Fri 131129 歯医者さんでニュー今井 立川で2013年の仕事納め 九州からお手紙 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Fri 131129 歯医者さんでニュー今井 立川で2013年の仕事納め 九州からお手紙

 さて諸君、こうして2013年秋冬シリーズは最終回を迎えることになった。12月20日の東京都立川をもって長かった秋冬シリーズは終了、2013年サト助は仕事納めとなって、1月20日の千葉までしばらく遠征はお休みである。
 思えば9月下旬から3ヶ月間、日本を股にかけての大遠征は、まさにミニミニ・オデュッセイアと言っていいぐらい。オデュッセウスがトロイから帰還するのに10年かかっているから、サト助版オデュッセイアはその約40分の1。まさにミニミニの名にピッタリだ。
 北は北海道の北見・旭川・札幌から、鹿児島と沖縄は8月に訪問したばかりだから今回は行かなかったけれども、それでも南は熊本まで、移動距離も相当なものである。この秋冬は特に近畿圏に集中して、大阪・京都・兵庫をタップリ走り回った。
 また1月下旬から始まる全国行脚が楽しみだ。スケジュールもほとんど固まってきているから間もなく発表できると思うが、読者諸君もスケジュールを確認の上、是非とも積極的に参加してくれたまえ。
立川1
(12月20日、立川での大爆笑。このレベルが20秒に1回。今井スタンダードはこの1年ますます激烈になった)

 12月20日お昼ごろ、夢中でお昼ゴハンを食べていると、全く予期せぬ出来事が発生。と言うか、その前に「お昼ごろにお昼ゴハンを食べる」というマコトに当たり前の行為について、ちょっと注釈が必要だ。
 何故と言って、クマ蔵はこの世の変わり者ランキング・トップクラスに君臨する変わり者であって、「お昼ごろお昼ゴハンを食べる」などというマトモな行動には滅多に出ないからである。夕方に朝ゴハン、真夜中に昼ゴハン、明け方に晩ゴハン、そういう生活のほうがクマ蔵にとってはずっと普通なのだ。
 しかしこの日は、どうしてもお昼ごろ昼ゴハンを食べたくなった。この間の金沢出張で買ってきた「お茶漬けセット」が気になって、お昼のNHKニュースを見ながら、どうしても「お昼にお茶漬けサラサラ」をやりたくなったのである。
 それがどういうお茶漬けなのかは、近いうちに写真とともに読者諸君にも具体的に提示する。小型のドンブリにゴハンをタップリ盛りつけて、ゴハンの上に「金沢お茶漬けセット」をのせる。あとはお湯でも煎茶でも焙じ茶でも、熱いのをザブッとかけてサラサラとかき込む。まさに至福の世界である。
立川2
(立川にて。サト助も楽しそうだ)

 ところがこの至福の最中、左上の奥歯に鈍い違和感が走った。「ゴソッ」というか「ボロッ」というか、重苦しい不吉な違和感である。案の定、おおむかしに治療した奥歯のツメモノがとれて、舌で探ってみると大きな穴がポッカリ口を開けている。
 うにゃにゃ、こりゃ困った。今日は立川に18時に行かなきゃいけない。いきなり歯医者に電話して、すぐに予約がとれることは考えられないから、こんな大きな穴が口の中にあいた状況で今夜のお仕事をこなさなきゃダメだ。いやはや、困ったことになった。
 イチかバチか歯医者さんに電話してみると、「16時なら予約がとれます」とのこと。おお、素晴らしい。歯医者さんに行くなんて、何年ぶりだろう。何しろ毎日忙しくてそんなヒマがなかったけれども、ついでに歯石とかも取り除いてもらえれば、「お口の中までニュー今井」として、爽やかに2014年を迎えられるというもんじゃないか。
ケーキ
(立川にて。旨いケーキで2013年を締めくくる)

 16時、昨日からの雨はまだ続いていて、時おり激しくザッと降ってくる中、サト助は近所の歯医者さんを訪れた。お医者さんが3人いらっしゃって、そのうちの1人の女医さんがサト助の担当になった。
 レントゲンから始まって、治療に30分。「歯石とか、まだいろいろやらなければならばならないことがあります」と宣言されて、1月から2~3回は歯医者さん通いを続けることになった。こういうのも悪くない。ニュー今井の完成には、いろいろ手間がかかるほうが面白いじゃないか。
 しかし問題が1つだけあった。「おやおや、すっかり時間がかかってしまった。立川には18時半近くになってしまう」と気づいてビックリしたのである。今いる場所は代々木上原。新宿経由で中央線に乗っても、下北沢から京王井の頭線で吉祥寺に出ても、どうしても立川着は18時半になる。
 今井君は常にお仕事の1時間前には現場に到着していたい。本来なら17時50分には立川駅ホームに降り立っているべきなのだ。うーん、困った。秋冬シリーズの最後にきて、自らのポリシーを守れないことになってしまった。
 それでも躊躇していられないから、サト助は「立川まで特急電車を利用」という暴挙に出た。新宿から立川まで、「あずさ」か「かいじ」で30分。それならいくらかポリシー君を裏切らずにいられるかもしれない。特急料金かかかるけれども、ホンの少しでもポリシー君に忠実でいたいのだ。
切符
(調子に乗ったサト助は、立川からの帰路も特急を利用した)

 まあ何とか間に合って、寒いなか駅前で待っていてくれたスタッフに導かれ、今日の会場へ。今夜の主催は「立川駅北口校」、目標継続率を第1位で達成した優秀な校舎である。すっかり定番になった感のある大きなケーキをいただいた後、19時にお仕事開始。今日もまた高1高2生だけで約100名が集まった。
 今夜の大盛況については、1枚目の写真をご覧いただくだけとしよう。いつもは生徒の顔がハッキリ写った写真はブログへの掲載を避けているが、さすがに秋冬シリーズ40回を締めくくる写真だ。解像度を思いっきり下げておくから、「このぐらいの大爆笑が20秒に1回」という今井トークの激烈さを理解していただきたい。
 そして、2014年はこれ以上の機関車大爆走を予定しているのである。遠征用のテキストはすでに7種類を数え、90分完全授業パターンを3種類も取り揃えて、皆様からのオファーと申し込みをお待ちしている。「完全授業パターン」は、
 ① 整序英作文攻略編
② センター試験への戦略と戦術編
③ 最難関大チャレンジ編
今までの「大爆笑♡爆走機関車編」に、以上3編も新しくラインナップに加わり、歯もピカピカに磨き上げた2014年のニュー今井は、ますます絶好調ということになりそうである。
お手紙
(九州の医療技術大学の先生から、音読についてのお手紙が届いていた)

 オウチに帰ると、「九州のある医療技術大学で教員をしている」という昔の生徒からお手紙が届いていた。「学生たちの国家試験受験を支援するため、日々の学習に音読を取り入れています」とのこと。音読風景や、音読回数を記録するハンコの一覧表など、写真も同封されていた。連日の音読の成果で、学生たちの学力も飛躍的に向上したとのことであった。
 素晴らしいことである。20年も予備校講師として機関車大爆走を続けていると、元の生徒たちもどんどんエラくなって、こうしていろいろな場面で大活躍してくれるようになる。少なからず疲労した2013年ではあったが、こういうお手紙に癒されつつ、楽しく新年を迎えられることになりそうだ。

1E(Cd) Savall:ALFONS V EL MAGNÀNIM/EL CANCIONERO DE MONTECASSINO 1/2
2E(Cd) Savall:ALFONS V EL MAGNÀNIM/EL CANCIONERO DE MONTECASSINO 2/2
3E(Cd) RUSSIAN MEDIEVAL CHANT
4E(Cd) Philip Cave:CONONATION OF THE FIRST ELIZABETH
5E(Cd) Rachel Podger:TELEMANN/12 FANTASIES FOR SOLO VIOLON
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