Tue 141125 西宮でお手紙をもらう 「音読のやり方は?」 葛飾区金町の大盛況に感激 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 141125 西宮でお手紙をもらう 「音読のやり方は?」 葛飾区金町の大盛況に感激

 12月18日、仕事納めの1日はなかなか忙しい。19時半から西武池袋線・石神井公園駅近くでの公開授業には、200名に迫る生徒たちの参加が予定されているが、その前に13時から吉祥寺で「激励メッセージ」の収録がある。

 せっかく吉祥寺まで行くのに、激励メッセージの制限時間は、わずか1分である。「1分」と言われてチャンと1分を守る講師は少数派であるが、今井君はマコトにエラいから、1分と言われたら意地でも1分を守りたい。

 当然なんとなく素っ気ない感じの激励メッセージになってしまうけれども、受験直前期の諸君のためには、そのぶん「まとめ講座」に全力を注いだのである。収録からもう1ヶ月以上の時間が経過する。おお、あの収録の3日間、今井君は我を忘れてボンボン燃え上がったのだった。

 さっき聞いた情報だと、昨日だか一昨日だかから、ついに受講可能になったとのこと。受験生諸君、高卒生も高3生もどんどん遠慮なく受講してくれたまえ。きっと近い将来、間違いなく「伝説の名講座」の1つになるはずだ。

 ウルトラ&スーパー♨ベテランのクマ助が、骨身を削る思いで精選し、「腕も折れよ」と激しく板書し、「ノドも避けよ」と語り尽くした。星飛雄馬の眉毛もビックリのベスト講座。メラメラ燃え上がるクマ助の瞳は、星一徹をもタジタジとさせるほどである。
京成1
(疲労の目立つ昭和レトロ電車。京成金町駅にて 1)

 ただし、「恥ずかしくなるカメラ目線」ではないから、諸君、安心してくれたまえ。ブースの至近距離でジーッと熱いカメラ目線に見入っていると、酔っぱらったみたいな気分になるそうな。賢い今井君は、あえて意識してカメラ目線を一定の頻度で外してさしあげる。そのぶんキチンと授業に集中できるから、男子も女子もどんどん寄っといで。 

 話の順番が前後するけれども、12月16日の西宮で、ある高3生からお手紙をいただいた。思い切って直接話しにくればいいのに、「受験直前の高3生が訪れたら今井先生の迷惑になるだろうから」と遠慮して、校舎長先生にお手紙を託したというのである。

 その感謝のお手紙を読んで、今井君は歓喜に耐えない。高2の冬、彼女はセンター試験模試で4割程度の得点しかとれなかった。そこで校舎長に勧められ、今井先生の「センター英語講座」を受講してみた。

 40%しか得点できない状況でこの講座を受講するのは勇気が必要だったが、校舎スタッフの強いススメで思い切って受講をスタート。するとあら不思議、半年も経過しない高3の夏休み、センター模試の成績は早くも8割を突破した。要するに得点はあっという間に2倍になったのである。

 いやはや、あの講座のクマ助も熱くボンボン燃えている。あの熱さと緻密な授業を経験すれば、4割から8割へ、得点が2倍に伸びたのも、別に不思議はないし、こういう例は他でもたびたび報告されている。諸君も、彼女に続きたまえ。今の成績を考えて遠慮したり、臆病になったりしている必要はないのだ。
京成2
(疲労の目立つ昭和レトロ電車。京成金町駅にて 2)

 なお、彼女はお手紙に次の2つの質問を書いてきてくれた。
  A 音読の正しい方法は何かありますか?
  B 文法をもっとやりたい。何をやればいいですか?
というのである。

 Aについては、マコトに多くの生徒諸君から質問を受けるので、明日か明後日にでもブログに詳細を書こう。きっとみんなメッタヤタラに複雑で難しいことを考えているらしいのだが、「音読ははるかに単純でいいのだ」という点が最も重要である。

 Bであるが、うーん、今日はどうしても宣伝が多くなってしまう。間違いなく「まとめ講座」の受講、特に今井君の「英語超頻出事項のまとめ」を受講して、イヤになるほどタップリ笑い、腕に湿布を貼らなきゃならなくなるほど、「これでもか!?」とたくさんメモをとり続けたまえ。

 笑いとメモの疲労の後に、快感と集中力アップが待っている。同じことを2日も3日も続けて書くときっと嫌われるけれども、嫌われたってちっとも構わないので、大切なことは何度でも繰り返しておく。

 さて、こうして16日、西宮でのお仕事は祝勝会まで含めて滞りなく終了。近い将来の再会を約して校舎スタッフの皆さんと別れを告げたが、ギリギリになってクマ助は「加古川のマジシャン氏」を思い出した。

 11月5日の加古川からの帰り、ロング缶のビールを飲みながら、2人で熱く語り合った。あの直後、ホテルから締め出されてクマ君はますます熱くなってしまい、マジシャン氏のことをすっかり失念してしまったのだった。
高砂
(京成本線、高砂駅)

 12月17日午後1時、大阪インターコンチをチェックアウトする。今年1年、ホントにこのホテルにはお世話になった。思い起こせば1月3日、人形浄瑠璃を見るためだけにお正月の大阪にやってきて、自分がどこにいるのか分からなくなるほど広い「レジデンス」という部屋に泊まらせてもらった。

 あれから12ヶ月、「気がつけばこのホテルの部屋にいる」という具合。そりゃ11月には何のハズミか2夜連続で締め出されたが、こんなにお世話になっているのに、その程度で文句の言えた筋合いではないだろう。来年もまた1月3日の人形浄瑠璃からお世話になる予定である。是非よろしくお願いしたい。

 爆弾低気圧の影響は伊丹空港にも及んで、東京行き28便は出発が20分遅れた。その直後、クマ助の乗る30便・15時00分発は、幸いなことに定時運行になったけれども、「こんなに揺れたのは久しぶり」というぐらい、羽田での着陸に苦労していたようだ。
金町1
(金町も驚異的な大盛況)

 羽田からクマ助は、夕暮れの寒風吹きすさぶ中を葛飾区金町に向かう。「どうやって行くの?」であるが、品川まで京急線、品川から都営浅草線で京成高砂、京成高砂からは「京成金町線」というレトロ電車に乗り換えて、合計1時間20分の長旅である。

 しかしとにかく乗り換えが少ないのがこのルートのメリット。京急☞都営浅草線☞京成と、3つの会社が相互乗り入れしていて、乗り換えは京成高砂での1回だけで済む。

 旅は、昭和の町工場が立ち並ぶ大田区から始まり、オシャレな都心中の都心を縦断した後は、浅草 ☞ 本所吾妻橋 ☞ 押上 ☞ 曳舟 ☞ 四ツ木 ☞ 立石 ☞ 青砥 ☞ 高砂。台東区・荒川区・葛飾区と、下町中の下町を縫って走っていく。

 ホンの30年前、立石の駅前にはまだ「血、買います?」という看板があった。立石から四ツ木あたりは、岩波文庫にもなっている戦前のベストセラー、豊田正子「綴方教室」で有名。その舞台は、立石一丁目の葛飾区立本田(ほんでん)小学校である。
金町2
(金町で盛りあがるクマ助)

 そういうことを思いながら、高砂で乗り換え。たった4両編成の「金町線」は、寅さんの故郷・柴又を過ぎ、10分ほどで金町に到着。いかにも昭和なレトロ電車は、「オレはもう疲れたよ」と呟きながらマコトに不承不承に走る。金属部分にも黄ばみが来て、「寒風のなかホントにお疲れさん」の声の1つもかけてあげたくなる。

 金町でのお仕事は、19時から。約120名が参加してくれたが、この120名という数字、もし駅前の様子を見たら、諸君は間違いなく「驚異的」と感じるはずである。

 今や他予備校では、ターミナル駅前の巨大校舎でさえ、1教室で10とか20とかいう数字に喘いでいる。それを「金町で120」、しかも外部からの参加者約70名。100分間、最後まで全く気を抜くことなく爆笑とメモに励んでくれる参加者の姿を見ながら、思わず涙しそうになるクマ助なのであった。

1E(Cd) Münchinger & Stuttgart Chamber:BACH/MUSICAL OFFERING
2E(Cd) Jochum & Concertgebouw:BACH/JOHANNES-PASSION 1/2
3E(Cd) Jochum & Concertgebouw:BACH/JOHANNES-PASSION 2/2
4E(Cd) Schiff:BACH/GOLDBERG VARIATIONS
5E(Cd) Schreier:BACH/MASS IN B MINOR 1/2
total m121 y2091 d15021