Tue 131126 ついに2000回を達成 2013年の記録 再スタート記念に何を買ったか | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 131126 ついに2000回を達成 2013年の記録 再スタート記念に何を買ったか

 ついに更新2000回を迎え、本来なら祝賀ムードあふれる記事を書きたいところ。しかし「いやいや、まだまだこれから4年半。合計1652回の更新を続けなければならない」と、今井君はぐっと気を引き締めたいのである。
 予備校講師としては、全国の受験生に模範を示さなければならない。少しばかりの成功にウカれて生活の規律を乱すようでは、マトモな講師とは言われない。「2000回続けたから大したもんだ」じゃなくて、「まだ1652回残ってるよん」と自ら気を引き締めるべきである。
 そこで控えめに「毎日平均5000アクセス」として計算しよう。ホントはもう少しアクセス数は多いのであるが、

  1日5000アクセス×2000回=のべ10000000アクセス

という計算はマコトにカンタン、誰にでも分かる。何とこの5年半で、今井君のブログのアクセス数は、のべ1000万件に到達したはずなのである。
 こういう数字を見ると、やっぱり「気を引き締めなくちゃな」という緊張感が高まってくる。おおっぴらにダラダラ怠けてみせたり、記事の質を露骨に低下させたり、お仕事や外国への旅をサボったり、他人を露骨に否定ないし批判したり、そういうダメな姿を若い諸君に見せる訳にはいかない。
秋田港の風景1
(秋田港の夕景 1)

 たまにゾッとするのは「誤字脱字」である。読者の半分ぐらいは若い諸君だから、「文章の中で漢字を間違う」などという醜態をさらすのは最低最悪であるが、多忙な生活を縫って連日こんな分量を書き続けていれば、ふと推敲が不十分になることだってある。
 ついこの間も「無限地獄」というのをやってしまった。「センター試験の戦略と戦術」について書いた日だから、ほぼ1週間前のことになるが、「進まば極楽浄土、退かば無間地獄」とすべきところを、Mac君が何の疑問もなしに「無限地獄」と変換したのを、そのままにしてしまった。
 それどころではない。ヤフーで「むげんじごく」と検索してみたまえ。赤い文字で「無限地獄ではありませんか?」と逆ギレされてしまう。いやはや、無限地獄では、余りにも恐ろしい。ダンテの書いた地獄だって、第1層から第10層までしかない。無限に続く地獄では、人にも霊にも救いがなさすぎる。
 こういうふうだから、「更新2000回にうかれていられない」というのも理解してもらえるだろう。毎日これだけの量を書いて、ブログ執筆に使える時間は1時間強。よほど用心深く推敲しないと、愚かな誤字脱字を人前にさらす結果になって、大恥をかくのを避けられない。
秋田港の風景2
(秋田港の夕景 2)

 さて、2000回に到達したこの日は、2013年の締めくくりにもちょうどいい。昨日の記事に書いた事情があって、2013年はクマ蔵にとってあまり楽しい年ではなかったが、それでもほとんどオニの形相で大奮闘&大奮戦を続けてきた。外国への旅で立ち寄った街は以下の通り。

USA:ニューヨーク ワシントンDC ボストン シカゴ
ブラジル:サンパウロ リオデジャネイロ
フランス:パリ ストラスブール リヨン
ベルギー:ブリュッセル アントワープ ブリュージュ リエージュ

 仕事のほうもますます充実してきた。2013年、仕事で訪れた街は以下の通り。地名が重なっているのは、「何度も訪れました」ということであって、合計94回に達する。

北海道:釧路 北見 旭川 札幌 札幌
群馬県:高崎 前橋
茨城県:土浦 つくば
千葉県:柏 松戸 千葉 津田沼 稲毛海岸 北習志野 市川
埼玉県:熊谷 浦和 草加 川越 与野 熊谷 大宮 春日部 せんげん台 所沢 春日部
東京都:成増 立川 巣鴨 池袋 千歳烏山 新宿 市ヶ谷 荻窪 立川 お茶の水 市ヶ谷 お茶の水 八王子 お茶の水 大泉学園 金町 荻窪 立川 北千住 西新井
神奈川県:向ケ丘遊園 新百合ケ丘 横浜 小田原 宮前平 平塚 鶴川
長野県:長野
静岡県:静岡 浜松 静岡 静岡
愛知県:知多半田 名城大学付高
三重県:伊勢
富山県:富山
石川県:金沢 金沢 金沢
京都府:京都 京都 京都
大阪府:梅田 岸和田 上本町 八尾 堺 京橋 茨木 京橋
奈良県:大和八木
和歌山県:和歌山
兵庫県:西宮 明石 加古川 姫路 明石 姫路
山口県:宇部
香川県:高松
徳島県:徳島
愛媛県:松山 新居浜
福岡県:福岡
熊本県:熊本
鹿児島県:鹿児島
沖縄県:浦添
5歳のクマ蔵
(前の写真「秋田港の夕景2」とほぼ同位置に立つ5歳の今井君)

 2008年6月5日、「これから10年、毎日1回必ず更新します」と宣言してこのブログをスタート。「10年」と決めたのは、「予備校講師をこれからまだ10年は続けるだろう」と考えたからである。
 「残り4年半」ということになるが、うーん、自分としてもこのところますます充実感が高まって、どんな仕事をしても「パンパンにアブラがのりきった」という満足感でいっぱいである。
 2013年に収録を終えた「新D組」は、こりゃ最高の出来映え。旧D組は「ちょっと難しすぎるかな」と感じるところがあったが、新D組にはそういう部分は一切ない。デキる新高1生に、デナオシの新高2生に、ダメになりかけた新高3生の巻き返しに、これ以上は望めないほどの講座になると信じる。
 2014年は、ますますいい年になりそうだ。14とは、オヤジギャグ的に読めば「いいよ」であり「いよいよ」であって、日本も諸君も、世界もサト助も、「いよいよ、いいよ」「いーよ♡いーよ」と勢いづくべき素晴らしい年になると信じている。
 2014年のサト助は、おそらく年明け早々から「新・センター試験90%」の収録に入れるはず。収録が完了が2月下旬として、きっと4月ぐらいには受講可能になると思う。テキストの章立てが完成した段階で、最新の問題ばかりを使用したこれまた最高の出来になりそうだ。まさに「乞うご期待」な2014年なのである。
港入口
(秋田市土崎のバス停「港入口」。かつては3分に1本の割合でバスが走っていた)

 さて12月18日の秋田への旅について、少しだけ書いておこう。原点回帰を試みつつ、秋田市土崎の秋田港へ向かった。街はすっかり寂れてしまい、あの店もこの店も店じまいして、駐車場やただの空き地に変わっていた。
 行き交うのはクルマばかりで、生身の人間とはほとんど顔を合わせない。昼下がりの時間帯、昔はよく放し飼いの犬に出会った。穏やかな春の道を、向こうから思慮深げな柴犬がニコニコしながら歩いてくると、どこの家の何という名の犬か、町中みんなが知っていたものである。
 病院ばかりが大繁盛のようで、耳鼻科・整形外科・内科小児科・レントゲン科など、小さな医院の看板が街に溢れている。大きな総合病院の姿も4つか5つ見える。この町はすっかり高齢化したのである。
 かつてここには国鉄と日本石油と帝国石油の大きな工場があり、港で働くヒトも合わせて、30歳代の若い労働者世帯がほとんどだった。あれから30年、血気盛んな労働者たちはすでに60歳代から70歳代。パチンコ屋も飲み屋も影をひそめ、病院ばかりが目立つのも、まあ考えてみれば当然の成り行きである。
蒸気機関車
(秋田市土崎「神明社」脇の小公園に立つD51 370)

 江戸時代には米と木材の港として、明治から昭和にかけては石油と銅の積み出し港として、長く繁栄を極めた土崎の港であるが、いまや今日の写真1枚目の通りの寂しさ。高曇りの空に傾いた太陽が黄色く滲み、すぐ近くで日本海に流れ込む雄物川の水が、黒く重く澱んでいる。
 遠くに大型の貨物船。その前を中型の貨物船が海に向かって走っていった。穏やかな夕暮れの風の中、釣り人たちが岸壁に並んでノンキに小魚を釣っている。
 さてと、このへんで「原点回帰」は完了したものと考えていいだろう。これから電車で秋田駅前に出て、もう1つの原点「川反のキリタンポ鍋」を賞味して帰りたい。滞在時間もそろそろギリギリになってきた。
 しかし諸君、せっかく原点に回帰したのだ。何か1つだけ、「原点から再スタート」の記念になるものを手に入れたいじゃないか。では、12月18日のクマ蔵どんが再スタート記念に何を手に入れたか、明日2001回の1枚目の写真に、それを示したいと考える。

1E(Cd) Zagrosek & Berin:SCHREKER/DIE GEZEICHNETEN 2/3
2E(Cd) Zagrosek & Berin:SCHREKER/DIE GEZEICHNETEN 3/3
3E(Cd) Sequentia:AQUITANIA
4E(Cd) Nevel & Huelgas Ensemble:Canções, Vilancicos e Motetes Portugueses
5E(Cd) SPANISH MUSIC FROM THE 16th CENTURY
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