Sun 150118 金とプラチナ シンガポール、夜の禁酒令 熊谷で大盛況 半次郎の怪力納豆 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sun 150118 金とプラチナ シンガポール、夜の禁酒令 熊谷で大盛況 半次郎の怪力納豆

 現在、日本では金とプラチナの値段が逆転している。この事態に、今井君の頭上にビックリマークが浮かんで、大きな雲のようにモクモク漂ったままである。諸君、埋蔵量から言っても、金属としての価値から見ても、プラチナは金より上位にあるべき金属である。世界中どこへ行っても、プラチナの値段は金より高い。

 それなのに2月10日の日本では、金1グラム5147円、プラチナ1グラム5091円(田中貴金属情報)。こんな奇妙な事態になっては、例えばクレジットカードの「プラチナ」「ゴールド」の位置づけにも影響が出るんじゃないか。ゴールドカードなら若者でも比較的カンタンに手に入るが、プラチナへのカード会社の審査は厳しく、ちょっとやそっとでは審査通過は望めない。

 今井君がヒイキにしているホテルチェーンでも、ゴールド会員とプラチナ会員の落差はたいへんなもの。年間20泊でゴールド会員にはなれるが、プラチナ会員となると年間50泊しなければならない。

 20泊なら、長期滞在2~3回でクリアできる。しかし「年間50泊」ということになると、要するに「1週間に1回は宿泊している」ということであって、決まった街に定期的に出張を繰り返す類いの職業についていないとムリ。ゴールドとプラチナのステイタスは、そのぐらい懸け離れているはずなのである。

 昨年の貴金属市場でもしばらくの間、ゴールドとプラチナの逆転現象があった。盛んに「金を買いましょう」「激動の時代だからこそ安定資産の金を持ちましょう」とテレビCMが入る国だから、つい富裕層のオカネがプラチナよりゴールドに流れがちなんだと思うけれども、こんな逆転が長く続くのは、うにゃにゃ、マコトにフシギな話である。
熊谷1
(埼玉県熊谷の大盛況)

 「シンガポールで夜のお酒の提供が禁止される」という情報にも、クマ助は驚きを禁じ得ない。楽しそうな飲食店が運河沿いにズラリと並び、実際に入ってみてもついハシャギすぎるほど楽しかったのに、「○○時を過ぎました。お酒は提供できません」と冷たく突き放されてみたまえ。せっかくの夜が台無しになりかねない。

 報道によれば、シンガポール政府の発表として
「2014年、酒が原因の暴動が47件、傷害事件は115件。そのうちの90%が22時30分以降に発生している。住民の安全のために思い切った措置が必要だ」
とのことである。「暴動」が50件近いとは、確かに恐ろしい。

 この法案が発効した後、禁止時間帯に飲酒できるのは、自宅やホテルの自室、許可されたバーやコーヒーショップ内に限定される。違反者には1000シンガポール$以上の罰金、または最長3カ月の禁錮刑が科される。うへ、罰金は、約9万円でござるよ。

 シンガポールはマナーにものすごく厳しいお国柄。地下鉄の中でガムを噛んだり、ペットボトルの水をグビグビやっただけで、キツいお叱りを受けることになっている。路上やお店での喫煙なんかトンデモナイが、とうとう今度はお酒にオハチが回ってきた。

 クマ助としては、「去年のうちにシンガポールに行っといてホントによかった」である。品行方正な今井君は別に酒なしでも構わないが、途中までワインとともに盛り上がっていた夕食の席で、いきなり「この時間帯からはダメです」というヒトコトは、やっぱりたまらないと思うのだ。
熊谷2
(何となく怪しい雰囲気)

 そういういろいろなニュースにビックリしながら、2月8日の今井君は埼玉県熊谷に到着した。「熱いぞ、熊谷」であり、日本一熱い夏にプライドをかけるこの街も、今は真冬の真っ盛り。北西の方角から北関東の強烈なカラッ風が吹きつけ、風に向かって真っ直ぐ歩くことも困難なほどである。

 ただし、さっきまで冷たい雨に濡れていた街なのに、不思議や不思議♡、まるでクマ助の到着を待ち受けていたように雨は止み、西の空から明るい太陽が輝きだして、冬の夕暮れの熊谷はオレンジとピンクの暖かい光に包まれた。

 「ウソだ」「大袈裟だ」とおっしゃるアナタ。お疑いなら、2月8日午後の熊谷のお天気について、気象庁なり何なりに問い合わせてみていただいてもいい。クマ助の熊谷到着は、14時半すぎ。まさにその瞬間に「雨がピタリ上がった」というデータが残っているはずである。

 いったんホテルにチェックイン。いつもの馴染みのホテル。1年に2回のペースで、この10年で20回近く宿泊した計算になる。今朝の八戸でお風呂に入るヒマがなかったから、「仕事の前にヒトップロ」と考えた。
熊谷3
(熊谷での大熱演)

 その「ひとっぷろ」という考え自体はよかったのだが、シャツやパンツを勢いよく脱ぎ捨てて湯船に飛び込んだ瞬間、「ピンポーン!!」と一声高く呼びかける者がいる。そんなに勝手に「ピンポーン!!」と言われても、応答できる時とできない時がある。お風呂の中の今井君は居留守を決め込んだ。

 ところが諸君、訪問のヌシは合鍵を持っているらしく、言語道断なことにドアを開けて闖入を試みる。それもカナリの怪力であって、「ドアチェーンも砕け散れ!!」とばかり、マコトに激烈な響きが部屋に轟いた。いやはや、ドアチェーンに助けられたが、クマ君の毛モジャラな入浴姿を、危うく目撃されるところであった。

 尋ねてみるに、怪力の持ち主は部屋の清掃係のオカタ。「空気清浄機の具合がどうなのか、確かめようと思いまして」とのことであった。「うにゃ、そういう時は、まず電話。いきなり合鍵はヤメましょう。お願いしますよ」であって、身の毛もよだつ午後の経験に、首をすくめる思いであった。
もつ煮
(祝勝会は居酒屋・半次郎。モツ煮、おいしゅーございました)

 熊谷でのお仕事は、18時30分スタート、20時終了。出席者は約120名。高校の先生方も出席されている中、基礎基本徹底編の90分は、昨日の八戸に引き続いて「抱腹絶倒の90分に腹筋が耐えられるか?」という世界。いやはや、大いに盛り上がった。

 教室はもちろん、校舎のいたるところに貼り出されたポスターには、今井君と並んで古文のウルトラ先生の顔がある。「熊谷の春シリーズは、この2人でキマリ!!」ということであるらしい。今井君で大爆笑 ☞ 腹筋を鍛えた1ヶ月後、3月15日にはウルトラ先生の大爆笑で背筋も鍛え上げる。マコトに素晴らしい企画である。

 笑って笑って笑いまくった後にしか、驚くべき実力向上などありえない。腹筋と背筋を鍛えあげ、集中力が研ぎすまされれば、必ず結果はついてくる。熊谷周辺の受験生は、3月15日、ぜひ熊谷校に集いたまえ。
怪力納豆
(居酒屋・半次郎の「怪力納豆」。糸と糸がよじれて切れなくなるほどかきまぜてから食す。おいしゅーございました)

 祝勝会は、校舎から近い居酒屋「半次郎」。いつもなら「ラグビーファンの集まる店」での祝勝会になるのであるが、このごろ今井君は「ラグビーの話を聞きたくない」というぐらい、ムクれ放題にムクれ、ラグビーの「ラ」の字も見たくない。その気持ちを酌んでくれたスタッフが、由緒正しい老舗の居酒屋を予約してくれた。

 モツ煮込み、おいしゅーございました。怪力納豆、マコトにおいしゅーございました。は?何ですって?「怪力納豆?」であるが、これは居酒屋定番のネバネバ料理。今井君の大好物である。

 納豆・山芋・オクラなどのネバネバ食材に、タマゴの黄身とコマギレのイカやタコを混ぜて徹底的にかきまぜる。糸と糸が絡まりあって、ものすごいネバネバぶりを発揮したシロモノを、大きな海苔にのっけて一口でワシワシ&ヌルヌルやるのである。

 クマ助なじみの下北沢「晃月」などでもよく注文しているが、イカとタコが入ったのは初めての経験。「怪力納豆」というネーミングも素晴らしい。ホントにおいしゅーございました ☞ たのしゅーございました。

1E(Cd) Ashkenazy(p) Müller & Berlin:SCRIABIN SYMPHONIES 3/3
2E(Cd) Cluytens & Société des Concerts du Conservatoire:RAVEL/DAPHNIS ET CHLOÉ
3E(Cd) Wand & Berliner:BRUCKNER/SYMPHONY No.4
4E(Cd) Blomstedt & Staatskapelle Dresden:BRUCKNER/SYMPHONY No.7
5E(Cd) Wand & Berliner:BRUCKNER/SYMPHONY No.8 1/2
total m98 y98 d15424