2014年06月02日(月)

Fri 140509 夏をどう過ごすか ヴェルサイユ マック○○○(ヨーロッパ40日の旅36)

テーマ:ブログ
 どんなことでも同じだけれども、楽しみで楽しみで待ちきれないほど楽しみにしている物事は、実は「それが実際に始まるまでが勝負」であり、「始まる直前が一番楽しい」のである。
 クリスマスもお正月もまさにその通りなので、クリスマスはイブイブイブぐらいが、街もヒトビトも最高に花やいでいる。12月20日☞21日☞22日、「きっと今ごろサンタさんは、トナカイさんたちとイブの打ち合わせ中だな」と、雪の降り出しそうな空をウットリ見上げる夜が、一番うれしいのである。
 せっかくのサンタさんを、なぜMac君は意地でも「三田サン」と変換するんだろう。「三田」を「さんた」と読むことは考えられない気がするが、3回やってみて3回とも、どうしても「三田サン」。よほどサンタがキライなんだろうけれども、そんなに意地っ張りだと、ロクなことないよ。
 夏の高校野球もおんなじだ。中年オヤジになればなるほど、高校野球の話題が大好き。「九州地方が梅雨入りしたとみられる」などという季節になれば、地方の飲み屋でのオヤジたちの会話は、「今年の県予選はどの高校が勝ち進むか」にテーマが絞られてくる。
 我々オヤジとしては、実際に甲子園での熱戦がはじまってからよりも、地方予選の準々決勝☞準決勝ぐらいが最も盛り上がる。「熱闘甲子園」より「甲子園への道」が好き。あだち充「タッチ」を見てみたまえ。単行本で30巻近くもあるのに、そのほとんどが地方予選。甲子園大会はほぼ完全にパスなのだ。
ベルサイユ1
(ヴェルサイユ宮殿を訪問する)

 だから受験生諸君、いきなり「夏休みの過ごし方」という話題になってマコトに申し訳ないが、夏休みを楽しみにしていればしているほど、「勝負は実際に夏休みが始まるまで」だということを、肝に銘じておかなければならない。
 「今も部活に全精力を傾けている」という現役生諸君、それはホントに素晴らしいことだ。「大会が終わって部活を引退☞夏休みからが勝負」という発想は、普通の高校生なら当たり前である。
 一方、この春失敗して浪人、「心機一転」「捲土重来」と色紙に書いて予備校生になった諸君。春に出遅れ、連休が終わっても何となくやる気になれず、「5月病かな」☞「6月病かな」とダウンスパイラルに陥り、早くも「夏に賭けよう」と考えている可能性は低くない。
 要するに現役も浪人も、「夏休みで一気に大逆転」という発想で瞳を輝かせ、努力の開始を先延ばし&先延ばしにする。いつのまにか「努力の開始は7月21日」「それまでは怠けていられる」と、生暖かい繭にくるまって、全てを魔法のように解決してくれるであろう夏休みを、ヌクヌク夢みて過ごすわけだ。
 しかし諸君、いったい今までの人生で、夏休みが全てを解決してくれたタメシがあるだろうか。夏休みの開始を7月21日に設定すれば、最初の10日はそのまま夢みるように過ぎていく。目が覚めるのは早くて8月1日、普通は8月5日ぐらいになって「おや、夏休みもあと5日で半分終わるな」と気づいた1日である。
ベルサイユ2
(ヴェルサイユ宮殿前、ルイ14世銅像)

 クマ蔵なんかはもっとダメなヤツであったから、立秋を過ぎてはじめて「風の音にぞおどろかれぬる」みたいな怠惰な夏休みを毎年続けていた。そういう夕暮れ、枝豆もトウモロコシもスイカも、何故かみんな苦い味がした。だから、今井君のアドバイスは自分の失敗を踏まえている。心して聞きたまえ。
「夏休みが痺れるほど楽しいのは、実際に夏休みが始まるまで。どんな素晴らしい饗宴やパーティーも、いったんそれが始まってしまえば、『この楽しさもまもなく終わりになってしまうな』という悲哀と悲嘆に満たされるものである」
「だから夏休みを心ゆくまでエンジョイしたければ、6月と7月こそまさにその時。夏休み本番よりもずっと心をこめて、開始前の高揚した花やかさを満喫すべきである」
 8月20日を過ぎれば、どんな悲哀に満たされるか、昨年までの夏休みを振り返ってみたまえ。7月20日、通信簿をもらって帰る小学生の高揚と、8月20日、やっていない宿題の山や、無視してきた自由研究や絵日記のことを考えて涙を流した記憶。「始まる前が花」とは、そういうことである。
 だから受験生諸君、6月から7月上旬までの40日あまりを、「この40日こそ夏休みの本番だ」と考えて、受験勉強にマジメに力を尽くすことを心からオススメする。
 もちろん、部活生はそうもいかないかもしれないが、今までスポーツに打ち込んできた集中力があれば、英語の基礎ぐらいは同時進行で何とかなるはず。単語に熟語に文法ぐらい、スキマ時間でどんどんこなしていけば、「勉強だって進んでいる」という安心感と爽快感が、部活のパフォーマンスさえも高めてくれるはずだ。
庭園1
(ヴェルサイユ、広大な庭園 1)

 さて、これがいったいどういう意味で「ヨーロッパ40日の旅」と関係するのかであるが、諸君、長いように思えた40日の旅も、パリ滞在10日間の後半になると、「もう終わりなのか…」という悲哀に包まれるようになったのである。
 40日の旅、40日の擬似放浪と言えば、要するに夏休みの全てを旅に費やすのと同じこと。それだけ思い切った使い方のできる休暇は、長い一生でも、そんなに頻繁に見つけられるものではない。
 この40日の旅で1番印象的だったのは、結局2月8日の「代ゼミでの最後の授業」である。同じ2月8日、冷たい雨の降る西新宿のシズラーでランチを済ませ、新宿高島屋の東急ハンズで旅に必要なものをいろいろ買い込んだ午後も楽しかった。
 2番目に印象的なのは、2月9日。成田からスカンジナビア航空のヒコーキで出発し、コペンハーゲンでベルリン行きのヒコーキに乗り換え、深夜に吹雪のベルリンに到着するまでである。
 旅の前半は、夏休みの前半と同じように、夢みるように過ぎていった。悲しさを感じはじめたのは、オーストリアとイタリアの国境を列車で過ぎてヴェネツィアに至り、明るい青い海を見て「冬が終わった」「春が来てしまった」と実感した瞬間である。
庭園2
(ヴェルサイユ、広大な庭園 2)

 こうしてパリに腰を落ち着け、3月15日を過ぎてますます暖かくなり、とうとう出歩くのにコートも必要ないぐらいの陽気になると、悲哀も悲嘆も諦めに変わって、「あとたった5日」「長い旅ももう終わり」「あとは東京に帰るだけ」「また忙しい仕事が始まる」という味気ない気持ちになった。要するに、夏休み♡8月25日ごろの心境である。
 そんな心境では、何をしても楽しくない。パリで最後に残しておいたのは、ルーブル美術館とヴェルサイユ宮殿である。もともと巨大美術館は大キライだから、ルーブルはあくまでパリへのお義理の訪問。8月25日の悲しみの中で、「先にヴェルサイユを片付けちゃうか」と決めた。
 パリからヴェルサイユは、近郊電車RERで40分ほど。東京から横須賀線か高崎線で40分の小さな旅をするのと同じ感覚である。終点「ヴェルサイユ・リブ・ゴーシュ」で降りてすぐ右へ、そのまましばらく歩いて左に曲がると、壮大な宮殿が目の前に広がる。
庭園3
(ヴェルサイユ、広大な庭園 3)

 シーズンオフであっても、何しろ団体ツアーの大型バスが次々とやってくるから、その混雑は東京ディズニーリゾートに勝るとも劣らない。というか、劣るとも勝らない。
 今井君は男子だからまだいいが、女子の皆さんはさぞかしトイレがたいへんだろう。ディズニーと違って、ヴェルサイユはトイレが少なすぎる。もちろんここは宮殿であって、観光客が大挙して詰めかける事態は前提にしていないのだから当然であるが、いつもトイレにこれほどの長蛇の列ができてしまうなら、ぜひ対策を講ずるである。
 今井君が見た所では、女子トイレの列は「こりゃ30分待ち以上、下手すれば1時間近くかかりそう」という状況。男子だって、まさか「立ち○○」というわけにはいかないから、キツい尿意の激しい襲来に耐えながら宮殿めぐりをすることになりかねない。
 そこでこの時の今井君が考えたのが「マックshikko」。この数年、ヨーロッパでも駅前のマックやスタバは定番になったから、マックさんやスタバさんにはホントに申し訳ないが、その立派な施設を前もって必ず利用させていただく。
 それは別に今井君だけの工夫ではなくて、欧米人なら多くの人が実践していらっしゃることのようである。もちろん「商品お買い上げ」もすべきなのであるが、マックshikkoもスタバshikkoも、「緊急避難ということで許していただく」という大胆な人が少なくないようである。

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