Thu 141023 ミルフィーユ クリスマス特訓・除夜の鐘特訓のススメ 新潟県上越の大盛況 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Thu 141023 ミルフィーユ クリスマス特訓・除夜の鐘特訓のススメ 新潟県上越の大盛況

 では(スミマセン、昨日の続きです)、充実の今井「英語♡超頻出事項のまとめ」を「いったいどんなふうに受講すべきか」であるが、まあいくらでも工夫できるので、「もし今井君だったら」という想定でさまざまな工夫を書いておきたい。

 もちろん、直前期になってもまだ長文読解をモッタリ&モッタリ続けることも重要だ。難解な超長文にウンザリし、1行につき2回ずつ辞書をひき、辞書のもったいぶった記述にイライラが高まるけれども、そういう苦しい修行のような学習も、決して放棄してはならない。

 しかしやっぱり直前期には「スカッとしたい」じゃないか。スカッとサワヤカに文法全体を網羅し、スカッとサワヤカにボキャブラリーを充実させ、多義語・類義語・派生語・同意表現・会話表現・発音アクセントをまとめて、そのことによってスカッとサワヤカにパーフェクトな基礎力を固めてしまう。

 そういうサワヤカな勉強を経て「あれれ、いつの間にか長文読解力もグッと上昇したな」とニヤッとする。外は冷たい風が吹き荒れているが、暖房がなくても全身が汗ばむほど集中して、ふと気がつけば450分が過ぎている。

 周囲の高1生や高2生は「先輩どうしたんですか、そんなに興奮して?」と怪訝そうな顔をするが、まさか超頻出事項にミッチリ♨みっちり集中したことで長文読解能力まで飛躍的に伸びているとは、滅多なヒトの想像できることではない。
みっちり
(♨ミッチリ♨のイメージ。新潟県上越での祝勝会より)

 だからまず、必ず予習して受講すること。制限時間は1講につき30分。1講ごとに予習してもいいし、5講ぶんまとめて2時間半、模試のつもりで一気に解いてもいい。

 その際、辞書の使用や参考書の参照は絶対にガマンする。あくまで今の実力のみで問題にチャレンジし、直前期の自分に何が足りないか、勇気をもって現実を把握すべきである。

 新しくノートを用意する必要はない。テキストの右ページは全て空白にして残してあるから、予習時の解答はその「Take Note」欄に書き、問題ページはキレイなままに保つこと。問題ページに書き込んでしまっては、繰り返し繰り返し復習することができなくなってしまう。

 ベテラン講師として直前期の諸君に話せる全てのことを、残らず惜しみなく語りつくした。10月から悩まされている右肩の痛みに耐えながらの板書は、まさに「壮絶」であって、1字書けば1字ぶん、1行書けば1行ぶん、肩の痛みにジンジン全身が痺れるほどであったが、それでもクマどんは構わず書き続けた。

 諸君は徹底的にノートをとりたまえ。「Take Note」のページを設けてくれたのは、マコトに誠実な英語教科担当の人。誠実な人だけに、もう10年の付きあいになる今井君の意図を正確に把握していらっしゃる。諸君は安心して、クマ君が板書し語りまくる全てを書き込んでいけばいい。
上越
(新潟県上越の大盛況)

 テキストが宝物になるのは、その書き込みによってである。そのためには、諸君の集中力をさらに高めて「一言たりとも聞き逃すまい」という強烈な熱意が必要。板書だけでなく、講師が口頭で述べる内容からも、貪欲にメモをとりたまえ。

 そうして磨き込んだ集中力は、本番の試験会場で諸君を支える頼もしい武器になる。ボンヤリ画面を眺めているだけでは決して身につかない集中力が、「貪欲にメモをとる」という姿勢から培われる。オマモリとして受験会場に必ず持参する1冊を、諸君自身の手で作成するのだ。

 講座の100題は、一騎当千の選びぬかれた超良問ばかりである。机に向かって何度でも解き直すべきである。その度に、授業でとりまくった右ページのノートを参照すれば、短期間のうちに実力がグングン高まっていくはずだ。

 しかし、机の前でするばかりが復習ではない。空き時間が10分あれば10分、大学正門前で開門を20分待つなら20分、このテキストを開いて参照する。スキマ時間での「復習のミルフィーユ」こそ、合格力向上のカギだと信じる。
高田
(信越本線高田駅。「雁木」で有名、ウルトラ豪雪地帯である)

 校舎単位で工夫して、「クリスマス特訓」「除夜の鐘特訓」「正月特訓」などのイベントを設定することだってできる。今井君が塾の校舎長だったら、クリスマスや大晦日の深夜の時間帯、2日かけて一気に受講する「塾内合宿」的イベントを企画する。

☆ 第1夜(12月23日または12月30日)
 2時間半で一気に、1冊分100題を模試のつもりで予習する。この部分は、各自自宅で行ってもいい。校舎長から参加者全員に「開始!!」の一斉メールが届き、2時間半後に「ヤメ!!」のメールが届く。

 「ヤメ!!」のメールが届いたら、受講生は直ちにテキストをもって一斉に塾に向かう。第1夜は3時間かけて第1講と第2講を受講し、もちろん確認テストに合格してから帰宅する。

☆ 第2夜(12月24日または12月31日)
 第3講・第4講・最終講を4時間半かけて受講し、軽い復習の後。一斉に確認テストを受ける。時間帯はどこに設定してもいいが、もし塾内合宿形式とするなら、最終講の終了が朝4時ぐらいになるようにすれば、感激は最高潮に達するだろう。

 いやはや、そのあたりの演出は、塾の校舎長の腕次第だ。クリスマスなら、校舎長から大っきなキャンディぐらいプレゼントしてもいいし、「除夜の鐘」ならもちろんそのままみんなで初詣に出かけたい。

 受験生諸君がそうやって熱く盛り上がっている姿は、高2の後輩たちにとっても、素晴らしい見本になる。「いろいろ悩みや迷いはあるけれども、自分たちもあと1年ここで全力を尽くそう」と心に誓うはずである。

 高1の後輩も同じこと。やがてそれが校舎の伝統になって「クリスマス特訓」「除夜の鐘特訓」「正月特訓」が定着すれば、先輩から後輩へ深い感激が語り継がれていくことと信じる。

 どうだい、昭和のカホリが若干強すぎる気がするけれども、そのぐらいのイベント性があるのは悪いこととは思わない。みんなでスカッと受講して、合格に向かってスカッとサワヤカに力強く前進したいじゃないか。
春日山
(春日山。上杉謙信の居城は目の前だ)

 さて、今日も締めくくりに11月上旬の今井オデュセイアを書き進めておきたい。大阪5連発の直後に一気に新潟に出て、11月8日のクマどんは長尾景虎→上杉謙信の故郷、新潟県上越市にいた。

 謙信の居城・春日山は目の前だ。「愛」の兜の妻夫木クンで有名になった直江兼続ゆかりの直江津を経由する。タクシーで20分ほど、信越本線高田駅前に到着。ロワジールホテルから名称変更したラングウッドホテルにチェックインし、お部屋のあまりの小ささにしばし茫然&唖然としながらブログ1本をアップした。

 上越も大盛況であって、約120名が参加。10月19日に560名が参加した新潟市の時と同じ加盟校さんであるが、政令指定都市のど真ん中と違って、深い山々を分け入り、数えきれないほどの清流を横断した妙高山の麓で120名も集まったのは、マコトに素晴らしいことである。
万代橋
(新潟市、ホテル・オークラから信濃川と万代橋を望む)

 大盛況の後の祝勝会は、静かな雰囲気のイタリア料理店であった。店の名前は「TOMMY SAY」。高田で有名なお寿司屋「富寿司」だったか「富清」だったかのイタリア料理バージョンなんだそうだ。なるほど、それで「トミーセイ」。なかなかオシャレなネーミングであるね。

 宴会もマコトに激しく盛り上がって、赤ワインのデキャンタが次々と6~7本カラになる勢い。今日の大成功の立役者となった先生もたいへんな興奮の様子で、旨いワインを傾けながら大成功の感激を高らかに歌い上げていらっしゃった。

 今井君は、こういう時間帯が何より好きである。明日は午前中から新潟市内に移動して、夕暮れから「燕三条」でお仕事。早朝に起床して移動しなければならないが、毎日がこんなに楽しいならそんなことはどうでもいいのである。

1E(Cd) Karajan & Berliner:BACH/MATTHÄUS-PASSION 1/3
2E(Cd) Karajan & Berliner:BACH/MATTHÄUS-PASSION 2/3
3E(Cd) Karajan & Berliner:BACH/MATTHÄUS-PASSION 3/3
4E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 10/18
5E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 11/18
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