Tue 140107 センター90%、収録絶好調 オルレアン・オマモリ・シリーズ(マタパリ29) | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 140107 センター90%、収録絶好調 オルレアン・オマモリ・シリーズ(マタパリ29)

 2014年春のお仕事が今週から本格的に始まった。一昨日は吉祥寺スタジオで収録、昨日も吉祥寺で収録。今日はこれから四国の徳島に飛び、明日は高松、明後日は新潟県長岡に移動してお仕事。「高松から長岡」ってのも、なかなか激しいじゃないか。
 その合間をついて、2014年センター試験の分析もしなきゃいけない。2月7日にはその成果を高校の先生方の前で発表する予定。今井君は地道な性格じゃないから、データや数字は大の苦手だけれども、今回の発表はマコトに面白いものになりそう。読者の中に高校の先生がいらっしゃったら、ぜひとも参加していただきたい。
オルレアン1
(ジャンヌ・ダルクの奇跡を支えたオルレアン大聖堂。ぜひオマモリにどうぞ)

 昨日と一昨日の吉祥寺での収録は、「センター試験90%突破」。2011年から2014 年までの最新問題ばかりを教材に、「いま50%しか取れていないヒトでも、1年後には90%をもぎとろう」というウルトラ充実の講座に仕上げたい。
 50%とは、ちょうど100点。90%とは180点だから、「たった1年でそんなに伸びるの?」と半信半疑になるかもしれないが、今井君自身、昨年のセンター同日体験で120点しか取れなかった高2生が、1年後のセンター本番で195点を獲得したのを目撃したばかりである。
 つまり諸君、1年あれば、実際に+75点が可能なのだ。いま110点のヒトは、75点プラスして185点。いま100点のヒトは、単純計算なら175点だけれども、猛烈ラストスパート分を付け加えて180点。ほれほれ、チャンと&キチンと努力すれば、90%なんかすぐ目の前だ。
オルレアン2
(ジャンヌ・ダルクの奇跡を支えたオルレアン大聖堂、遠景。トラムとともに。これもオマモリにどうぞ)

 一昨日&昨日と吉祥寺で収録した今井講座は絶好調。全20回のうち、前半のパート1:10回分がリリースされるのは今年3月下旬になりそうだが、高校生諸君も、その周囲にいらっしゃるオトナの皆さんも、ぜひ楽しみに待っていてくれたまえ。
 昨日までに収録したのは、第1講「概論・センターにどう対処するか」と、第2講「第5問について」、第3講「第6問について」。うにゃ、第1講のサト助の迫力には誰でも圧倒されるだろうし、第3講を受講すれば、「今までの自分の長文読解はいったい何だったんだ」と、両手がワナワナ震えてくるはずだ。
「いいかぁ、時間との勝負なんだ!!」
「いいかぁ、まず急いでバーッと読むんだ」
「いいかぁ、細かいことにこだわるな。速読力の勝負だぞぉ」
とか、そんなツマラン世界とは全く違う。
 予備校講師って、何で「いいかぁ?」が多いんですかね。大ベテラン♡今井から見ると、「時間との勝負」「バーッと」「速読だぁ」の全てがマコトに愚かに思える。センター試験は、少なくとも英語については、悠然と立ち向かうもの。今井講座を受講すれば、その真実を痛感すると確信する。
オルレアン3
(奇跡の少女ジャンヌ・ダルク。平和なクリスマス市とともに。オマモリにいいかも)

 さてと、この頃ちょっと「オマケ」な感じのある旅行記「マタパリ」であるが、さすがに今井君の本職は「旅行家」ではなくて「予備校講師」なんだから、この時期の旅行記にオマケ感があることぐらい、許してくれたまえ。
 グリコのオマケだって、グリコ本体以上に記憶に残っている。少々のオマケ感でメゲているようじゃ、まだ人生の神髄が分かっていないのだ。ついでに「しんずい」には3種類あって、神髄・心髄・真髄。どれがどれだか区別のつくヒトはいるかね? 受験生諸君、ちょっと辞書でも調べてみたまえ。
オルレアン4
(冬の雨に濡れるジャンヌ・ダルクの家)

 12月27日午後、サト助は「グリコのオマケ」としてのオルレアンに到着。駅前の大きなショッピングモールを抜けると、この街にもやっぱりキレイなトラムが走っていて、ヨーロッパの中規模都市は今やトラムブームであるらしい。
 日本の中規模都市も、マネをしてどんどんトラムを取り入れたらいい。西日本の街には大正時代以来のトラムを積極的に活用している街が多いが、東日本はイマイチ。そりゃバスでも構わないが、キチンとレールが敷かれている分、使う側として安心感が違う。
 安心感が嬉しいのは、サト助みたいな旅行者としてはなおさらであって、ルアーブルでもストラスブールでも、ちっとも躊躇せずにトラムを利用できる。どこから来てどこへ行くのか、バスと違ってハッキリ分かるのがいいし、「万が一乗り間違えても、降りてレールを逆に辿って歩けばいい」と、暢気に構えていられる。
 雨のオルレアンで乗った3両編成のトラムは、2分ほどでジャンヌ・ダルクの銅像のある公園を過ぎた。進行方向左に堂々たる大聖堂の姿が見えて、まもなくロワール河をわたる。クマ蔵はそのあたりでトラムを降り、駅に向かって引き返すルートでこの街を観光することに決めていた。
オルレアン5
(オルレアンの飲食店街。12月27日、さすがに閑散としていた)

 この1週間続いた雨のせいで、ロワール河は黄土色の泥の色に濁っている。その冷たい水に数羽の黒い鵜が浮かんで、盛んにお魚を狙っている。水面から出ているのは首から上だけ。何だかとっても寒そうだが、それも習性ならば致し方ない。
 とりあえずサト助もお腹が減った。鵜クンたちがあんなに熱心にお魚をとっているのを目撃したら、サト助も意地でもメシを食いたくなった。何しろ今朝は早朝にホテルを出てブロワに向かった。時計はすでにお昼どき。そりゃ腹ぐらい減っても当たり前だ。
 オルレアンは美食の都であって、大聖堂の近くには旨そうなレストランが集中している一角がある。冷たい雨が降りしきる中、クマどんは熱いお肉と旨いワインを求めて、大聖堂のある界隈を目指したのである。

1E(Cd) Joe Sample:RAINBOW SEEKER
2E(Cd) Joe Sample:SWING SWEET CAFE
3E(Cd) Joe Sample & Lalah Hathaway:THE SONG LIVES ON
4E(Cd) Shiff:BACH/GOLDBERG VARIATIONS
5E(Cd) Shiff:BACH/GOLDBERG VARIATIONS
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