Tue 140513 授業収録で吉祥寺へ 下北沢で焼き鳥 ステージ101 ノルマンジー70周年 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 140513 授業収録で吉祥寺へ 下北沢で焼き鳥 ステージ101 ノルマンジー70周年

 6月5日、「ブログ7年目突入」を高らかに宣言したクマ蔵は、意気揚々と吉祥寺スタジオに向かった。今日から6月中旬にかけて、とても大事な授業収録に入る。梅雨入りのイヤらしい雨が降り出したので、「タクシーを呼ぶ」というウルトラ贅沢もやってみた。
 だって諸君、何と言っても「7年目突入記念」である。部外者からみれば、こんなにクダラン記念日も考えられないかもしれないが、「平均A4版2.5枚の原稿で2200回を超える更新」という記録が、自分としてどれほど感動的か、ちょいと考えてみてくれたまえ。
 しかもこの日から始まる収録は、「特別招待講習」。「いよいよホンキで受験勉強♨」と、向上心に燃える生徒たちが最初に受ける授業である。下世話に言えば「無料お試しセット」みたいなもの。今井君の授業が素晴らしければ、間違いなく彼ら彼女らは継続を考え、逆にロクでもない授業をすれば、「ホンキになってくれるヒトがきわめて少数」という惨状を招く。
 だから講師として「特別招待講習」を担当させてもらえるのは、たいへんな名誉である。すでに今井君の無料お試しセットは2種類あって、英文法を中心とした「基礎力アップ講座」と「スタートダッシュ講座」である。
 この2つが自分でもビックリするほど評判がいい。無料で受講した生徒の多くが「では私の受験は東進に任せましょう」という結論に至る。「無料お試し」でこんなに継続率が高いのは、諸君、やっぱりクマ蔵って♡授業の天才なのかも知れないでござる♡
テキスト
(こんなテキストでござる)

 で、今回新しく収録するのは、ハイレベル層向けの授業5コマぶん。最高峰志望者はもちろんのこと、北海道大学・名古屋大学・大阪大学・九州大学など、旧7帝国大学レベルを志望する熱意あふれる諸君を対象に、長文読解問題5問を徹底解説する。
 今井君のルーツは駿台講師であって、お茶の水の東大スーパークラスを4年も担当してから代ゼミに移籍した。もともと旧7帝大みたいな話は得意中の得意。難関私大やセンター独特の大量の設問にわずわされないで済む分、難関国公立の問題はかえって解説も楽チンなのである。
 写真にテキスト目次も写してみたから、まあ諸君、見てくれたまえ。第1講から順番に、九州大学・名古屋大学・神戸大学・北海道大学・筑波大学。全国のハイレベル生へのサービス精神が横溢して、マコトにゴツい問題配列じゃないか。
 ホントなら、関東代表は東京大学、関西代表は京都大学にすべきなのかもしれない。しかしそこはそれ、大御所グマの余裕タップリな遠慮でござる。東大京大には一家言ある人も多いだろうし、高2生対象のお試し授業に東大京大まで入れちゃうと、それで自己完結してしまう恐れもある。
 6月5日に収録完了したのは、第1講のみであるが、うにゃにゃ、出来映えはたいへんスバラシイ。このままの調子で(風邪をひいたり夏の岩牡蠣にあたったりせずに)収録が進めば、遅くとも7月中旬には受講可能になりそうだ。
 全国の関係者の皆さま。身近にハイレベル生がいらっしゃったら、遠慮なく受講をオススメしていただきたい。もともと基礎力講座からの継続率バツグンのクマ蔵どんだ。このハイレベル読解講座でも、全国の有望な受験生の後押しを、強力かつ強烈に出来ると信じている。
岩牡蠣
(下北沢で大きな岩牡蠣くんを食す)

 収録が済んですぐにタクシーに乗り、今井君は雨の下北沢に出かけることにした。今日から東京は梅雨に入った。梅雨入り直後にしては雨がずいぶん激しいけれども、せっかく収録の1本目が絶好調に終わったのだ。これまた十分に祝賀に値する。
 入ったのは下北沢南口のお馴染み「とりを」。5時半過ぎに入店、ウーロンハイ6杯と焼き鳥で満腹し、ついでだからウコン茶ハイ2杯とデカい岩牡蠣も試して、8時過ぎまでですっかり満腹した。
 岩牡蠣は、京都府産。ということは日本海側、舞鶴あたりの岩牡蠣であるが、自慢そうに今井君のテーブルの横にデンと1箱置いてあるのを、まさか試さないわけにもいかないだろう。
 ホントなら、今ごろ四谷三丁目の文学座アトリエでお芝居に興じているところだったのに、残念なことにうっかりしてマチネのチケットを買っちゃった。文学座の演劇が岩牡蠣に化けたわけだが、そのへんの事情は昨日の記事を参照である。
とりを
(下北沢、お馴染みの「とりを」。静かないい店である)

 すると、店を出て雨の中を傘さして歩き出した今井君の脳裏を、ふと「ステージ101」「ヤング101」という言葉がよぎった。どういうキッカケだったか、見当もつかないが、「むかしNHKに『ステージ101』という番組があって、『ヤング101』という40名余りの若者が活躍していたな」と、思い出したのである。
 今井君はNHKオンデマンドの会員であるから、こういうときもすぐに40年前の番組を検索できる。今からちょうど40年前の1974年、5年にわたって放送した「ステージ101」は最終回。活躍してきたグループ「ヤング101」も、この日を最後に解散ということになった。
 男女合わせて44名。カンタンに言えば「半世紀前のAKB」であって、44名の若者たちがちょっとシロートっぽく歌って踊るのも、まさにAKBの前身だ。NHKオンデマンドで見られるのはその最終回の40分であるが、メンドーという人はYouTubeでも3分ほど、感動のフィナーレを目撃することができる。
赤ちょうちん
(梅雨入りした下北沢。水溜リに映る赤ちょうちんも悪くない)

 このグループからスピンアウトした有名人は、太田裕美・田中星児・谷山浩子など。女子は全員超ミニかキュロットに白いブーツ、当時としては相当に思い切ったお姿で歌い踊る。男子はこれまた例外なく、ピチピチのシャツに肩まで伸びた長髪。1990年代の代ゼミ講師の原型は、まさにヤング101男子だったようである。
 1974年、最終回で「卒業」ということになるわけだが、涙&涙のフィナーレは「涙をこえて」。かぜ耕二作詞、中村八大作曲。うーん、かぜ耕二、懐かしいねえ。読者諸君、諸君のパパやママで、彼の深夜ラジオ番組「たむたむたいむ」を記憶している人は少なくないはずだ。ぜひ食卓の話題にしてみたまえ。
 「涙をこえて」。今聞いてみてもこれは名曲だ。卒業式か謝恩会で歌ってみるのにいかが。卒業式後の、クラスお別れ会なんかにもよさそうだ。
「涙をこえてゆこう、なくした過去に泣くよりはぁぁぁ」
「涙をこえてゆこう、輝く明日みつめてぇぇぇぇぇぇ♨」
おお、女子も男子も肩を抱き合って号泣しそうであるよ。
 映像を見ると、「ヤング」ということになってはいるが、平均年齢は25歳ぐらいか。40年前の25歳ということは、2014年の今日、この面々は何と65歳に到達している。「AKBのママとパパ」どころか、「AKBのバーチャン&ジーチャン」世代。諸君、時の経つのはマコトに早いものである。
ラーメン
(3日前、銀座のラーメン屋さんにて)

 そしてついでに、本日6月6日は「ノルマンディー上陸作戦」の70周年記念日である。かつて「The Longest Day」と言われたヨーロッパ決戦の1日。われわれ日本人としても、いろいろ思い起こしてみるべき1日なのである。
 しかしクマどんは、やっぱり時の流れのほうに感動する。ノルマンディー上陸作戦が、今日からちょうど70年前。ステージ101の最終回がちょうど40年前。すると諸君、ノルマンディー作戦とステージ101の間の時間より、ステージ101から今日までの時間のほうが、10年も長いのだ。
 どれほどの時間、日本が平和を享受してきたことか。万の単位で遺体が横たわるノルマンディーの悲惨な大激戦を、映画「The Longest day」(邦題・史上最大の作戦)で確認しながら、平和のありがたさを思い直してべき1日である。ぜひYouTubeやHuLuをフル活用してくれたまえ。

1E(Cd) SCHUBERT:ERLKONIG SUNG BY 18 FAMOUS SINGERS
2E(Cd) TOSHIYUKI KAMIOKA&WUPPERTAL:SCHUMANN/SINFONIE Nr.4
3E(Cd) Walton, Marriner:RICHARD Ⅲ
4E(Cd) Brendel:BACH/ITALIENISCHES KONZERT
5E(Cd) Brendel:BACH/ITALIENISCHES KONZERT
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