Wed 140709 7月アクセス27万 クマ君がNHKニュースを飾った顛末 4mm丸刈り | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Wed 140709 7月アクセス27万 クマ君がNHKニュースを飾った顛末 4mm丸刈り

 「いやはや先生、昨日の写真5枚目の『ふじやまビール』、あれはホントに旨そうですねえ」と、いろいろな人たちからまさに「驚嘆」と言っていい声が届いている。

 今井君としても、
① ほほォ、そんなに多くの人がこのブログをチェックしてくれているワケね
② やっぱり写真も、撮影した人物が「旨そうだ」と実感しながら撮っていれば、その心が見る人の心にも伝わるワケね
という2つのオドロキで、大いに満足である。

 まず①であるが、7月のアクセス数は27万3000。おやおや、「1日平均1万アクセスに近い」という異常事態である。ただし、7月10日前後に「きっと何かの間違いだな」と思われる異常アクセスが連続し、連日1万5千を超えていた5日間があったから、実数は少し差し引いて考えたほうがいいだろう。

 今井君として一番うれしいのは、1日平均7000、1ヶ月合計20万ちょっとというところ。ごく地味に授業に専念している予備校講師として、数字がこれ以上ボンボン燃え上がれば、イタズラしている人がいるとか、不注意で問題発言をしちゃったとか、とにかく何かロクでもない事態が起こっていることを暗示する。
4ミリ
(8月1日、近くの床屋さんで4mmの丸刈りにしてもらう)

 やっぱり嬉しいのは「ブログ、読みました」「面白いですね」「笑いが止まりません」「写真のビール、旨さそうですね」の類いの、マコトに暖かく優しい感想の吐露である。「台風が近づいてますが、公開授業の移動は大丈夫ですか?」などという質問も嬉しい。

 今年2月の大雪の日の移動、7月上旬の台風の日々の移動、今井君は「旅の達人」「旅のウルトラ♨ベテラン」として、移動の困難とその克服をブログ上に克明に記しているから、「どんな状況になったら、クマはどんなふうに対処するか」を読者もみんな楽しみに読んでくれているのである。

 そこで例えば「河口湖への移動に成田エキスプレスを駆使」なんてのも、読者諸君の注目を浴びることになる。「は? その移動に何で成田エキスプレス?」ではあろうが、富士山の世界遺産登録を機に、JR東日本と富士急行が協力して、成田空港から河口湖に直通の成田エキスプレスが運行を始めた。

 すると諸君、ヨーロッパでもアメリカでも魔人のような「乗り鉄」ぶりを発揮し、「オランダでもドイツ国鉄の電車」だの、「ユーレイルパス40日の旅」だの、電車を縦横無尽に乗り回すことでは人後に落ちないクマどんが、まさかその祝典に顔を出さないわけにはいかないだろう。

 というわけで、7月下旬の日曜12時40分すぎ、成田エキスプレスの車内で無料の「乗車証明書」までもらった今井君は、意気揚々と河口湖の駅に降り立った。プラットホームには、山梨県庁のお偉方に富士河口湖町長、ゆるキャラ「ふじぴょん」君までズラリと揃って、成田エキスプレスの乗客を出迎える。
乗車証明書
(河口湖行き「成田エキスプレス」の乗車証明書をもらう)

 とにかく成田エキスプレスから降りて来さえすればいいので、欧米人でなくとも、「成長著しい」が枕詞の中韓or東南アジアからの観光客でなくとも、町長や「ふじぴょん」の歓迎ぶりに分け隔ては一切ない。

 はるばる成田空港から乗車してきた欧米人も、新宿から乗った日本の中高年オジサマ&熟年オバサマも、隣の富士吉田・富士山駅から2駅=10分だけ乗った人でも、大歓迎に変わりはない。麓の大月駅から40分ほどの乗車でもいい。若干の不公平を感じないこともないが、ま、お祝いの場だ。ウルサイことを言って祝賀ムードに水を差すのはバカバカしい。

 気がつくと諸君、ゴツいテレビカメラを中心に、ものものしいテレビスタッフも来ている。おお、NHKの皆さんだ。山梨放送局のヒトビトだろうか。確かに「成田エキスプレスが乗り入れる」となれば、山梨もいよいよグローバルな次元に出世することになる。

 そして諸君、これが午後7時のNHK全国ニュースで放映されることになった。映像のメインは、もちろんクマ蔵。ニュースの最後を飾ったのは「河口湖に成田エキスプレス」の短いトピックスであったが、その60秒あまりの映像の中でメインキャラクターの地位を独占したのは、「ふじぴょん」でもお偉方でもない、何を隠そうこのクマ蔵どんであったのだ。
富士山
(河口湖の日々、2014年ラストを飾るのは7月30日11時の富士である)

 いやはや、今井君って、ホントにド派手な顔をしているのであるね。21世紀の全人類で最もド派手。いや、それどころではない、人類の歴史上最高にド派手。駅のプラットホームの端から、TVカメラに向かってズンズン迫ってくるクマ蔵のニヒルな微笑は、アラン・ドロンもオーランド・ブルームも敵わない、恐るべきオーラを従えているのであった。

 すると諸君、日曜7時のNHKニュースの末尾を飾ったクマどんの勇姿に、思いがけない御仁が気づいてくれたのである。何を隠そう東進の誇るウルトラ♡ワイン通の数学講師であるが、早速ツイッター上に「いま河口湖のニュースで映ってたの、今井クマ蔵どんじゃあるまいか」「いや、そうに違いない」「あんなド派手なクマが、そんじょそこらに存在するはずがない」と投稿が相次いだ。

「画像解析チーム」などというのも発生したらしい。いやはや、みんな暇でござるね。まさか今井君がこんなニュースを放置するはずないんだから、1週間も待ってくれれば、今井君自身が「ホンモノであったかなかったか」、もちろん詳述するに決まっている。そんなにせっかちになる必要なんかないのだ。

 というわけで、2014年の河口湖合宿には思いがけない尾ヒレもついた。新しいテキストも、ヤリガイの面でも中身の充実ぶりでも最高であった。今年もマコトに楽しい合宿になって、帰京後すでに3日が経過、8月2日になってもまだクマどんは合宿の思ひ出に浸っているのである。
にゃご
(帰京して、まずニャゴロワに挨拶する)

 冒頭に示した②「あの『ふじやまビール』、ホントにおいしそうですね」という感想も、多くのヒトビトからいただいた。確かに旨かった。「今年もついにやり遂げた!!」という熱い思いもあったのだろうが、大好きな「アサヒスーパードライ」にも「プレミアムモルツ」にも負けないぐらい、ウルトラおいしい地ビールでござったよ。

 考えてみれば、同じ「ふじやまビール」は昨年も一昨年も河口湖駅で味わっているのである。同じビールを、同じ日付の同じ場所で味わい、しかも同じシチュエーション、同じスピードでグビグビやったのに、今年はとりわけ旨さが際立った。

 だからこそ、バスに乗る直前なのに3杯も平らげたのである。乗ったのは、14時10分の新宿西口行き。乗車時間は約90分だが、中央高速道が渋滞すれば2時間も3時間もかかることがありうる。それなのに乗車前の1時間でこんな大きなジョッキに3杯もグビグビやったとすれば、それは身体の隅々まで染みいるほどに旨かった証拠である。

 2杯目を平らげそうになった時、合宿を終えてこれから九州に向かう若い同僚の斉藤先生が声をかけてくれた。こういうのも嬉しい。だからあのビールの写真には、充実感と嬉しさと深い感謝とが一緒くたになって写っているのである。ビールが旨そうに見えるのは、余りに当然なのだ。
ナデシコ
(ナデシコは、久しぶりのド派手クマどんがコワいらしい。ビュンビュン高速で逃げ回る)

 帰京してすぐに、今井君は馴染みの床屋さんに向かった。何しろ6月から7月にかけて余りに多忙だったせいで、長く床屋にも行けないでいた。

 大阪・伊丹空港の「理容室そがわ」で、
「6mmもいいですが、4mmもいいですよ♡」
「2mmの違いじゃ、せいぜい4~5日の違いですよ」
とニコニコ勧められて以来、「顔が若干コワすぎるかも」と思いながらも、クマどんは現在4mmの丸刈りが好き。おお、どうだい今日の写真1枚目。なかなかスッキリして、イイ感じじゃないか。

1E(Cd) Richter:BACH/WELL-TEMPERED CLAVIER 3/4
2E(Cd) Richter:BACH/WELL-TEMPERED CLAVIER 4/4
3E(Cd) Glenn Gould:BACH/GOLDBERG VARIATION
4E(Cd) Fischer & Budapest Festival:BRAHMS/HUNGARIAN DANCES
5E(Cd) Hungarian Quartet:BRAHMS/CLARINET QUARTET・PIANO QUINTET
total m60 y1180 d14110