Sat 150704 第2期が始まる うーなぎ、うなぎ 700グラムの巨大ステーキを平らげた件 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sat 150704 第2期が始まる うーなぎ、うなぎ 700グラムの巨大ステーキを平らげた件

 7月26日、第1期が終わった24時間後、合宿第2期の生徒諸君を満載して、河口湖にたくさんのバスが押し寄せた。昨日まで5日間でもうアップアップの状態だった中年オジサマにとって、燃える生徒諸君の熱気のカタマリを身近に感じるのは、なかなか厳しいものである。

 そこでクマ助は一計を案じ、「昼食はうなぎを食べにいこう」と決めた。いそいそとホテル美富士園を出て、目指す「こなみ」は徒歩で30秒しかかからない。美富士園のお隣がビジネスホテルの「ルートイン」、「こなみ」はそのまたお隣である。

 そもそも今年の合宿は、冒頭にいろいろ調子が狂うエピソードが相次いだ。
① 渋谷から河口湖までのバスが3時間もかかった
② 毎年最初に訪れる「こなみ」が中国人団体で満員だった
③ 教室になるべき宴会場のクーラーが全く効かなかった
こなみ
(河口湖畔「こなみ」。どうしても初日にこの店に行きたかった)

 ①については、やっぱりオトリツブシの運命なんじゃないか。3時間あれば、東海道新幹線なら新幹線なら新神戸、東北新幹線なら新青森、ヒコーキなら北京か上海か、そういう長い時間であって、それだけ座席でガマンして、「やっとのことで河口湖」というんじゃ、うーん、やっぱり厳しいだろう。

 運営する京王バスのヒトが今井ブログを読んでいるとはとても思えないが、このごろは1日7000アクセスに達したりもする。「万が一」ということもあるかもしれない。無理しないで「山手通り経由、初台から中央道」という常識的なルートに変えた方がいい。それならおそらく2時間もかからない。

 ③は、25日から26日までのたった24時間のうちに、合宿スタッフとホテルの皆さんが結束してクーラーの修理と調整にあたってくれた。今日見てみると、おお、チャンと直っている。ありがたや&ありがたや。感謝&感謝のまた感謝。これで北のクマは、ドロドロに融けださずに済むというものである。

 こうして、残った問題は②だけである。第2期の今井クラスは、さらに人数が増えてちょうど100名。男子60名と女子40名の熱さと勢いを正面から受け止めるためにも、どうしてもうなぎの力を借りなきゃいけない。
うなぎ定食
(ついに「うなぎ定食」にありついた)

 今井君は、うなぎが大好きだ。うな丼、うな重、うなぎ定食。そういう食べ方もいいけれども、肝焼き ☞ 白焼き ☞ 蒲焼きの順番で、じっくり味わうのも悪くない。

 ウサギさんは、「うーさぎ、うさぎ、何見て跳ねる?」と質問されるが、もはや今井君の場合はは「うーなぎ、うなぎ、どんだけ食べる?」であって、日本中のうなぎが今井君をみると震え上がるというウワサである♡

 その点は、ステーキでも同じこと。ついこの間、日本ではなかなかお目にかかれない「700グラムステーキ」を平らげたばかりだ。恵比寿にあるアメリカ系の有名店であるが、店内の装飾もウェイトレスの服装も、ディズニーのホーンテッドマンションにソックリであった。

 どっちがどっちをマネしたんだか分からないが、どっちがどっちでもちっともかまわないので、肉さえ旨ければ何の文句もない。無理やりサラダを食べさせられるのと、フィレではなくてリブアイなのがマイナス要因だが、アブラが少なくてワシワシいける肉なら、クマ助は豪快に平らげてみせる。

 こうして諸君、700グラムのステーキは、見事にお皿の上で骨だけになった。実際には骨以外にもアブラのカタマリをお皿の上に放棄したが、とにかくアブラはイカンよ。無理して食べてもロクなことはない。
700g1
(恵比寿「ローリーズ」の700グラムステーキ。ナイフと比較すれば大きさを実感できるはずだ)

 こういうふうで、日本中のウシさんとウナギちゃんたちが、このクマ助を恐れているのである。しかしせっかくの河口湖だ。ウナギぐらいワシワシ貪って、合宿第2期に備えようじゃないか。

 5日前の「こなみ」ウルトラ大混雑については、「Sat 150627 うなぎを食べ損ねる」を参照。クマ助は贅沢だ。必死で席を確保しなければならない類いの食事はしたくない。7月21日のウナギは泣く泣くあきらめた。

 そういう経緯だから、7月26日正午、クマ助の決意には並々ならぬ激烈さがあった。「ここでウナギがダメならば、オイラの合宿ままならぬ」である。もちろん若い諸君は知らないだろうが、昭和の名曲:山本コータロー「走れコータロー」のフシで。「ここでオマエがダメならば、オイラの生活ままならぬ」であるね。
700g2
(700グラムステーキ。切り口も豪快だ)

 勢い込んで入っていった「こなみ」は、漢字では「湖波」。河口湖畔の店としては、なかなかオシャレな名前であるよ。入ってすぐ、お店のヒトたちが今井君をよくご存知の様子であるのに気づいた。ウナギ定食を注文するや否や、「東進の先生でいらっしゃいますよね」とおっしゃる。

 あんまりニコニコ嬉しそうにしてくれるので、ついついこちらも長話をしてしまった。「CMで見ました」という以外に、河口湖周辺には今井の元受講生も多いらしく、彼ら彼女らが今井ブログの大ファンでもあって、去年と一昨年の「こなみ」関連記事について、お店の人に話しにきたのだという。

「きたのだ」で「北野田」と変換するMac君に呆れながら書くのであるが、「夏になったらまたいらっしゃると思って、心待ちにしてました」とまで言われれば、同じウナギでもさらに数倍も旨くなるというものだ。

 やがて運ばれてきたウナギさん達もホントに嬉しそう。もちろんウナギ専門店ではなくて、「ほうとう定食」や「天ぷら定食」もある普通の定食屋さんである。普通の定食屋さんのウナギとしては、まあ「5日越しの夢を実現」ということもあるんだろうが、あっという間に平らげるほどに旨かった。
うなぎ
(うーなぎうなぎ、拡大図)

 この店もまた、中国人観光客の嵐である。5日前もそうだったが、昨日の駅前レストランと同じように、今井君以外は全て中国のオカタ。「中国語メニューあります」はむしろ当然であって、中国語ができないと客の対応は困難だ。

 昨日の駅前の店では、「ワカサギ定食って、何ですか?」というマコトに難しい質問が飛んでいた。例えば、「ワカサギ定食とは何か。100 words程度の英語で分かりやすく説明しなさい」という自由英作文が出題されたら、諸君はキチンと書けるかね?

「そんなの、出るワケないだろ?」というアナタ。今から20年ほど前、筑波大学の自由英作文は「親子丼とは何か。英語で説明しなさい」であった。ワカサギ定食だって、いつどこで出題の対象になるか、誰にも断言はできないのである。

 なお、駅前レストランのオバサマの応答はマコトにシンプル。「フィッシュ!!」というのである。おお、素晴らしい。フィッシュ!! 「定食」の部分と、「ワカサギをフライにした」の部分が完全に欠けているが、おお、お見事、「フィッシュ!!」は理解され、ものの見事に注文に至ったのであった。

 さて、ウナギでお腹もいっぱいになった。第2期の生徒たちもみんな到着した様子。それではあと5日、腹を据えて頑張りぬきますかね。

1E(Cd) Incognito:LIFE, STRANGER THAN FICTION
2E(Cd) Incognito:FUTURE REMIXED
3E(Cd) Incognito:ADVENTURES IN BLACK SUNSHINE
4E(Cd) Incognito:WHO NEEDS LOVE
5E(Cd) Incognito:NO TIME LIKE THE FUTURE
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