Wed 141022 守谷か野田か 「英語・超頻出事項のまとめ」 全受験生の受講を待っている | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Wed 141022 守谷か野田か 「英語・超頻出事項のまとめ」 全受験生の受講を待っている

 いやはや、11月8日の東京駅八重洲口「伊達の牛タン」では(昨日の記事参照)、この他にもいろいろな人に出会った。

 「今井先生だ!!」と静かに&秘かに盛り上がっていたのは、今井君の右側の小テーブル。一方、左側の小テーブルの中年男女2人は「守谷は都会か?」「野田は田舎か?」というマコトにグローバルな話題で、侃々諤々の議論を展開していたのである。

 守谷とは、茨城県守谷市のこと。「つくばエクスプレス」の開通以来、確かにグングン発展してきている。野田とは、千葉県野田市のこと。キッコーマンのお膝元というか、要するに企業城下町であって、街中がお醤油の香ばしいニオイに満たされている。

 中年2名のうち、男子が守谷♡応援隊。女子が野田♨声援隊。この2人の力関係のせいか、話を聞いた限りでは、茨城県守谷が圧倒的に有利に戦いを進めているようであった。

 「守谷は大都会だよ」と40歳代男子はニコヤカに主張するのである。しかしその理由は「でっかいスーパーもあるし、駅前にはマンションだってたくさん建っている」「チェーンの飲み屋もある」という驚くべきものであった。

 おやおや、そりゃスゴいや。大都会だ。大きなスーパーがあって、魚民と和民と「わたみん家」と「笑笑」があって、マンションが林立している。それを都会と言うならば、日本全国すべてが都会。21世紀の日本はオール都会、田舎という豊かなものの存在しない、diversityとは無縁な国になってしまったらしい。

 一方の40歳代女子は、圧倒的に不利な戦いの中、捨て身で千葉県野田に声援を送っていた。「捨て身」とは、あえて野田の田舎ぶりを認め、「田舎だからこそ素晴らしい」「田舎だからこそ愛している」とおっしゃるのである。

 今井君は、野田派。ただし、総選挙ムードで久しぶりにムックと姿を現しはじめた前首相♨野田佳彦どんとは全く無関係。何だか懐かしい民主党の面々が「アベノミクスは失敗だ」と大騒ぎしているが、今朝の平均株価を見る限り、民主党時代の2倍以上である。「失敗」のレッテル貼りにはムリがあると考える。

 むかしむかし春日部から人生の再スタートを切った者として、野田は春日部のお隣である。春日部のカレー屋「ラホール」の大ファンとして、お隣♡野田市に声援を送らないのは、何だか裏切りみたいな気になるのである。
テキスト
(最高のテキストで、最高の講座に仕上がった)

 さて、予告しておいた「今井のまとめ講座」=直前期を迎えた高3生と浪人生のための「英語♡超頻出事項のまとめ」であるが、自他ともに認めるマコトに素晴らしい出来に仕上がった。受験本番まで2ヶ月、緊張感漲る受験生諸君は、何が何でもこれを受講して、グローバルな夢をさらに大きく育ててくれたまえ。

 何と言っても嬉しいのは、いつも今井君の世話をしてくれる英語教科担当の人が、手放しで感激を伝えてくれたことである。彼は日々模試制作にもあたっている、マコトに誠実でなかなかガンコな職人肌の人である。

 「なかなかガンコ」だからこそ素晴らしいのであって、あんなにたくさんの模試を制作する立場では、ある程度以上ガンコじゃなきゃ信頼できないじゃないか。一徹でガンコな人に「素晴らしい」と感動された講座だからこそ、今井君は嬉しくてたまらない。

 高3生&浪人生諸君、受験生としての日々も、いよいよ終わろうとしている。受験生活の締めくくりにこの講座を受講する諸君、またその周囲にいて受験生を後押しするオトナの皆さん。このテキストは受験生にとっておそらく「一生の宝物」になる。そのつもりで5コマの授業に最高の集中力で臨んでくれたまえ。
クリスマスツリー
(旭川グランドホテルで。外は雪景色、クリスマスはもうすぐだ)

 まず、全分野の超頻出事項を確実に網羅できるように、問題を徹底的に精選した。90分×5コマの中に「すべてを網羅」ということになると、よほどのベテランでないと無理な話であるが、何とかそれを可能にしたと信じている。

 次に、精選した100題を効果的にシャッフルした。直前期となった受験生にとって最も重要なのはこのシャッフル作業である。数学でも英語でも同じことで、目の前の問題がどの分野に属するのか、それが最初から明示されていたんじゃ、解き方も正解もすぐに分かってしまって、実力養成につながらない。

 「ベクトル」「微分積分」「数列」としっかり印刷されたテキストをやるのと、どの分野の問題なのか目隠しした問題をやるのとでは、話が全然違うのである。同じように、「仮定法」とか「関係詞」と明示されてしまったんじゃ、自ずと正解が分かってしまう。

 基礎基本は最後まできわめて重要であって、大学受験では基礎の基礎が一番コワい。しかし、その基礎基本には、次の2つのレベルがある。
① 単元を明示されてやっと分かる。
② 単元を示されなくても、どの単元に属する問題なのかを自分で探り当てられる。
この区別を指摘してくれる講師はなかなかいない。

 「まとめ講座」というタイトルから考えて、受験生がイメージするのは①レベルの基礎なのかもしれない。しかし、そのレベルの基礎力は「箱庭のようなもの」に過ぎない。

 キレイに整備された道ばかりいくら走り込んでも、ホントの足腰は鍛えられない。石ころだらけ、アップダウンの多いオフロードを縦横無尽に走り込んでこそ、強靭な基礎力が鍛え上げられる。
旭川
(雪の旭川、午前6時)

 網羅し ☞ 精選した100題を、あえて無秩序にみえるほど ☞ シャッフルしたのは、オフロードを自在に駆けめぐるヘコタレない足腰を完成させたかったからである。できるだけ多くのアップダウンをつけて、チャレンジしがいのあるテキストに仕上げた。

 これこそ、直前期にピッタリ。「ホンモノのまとめ」に相応しいテキストができた。直前期の受験生諸君、第1志望合格に向け、広大な丘陵地帯をたくましく走り回ってくれたまえ。

 収録を終え、ベストの講座に仕上がったから、東進生に限らず、ぜひ河合塾生や駿台生にも受講してほしい。悩み多き代ゼミの諸君も遠慮しないで受講したまえ。今まで受けてきた授業とは別格の充実感を得られると信じる。21世紀は、塾や予備校のブランドを気にして、変な心の垣根を築く時代ではない野田。

 今まで塾や予備校に通ったことのない諸君も、最後のまとめや仕上げに、ぜひ積極的にこの講座を受講してくれたまえ。ウルトラ♡ベテラン今井としては、全国80万人の受験生全員に、何のためらいもなく、自信をもってこの講座をオススメする。

 予備校の若手講師の皆さんも、ぜひ参考にしてくださいまし。たった100題の問題から、どれほど豊富&濃厚な栄養分が引き出せるものか、若手講師の皆さんの受講をも期待している。クマどんは、ムダに年をとったのではない野田。
大雪
(昨夜の旭川。受験本番のニオイに満ちていた)

 授業収録を終え、興奮さめやらぬ翌朝にこれを書いている。板書のしすぎで右腕は筋肉痛、集中して猛然と授業を進めたせいで全身ヘトヘトであるが、「やりとげた」「全力を出し切った」という深い感動がある。

 受講した諸君も、きっと同じ状況になるはずだ。100題の解説に聞き入り、前代未聞にメモとノートを取りまくって、腕に筋肉痛を感じ、アタマにもココロにもジンジン痺れるような感覚が残るだろう。450分間、全力を尽くしたなら、それは当たり前のことだ。

 その集中力を、これからの長い人生でも「ここ一番」という時に発揮してくれたまえ。第1講の冒頭、「このテキストはいい。みんなの宝物になりますよ」と断言しているが、たっぷりメモをとったテキストと同じように、その集中力こそが「ホントの宝物」になるはずだ。

 オヒゲに少し白髪の混じる大ベテランとして、このヘトヘト感と充実感ほど嬉しいものはない。熱心に受講してくれるであろう諸君に大きな感謝を感じるとともに、講師生活のクライマックスに向かって、今後も熱い講義を続けていくことを心に誓うのである。

 受験生諸君の受験生活もいよいよ終わりに近づいた。あと2ヶ月、悠然と追い込みに励み、悠然と試験会場に出かけ、悠然と戦ってくるのみだ。

 必ずや合格をその手に獲得できると信じる。今井君はあらゆる授業を通じ、学部合格を「勝利」とか「栄冠」とか「ゴール」と表現することを、講師として厳に慎んでいる。受験生諸君はただ単に、いま飛翔へのスタートラインに立っただけである。

 どこに向かっての飛翔かと言うに、もちろんまず医学や薬学や理工学の世界、法学や経営学や経済学の世界、心理学や人類学や社会学の世界への飛翔である。しかしもちろんそれと同時に、日本の外の世界への飛翔でもあって、受講生諸君には、ぜひ早い機会に海外に向かって大きく一歩を踏み出してほしい。
ポスター
(官民恊働で、諸君の海外留学を支援する)

 今井君はすでに10年も東進講師を続けてきたことに、今大きな誇りを居抱いている。ちょっとこのポスターを見てほしい。官民恊働、オールジャパンで諸君の海外留学を全面的に支援しているのである。

 東進はこの企業協力隊のベスト4。ソフトバンクやトヨタ、三菱商事と対等に並び、メガバンクや三井三菱住友などの財閥系企業のリーダーとして、日本の青年たちの海外留学を先頭に立って支援する。朝日新聞あたりがお好きな他予備校とは、完全に一線を画しているのである。

 こういう方向性の中だからこそ、講座の締めくくりのコトバに「行ってきたまえ」を選んだのである。それが留学なら申しぶんないし、もし留学が叶わなければ、一人旅でもかまわない。「日本で当たり前のことが、世界では当たり前でない」ということを、その目で見、全身で感じてきてほしいのだ。

 若い諸君が力強くはばたくには、どうしても助走が必要。今回の講座では、助走としてあえてオフロードでの爆走を受験生に課し、栄養たっぷりのキャンディみたいな熱い講義を繰り広げ、助走に加速度をつけることに努めた。ファイナルチェックした超頻出事項ノートを何度でも見直して、飛翔への助走をカンペキなものにしてほしいのである。

1E(Cd) Miles Davis:KIND OF BLUE
2E(Cd) Karajan & Berliner:BACH/MATTHÄUS-PASSION 1/3
3E(Cd) Karajan & Berliner:BACH/MATTHÄUS-PASSION 2/3
4E(Cd) Karajan & Berliner:BACH/MATTHÄUS-PASSION 3/3
5E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 9/18
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