Sun 131229 完全授業タイプ♡Dテキスト こりゃいいね サンパウロで働く決意をした男 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sun 131229 完全授業タイプ♡Dテキスト こりゃいいね サンパウロで働く決意をした男

 1月20日、今年の仕事始めは千葉校で「特別公開授業:Dテキスト」を使用した。昨年のうちに新作テキストを3本制作。今までのA・B・Cの3本に、完全授業タイプD・E・Fの新作が加わって、ますます充実した1年になりそうだ。
 Dは、センター第2問の整序英作文を徹底解説するもの。最新の問題16問を解きながら、センター英語に対処する戦略と戦術を概説する。Eもやっぱりセンターの戦略&戦術だが、Dよりも難易度をあげて、第2問・第3問・第4問を使用する。Fは、超難関向けの読解問題と文法正誤判定問題をズラリと揃えた。
 「大爆笑が20秒に1回」という驚きのA・B・Cタイプももちろん素晴らしいが、「今日は笑いは必要ありません。どうしても授業をやってほしいんです」という時には、是非&ぜひD・E・Fテキストを準備してほしい。
 それでもやっぱり今井君だから、自然に笑いはタップリ入ってしまうが、授業の充実感もまた強烈&激烈。初めて今井君の話を聞いた生徒たちも、「こんなに充実してるんじゃ、どうしてもこの先生の授業を受けなきゃいかんね」と、その場で決意を固めるはずだ。
千葉
(千葉での仕事始めはDテキストを使用。こりゃいいね)

 千葉での仕事始めは、高2生が対象。「高3生たちと同じ日にセンター試験を体験してみて、あんまり出来ないのでビックリした」という諸君が、たいへん厳しい表情で集まってきた。
 そりゃそうだろう。もちろん「まだ1年あるじゃないか」という慰めもあるが、「80点しかとれなかった」「100点とるのがやっとだった」「医学部志望なのに、120点だった」という場合、残りわずか360日で+70点も80点も伸ばしていかなきゃイケナイのだ。
 センター本番の1年も前に「このままじゃオマエはダメだ」とビシッと宣告されてしまったわけだから、彼ら彼女らの表情は固く、会場を見回してもほとんど笑顔はない。蒼白な顔がズラリと並んだ中に、青い顔、緑の顔、ムラサキの顔まで混じっている。
 出席者170名。教室全体が青黒い雰囲気に澱んでいる。こんな状況でA・B・Cタイプの「爆笑の連続」はツラい。というか、むしろ痛いかもしれない。もちろん今井クマ蔵は超ベテランだから、この会場を爆笑の渦にすることはカンタンだけれども、それも何だか可哀そうになるぐらいの、徹底した青黒さであった。
 もらった資料で全国平均点を確認すると、英語はまだいいほうみたいで、120点前後。むしろサト助は国語の平均点をみて唖然としたのだが、何と100点を切っている。ありゃりゃ、母語のテストで全国平均が「半分」って、そんなんでいいのかね。何となく、出題する側に問題を感じる。
ケーキ
(千葉でケーキをいただく。今年もクマはケーキが大好き。フルーツ系♡ババロア系♡ジュレ系♡だ)

 さて、青黒く染まった千葉の170名を、充実感でいっぱいの笑顔にさせるのが今夜の今井君のお仕事である。
「よおし、これなら行けるぞ!!」
「よっしゃ、360日後には今よりもう80点多くとれているはずだ。じゃ、すぐに始めるか」
「何だ、やり方が悪かっただけじゃん」
と、170名全員が固くコブシを固めて天に向かって突き上げる気持ちになってくれれば、そのときに初めて「大成功」と言えるのである。
 今井君はまず戦略と戦術の違いから語り始める。もちろんそんなことは分かっているだろうが、センター試験に限定してこの話を進めると、冒頭10分の段階で、青黒かった雰囲気は、ガラリと変わる。
 ブログであんまり詳しく書くわけにはいかないが、D・Eテキストを使う時のクマ蔵はまず
① 戦略も戦術もない、中世の一揆みたいな戦い方
② 戦略はハッキリしているが、戦術のない強引な戦い方
③ 戦略はないが、戦術ばかりが異様に充実している状況
以上3者の愚かさから説明する。
 その後で、まず正しい戦略を確認。続いて戦術編に入り、Dなら「整序英作文を1問20秒で解くには」、Eなら「釣りの名人とはどんなヒトなのか」を述べた後で、具体的な問題の正しい戦術を説明する。
にゃご
(今年も態度のデカいニャゴ)

 いやはや、千葉でもマコトに多くの生徒諸君が、大きく頷きながら聞いておったよ。保護者対象の講演なら、「パパやママが大きく頷きながら」という光景をよく目にするけれども、若々しい高2生諸君があんなに素直に大きく頷く光景は、滅多にお目にかかることは出来ないと思う。
 概論のあとは、実際の問題を解きながらの進行になる。整序英作文を2分で4問というペースで解いてもらい、その後で解き方の解説を繰り返すのであるが、この部分についてはさすがに企業秘密であって、ブログでは公開できない。
 生徒諸君には、今井クマ蔵が2014年に収録する「センター英語90%」を受講してもらいたい。塾や予備校の関係者の皆さんは、是非この今井君を公開授業に呼んでいただき、「Dテキストでお願いします」または「今日はEテキストで」と、開始10分前までに言っていただきたい。
 直前まで会場がどんなに青黒い顔で埋まっていても、公開授業が終わるころには、「いけるぜ」「やれるぜ」「やるべ&やるべ」という叫びと、ハッキリ光が見えた喜びの笑顔が溢れているはずだ。
なで
(夕暮れのテレビネコ。ナデシコは天気予報が大好きだ)

 さて、千葉の控え室を訪れてくれた3年前のモト生徒:K君のことを書いておこう。彼は、3年前に千葉県の土気校でクマ蔵の授業を熱心に受けていてくれた男子。早稲田大学政経学部の国際政経学科に入学した。
 入学直後の1年の夏にも訪ねてきてくれたのだが、あれはちょうど西新井校で「今井先生vs税所篤快君」の対談があった夜のことで、生徒100人の前での税所君の熱演も素晴らしかった(税所篤快君について知らないヒトは、グーグル先生に聞いてください)。
 せっかくだから、対談が終わった後でK君を税所君に紹介してあげた。「せっっかくの大学で、学部の授業を受けているだけじゃつまらない」「授業以外にもいろいろやってみたい」と言うんだから、税所君としゃべるのも参考になるかと考えたのである。
 今回K君と話をしたのは、あれ以来のことである。何だかオトナっぽくなって、精神年齢が小5のまま成長の止まってしまった今井君なんかから見ると、もうすっかり立派な青年になっていた。
 その彼の報告は「サンパウロで新聞の記者をやることになりました」「とりあえず1年、ブラジルで頑張ってきます」という、マコトに嬉しいものであった。サト助が昨年9月にサンパウロに滞在していたこともブログで読んで知っていて、リベルダージの話に花が咲いた。
 いまK君は東京都内のブラジル料理屋でバイトをしながら(シュラスコをテーブルで切り分ける仕事だそうだ)、ポルトガル語はもちろん、ブラジルの文化もいろいろと勉強しているのとのこと。ワールドカップの年をブラジルで暮らせるなんてのは、素晴らしい幸せじゃないか。
半月くん
(半月クンとクマ蔵の足)

 へぇー、ブラジルで働くんだ。なかなかやりますねえ。平凡に卒業し、普通に日本で就職するのもいいが、こんなふうに積極的に海外に出てみる青年がもっともっと増えてほしい。
 ついでに、こうやって挨拶に来てくれるのが、講師としてまたマコトに嬉しいものである。今井君を発見しても、「遠くからニヤニヤしているだけ」とか、
「お、今井先生だ!!」「こんなところにあるわけねーだろ」「でも、あのヒゲって、今井先生以外にいないんじゃね?」「えっ、ホントか?」とか、そんなふうにヒソヒソやっているだけのヒトも少なくない。
 モト生徒諸君、K君のように、どんどん挨拶に来てくれたまえ。諸君を歓迎することにおいて、クマ蔵は決して人後に落ちるものではない。税所君からも、「近いうち挨拶に行きます」というメールが来てたよん。

1E(Cd) Barenboim:BEETHOVEN/PIANO SONATAS 7/10
2E(Cd) Barenboim:BEETHOVEN/PIANO SONATAS 8/10
3E(Cd) Barenboim:BEETHOVEN/PIANO SONATAS 9/10
4E(Cd) Barenboim:BEETHOVEN/PIANO SONATAS 10/10
5E(Cd) Shiff:BACH/GOLDBERG VARIATIONS
total m145 y2325 d12520