Sat 150620 キツいスケジュールが続く いきなり暑すぎる&汗臭い 北習志野も超満員 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sat 150620 キツいスケジュールが続く いきなり暑すぎる&汗臭い 北習志野も超満員

 今週のスケジュールは、さすがにキツい。夏の全国行脚に加えて、午後いっぱい授業収録が入っていたりする。2015年の過去問解説であるが、今日は明治大学文学部、19日日曜日は名古屋大学、それぞれ一気に全問の解説を終わらせる。

 もちろん今井君は授業のウルトラ名人♡であって、どんな授業でも必ず1回でカンペキなものに仕上げることができる。10年前に東進に移籍してきてから、時間内に終われなかった経験は3回しかない。

 90分授業を90分で終えられないことを、この業界で「尺に入らない」というが、10年も授業をやっていて「尺に入れられませんでした」が3回しかないというのは、ほぼ奇跡と言っていい。チャイムと同時に全ての解説が終わるのである。自分で自分にホレボレする♡

 そういうフシギな才能のオカゲで、授業収録自体はちっとも苦にならない。しかしさすがにクマ助も中年だ。授業収録と公開授業が同じ日に連続すると、それなりに疲れも感じるのである。ワイシャツ1枚で2つの仕事をこなせるのは、洗濯代を節約できて便利だけれども、そのぶん肉体と精神がヘロヘロになる。
北習志野1
(北習志野も超満員)

 愚痴を言うようだが、先週末から東京はスーパー猛暑である。この猛暑続きでも「いやいやまだ梅雨は明けていない」と言い張る気象庁のカタガタもたいへんだろうが、肉体と精神がヘロヘロなところに授業の予習&激しい公開授業が重なると、ヘロヘロ君は単なるヘロヘロを通り越して、ヘロヘロのヘロ君、ヨレヨレのヨレどんになる。

 今週のスケジュールは、13日が北習志野、14日新宿、15日向ケ丘遊園、16日成増、そして17日が川越。首都圏の人にしか通じないような街の連続で、夕方の通勤電車での移動が続く。

 もちろんどんな小さな街に出かけても、クマ蔵は熱意ムンムンの激烈な公開授業を展開する。しかし諸君、連日夕暮れの通勤電車に揉まれて会場に駆けつけるのは、なかなかの負担なのである。

 まず、心を慰める花やかさに欠ける。ヒコーキのプレミアムクラスにふんぞり返って「ビューン」とか、新幹線のグリーン車にもっとふんぞり返って「ゴーッ」とか、アップグレードでスイートルーム♡とか、そういうエピソード一切なしのガタン&ゴトンな日々なのである。

 電車車内のクーラーの効きが悪かったりすると、凍えるほど冷えきった冷房が大好きなクマ助は汗をダラダラ流しながら、真夏の油照りの野良犬よろしく、口から舌を吐き出してスー&ハー喘ぐしかない。

 そして諸君、夕方の通勤電車は疲れきったオジサマたちの汗臭い体臭に満ちている。腕と腕が触れあえば、汗でジットリ湿ったオジサマ肌の感触をモロに感じることになる。いやはや、たいへん心地よい♨じゃないか。
北習志野駅
(北習志野駅)

 首都圏の公開授業では原則として祝勝会がないから、夜中の電車に乗って1人ぼっちの帰り道、重い「トボトボ感」もつのる。向かいの席に座ったオジサマ4人が、上司の悪口と部下に関する愚痴で盛り上がっているのを聞きつつ、「おお、みんな疲れているんだな」と実感する。

 まあ、今週はそういう日々だ。クマどんのキツさを、ぜひ理解してくれたまえ。こんな時にホントに嬉しくなるのは、会場で今井君を迎えてくれる校舎サイドの熱心さである。

 昨日は、北習志野であった。諸君、北習志野はマコトに遠い。地下鉄千代田線で大手町まで20分、大手町で東西線に乗り換えて30分ほど。西船橋の駅でさらに「東葉高速鉄道」と言ふものに乗り換える。

 あとは各駅停車で、東海神 ☞ 飯山満 ☞ 北習志野。「飯山満」についてはこのブログでも以前書いたことがあるが、諸君、これで「ハサマ」と読む。誰がどう見ても「イイヤマ ミツル」であって、Mac君でさえ「いいやまみつる」と入力すれば一発で飯山満と変換する。
村の里
(北習志野「ろばた焼 村の里」。まあこんな感じの駅前だ)

 誰なんだ、イイヤマミツルって。自分のフルネームを駅の名前にするなんて、どういう権力を握ったんだ? 例えばイタリアでそんなことのできるのはガリバルディぐらいであって、イタリア中どこに行っても駅も広場も通りの名前もガリバルディであるが、そのガリバルディだって、「フルネーム」には至っていない。

 そのうち秋田県あたりに今井宏駅でも作れるように頑張りますかね。とか、まあそういうことを考えてニタニタしているうちに、懐かしい北習志野の駅に到着。新京成電鉄との乗換駅であるが、新京成と東葉鉄道の乗換じゃ、目立たないことこの上ない。

 そして北習志野の街それ自体も「目立たないことこの上ない」という点に関しては、他のどこの街と比較してもヒケをとらない。最初は「なぜこの街に我々の校舎が?」であり、余りの不思議さに思わず唸り声が湧き上がった。

 最初にここに来たのは、確かもう5年か6年昔のことである。秋の雨がシトシト降る日曜日の午後、傘を差して校舎を探しあぐねた日の気持ちを今もしっかり記憶している。

 あれから何度も北習志野訪問を繰り返し、今回は5回目になる。初めての訪問の時、目の前に50人もの生徒が存在することにビックリしたものだったが、来るたびに生徒の数は着実に増えて、こうして常に100名を確保するほどになった。
ケーキ
(北習志野でいただいたケーキ。おいしゅーございました)

 今回は高2&高1だけで約100名が集まってくれた。写真を見て、諸君も「北習志野でこんなに集まったの?」と、是非ビックリしてくれたまえ。キチンと誠実に努力を続けていれば、ド派手なミラクルを期待しなくとも、生徒は着実に増えてくるものだ。

 使用したテキストは、「Dタイプ」。いちおう事前の予習を前提としたテキストだが、予習ナシでもまあ何とかなる。ただし、センター試験に向けての戦略と戦術を語るバージョンなので、高2&高1の夏に聞くには少し早すぎるかも知れない。

 机ナシ椅子のみの状態で、メモをとりまくるのが難しいのが、どうしても気がかり。ボードの位置が低すぎて、後方座席の諸君はボードの下半分がよく見えない。ボードがユラユラ大きく揺れて少し書きにくい。しかし、講師がそういう気難しいことを言いはじめたら、もうキリがないのだ。

 この北習志野の街で、しかも高2&高1に限定して、100名も集めてくれたスタッフ諸君に、感謝感謝&大感謝である。あとは今井君の熱烈な講義に生徒諸君が感激してくれて、一刻も早く本格的な勉強に取り組んでくれることを願うだけだ。
北習志野2
(北習志野の大盛況、逆サイドより)

 いやはや、今夜も熱く燃え上がった。燃え上がっても燃え尽きないのがさすがクマ助であって、きっと今日初めて我々の校舎を訪れてくれた高校生諸君も、「よーし、すぐに始めるべ♨」と大きな力こぶを作ってくれたと信じている。

 しかも諸君、「帰り道のトボトボ感」とか何とか言っておきながら、実際の今井君は
① 北習志野でいただいたケーキに心を癒され、
② 帰ってきた東京都渋谷区の小さな飲み屋さんでの単独祝勝会で、肉体も精神も200%の充電済み
であって、今朝もまたパンパンに元気。これから吉祥寺のスタジオへ、さらに新宿の公開授業へ、37℃超の炎暑なんかモノともしないつもりである。

1E(Cd) Grindenko:RUSSIAN MEDIEVAL CHANT
2E(Cd) Luther Vandross:SONGS
3E(Cd) Akiko Suwanai:DVOŘÁK VIOLIN CONCERTO & SARASATE
4E(Cd) Akiko Suwanai:SIBERIUS & WALTON/VIOLIN CONCERTOS
5E(Cd) Kiri Te Kanawa, Solti & London:MOZART/LE NOZZE DI FIGARO 1/3
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