Fri 141024 新潟県燕三条の大盛況 祝勝会も絶好調 授業収録☞練馬、絶好調は止まらない | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Fri 141024 新潟県燕三条の大盛況 祝勝会も絶好調 授業収録☞練馬、絶好調は止まらない

 11月9日、信越本線高田駅から朝10時の電車に乗って、一路新潟を目指した。乗り込んだのは「快速くびき野3号」。扱いは普通列車だが、車両はむかしのB特急で使われていたもの、最後尾にはグリーン車もある。

 沿線は、左の車窓に冬の日本海が広がる。紅葉がちょうど見頃を迎えていて、ヌルデの葉っぱが真っ赤に染まっている。季節は初冬だが海は穏やか。温かそうな弱い雨が海岸を濡らしていた。

 新潟到着、12時ちょい過ぎ。駅からタクシーで「ホテルオークラ新潟」へ。もともと地元の老舗ホテルだったのが、オークラのグループに加入してますます風格を高めた。風格が高すぎて部屋は若干古くさいが、まあいいじゃないか。
長岡名物
(長岡名物 大手まんじゅう)

 チェックインタイムは14時であるから、12時過ぎに到着した今井君は明らかにヒョーロクダマ&唐変木であるが、そこはそれ、例のオヒゲの貫禄もある。最近はオヒゲに白髪も混じって、貫禄はすでに数万倍。「少し早いですが、お部屋に入れますよね」とニヤッとすれば、フロントのオネーサマもオジサマも、誰もクマの勢いを止められない。

 この場合「入れますか?」と尋ねてはならないので、「入れますよね♨」と確認気味にニヤッとすることが大切。「か?」は冷たい拒絶を招き、「ね♨」は熱い努力を呼ぶ。「ね♨」の響きに触発され圧倒されたホテルスタッフは、清掃の済んだお部屋を懸命に探してくれる。

 予約してあった「コーナーツイン・シングルユース」のお部屋からは、信濃川の河口と万代橋がキレイに眺められる。昨日の写真5枚目が、その万代橋の朝の光景。さすが日本最長の大河であって、河口の風格もまた格別である。

 ゆっくりお風呂に浸かって、旅の疲れを癒す。身体も態度もデカいクマどんにとって、高田ラングウッドホテルの極小ユニットバスはさすがにムリ。大学生向けマンションのお風呂じゃあるまいし、肘が便器にぶつかるバスタブじゃちっとも和めない。オークラの広々としたお風呂で今日の仕事への英気を養った。
燕三条
(燕三条、大祝勝会の風景)

 15時、新潟駅から新幹線グリーン車にふんぞり返って燕三条に向かう。諸君、これもまたヒョーロクダマであって、グリーン車にふんぞり返ったのはいいが、わずか13分で目的地・燕三条に到着してしまう。いやはや、会社の担当者からグリーン車チケットが送られてきたからそれを使用したが、たった13分のグリーン車はマコトに申し訳ない。

 燕三条は、鋳物の加工で世界的に有名。町工場が林立して、「社長」の数が多いことでも有名な、なかなか豊かな町である。会場は三条市、残念ながらまた雨が降り出したが、広大無辺な和室の控え室で、長岡名物のおいしい酒まんじゅうをモグモグやりながら仕事の時間を待った。

 参加者は100名超。昨日の上越といい、今日の三条といい、山々と田園に囲まれた小さい町でありながら、100名超の参加者が集まって大盛況☞大成功につながったのは賞賛に値する。スタッフの大健闘を讃えたい。

 諸君、マコトに残念なことに、今井君のカメラのSDカードが壊れてしまって、燕三条会場の写真を掲載することができない。今どきたった2GBのカードを使い続けていたのが悪いのだが、「カードを入れ直してください」の表示が出て、カメラが正常に動かなかったとスタッフに告げられた。
練馬1
(練馬区練馬の大盛況 1)

 終了後、スタッフの皆さんと新潟市に戻って、今夜は和食屋での大祝勝会。お刺身に、お鍋に、焼きカニに、巨大な牡蠣も出て、今夜もまた祝勝会はタイヘンな盛り上がりになった。

 指揮者の大友直人にソックリなカタもいらっしゃる。シルベスター・スタローンを思わせる若者は、特に右目が魅力的である。そういうバカバカしい話でワイワイ激しく盛り上がれば、お酒の酔いもグルグルどんどん回ってくる。

 今井君の正面に座った御仁は、代ゼミ時代の今井君の大ファンで、発売初日で初版1万部が完売した「パラグラフリーディング」シリーズ3冊を、ほとんど全部暗記していらっしゃる。

 残念なことにあのシリーズは、今井君の東進移籍と同時に無慈悲に絶版にされてしまったが、やれやれ、そういうことをやっているから、予備校経営が不調に陥ったんじゃないかね。
ケーキ
(練馬区練馬のおいしいケーキ群)

 さて、さすがに翌日は二日酔いの症状を呈したクマ君であったが、ホテルでいつまでもグズグズしているわけにはいかない。翌11日からは「英語♡超頻出事項のまとめ」5コマ分の収録が待っている。タップリ&みっちり予習をして、一切悔いのない最高の講座に仕上げたい。

 収録は3日連続して午後から。収録後には、11日が練馬、12日は錦糸町、13日は国立で、それぞれ公開授業が組まれている。ブログを継続することさえ危ぶまれるハードスケジュールであるから、とりあえずまず新潟から急いで帰京すること。二日酔いのクマさんは少々ふらつく足を踏ん張り、何とか東京に戻ってきた。

 11日午後、カンペキに予習を終えた今井君は、意気揚々と吉祥寺スタジオに向かった。オヒゲに白髪が混じるぐらいのベテランになると、予習の段階でその講座の成否がハッキリ分かる。

 前夜6時間かけて予習した気持ちとしては、「こんな大成功間違いない講座なら、早く収録を進めたくてたまらない」というのが正直なところ。右肩の痛みは相変わらずだが、ウズウズ&ウキウキ、はやる心を静められなくて困ってしまうというアリサマであった。
練馬2
(練馬区練馬の大盛況 2)

 11日の収録は1コマ目のみ。17時に収録が終わって、すぐに練馬校の公開授業に駆けつけた。吉祥寺から総武線の黄色い各駅停車に乗って東中野へ、ここで都営地下鉄大江戸線に乗れば、練馬まで15分ほどである。

 むかしは、こんな便利なルートは考えられなかった。新宿まで行って、池袋まで山手線、池袋で西武線各駅停車に乗り換えて、椎名町、東長崎、江古田、桜台、練馬。何だかほうほうのていではるばる練馬にたどり着いた者だったが、今や大江戸線であっという間である。

 しかも諸君、練馬校もまた前代未聞に頑張ってくれた。写真でみてもハッキリ分かるはずだが、塾&予備校だらけの東京で約150名の受講生が集まった。ウルトラ有名高校やスーパー優秀高校の生徒が、150名のうちの何と半数を占める。

 最近は「予備校に通うなよ」と先生がたが指令を出す高校が増えてきている。しかし、そういう難しい指令で有名な高校からも、多くの生徒がやってきた。こりゃ大健闘以外の何ものでもない。今井君は努力と大健闘が何よりの好物であるから、いつものことながら爆発的な大熱演でこれに応えた。

 こうして今夜もまた大成功。クマどんはホントに幸せであって、普通のクマみたいにさっさと冬眠しなかったのはやっぱり正しかった。大阪5連発☞新潟2連発も間違いなく素晴らしかったが、吉祥寺での収録☞都内での公開授業も、まさに「向かうところ敵ナシ」の状況。大ベテランの絶好調は止まらないのだ。

1E(Cd) Miles Davis:KIND OF BLUE
2E(Cd) Holliger & Brendel:SCHUMANN/WORKS FOR OBOE AND PIANO
3E(Cd) Holliger & Brendel:SCHUMANN/WORKS FOR OBOE AND PIANO
4E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 12/18
5E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 13/18
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