Fri 131004 静岡での大熱演 女子会の皆様 部下の来訪と上司の奥方昭和チーズ史
10月26日、今井君はまだ静岡にいる。浪人生対象の90分は終わったが、ここから高１高２生を対象に、まだ90分のお仕事が残っている。高１高２の約110名に加え、その他の生徒も15名ほど参加。合計120名強の生徒諸君が集まった。
幸い、台風の雨は夕方には上がって、「雨なので欠席」という生徒はほとんどいない。この辺が21世紀の高校生の素晴らしいところ。もしもサト助が高校生だったら、「台風が来た」「雨が降っている」というのは、まさに格好のサボリの口実になるが、彼ら彼女らは、雨だろうが風だろうが嵐だろうが、意地でも会場に駆けつけてくれる。
そうなれば、もちろんサトちゃんも恐ろしく盛り上がるので、これほど盛り上がってしまうと、もう90分で締めくくるのが困難になる。19時に始まった大熱演は、普段はしない話も含め、結局20時50分まで続いてしまった。
いやはや、最近のサト助はちょっとダラしない。いつもは「時間厳守」がモットー。90分のものは90分で。60分のものは60分で。ダラしなく「延長」などというのは、プロの名に値しない。いつもそう考えているのだが、さっきの浪人生の授業で調子づいたサト君は、うーん、そうカンタンに自分を止めることが出来なかった。
（静岡、大熱演の風景）
さて、もちろん終了後は「祝勝会」なのであるが、いつも書いている通り、首都圏の校舎では原則として正式な祝勝会は開催しないことになっている。静岡が首都圏であるかどうかはマコトに微妙なところであるが、もっと分かりやすく言えば「日帰り圏では祝勝会ナシ」ということである。
しかし、そうは言っても、今井君は祝勝会のために生きているようなダラしないクマであって、祝勝会なしには冬眠もできない。正式な祝勝会がないなら、お馴染み単独で１人祝勝会をやるだけのことである。
目指したのは、静岡駅構内のビアレストラン「ライオン」。諸君、こういう時に店の選択で難しいことをいうと、右往左往するうちに終電の時間が来てしまう。静岡から東京に戻る最終の「ひかり」は22時半ぐらい。サッサと店に入っちゃわないと、終電の時間ばかりか、「ラストオーダーのお時間です」という冷酷きわまりない宣告だってされかねない。
たった２コマの授業に全力を使い果たし、すでにヨレヨレに疲れきったクマ蔵どんは、まず何をおいても生ビール。続いて「富士山熟成ポークステーキ」と「チーズ盛り合わせ」を注文した。
ホントは「ローストビーフ・ライオンカット」が食べたかったのだが、「あああああ、今日はもう残ってないんでううううう」と、お馴染みの「あ」と「う」がヤタラに多いお答えで諦めざるを得なくなった。
（とにかく、何が何でも生ビールだ）
確かに、もうお店は「閉店間近」という感じ。クマ蔵以外には、もう３組の客がいただけだったし、そのうちの２組はあっという間に席を立って、残るは30歳代後半の女子会の皆さんだけである。
女子会のメンバーは６人。今井君のお隣のテーブルで、「今日は静岡で泊まりなんだから、大丈夫よぉ」と、ずいぶん甲高い声で笑いこけていらっしゃる。「おやおや、ずいぶん酔っぱらいましたな」と思っていると、彼女らもまた「もうお会計して帰りましょう」ということになった。
そこで判明したのだが、何とこのグループでお酒を飲んだのは１人だけ。「完全なワリカンにしましょう、１人1856円」という提案に対し、「私だけビールを飲んだんだから、私がちょっと多めに払うわ。みんなは一律1800円で、残りは私」と、ビールを飲んじゃった彼女が、仲間５人を制してキッパリと発言したのである。
おお、立派だ。まず、このキッパリぶりが立派。それ以上に、他の５人が飲まないビールを、自分は「飲みたいんだから飲んだ」というスッキリぶりが立派。ついでに、全然お酒も入っていないのに、こんなに陽気にワイワイできるみんなの明るさも立派。さらに、こんなに閉店の早い静岡で「さ、もう１軒いっちゃおっか!!」という結論がまた素晴らしい。
いい女子会を目撃したクマどんは、ますます楽しくなって、「ついに残った客は今井君一人」という切羽詰まった状況を満喫することにした。何と言っても、この「チーズ盛り合わせ」がいいじゃないか。
昭和の昔、「部下が遠慮なく上司の家に遊びに行く」という暖かい慣例があって、幼い今井君の家にも、父の部下と称する単なる酔っぱらいがよく立ち寄った。「チーズの盛り合わせ」が活躍するのは、まさにそういう時である。
部下が日本酒１本ぶら下げて、午後８時とか９時とかにいきなりやってくる。昭和の昔は「まず電話で連絡してから」などという冷たい発想は全くなかった。「メール」なんか影も形もないし、「ピンポーン」などというオシャレなものもなかったから、夜８時にいきなり玄関の引き戸がガラガラッと開いて、「ごめんください」という野太い声が響きわたる。
こんなのは毎晩のこと。21世紀の日本なら「すわ、強盗か？」と早速スマホで110番の覚悟が必要だが、何しろ暢気な昭和の世界だ。幼いクマ蔵としても「おお、今夜もきたか」「今夜は誰だんべ」とマコトに落ち着いたものである。
考えてみれば、226事件とか515事件のころだって、きっと玄関に鍵はかかっていなかったし、だからこそあんなにカンタンにたくさんの要人が暗殺されちゃったりしたんだ。
ナマハゲがいきなり入ってきて「悪りー子はいねがぁ!!」と乱暴狼藉をはたらけるものも、玄関に鍵が掛かっていなかったからこそだ。21世紀のナマハゲは、まず電話連絡をして、それからピンポーンと呼び鈴をならす。下手をすると、これから襲いにいく家庭に、スマホからメールしてるのかもしれない。
「お世話になります。ナマハゲと申します。これから参ります。よろしくお願いします。ナマハゲ２号」
もちろん玄関では呼び鈴も鳴らさなきゃいけない。
「ピンポーン、ピンポーン」
「はいはい、どなたでらっしゃいますか？」
「あ、夜分おそくスミマセン。先ほどメールしたナマハゲと申します。１号が手があかないもんで、２号が参りました」
「あらあら、ご苦労さまですね。ちょっと待ってください。いま開けますから」
ま、こんな会話が、秋田県男鹿半島を駆けめぐるわけだ。
（クマ蔵の記憶を一気に蘇らせてくれたチーズ盛り合わせ）
どっちがいいのかねぇ。危険な20世紀と、冷酷な21世紀。ボクは、ちょっとぐらい危険であっても、断然20世紀が好き。毎晩８時に前触れもなしに訪れる部下という名の酔っぱらいを、小学生の目で観察するのはなかなか楽しいものだった。
しかし諸君、たいへんなのは上司の奥方である。別に今井君の家ばかりではない。どこの上司の家庭にも、部下は前触れなしに訪れる。「ダンナが連れてくる」というのも珍しくない。
ダンナのほうは楽なのだ。
「いいじゃないか、ちょっと寄ってけよ」
「何だ、俺んチには酔ってけないって言うのか」
「お前ら、冷たい部下だな。寄ってけよ、寄ってけよ」
と、部下たちを前にクダを巻くだけでいい。
ところが、奥方はタイヘンだ。まさかビールをシュポシュポ開けただけで放っておくわけにもいかない。大急ぎで身支度して、おつまみを３～４品ぐらいテーブルに出さないと、ダンナが「恥をかいた」とか、またツマランことを言い出しかねない。
そこで諸君、活躍するのが「バターピーナッツ」と「チーズ盛り合わせ」の２つである。ピーナッツは袋を開けてお皿にジャラジャラ出せば終わり。チーズは冷蔵庫の中でカビが生えかけていたヤツを、当時どこの家庭にもあった波形のチーズカッターで切って出せばおしまいだ。
（22時を過ぎた静岡駅のホームは余りにも寂しい）
そして実際、もう外でタップリ飲み食いしてきた酔っぱらいにとっては、ピーナッツとチーズぐらいが一番ありがたいのだ。だって部下としては、上司の奥方が何だかコワくてたまらない。
「明日の朝、課長は奥方にタップリ小言を言われるんだな」
「このあと部長、イヤというほどイヤミを言われるぞぉ」
と、部下どうしコッソリ目配せしながら、何とかこの危機を脱して早く逃げ帰る口実を探すのである。
そういう時、テーブルには必ずチーズ盛り合わせがあった。いま静岡でつまんでいるこんな高級なチーズではない。当時の家庭の冷蔵庫に必ずあった「雪印プロセスチーズ」である。
今井君の母方のバーサマ（その名を「加藤エス」という。諸君、何故エスなんだか、孫のサト助もよくわからない）は、このプロセスチーズをセッケンと間違えたことさえある。
幼かったサトちゃんは、高校生になるまでそれ以外のチーズを見たことがなかった。日本が急激に豊かになって、スライスチーズだの「裂けるチーズ」だの、スーパーで買うチーズにいろんなバラエティが出始めたのは、大学に入学した後のことである。
以上、静岡駅構内「ライオン」に１人だけ残った今井クマ蔵は、こんな下らないことを考えつつ、22時まで座っていた。Last but oneの「ひかり」で東京に帰ると、丸の内は終電ギリギリまで飲んでいた酔っぱらいでごった返していた。
1E(Cd) Queffélec：RAVEL／PIANO WORKS 2/2
2E(Cd) Martinon：IBERT／ESCALES
3E(Cd) Bruns & Ishay：FAURÉ／L’ŒUVRE POUR VIOLONCELLE
4E(Cd) Collard：FAURÉ／NOCTURNES, THEME ET VARIATIONS, etc. 1/2
5E(Cd) Collard：FAURÉ／NOCTURNES, THEME ET VARIATIONS, etc. 2/2
total m20 y1882 d12077
幸い、台風の雨は夕方には上がって、「雨なので欠席」という生徒はほとんどいない。この辺が21世紀の高校生の素晴らしいところ。もしもサト助が高校生だったら、「台風が来た」「雨が降っている」というのは、まさに格好のサボリの口実になるが、彼ら彼女らは、雨だろうが風だろうが嵐だろうが、意地でも会場に駆けつけてくれる。
そうなれば、もちろんサトちゃんも恐ろしく盛り上がるので、これほど盛り上がってしまうと、もう90分で締めくくるのが困難になる。19時に始まった大熱演は、普段はしない話も含め、結局20時50分まで続いてしまった。
いやはや、最近のサト助はちょっとダラしない。いつもは「時間厳守」がモットー。90分のものは90分で。60分のものは60分で。ダラしなく「延長」などというのは、プロの名に値しない。いつもそう考えているのだが、さっきの浪人生の授業で調子づいたサト君は、うーん、そうカンタンに自分を止めることが出来なかった。
（静岡、大熱演の風景）
さて、もちろん終了後は「祝勝会」なのであるが、いつも書いている通り、首都圏の校舎では原則として正式な祝勝会は開催しないことになっている。静岡が首都圏であるかどうかはマコトに微妙なところであるが、もっと分かりやすく言えば「日帰り圏では祝勝会ナシ」ということである。
しかし、そうは言っても、今井君は祝勝会のために生きているようなダラしないクマであって、祝勝会なしには冬眠もできない。正式な祝勝会がないなら、お馴染み単独で１人祝勝会をやるだけのことである。
目指したのは、静岡駅構内のビアレストラン「ライオン」。諸君、こういう時に店の選択で難しいことをいうと、右往左往するうちに終電の時間が来てしまう。静岡から東京に戻る最終の「ひかり」は22時半ぐらい。サッサと店に入っちゃわないと、終電の時間ばかりか、「ラストオーダーのお時間です」という冷酷きわまりない宣告だってされかねない。
たった２コマの授業に全力を使い果たし、すでにヨレヨレに疲れきったクマ蔵どんは、まず何をおいても生ビール。続いて「富士山熟成ポークステーキ」と「チーズ盛り合わせ」を注文した。
ホントは「ローストビーフ・ライオンカット」が食べたかったのだが、「あああああ、今日はもう残ってないんでううううう」と、お馴染みの「あ」と「う」がヤタラに多いお答えで諦めざるを得なくなった。
（とにかく、何が何でも生ビールだ）
確かに、もうお店は「閉店間近」という感じ。クマ蔵以外には、もう３組の客がいただけだったし、そのうちの２組はあっという間に席を立って、残るは30歳代後半の女子会の皆さんだけである。
女子会のメンバーは６人。今井君のお隣のテーブルで、「今日は静岡で泊まりなんだから、大丈夫よぉ」と、ずいぶん甲高い声で笑いこけていらっしゃる。「おやおや、ずいぶん酔っぱらいましたな」と思っていると、彼女らもまた「もうお会計して帰りましょう」ということになった。
そこで判明したのだが、何とこのグループでお酒を飲んだのは１人だけ。「完全なワリカンにしましょう、１人1856円」という提案に対し、「私だけビールを飲んだんだから、私がちょっと多めに払うわ。みんなは一律1800円で、残りは私」と、ビールを飲んじゃった彼女が、仲間５人を制してキッパリと発言したのである。
おお、立派だ。まず、このキッパリぶりが立派。それ以上に、他の５人が飲まないビールを、自分は「飲みたいんだから飲んだ」というスッキリぶりが立派。ついでに、全然お酒も入っていないのに、こんなに陽気にワイワイできるみんなの明るさも立派。さらに、こんなに閉店の早い静岡で「さ、もう１軒いっちゃおっか!!」という結論がまた素晴らしい。
（静岡ライオンの「富士山熟成ポーク」。アブラに弱いクマ蔵にとっては、かなり胃袋のツラくなる食品であった）
いい女子会を目撃したクマどんは、ますます楽しくなって、「ついに残った客は今井君一人」という切羽詰まった状況を満喫することにした。何と言っても、この「チーズ盛り合わせ」がいいじゃないか。
昭和の昔、「部下が遠慮なく上司の家に遊びに行く」という暖かい慣例があって、幼い今井君の家にも、父の部下と称する単なる酔っぱらいがよく立ち寄った。「チーズの盛り合わせ」が活躍するのは、まさにそういう時である。
部下が日本酒１本ぶら下げて、午後８時とか９時とかにいきなりやってくる。昭和の昔は「まず電話で連絡してから」などという冷たい発想は全くなかった。「メール」なんか影も形もないし、「ピンポーン」などというオシャレなものもなかったから、夜８時にいきなり玄関の引き戸がガラガラッと開いて、「ごめんください」という野太い声が響きわたる。
こんなのは毎晩のこと。21世紀の日本なら「すわ、強盗か？」と早速スマホで110番の覚悟が必要だが、何しろ暢気な昭和の世界だ。幼いクマ蔵としても「おお、今夜もきたか」「今夜は誰だんべ」とマコトに落ち着いたものである。
考えてみれば、226事件とか515事件のころだって、きっと玄関に鍵はかかっていなかったし、だからこそあんなにカンタンにたくさんの要人が暗殺されちゃったりしたんだ。
ナマハゲがいきなり入ってきて「悪りー子はいねがぁ!!」と乱暴狼藉をはたらけるものも、玄関に鍵が掛かっていなかったからこそだ。21世紀のナマハゲは、まず電話連絡をして、それからピンポーンと呼び鈴をならす。下手をすると、これから襲いにいく家庭に、スマホからメールしてるのかもしれない。
「お世話になります。ナマハゲと申します。これから参ります。よろしくお願いします。ナマハゲ２号」
もちろん玄関では呼び鈴も鳴らさなきゃいけない。
「ピンポーン、ピンポーン」
「はいはい、どなたでらっしゃいますか？」
「あ、夜分おそくスミマセン。先ほどメールしたナマハゲと申します。１号が手があかないもんで、２号が参りました」
「あらあら、ご苦労さまですね。ちょっと待ってください。いま開けますから」
ま、こんな会話が、秋田県男鹿半島を駆けめぐるわけだ。
（クマ蔵の記憶を一気に蘇らせてくれたチーズ盛り合わせ）
どっちがいいのかねぇ。危険な20世紀と、冷酷な21世紀。ボクは、ちょっとぐらい危険であっても、断然20世紀が好き。毎晩８時に前触れもなしに訪れる部下という名の酔っぱらいを、小学生の目で観察するのはなかなか楽しいものだった。
しかし諸君、たいへんなのは上司の奥方である。別に今井君の家ばかりではない。どこの上司の家庭にも、部下は前触れなしに訪れる。「ダンナが連れてくる」というのも珍しくない。
ダンナのほうは楽なのだ。
「いいじゃないか、ちょっと寄ってけよ」
「何だ、俺んチには酔ってけないって言うのか」
「お前ら、冷たい部下だな。寄ってけよ、寄ってけよ」
と、部下たちを前にクダを巻くだけでいい。
ところが、奥方はタイヘンだ。まさかビールをシュポシュポ開けただけで放っておくわけにもいかない。大急ぎで身支度して、おつまみを３～４品ぐらいテーブルに出さないと、ダンナが「恥をかいた」とか、またツマランことを言い出しかねない。
そこで諸君、活躍するのが「バターピーナッツ」と「チーズ盛り合わせ」の２つである。ピーナッツは袋を開けてお皿にジャラジャラ出せば終わり。チーズは冷蔵庫の中でカビが生えかけていたヤツを、当時どこの家庭にもあった波形のチーズカッターで切って出せばおしまいだ。
（22時を過ぎた静岡駅のホームは余りにも寂しい）
そして実際、もう外でタップリ飲み食いしてきた酔っぱらいにとっては、ピーナッツとチーズぐらいが一番ありがたいのだ。だって部下としては、上司の奥方が何だかコワくてたまらない。
「明日の朝、課長は奥方にタップリ小言を言われるんだな」
「このあと部長、イヤというほどイヤミを言われるぞぉ」
と、部下どうしコッソリ目配せしながら、何とかこの危機を脱して早く逃げ帰る口実を探すのである。
そういう時、テーブルには必ずチーズ盛り合わせがあった。いま静岡でつまんでいるこんな高級なチーズではない。当時の家庭の冷蔵庫に必ずあった「雪印プロセスチーズ」である。
今井君の母方のバーサマ（その名を「加藤エス」という。諸君、何故エスなんだか、孫のサト助もよくわからない）は、このプロセスチーズをセッケンと間違えたことさえある。
幼かったサトちゃんは、高校生になるまでそれ以外のチーズを見たことがなかった。日本が急激に豊かになって、スライスチーズだの「裂けるチーズ」だの、スーパーで買うチーズにいろんなバラエティが出始めたのは、大学に入学した後のことである。
以上、静岡駅構内「ライオン」に１人だけ残った今井クマ蔵は、こんな下らないことを考えつつ、22時まで座っていた。Last but oneの「ひかり」で東京に帰ると、丸の内は終電ギリギリまで飲んでいた酔っぱらいでごった返していた。
1E(Cd) Queffélec：RAVEL／PIANO WORKS 2/2
2E(Cd) Martinon：IBERT／ESCALES
3E(Cd) Bruns & Ishay：FAURÉ／L’ŒUVRE POUR VIOLONCELLE
4E(Cd) Collard：FAURÉ／NOCTURNES, THEME ET VARIATIONS, etc. 1/2
5E(Cd) Collard：FAURÉ／NOCTURNES, THEME ET VARIATIONS, etc. 2/2
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