Sat 140111 レインボーロードのこと 高松の卒業生と福の神♨サト助 暴飲暴食とその結果 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sat 140111 レインボーロードのこと 高松の卒業生と福の神♨サト助 暴飲暴食とその結果

 2月1日香川県高松のお仕事は、午後6時半ごろ開始。税金をタップリ注ぎ込んだハコモノ行政の典型のような豪華な建物の中で、今夜もまた90分間、徹底的にしゃべりまくった。
 今夜の主催は「高松常盤町校」と「高松レインボー校」。なるほど、諸君の関心は「何だ何だ、『高松レインボー』ってのは?」というほうに向くだろうが、要するに高松市に「レインボーロード」という繁華街があって、「高松レインボー校」は素直にその街の名前をとったのである。
 しかし、なかなか凄いねぇ。「レインボーロード」であるよ。しかもそのレインボーロードは4つのプロムナードに分かれていて、それぞれ「光のプロムナード」「水のプロムナード」「花のプロムナード」「風のプロムナード」と名付けられている。
 こうなると、「うどん県なのに、何で『うどんのプロムナード』がないの?」と揚げ足をとりたくなるが、そういうことを言っていると、徳島に「阿波踊りプロムナード」、高知に「龍馬プロムナード」、松山に「坊ちゃんプロムナード」が出来てしまいかねない。
高松1
(高松も大盛況)

 するとほれ、またまた秋田出身の今井君は心配になってくる。市役所の人が似たような企画を立てて、「どうだすべな、秋田も負けてないで、ロードとかプロムナードを作って観光客誘致をやらねばダメでねぇべか?」
「そうだすな。どうだべ、『はたはたプロムナード』『きりたんぽプロムナード』『かまくらプロムナード』。そしてもちろん『なまはげプロムナード』が決め手だべ」
「おお、いいっすな。『はたはたプロムナード』にはサカナ君の銅像。『きりたんぽプロムナード』の蛍光灯は、きりたんぽのデザインで」
「そしてもちろん、『なまはげプロムナード』では、商店街の人が全員なまはげのコスプレ。きっと世界から観光客が殺到するべな」
 ま、そういうことにならないように祈るだけであるが、香川県には「オレンジタウン」などという駅もあって、「決して『うどん県』だけじゃない、オシャレな香川県」を売り込みたいという気概が感じられる。というか、うどん県キャンペーンが行き過ぎて、県内からも反発の声が上がっているんじゃないか。
菊池寛
(高松には「菊池寛通り」などという知的ストリートもある)

 「高松常盤町校」にも今井君は思い入れがある。昨年のちょうど今ごろ、お仕事で神奈川県に向かう満員電車の中で、臆せず今井君に声をかけてくれた女子が、この高松常磐町校の生徒だった。
 受験のために高松から東京にやってきて、慣れない東京で全力を尽くしている最中だったはず。「今日も受験でした」「中央大学を受けてきました」と、短く挨拶して、確か彼女は東急線の三軒茶屋で降りていった。
 あれから1年が経過。高松常盤町校のスタッフに尋ねてみたら、彼女はあの日受験した中央大学に合格して、進学を決めたとのこと。10校近く受験して、だいぶ苦労した様子だったが、あの日の中央大と、あともう1校だけ合格して、中央大を選んだのだという。
 スタッフみんなで彼女のことを心配していたので、合格報告に校舎全体が沸き立ったのだそうだ。この時期の予備校を華やかに彩ってくれる、毎年変わらぬ嬉しい光景だが、やっぱり今井サト助は福の神みたいなものなのだ。街で見かけたら、遠慮なしに声をかけてくれたまえ。サト助にキチンと挨拶すれば、きっと福の神が舞い込んでくる。
ケーキ
(高松でもおいしいケーキを2つもいただいた)

 しかし諸君、福の神サト助は、最近ちょっと太ったようである。ズンボが少しばかりキツくて♨、「ベルトの穴を一つ緩めようかな♡」と、何だかダラしないことをヒソカに考えていたりする。
 そりゃ、太るのも当たり前だ。連日お仕事の前に、どこの校舎でも気を使っておいしいケーキを出してくれる。まあ1個なら常識的なオヤツとして許される範囲だろうが、このごろは「2つ」それどころか「3つ」と目の前に並ぶ。
 しかも、買ってきてくれたスタッフが、「いまか♡いまか」と目を輝かせながら、クマがケーキにかぶりつくのを待ち受けている。こうなると、クマ蔵はまさに「動物園のクマって、さぞかしこんな気持ちなんだろうな」と考えながら、2つでも3つでもペロリと平らげてしまう。
 おそらくそれがキッカケになって、胃袋がますます大きくなったようだ。お昼にもお腹がすいて、徳島では「ヒレカツ定食」。店員さんに「もっと大きいのはありませんか?」と尋ね、「一番大きくても120グラムのしかありません」と、呆れ顔でたしなめられる始末だった。
高松2
(高松で大活躍の今井君。何となくお腹のあたりが充実している)

 高松でも、昨日の写真で示したとおりの「まんでがんうどん」。あんなにタップリ具の入ったのを5分もかからず平らげて、すんでのところで「もう1杯、今度は『まんでがん』じゃなくて、釜揚げうどんをください」と注文するところだった。
 ヒコーキに乗ればお弁当が出るし、新幹線に乗ればお弁当を売りにくる。お仕事が終われば、楽しい祝勝会が待っている。冷静に考えると、ほとんど「暴飲暴食」のコトバがピッタリの状況。ふと写真のサト助を眺めると、何となくお腹回りが太くなったような気がする。
 そろそろ自重しますかね。ちょうど今、「センター試験90%」の収録の真っ最中。太ったクマでは、何だか知性に欠けるように見えかねない。「太ったクマより、痩せたアリストテレスになるべし」。むかしむかし、東大学長の大河内一男教授が、東大卒業式でその趣旨の有名な訓示をしたことがある(1964年3月28日)。
焼肉
(ダイエットだからこそ、焼き肉で祝勝会)

 というわけで、2月4日のクマどんは自らダイエット宣言をしようと思う。もちろん楽しい祝勝会にはこれからも遠慮なく参加するつもりであるが、弁当、ヒレカツ定食、まんでがんうどん、太ったクマを養成するその種のものを可能な限り遠ざけて、「いくらか知的に痩せた感じ」を演出しようと考える。
 そこでサト助は、高松の祝勝会でも遠慮なく焼き肉パーティーに参加した。肉をワシワシやると、胃袋や腸が懸命に頑張って消化に努め、その運動にエネルギーを消費して、結果としてヒトは痩せるのだ♨
 マコトに勝手な言い分であるが、「かわいい胃袋には旅をさせよ」「かわいい腸には汗をかかせよ」ということである。「物理学が専門、かつてボリビアの研究所で働いていました」というユニークな先生とともに、脂の少ない牛の肉を選んで焼きまくり、素晴らしい一夜が更けていった。

1E(Cd) Sheila E. & The E-Train:HEAVEN
2E(Cd) Tower of Power:TOWER OF TOWER
3E(Cd) Tower of Power:URBAN RENEWAL
4E(Cd) Shiff:BACH/GOLDBERG VARIATIONS
5E(Cd) Solti & Chicago:MAHLER/SYMPHONY No.4
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