Tue 140114 田舎もんの集まりの底力 北千住でお仕事 クマも日々是成長 北千住祝勝会 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 140114 田舎もんの集まりの底力 北千住でお仕事 クマも日々是成長 北千住祝勝会

Tue 大阪のヒトが東京を真っ向から否定しようとするとき、ほぼ定番のヒトコトが「東京ゆうても、田舎もんの集まりやろ」である。なるほどその通りなのかもしれないし、今井君はまさに代表格であって、秋田市土崎港などという海鳴り轟く風雪の町で生まれ、18年も雪と戦いながら育った田舎グマである。
 「田舎もんの集まり」と言う場合に、その「田舎」が指し示す範囲がどこからどこまでなのか、「田舎もん!!」という罵倒が21世紀の市民に相応しいセリフなのか、そのへんの難しいことは、今は話題にしないでおこう。
 今日のサト助が語りたいのは、明日2月8日に首都圏を襲うと予報されている大雪のことである。NHKニュースでは「首都圏でも積雪のおそれ」「交通機関の乱れに注意」と、キャスターやら天気予報士やらが緊迫した表情で注意を促している。
 2月8日といえば、大学入試がいよいよ本格的に始まって最初の週末である。受験生諸君には、代替交通手段の確保、どの路線が止まったらどのルートで迂回するか、しっかり考えておいてもらいたい。それこそ、パパ&ママの出番でもある。
 しかし諸君、北国育ちの今井君からみると、積雪の「おそれ」と緊迫の表情で伝える割に、その「おそれ」なるものの実態が「積雪10cm程度」ということになると、それこそ失笑を禁じ得ない。そんなの、サト助みたいな田舎もんから見たら、積雪の部類には入らない。
北千住1
(2月4日、北千住でお仕事。教室はパンパンのパン助だった)

 そこで冒頭の「田舎もんの集まり」の話に戻るのである。東京は、大阪の人たちが口を揃えておっしゃる通り、おそらく田舎もんの集まりなのだ。田舎もんが集まって、その都市GDPはダントツの世界一。GDP規模はスウェーデン1国に該当する。諸君、「田舎もん、恐るべし」である。
 大阪の人の言う田舎もんは、おそらく東北・北海道・北陸あたりのヒトビトであって、集団就職で東京にやってきた60代70代の人、大学進学のために上京したという40代&50代の人、東京の田舎もんは、首都圏を支える大黒柱ばかりである。
 で、大雪の話に戻るが、東京を支える大黒柱の多くが、実は東北・北海道・北陸のヒトビトだとすれば、明日の「積雪10cmのおそれ」なるものを、大黒柱さんたちは今ごろみんな笑い飛ばしているはずなのだ。
 アテネのパルテノン神殿にズラリと並ぶ大理石の柱のうち、5割とか6割の柱が笑い出したらさぞかし楽しいだろうが、今日の東京で「積雪のおそれ」のニュースが流れるたびに、状況はまさにそんなところなんじゃないだろうか。
今日も半月君
(ニャゴの半月君。何だかちょっと太くなった)

 今井君は、今日は東京駅前の朝日生命ビルで16時半からお仕事。21時にはいったんオウチに帰って、明日午前中には羽田空港から福岡へ「ヒコーキでビューン」をやらなければならない。「積雪のおそれ」→「交通機関の乱れに注意」なのは、今井君も受験生の皆さんと同じなのだ。
 しかし諸君、恐れてはならない。東京は「田舎もんの集まり」。ならば実際は「雪に慣れたヒトビトの集まり」でもある。雪に慣れたヒトビトが団結して、みんな笑顔で除雪にあたれば、積雪10cm恐るるに足らず。オトナがみんなで力をあわせて雪に対抗すれば、例えば自然災害時の訓練として有効でさえあるはずだ。
 明日のサト助は、どんなことがあっても福岡に駆けつける。200名を超える受講生が待っているのだ。ヒコーキが飛ばなくても、新幹線が止まっても、必ずマホーのように福岡にたどり着いてみせる。そのための手段なら、人がアッと驚くようなものまで準備している。
ケーキ
(北千住でも、ケーキをいただく)

 2月4日、サト助は新潟県長岡からいったん帰宅。夕方から千代田線で足立区北千住に向かった。北千住には毎年1回、だいたいこの時期に訪れることになっているようだ。代ゼミから移籍してきて、すでに9年が経過。北千住もすっかりお馴染みになった。
 出席者は163名。毎度恒例「校舎はじまって以来、最大の出席者数」というヤツであるが、これは別に今井君がエラい訳ではない。若いスタッフ一同の日々の奮闘の結果であって、サト助なんかがそっくりかえって大威張りするにはあたらない。
 サト助のお仕事は、「今日初めて北千住校に来てみました」という一般生(またの名を「外部生」ともいう)諸君が、継続してこのままこの校舎に通う決意をするように導いてあげることである。
 こういうことを書くと「なんだ、オマエは営業マンか?」とビックリする人もいらっしゃるが、講師として「ココに通って思いっきり勉強すれば必ずうまくいく」と確信している以上、営業マンだろうと何だろうと胸を張って「ココはいいよ」「今井の授業はトビキリ&抜群だよ」と、チャンと伝えないほうがオカシイのだ。
北千住2
(もう1度、北千住パンパンパン)

 「校舎はじまって以来」なのは、決して出席者数だけではない。おそらく爆笑の頻度も、大爆笑の総量も、「ようし、やるぞ!!」という決意の総量も、全部が全部「校舎はじまって以来」の激しさだった。今井君も日々着実に進化していて、3年前よりも一昨年、一昨年よりも昨年と、話術も熱意も説得力もグングン向上を遂げているのだ。
 今年のサト助をごく冷静に客観視するに、「もうこれ以上の進化は考えにくい」というほどの成長ぶりであって、2014年バージョンのサト助と90分をともにすれば、どんなにカタクナな人でも必ず心を開いてくれるものと信じている。
 今夜の北千住には、8年前に生徒として在籍した先輩・税所篤快君が見学に来てくれた。早稲田大学の学生でありながら、バングラデシュ・ルワンダ・ヨルダン・ガザ地区・ミンダナオ島と世界を股にかけて大活躍中の、驚くべき青年である。詳しくはグーグル先生にどうぞ。
祝勝会
(北千住の祝勝会は税所君と。真ん中にお店のオネーサンも写りこんでいる。丁寧な応対のいいオネーサンだった)

 せっかくだから、集まった163名の受験生諸君の前でヒトコト挨拶してもらうことにした。今日の163名の中には、巣鴨校・蒲田校・新松戸校・つくば校など、北千住からずいぶん遠くの校舎に通う生徒たちも駆けつけてくれたのだ。先輩・税所君としても、挨拶のしがいがあったことだろう。
 終了後、北千住駅前の丸井9階「うまや」で税所君と祝勝会。貧しい国々や地域での活躍ぶりには、ただ単に外国旅行を繰り返しているだけのサト助なんかは、まさに頭の下がる思いである。
 スタップ細胞女子もノーベル賞候補だろうが、税所君もこのままのバイタリティで活躍を続ければ、遠い将来ノーベル平和賞候補になってもおかしくないと確信する。すると諸君、早稲田大学から、2人のノーベル賞候補が出るのでござるよ。
 ま、しかし、「そんなことよりまず勉強」だ。彼はこれから海外の大学院に進む計画らしい。海外での活動そのものが研究テーマと見做してもらえる嬉しい状況。欧米の錚々たる大学の名前がズラリと並ぶのだけれども、ここではそれには触れないでおく。今後の健闘を、クマ蔵も楽しみに待っている。

1E(Cd) Tower of Power:TOWER OF TOWER
2E(Cd) Tower of Power:URBAN RENEWAL
3E(Cd) Tuck & Patti:CHOCOLATE MOMENT
4E(Cd) 村田陽一 & Solid Brass:WHAT’S BOP
5E(Cd) Solti & Wien:MOZART/GROßE MESSE
total m70 y70 d12990