2013年10月12日(土)

Wed 130918 狂乱の一夜 白鳥の小径 8年前 佳苗はどこ(第2次ンラゼマ地球一周記40)

テーマ:ブログ
 10月11日夜9時、どうも調子が出なくてオウチでフテくされていたら、超大物・古文の大先生から電話があった。
「いま、数学の沖田先生と飲んでます。これから3人で飲みましょうよ。飲みましょう飲みましょう。これからこれからこれから。3人で3人で3人で」
とおっしゃるのである。
 さすがに超大物だけあって、誘いの電話まで授業とそっくりの名調子。どんどん&ぐんぐん、息もつかせずタタミかけてくる。これほどの大物、これほどの大先生に、これほど熱心に誘われたら、とてもお断りできるものではない。しかも、飲んでいるその場所がすぐ目と鼻の先というんじゃ、ますます断れない。
 何しろ調子が出なくて目一杯フテくされていたところだ。どうせ一人でダラしなく飲みふけることになるんだったら、沖田先生も今日がお誕生日とのこと、そりゃお祝いに加わったほうが楽しいに決まっている。駅前の店にさっそく駆けつけた。
 今井君が飲んだのは、モヒート。何だかよく分からんが激しく盛り上がっているうちに、モヒートのグラスは3杯4杯と重なって、目の前がモヒートのグリーンに染まりそうである。すでに2軒目だか3軒目だかの大先生はカクテル、沖田先生もカクテル。いやはや、なかなかの勢いであった。
エッフェル遠景
(グルネル橋からのセーヌとエッフェル塔)

 今日になって超大先生のブログを拝見すると、そこに至るまでの長い道のりが克明に記されていて、不覚にも感動の涙にむせた。「誕生日なのに、誰も一緒に飲んでくれない」と肩を落としながら札幌にお帰りになる沖田先生を、超大先生がどんなふうに暖かく引き止めたか、諸君もぜひ大先生のブログで確認してみたまえ。
 もちろんハシゴを続けることになって、見るからに怪しいオジサマ3人組は、真夜中の駅前の路地を歩き回った。そういうことをしていると、思いがけない出会いがあるもので、今井君の古巣の予備校の、これまた超大先生とバッタリ遭遇したのであった。
 何しろサト助は河合塾→駿台→代ゼミと渡り歩いたヤツだから、古巣と言ってもどこだか特定はできないだろうが、その名を聞けば誰もが震え上がるような超大物との、ホントに久しぶりの遭遇。いやはや、世の中とはマコトに狭いものである。
女神
(グルネル橋からの自由の女神像)

 そういう狂乱の一晩の後だから、ブログを書く手も震え、二日酔いで頭も重い。9月10日のパリの午後をどう過ごしていたのか、さすがの今井君の記憶力も、二日酔いの昼にはあんまり鮮やかに蘇ってこないのである。
 パッシーからの静かな坂道を降りると、目の前にはセーヌ河。セーヌには中洲が浮かんでいて、通称「白鳥の小径」である。犬を連れたバーチャンや、ハンティング帽にシックなジャケットのジーチャンが、感慨深げに秋の陽を浴びて散歩したりしている。
 小径は、セーヌにかかるビラケム橋からグルネル橋まで続く。遠くにエッフェル塔。エッフェル塔の姿が穏やかなセーヌの水面に映って、「逆さエッフェル塔」を楽しめる。白鳥さんの姿はないが、河風の中をバトー・ビュスなどたくさんの船が行きかうセーヌの眺めは悪くない。
 バトー・ビュスとは水上バスのことであるが、20分間隔で運行。ルーブル→シャンゼリゼ→エッフェル塔→オルセー→サン・ジェルマン・デ・プレ→ノートルダムに停船する。1日乗り放題パスが15ユーロ。「初めてのパリ」「久しぶりのパリ」なら、最初の1日をバトー・ビュスでノンビリ過ごすといい。
ノボテル
(8年前に10連泊したパリ・NOVOTEL)

 エッフェル塔の遠景を満喫しながらグルネル橋をわたると、すぐ手が届きそうなところに「自由の女神」が立っている。フランス革命100年を記念して作られたもので、このレプリカが東京のお台場にある。後ろ姿を眺めながら、一瞬「あれれ、これって、オジサマか?」と思ったりするが、ま、おそらく目の錯覚である。
 2005年春、今井君は40日に及ぶヨーロッパ大周遊旅行の締めくくりとして、3月10日から3月20日までパリに10連泊した。ベルリン→ミュンヘン→ウィーン→ヴェネツィア→フィレンツェ→ローマ→ジェノバ→マルセイユを経て、3月10日にパリに到着すると、フランスは大ストライキの真っただ中であった。
 地下鉄もバスも全面運休。到着したリヨン駅から、ホテルへの移動手段がない。「オーステルリッツ駅まで行けば何とかなる」と考えたサトちゃんは、重いスーツケースを引きずってはるばる徒歩で移動。しかしオーステルリッツ駅も完全に閉鎖され、パリの今井君は最初から途方に暮れることになった。
地下鉄
(地下鉄10号線車内。やっぱり、誰もいないと不安になる)

 リヨン駅に戻ると、西の方向から大規模なデモ隊が迫ってきた。ズラリと並んだ警官隊はすでに楯を構え、戦闘態勢を整えている。まさに危機一髪だったが、そこに奇跡的にタクシーを1台発見。大デモ隊がほとんど10メートルの至近距離に迫る中、すんでのところでサト助タクシーは急発進、危機を脱した。
 あの時10連泊したのが、セーヌにかかるグルネル橋からすぐそばのNOVOTEL。元のホテル日航パリであって、2階には日本食レストラン「弁慶」がある。ヨーロッパに入ってすでに30日目、疲れのたまった8年前の今井君は、さっそく「弁慶」でウナ重を注文したものだった。
シャルルミシェル
(懐かしい地下鉄シャルル・ミシェル駅)

 パッシーからの散策の途中、懐かしいNOVOTELに立ち寄ってみた。周囲は再開発の真っ最中。地下鉄シャルル・ミシェル駅周辺は、下町の風情の残る街だったが、大きなショッピングモールみたいなものが建てられ、すっかり様子が変わってしまった。
 一番残念だったのは、「佳苗・エミールゾラ店」が移転してしまったらしいこと。「佳苗」と書いて「かなえ」と読む。ホンモノの日本食材が買える日本人経営のお店で、オペラ・ガルニエ近くの「京子」とともに、パリでの長期滞在には欠かせない店だった。
 むかし「佳苗」があったあたりは、今やショッピングモールの工事現場。そのお隣の大きなスーパー「MONOPRIX」は8年前と同じ姿で残っていたが、ググってみると「佳苗」のほうは5区に移転したという情報。ありゃりゃ、5区って、カルチェラタンのあたり。ずいぶん遠くまで行っちゃいましたね。

1E(Cd) Solti & Chicago:MAHLER/SYMPHONY No.8 1/2
2E(Cd) Solti & Chicago:MAHLER/SYMPHONY No.8 2/2
3E(Cd) Barbirolli & Berliner:MAHLER/SYMPHONY No.9
4E(Cd) Rattle & Bournmouth:MAHLER/SYMPHONY No.10
5E(Cd) Goldberg & Lupu:SCHUBERT/MUSIC FOR VIOLIN & PIANO 1/2
total m108 y1639 d11835
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