Wed 141231 名目上の大晦日 テンテコ舞い キリキリ舞い 北習志野で仕事始め 祝勝会始め | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Wed 141231 名目上の大晦日 テンテコ舞い キリキリ舞い 北習志野で仕事始め 祝勝会始め

 ブログ名目上の日付は、12月31日。今日が2014年の締めくくりであって、年末ジャンボ宝くじの抽選はあるは、もうすぐ紅白歌合戦が始まるは、キッチンではママがちょっと不機嫌な様子でおせち料理の仕上げにかかっているは、オウチの中はテンテコ舞いの状況であるはずだ。

 ということになると、「テンテコ舞いって、どんな舞なんだろう?」と疑問に思わないヒトはいない。テンテコとは、祭りや神楽で使われる小さな鼓のこと。テンテコの最後の「コ」は、「鼓」の文字だったんじゃないかと思うが、まあそのテンテコの音に合わせて激しく舞う様子から「テンテコ舞い」という表現が定着した。

 しかし諸君、どんなことにも「別の説」を考えだすヒトがいて、「いやいやそうとは限らない」とヒザを乗り出してくる。「むかし『手古舞』という舞があって、女性が男装し、祭りの行列やミコシの先頭に立って舞を披露しながら進んだ。その『てこ舞』が語源」とおっしゃる。
にゃご
(ニャゴロワは相変わらず元気だ)

 そこで向学心あふれる今井君は「てこ舞」を辞書で調べ、「うぉ、広辞苑にも載ってるじゃないか」と感激する。「手古舞」は、本来は「梃前」。「テコの前」ということであって、江戸時代の祭りの余興であったという。

 芸者さんたちが男のマゲを結い、片肌を脱いで、袴・脚絆・足袋にワラジ姿で練り歩く。背中には花笠、片手に鉄の棒をつき、もう片方の手にはボタンの花の扇を持って優雅にあおぎながら、木遣りを歌いつつ江戸の町を進んだ。今も神田の祭礼で見られるんだそうな。

 おやおや、凄まじい限りの行列であるが、そこまで派手にやられると、あんまりテンテコ舞な感じはしなくなる。やっぱり小さな鼓を打って、「テンテコ、テンテコ、ステテン&ステテン、テンテコテンテコ&テンテコ舞」なほうが、その語感にピッタリ来るんじゃなかろうか。

 辞書が詳しすぎたので、「ネットで検索」というお気軽&ゴキラクな方法も試してみた。すると諸君、ググった結果は
  ① てこ舞(あじびるグループ)
  ② ステーキ食べ放題 てこ舞 梅田本店
  ③ お好み焼き たこ焼き てこ舞 東梅田店
  ④ うどん学校 てんてこ舞い
の順。うにゃにゃ、やっぱり今のところ日本は、マコトに平和な素晴らしい国である。
なで
(ナデシコも元気)

 すると今度は「キリキリ舞いって、どんな舞なの?」と来ちゃうね。だってそうじゃないか、テンテコ舞い1つでこんなに勉強になるんだから、じゃあ「キリキリ舞いも検索♡」と思わないようじゃ、あんまり勉強家とは言えないよん。

 しかし諸君、ググってみた結果を申し上げれば、「素晴らしい、全く素晴らしい」であって、トップに上がってきたのは「きりきり舞 ラーメン・不動前」。「あの『葉月』直系。『葉月』で5年修業し認められて独立」とある。

 夕方までヒマなので、クマ助は早速その「食べログ」をクリック。うーん、これって、ホントにラーメン? 「店舗トップ」に出て来た写真には、麺が見えません。スープも見えません。「ちょっとのっけすぎちゃうか?」な感じに、キリキリマイというよりも、微かなメマイを感じるのであった。

 そこで「きりきり舞い」の本質ないし語源であるが、これが諸君、「テンテコ舞い」とも関連があるのであって、テンテコ舞いを舞っているうちに、片足を軸にして大工さんのキリみたいに激しくクルクル舞うような動きになる。キリみたいだから、キリキリ舞い。まあ一応「それで分かったことにしておこう」である。

 しかし、もしもそうなら「キリ舞い」であって、「キリ&キリ」と2回重ねる意味が分からない。むしろ「クルクル舞い」なんじゃないか。「キリ舞」と「クルクル舞」が溶けあっちゃったのかいな。いやはや、難しい。そこから先は諸君が調べてくんなまし。
北習志野
(1月23日、2015年の仕事始め。千葉県北習志野の大盛況)

 さて、やっと今日の記事冒頭に戻るが、今日はブログ名目上の大晦日。2014年も滞りなく静かに穏やかに終わりを告げようとしている。まあいろいろあるにしても、とにかくマコトにおめでたい。

 思い起こせば2009年12月の東ヨーロッパの旅の途中、インターネット環境のあまりの劣悪さにイヤケがさして、2週間ほどブログ更新を怠けてしまった。実際の日付と名目上の日付が1ヶ月近くズレたのはあの時であって、約4年にわたってズレたまま遅れを解消できないでいる。

 知人友人の中には、「そんなのゴマかしちゃえばいいじゃん」「バックレちゃえばいいじゃん」「たかがブログだろ」と苦笑する者もいるけれども、今井君はそうは思わない。

 何しろ2008年6月5日のブログスタート時に、「10年続ける」「1日も休まない」と宣言しているのだ。自分でした宣言を最後まで遵守しない講師なんて、クマ助は「ありえない」と考える。

 だから、1ヶ月近く遅れてしまって「オレって、もしかして旧暦で生きてるのかな」と頭を掻きつつ、旧暦のお正月が目前に迫った1月24日、こうして大晦日の記事を書いている。
 
 「いったいいつ追いつくのか」であるが、まだ先は長い。焦らず落ち着いてチャンスをうかがっている。「10年続ける」んだから、追いつく期限は2018年6月4日。何だ、まだ3年以上、チャンスはタップリ残っている。
ケーキ
(北習志野でケーキをいただく)

 1月23日、実はこの日が今井君の「仕事始め」であって、12月18日の練馬区石神井で200名超の大盛況に感激して以来、約1ヶ月のお休みを満喫してきた。久しぶりのお仕事は、千葉県北習志野。東京は強風の吹き荒れる1日で、中野駅付近で架線に付着物があり、そのせいで地下鉄東西線は終日ダイヤが乱れた。

 そのダイヤの乱れきった東西線に、まさにクマ助は乗車していたのである。普段は爽快に海岸線を飛ばしていく快速電車だが、「本日は快速運転を中止いたします」とのことで、北習志野まで1時間半もかかってしまった。

 で、仕事始めであるが、何と140名もの参加者が集まってくれた。西船橋から内陸に2駅ほど入り込んだ、小さな小さな駅である。諸君ももしチャンスがあったら、「北習志野」を訪れてみたまえ。

 「東葉高速鉄道」と「新京成電鉄」とが交差する、マコトに小さな町。駅前の雑居ビル、お隣のテナントは新体操教室。そういう会場に高校生が140名も詰めかけて、椅子が足りなくなるは、あまりの爆笑の連続に酸欠状態に近づいていくは、今井君のお仕事は、仕事始めのその夜から、すでに感激のシーンとなった。
鰤鍋
(新宿「魚民」で単独祝勝会。ブリの味噌鍋がそれなりに旨い)

 今夜の司会を務めてくれたのは、「今井先生の授業をたくさん受けて、ビックリするぐらい成績が上がりました」と思い出を語る大学生女子。素直かつ熱心に今井君の話に熱中してくれる生徒諸君に囲まれ、今年もまたこういう感激のシーンが連続することになりそうだ。

 首都圏の夜の「単独祝勝会」もまた忘れてはならない。東京に戻る時間帯になってもまだ地下鉄東西線のダイヤは乱れたままだったが、それでも22時半には何とか新宿に到着。お馴染み「魚民・新宿西口店」での慎ましやかな祝勝会に足を運んだ。

 ただし、考えてみたらこの日は金曜日。給料日なんかも集中した週末の新宿、しかも「魚民」の類いが10軒も15軒も入った雑居ビルであるから、雰囲気はマコトにワイルド。エレベーター前で絶叫している困った若者の波をかき分けながら店の奥に進むのに、若干ウンザリした冬のクマ助であった。

1E(Cd) Solti & Wien:WAGNER/DIE WALKÜRE④
2E(Cd) Solti & Wien:WAGNER/DIE WALKÜRE①
3E(Cd) Solti & Wien:WAGNER/DIE WALKÜRE②
4E(Cd) Solti & Wien:WAGNER/DIE WALKÜRE③
5E(Cd) Solti & Wien:WAGNER/DIE WALKÜRE④
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