Sun 131103 京橋祝勝会 女子スタッフ3人 真如堂(第1977回 カウントダウン23) | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sun 131103 京橋祝勝会 女子スタッフ3人 真如堂(第1977回 カウントダウン23)

 11月20日夜、大阪ヒガシの京橋で仕事が終わったのが21時。仕事がいつも通りの大成功で終わった後は、当然のことながら大祝勝会に向かわなければならない。
 今夜の会場だった「ホテル京阪」から徒歩で15秒。暗い路地を1本横切って地下に入れば、祝勝会のお店「なかの屋」はすぐに見つかった。居酒屋の大きな個室を15人ほどで借りきって、今日の大成功の思い出を語り合うことになった。
 するとまず、この個室担当のウェイトレスさんが何だかソワソワし始めた。2度目に個室を訪れた時、オズオズと「もしかして、今井先生ですか?」と尋ねてくれた。ずっと今井君の授業を受けていてくれたモト生徒のカタなのであった。
 そのウェイトレスの彼女と高校時代に同級生だった男子が、我々のほうのアルバイト職員の中に混じっていた。歓声が上がり、うむ、もうこうなれば、祝勝会の盛り上がりは間違いないのである。
真如堂1
(翌11月21日、京都・真如堂を訪れた)

 この夜の今井君は、なぜか女子スタッフ3名に囲まれることになった。そのうちの1人は、「来年2月に結婚が決まっているんですけど」とのこと。おお、そりゃマコトにおめでたい。
 おめでたいことが何より好きなサト助は、「じゃ、披露宴の日と場所を教えてください。祝電を打ちましょう」と申し出た。結婚式に祝電を打つのは、実はサト助の趣味なのである。
 3年ほど前、九州地方の加盟校の職員のヒトに祝電を打って、ビックリするぐらい喜んでもらってから、「こんなに喜んでもらえるなら、遠慮せずにどんどん打ちましょう」と決意を固めた。
 今年の初秋には、沖縄担当の男子職員が結婚するというので、祝電を打たせてもらった。12月には埼玉県熊谷の女子スタッフが結婚するし、そこへ今度はいま目の前に座っている京橋の女子が、来春に結婚の予定だと教えてくれたわけで、おお、こりゃなかなかのラッシュであるね。
絵
(大阪京橋、美術系大学志望の生徒から、素晴らしいプレゼントをもらった)

 11月20日に今井君を取り囲んだ女子3名は、他に「来年春から小学校の先生になります」という方と、「高校→大学とずっとハンドボールをやってました」という体育会系の硬派女子。この超硬派女子が、クマ蔵に「門馬まみ」を思い出させた。だって、あまりにそっくりだったのである。
 いきなり「門馬まみ」と言われて理解できるヒトは誰もいない。そりゃそうだ。だって有名人でも何でもない、(おそらく)ごく普通の一般人である。最初に断っておくが、これは仮名。一般人の思い出を語る時、実名なんか使うのは反則である。
 さて、門馬まみは、小学校の頃の今井君の同級生であった。小1から小3までは今井君と同じ4組。小4から小6までは、今井君が1組、門馬まみは2組。マコトにうらやましいスポーツ万能の女の子で、運動会や球技大会のスター。水泳大会の「自由形」に平泳ぎで登場した今井君とは、まさに別世界の人と言ってよかった。
 当時の秋田市土崎港には文房具店が5軒しかなくて、忘れもしない①柴英 ②オキナ屋 ③モンマ屋 ④こうのや ⑤石田商店(通称いしひこ)。「門馬まみ」は、③「モンマ屋」の子であった。
真如堂2
(京都・真如堂は紅葉の真っ盛りだった)

 おお、検索してみたら、「オキナ屋」は今もなお頑張っているらしい。当時はこの5軒の中で一番ハタ色が悪くて、店先で金魚やホテイアオイを売っているような店だったが、バブル崩壊後の不景気の中をよく生き残った。オキナ屋、素晴らしいでござる。次に秋田でお仕事があったら、是非とも立ち寄ってみたい。
 小学生時代の今井君は「柴英」と「いしひこ」がヒイキ。だって、同級生の女の子がいる店なんか、カッコ悪くて行けないじゃないか。1度だけ、夏休みの自由研究の発表につかうセロファンと「つや紙」数枚を買いに立ち寄ったことがあるが、それ以外で「モンマ屋」を訪れたことはなかった。
 門馬まみは、特にバスケットボールが得意。サト助の小学校低学年時代は、まだ体育館にバスケのワッカも網もなくて、バスケットボールの代わりに「ポートボール」というものをやらされた。ワッカや網の代わりにニンゲンが台の上に立って、ボールをキャッチすると得点の入るゲームである。
 いやはや、門馬まみのシャープな動きを、サト助は今もなお忘れない。小6の球技大会で、わが1組の対戦相手が「6年2組」と決まると、担任の木内先生は開口一番「まずモンマ。門馬をどう抑えるか。それがポイント!!」と叫んだものだった。
 11月20日の大阪・京橋祝勝会で、いきなり目の前に門馬まみが現れた時、サト助はいきなり「門馬まみだ!!」と絶叫したのである。もちろんホンモノの門馬まみとは年齢が700歳ぐらい離れているから、門馬まみとは別人に違いない。しかし、シャープな表情、すべてに油断のない目配り、門馬まみ以外の何モノでもなかったのである。
紅葉
(京都・東山のお屋敷の紅葉)

 こういうふうで、結婚が決まった女子、小学校の先生になる予定のヒト、門馬まみ瓜二つの彼女、以上3人に囲まれて、今夜の祝勝会は話題も全く途切れない。閉店時間ギリギリまでしゃべりまくって、日付が変わる頃にホテルに戻った。
 翌朝は早めにベッドから出て、「京都にモミジを見に行こう」と決めた。もちろん、スイートルームに滞在中だ。昼までベッドでヌクヌクして「充実のホテルライフを満喫」ということにしてもいい。しかしそれは要するに「人間が腐っていく」という憂うべき事態を粉飾する、疎ましい美辞麗句に過ぎない。
 ずっと部屋にこもって「仕事だ&仕事だ」「忙しい&忙しい」とエラそうにヌカすのも悪くはない。しかし諸君、「All work and no play makes Jack a dull boy」である。ご用心&ご用心であることは間違いない。
 ボクチンはクマでありサトイモであって、別にJackなんてものではないが、仕事ばかりでdullグマやdullサトイモになっても、ちっとも嬉しくない。せっかく大阪にいるんだし、快晴の秋の京都に出かけて、今年の美しいモミジぐらい眺めてきたほうがいい。
甘酒
(京都・真如堂で。あま酒のノボリが秋風に揺れていた)

 午前10時前の阪急電車で、梅田から40分かけて京都河原町に向かった。小春日和の日差しを浴びて、梅田を出てすぐに睡魔に屈服。延々と熟睡して、気がつくと11時、河原町に到着していた。
 つい先週、円通寺と銀閣を訪れたばかりだが、あの時のモミジはまだ見頃には程遠かった。今日のクマ蔵が目指したのは、まず真如堂。修学旅行生の来ない、モミジの穴場である。
 深紅に染まったモミジの葉っぱに境内が燃え立つようであり、爽快な秋風と麗らかな日差しの中で、「あま酒」のノボリがマコトに暢気にいつまでもユラユラ揺れつづけている。マコトにマコトにおめでたい。しかし、今日はもう長く書きすぎた。秋の京都観光についての詳細は、明日の記事に譲ろうと思う。

1E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 2/18
2E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 3/18
3E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 4/18
4E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 5/18
5E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 6/18
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