Sun 140928 出席者560名 「ケーキ大好き」のこと 初の新潟でウルトラ充実のお仕事  | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sun 140928 出席者560名 「ケーキ大好き」のこと 初の新潟でウルトラ充実のお仕事 

 こうして10月19日、新潟でのお仕事はモトモトの予定通り500名超が参加する規模で開催されることになった。幸い、秋晴れの一日。快晴の新潟からは、山形県境の吾妻連峰が美しく眺められた。

 会場は、新潟の誇る国際会議場「朱鷺メッセ」の大会議室である。最大収容人員は700名であるが、それはあくまで「椅子だけ」の場合。机と椅子をセットにした「スクール形式」なら、550名が限界である。

 12時過ぎに会場入りした段階で、「あくまで見込みの数字ですが、出席予定560名です」と告げられた。諸君、500名を超える規模のお仕事は、さすがの大ベテラン今井君でも、1年に2回か3回しか訪れない。

 過去の記憶をたどってみると、金沢で1100名、茨城県土浦で700名、神戸や加古川で600名というのがあった。今回の560名はそれに次ぐスケール。コンサートホールでも大学の大教室でもなく、普通の会議室スタイルとしては、過去最大の規模である。
大盛況1
(560名、新潟はウルトラ大成功となった)

 予備校講師などというものは、目の前に並んだ生徒なり聴衆なりの規模が大きければ大きいほど嬉しいという、マコトに単純な人が過半数を占めるんじゃないかと愚考する。

 中には「ウルトラ優秀な生徒30名」を理想とするエラーイ先生も存在するが、それはその先生がウルトラ偉いからであって、今井君みたいなお祭り大好き講師は、目の前の生徒数が多ければ多いほど、そのぶんだけ間違いなく嬉しくなるのである。

 10年前の代ゼミでは、「誰が63B教室か」「誰が75教室か」というのが講師たちの最大の話題。300名とか400名収容の大教室を割り振られたのが誰なのか、スーパー人気講師どうしの探り合いが熾烈を極めていた。

 昨日も書いた通り、新潟県新潟市でお仕事をするのは、長い今井君の人生でも初の経験である。「長岡でお仕事」は過去10年で2回あったが、長岡からさらに越後平野の穀倉地帯を北上、新幹線で30分もかからない県庁所在地・新潟は、ホントにホントに初めてなのだ。

 代ゼミでウルトラ講師を務めた8年間、「新潟校に行ってくれませんか?」という依頼は一度もなかった。仙台・名古屋・横浜・大阪・大阪南・神戸・広島・博多には出張したけれども、新潟は全く縁がない。
大盛況2
(大盛況の新潟。大型スクリーンが準備された)

 10年前、まだ繁盛していた代ゼミの講師の間では「新潟校は、ラクですよ」という専らの評判だった。当時は日本中どこの街でも「3大予備校」が激しいツバ競り合いを演じ、体力勝負のパイの取り合いを続けていた。

 ボクシングで言えば「ガードなしの打ちあい」で、愚かなことに3者ともどんどん疲弊していく。その中で新潟だけは、代ゼミが1軒あるのみ。SもKもなければ、ごく自然にYの金城湯池になるしかないのである。

 「講師が努力しなくても生徒はいくらでも集まる」という夢のような世界。むしろ「変な努力なんかしないでほしい」という状況の中、努力家の今井君は新潟出張を命じられることなく、名古屋とか大阪とか、努力がタップリ必要な校舎への出張ばかりだった。

 代ゼミを卒業して10年、新潟ではどうやら同じ状況が続いていたらしい。7割の校舎が閉鎖され、何とか今後1~2年の存続が決まった3割=7校舎の中に、新潟がしっかり入っているのも「ムベなるかな」なのである。

 10月21日の日本経済新聞によると、「代ゼミは映像授業のフランチャイズ料を半額に減額して、フランチャイジーの東進への鞍替えを防止しようと躍起になっている」とのことである。

 うーん、こういう時期に新潟を訪れた今井君は、ホンのわずかではあるが、心苦しさを禁じ得ない。問題なのは、フランチャイズ料なんかじゃない。そんなことより遥かに大きな問題をかかえているのに、いまだに気づかない。いやはや、そんなんじゃ、どこまでいったってダメなんじゃないかね。
大盛況3
(新潟のクマは、熱く語りまくった)

 今井君が会場入りするや、まずマコトに旨いケーキを御馳走になった。しかし2個も用意していただいたケーキを、さすがに2個とも平らげることはできない。モンブランのほうは「大好きですが、誰か若いスタッフの方にお願いします」とアタマを下げることにした。

 「今井君のケーキ好き」は、もうすっかり東進スタッフの伝説になっていて、どこにお仕事に出かけても、ケーキは2個どころか3個も準備され、意気揚々とクマの来訪を待ち受けている。

 しかし諸君、それはあくまで伝説だ。ただの伝説じゃなくて、「都市伝説」ないし「クマ伝説」のたぐいである。クマどんは、お酒と天ぷらとお寿司とフィレステーキは大好きであるが、「ケーキ好き」はあくまでホドホドに過ぎない。

 都市伝説「今井☞ケーキ好き」がどこから広まったのか、実はだいたいの目星はついている。東京・池袋周辺が火元なのであるが、諸君、その場合もあくまで「ジュレ・フルーツ・ババロア」が必須の原点であって、「ケーキなら何でも大好き」と思われてしまうと、秋のクマ君は思わず冷や汗を流すことになる。
ケーキ
(新潟のケーキ、マコトにおいしゅーございました)

 会場が大きいので、ホワイトボードは4枚準備された。これがまたマコトに嬉しいのである。ポータブルのホワイトボードは、大きな会場では情けなくなるぐらい小さいので、最低でも3枚は欲しい。しかし直前になって「2枚しか準備できませんでした」とアタマを下げられることも少なくないのだ。

 それを4枚も準備してもらって、「まあ余裕で話ができますな」と安心していたら、「後ろのスクリーンに板書を大きく映します」というもっと嬉しいヒトコトもくっついてきた。おお、素晴らしい。それなら560名が相手でも、特に苦労することはない。

 新潟でのお仕事は、14時開始、15時30分終了。天井が高いせいで笑い声は余り反響しなかったが、それでも激しい大爆笑が「30秒に1回」の今井スタンダード。大会場を埋め尽くした新潟の受験生諸君としては、「ほほお、こんなに楽しく受験勉強ができるんだ」と、思わず身体を大きく乗り出す気分だったはずである。
熱演
(新潟での大熱演)

 大喝采を浴びて退場した後は、たくさんの先生がたや多くの生徒諸君に見送ってもらって、タクシーで新潟駅に戻った。その新潟駅でウロウロしていたら
「今井先生ですか?」
「さっきまで、朱鷺メッセでお話をうかがっていました」
「楽しいお話ありがとうございました」
という男子に出会い、握手を求められた。

 新潟の生徒諸君、この後もクマどんは、上越市(11/8)・三条(11/9)・新発田(11/16)と、まだまだ新潟県を巡り歩く。ぜひ遠慮なしに会場を訪れてくれたまえ。「なかなかやる気が出なくって」と困り果てているヒトには、まさに必須のクマ講演だと、クマ自らが信じている。

 パパ&ママ、高校や中学の先生方、ジーチャン&バーチャンも、もちろん大歓迎。まさか大学教授で「今井の話を聞きたい」というヒトはいらっしゃらないだろうが、こちらは同様に大歓迎。大学生諸君も、どんどん来てくれたまえ。鷹揚なクマどんは、どんな人でも拒絶なんか一切しないのである。

1E(Cd) Anita Baker:THE SONGSTRESS
2E(Cd) Anita Baker:RHYTHM OF LOVE
3E(Cd) THE BEST OF ERIC CLAPTON
4E(Cd) Michael McDonald:SWEET FREEDOM
5E(Cd) THE BEST OF JAMES INGRAM
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