Tue 150630 2日目☞3日目、合宿は水平飛行中 驚きの確認テスト クラス平均9割超 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 150630 2日目☞3日目、合宿は水平飛行中 驚きの確認テスト クラス平均9割超

 合宿も2日目 ☞ 3日目となると、もう安定した水平飛行であって、勉強ずくめの生活に生徒諸君もすっかり慣れてくる。朝6時に起きてすぐ、発音&アクセントの学習に没頭。朝食後にはすぐに発音&アクセントテストがある。

 9時から1時間目の授業が90分。終了後すぐに今の授業の復習に励み、昼食後に確認テストを受ける。講師として最も感心するのはこの「確認テスト」の充実ぶりであって、出題形式としても読解問題・文法問題・時事的な語彙問題・整序英作文・発音アクセント問題を網羅し、ご丁寧にディクテーションも5問くっついている。

 普通の塾や予備校で、先生が無理して個人的に確認テストを作成しても、なかなか毎時間&毎時間こんな盛りだくさんなテストは作れない。まあ「愛情のこもった手作りプリント」みたいなものになるところだが、しっかりディクテーションまで入った確認テストとなると、今井君は講師としてマコトに誇らしい。
雨富士1
(3日目から、富士は雲に覆われるようになった 1)

 しかも諸君、生徒はみんな素直に確認テストでの満点を目指す。「みんな」とはどういうことかと言うに、例外なしに100%、1人も残らずに全員が満点を目指し、ほとんど「命がけ」と言っていいほど真剣に満点をとりにいく。

 授業終了から確認テストまで、個別学習に使える時間は1時間強にすぎないが、その1時間強の集中ぶりについては、ぜひ一度マスメディアで公開してほしいほどだ。書きまくって勉強している者もいれば、ひたすら音読に励む者もいる。

「満点じゃなきゃいけないんですか?」
「99点じゃダメなんですか?」
みたいな中途半端なことは、生徒もスタッフも決して口にしない。

 満点をとらなきゃいけないのは、この合宿では10年も前から自明の理になっていて、「1番じゃなきゃいけないんですか?」「2番じゃダメなんですか?」とか「正解は1つじゃないんだ」「生徒の数だけ正解がある」とか、そういうキレイゴトはしばらく脇に寄せておく。
雨富士2
(3日目から、富士は雲に覆われるようになった 2)

 今井クラスの最終目標は、「テキストを見ないで音読する」こと。文字を見ながらの音読回数が20回を超えた段階で、「見ないで音読」がだんだん可能になってくる。文字を見ながらエッチラ&オッチラ、やっとのことで声を出している程度の英語力では、ほとんど遊びに過ぎないのである。

 それが今年のCM冒頭でクマ助が挑発的に言っている「その英語、つかえんのか?」の意味であって、予備校の教室で「こなれた日本語にしないと減点だ」「5文型が分かれば英語はスカッと分かるんだ」とか、悠長なことをやっていると、「その英語、つかえんのか?」とクマがニカッと笑うのである。

 文字を目で追いながらほうほうのていで発音している英語力じゃ、読むことも話すことも書くこともできるようにはならない。それを合宿初日に生徒諸君にちょっと厳しめの口調で言い渡してある。
読解
(毎回この長さの読解問題を1問、テストゼミ形式で扱う)

 すると、何と素直で誠実な熱い生徒諸君じゃないか。2日目には生徒の7割、3日目ともなるとほぼ全員が、「見ないで音読」にチャレンジし始める。しかも実際に出来ている。文字を見ないでも、口から溢れ出てくるのである。

 だから確認テストでも、当然のように満点が続出する。95人のうち30人近くが満点のこともある。クラス平均点は9割を軽く超える。もちろん「愛情タップリ手作りプリント」ならこの状況も可能だろうが、すでに述べた通り、中身でも形式でもウルトラ良問がズラリと並び、ホントの模擬試験みたいな充実ぶりである。

「ホントの模擬試験」と書いてから少しクマ助はうろたえる。それって「ホントの模造品」に近いじゃないか。しかしまあ揚げ足をとるのはよしてくんなまし。だって下の写真を見てくれたまえ、ホントの模擬試験みたいじゃないか。

 授業をしている今井君でも、この平均点は信じがたい気がする。しかしどんな時にも「基礎基本徹底」を訴えかけている今井君として、「見ないで音読」までクラス全員がたどり着けば、全員満点も夢ではないような気がする。
確認テスト
(確認テスト。裏にも問題が続いている)

 13時半から再び授業。15時まで授業をして、そのあとはまた個別学習。ここでもまたひたすら書き&ひたすら音読して、17時から確認テスト。またまた平均点9割超。スタッフは声を嗄らして、「9割と満点とでは全く次元が違うんだ」と生徒たちに語りかけ、満点を逃した生徒は悔しさに思わず涙ぐんだりする。

 夕食の席でも音読が続き、その後のお風呂でも、大浴場には何やら英語の音声が流れている。発音アクセント教材のネイティブ録音であるが、シャワーを浴びながらでもそのぐらいだったら十分に聞こえるはずである。

 そこまで行くと「いくら何でもヤリスギなんじゃないの?」であるが、生徒諸君もスタッフのみなさんも、ヤリスギだと分かってやっていることであって、「たった4泊5日のことだ、そのぐらい構わないじゃないか」と暗黙の了解済みなのである。

 20時半からは、ここまで4回分の授業の「まとめテスト」がある。これもまたクラス平均9割、それどころか、満点が95人中60人、平均99.3点などという恐るべき事態に直面したりする。
例文
(1回の授業について、音読用短文が20ずつついている)

 ビックリしてもいられないので、21時からこの日の最終授業。終了は22時半。この時間帯は「会話体長文」がテーマであって、ホンの少しだけ息抜きが許される。まあさすがに今井君だ、合宿であっても大爆笑が連続するのは当然だ。

 で、また個別学習1時間 ☞ 確認テスト。当然またクラス平均9割。「いやはや1日中ご苦労さまでした」であるが、もしもこんな充実の日々を1ヶ月続けたとしたら、もう一生英語なんかで苦しむことはなくなるんじゃないか。

 思わず「どうですか、1ヶ月合宿を企画して、『もう一生、英語は大丈夫そうです♡』と言わせてみませんか?」と呟きたくなるが、ウカツにそんな提案をしようものなら、「じゃあオマエが講師な!!」ということになりかねない。ボクチンはとてもこんなキビシー世界に、1ヶ月つきあう気力も体力もありませんです、はい。

1E(Rc) Darati & Detroit:STRAVINSKY/THE RITE OF SPRING
2E(Cd) 東京交響楽団:芥川也寸志/交響管弦楽のための音楽・エローラ交響曲
3E(Cd) デュトワ&モントリオール:ロッシーニ序曲集
4E(Cd) Anita Baker:RHYTHM OF LOVE
5E(Cd) S.François& Cluytens & Société des Concerts du Conservatoire:ラヴェル/ピアノ協奏曲
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