際空港に到着。国際線&国内線が入り混じってマコトに複雑な作りになっているが、国内線の方は若干狭苦しい。ラウンジなんかも、JALとANAの共同運営であって、羽田と比較すると、うにゃにゃ、やっぱり何だか居心地が悪かった。

 名古屋からの福岡便は、通路を挟んで3列&3列の席が並んだ中型機。プレミアムシートなどという贅沢なものは存在しない。別にそれでかまわないので、福岡までの1時間半、3列目の端っこでひたすら惰眠を貪るだけである。

 機内放送では福岡県柳川の特集をやっていて、「おお、それでは福岡3連泊のうち1日を、柳川への小旅行にあてようじゃないか」と、ヒソカに決意を固めたのであった。
がめ煮1
(柳川名物・がめ煮。おいしゅーございました)

 ANAの機内放送には、地元の女子グラウンドスタッフが地元料理を作ってみせるコーナーがあって、これがなかなか恐ろしい見物になる。料理を作りながら「おいしくなーれ♡」の類いの呪文を唱えてくれるのである。

 富山特集の時は、富山の「かぶら寿司」を作りながら「かぶら♡かだぶらー」「かぶら♡かだぶらー」を連呼。ま、「アブラカダブラー」である。大分の「とり天」の時は「とーりとりとり、とーり天」を連呼。激しいカメラ目線で、これを4回でも5回でも繰り返す。

 何しろその間は意地でもカメラ目線だから、鍋も寿司桶も完全にそっちのけ。「とり天」の時なんか、揚げアブラにボッと火が入りそうで、見ている方がハラハラしたほどである。

 今日の福岡県柳川特集では、柳川名物「がめ煮」を作ってみせた。スタッフ女子の呪文は「がめがめー、がめがめー」。鍋の中で「がめ煮」をかきまぜながら、「がめがめー、がめがめー」とくるのだから、コチラとしては目を背ける以外に道は残っていない。

 目を背ければ、眼下には青い玄界灘が広がる。夏の玄界灘にはたくさんの漁船が浮かび、大小の島々はコンモリ濃い緑の森に覆われて、おお、お目出度いじゃないか、まさに夏休みの日本の原風景なのであった。
がめ煮2
(がめ煮はたった400円)

 到着した福岡空港で、さっそくクマ助は「がめ煮」を賞味していくことにした。福岡空港3階レストラン街のいちばん奥に、「おでん」の提灯を4つも5つもぶら下げた馴染みの店があって、福岡往復なら必ずこの店に立ち寄るのが最近の習慣である。

 ランチだし、夕方からお仕事があるからアルコールは厳禁であるが、酒なしでも旨い食べ物があればそれでちっともかまわない。注文したのは、何よりも「がめ煮」。さらに「おきゅーと」「イカ姿づくり」、熊本名物「馬刺」「からしレンコン」、鹿児島名物「さつま揚げ」と続いた。

 九州訪問に際し、九州各県の名産をテーブルに所せましと並べてニンマリする。このクマどんの勇姿を見よ。こうでなくちゃ、九州の若者の心をワシヅカミにするような大熱演は不可能なのである。

1E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 11/18
2E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 12/18
3E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 13/18
4E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 14/18
5E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 15/18
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