2013年09月28日(土)

Wed 130904 1日1食の理由 誰もキリスト像をマネしない(第2次ンラゼマ地球一周記29)

テーマ:ブログ
 今井君は3度のメシよりモノマネが好きなので、長い人生のかなりの部分がモノマネに浪費されているような気がする。その最たるものが外国語学習であって、英語にしてもイタリア語にしてもフランス語にしても、その本質は結局のところモノマネなのである。
 ただ、この発言にはウソが1つだけ隠れていて、「3度のメシより好き」と言ったって、今井君は1日にメシを3度も食べたりはしないのだ。メシは、1日一度だけ。もう10年近く「1日1食」を貫いている。
 去年だったか今年だったか、「南雲センセー」というお医者さまが突然メディアに登場し、「1日1食主義がいい」と主張して話題になった。そうやって目立ちすぎると、いろんな人からや反論や反撃を受けるのも仕方ないので、どうも最近はちょっと旗色が悪いようである。
 今井君が1日1食なのは、南雲センセーの「1日1食主義」とは全く違うので、そもそも生活に「主義」などという面倒なものを持ち込めば、人生はマコトに窮屈になる。1日に1食しか食べたくないから、自然に1食だけに収まっていく。ただそれだけのことである。
濃霧の中の勇姿
(コルコバードの丘、濃霧の中のキリスト)

 「ダイエット」という、これまた窮屈きわまりない話とも、サト助は無関係である。実際、1日1食を10年も続けているのに、サト助はちっとも痩せたりしない。ガッチリした中肉中背の中年体型のまま、20年前のスーツでも、30年前のコートでも、全く無理せずに着ることができる。
 「じゃあ、何で1日1食なんですか?」であるが、もちろん「それが一番気持ちいいから」に過ぎない。爽快と快楽をどこまでも追求するのが人生の基本であるべきで、不快を耐え、痛いことやツラいことや苦しいことをことさら求めるのは、病んだ趣味や不健康な性向がどこかに隠れているのである。
 「どうして物理や数学を研究するの?」と問われたら、「楽しくて楽しくて、これ以上楽しいことは考えられないから」と答えるべきである。英語学習でも受験勉強でも、「楽しいから、夢中です」とニコニコするような人こそ、成功の可能性が最も高い。
 事業家も宗教家も、政治家も発明家も、「何故その仕事に邁進するのか」という質問には、もしその人が1流であるなら、間違いなく「嬉しいから」「爽快だから」「これ以上の快楽は考えられないから」と答えるはずである。
リオの街
(コルコバードの丘から、コパカバーナ方面を望む)

 そこで「なぜ1日1食なんですか?」に対するクマ蔵の答えは、「爽快だから」である。内田百閒はかつて「空腹こそ最高の快感である」と書いて、例の長い顔でニタニタ笑ったが、ついでに親友・芥川龍之介に「キミの顔はもっと長い」と暴言を吐いて、深く深く悩ませたことがある。
 しかしそれでも確かに内田百閒は空腹を楽しんだので、あれほどの美食家が「朝食はいりません」「お昼はもりそば1枚。それ以上は困ります」。つまり、朝や昼に余計なものを食べさせられたら、それ以上の迷惑はないというのである。
 何故かと言うに、朝や昼にそれ以上お腹に入れたら、晩飯がマズくなる、晩飯がマズくなったら、1日が台無しになる、1日が台無しになるのは一生を台無しにするに等しい、そういうことである。
 サト助くんもほぼそれと同じなので、朝と昼は目いっぱい空腹感を満喫したい。「誰にもジャマされたくない」というのがホンネなので、無理やり昼食なんかを食べさせられたら、ホントに1日が台無しだ。
 もしもサラリーマンとして会社勤めをしていたら、または官僚とか政治家とかやっていたら、話はこんなに単純にはいかないので、イヤな朝食でも、絶対遠慮したい昼食でも、食べなきゃ仕事にならない。ブレックファストやランチがミーティングの場になることは珍しくないはずである。
 今井君の場合は「お昼はもりそば1枚」の百閒先生よりもっと極端で、外国旅行先でも「お昼はスープだけ」を通すことにしている。スープは日本から持参する。好きな順番に
① JALの機内で出るビーフコンソメスープ
② クノール「オニオンコンソメスープ」
③ ポッカ「じっくりコトコト あらびきコーンスープ」
旅行に出発する前日に、ドラッグストアでこういうのを買いそろえている時が、人生で一番シアワセな時間帯かもしれない。
ポンジアスカール
(奇岩ポン・ヂ・アスーカルの拡大図)

 さて、そこで話題を記事の冒頭に戻すことにして、「3度のメシより好き」ならぬ「1日1度のメシより好き」なモノマネの話をしたい。3度のメシどころか1度のメシより好きだとすれば、そりゃほとんど非常識に好きなのだ。
 あんまり好きだから、授業中にもモノマネがたくさん入る。この間も熊本の保護者会で、伝説の駿台講師・鈴木長十や伊藤和夫(敬称略)のモノマネをしてみたが、やっぱり「30年前に受講してました」「懐かしいです」「お上手ですね」というパパやママがたくさんいて、会場は爆笑に包まれた。
 というか、今井君の普段の授業それ自体、「実は鈴木長十のモノマネです」という部分が少なくない。そういうのは他の先生方だって同じなので、「ボクは構文主義です」と言っている先生の多くは、実は伊藤和夫師のモノマネをやっているだけだったりするのである。
 そもそも、たかが大学受験の英語を教えるのに、いちいちオリジナリティを求められても困るのであって、自分が受験生時代に大好きだった先生の授業を、ほとんどそのままコピーして授業する講師がいたとしても、それは別に悪いことではない。
嬉しそうなオジサン
(コルコバードへの登山電車。オジサマの嬉しそうな表情を見てみたまえ。見ているこっちまで嬉しくなってくる)

 大学の学部学生が集まって「マナビー」というサイトを立ち上げる。自分が予備校生のころファンだった先生の授業とソックリの授業をネット配信する。そういうのも非難する言われは全くないので、サト助の授業をモノマネできる人が万が一いたら、今井君のモノマネはたいへん難しいと思うが、積極的にやってくれていいのである。
 ただし、モノマネするには一応の仁義みたいなものがあって、「モノマネされる相手方には、ヒトコト挨拶しておいたほうがいい」ということである。こちらに悪気が全くなくても、相手がひどく気を悪くすることは少なくない。
 もちろん、相手方が超大物なら、挨拶はいらない。かくいう今井君だって、外務大臣や文部科学大臣を歴任した超大物女性政治家のモノマネが定番。要するにマキコさんであり、タナカさんであるが、これほどの大物になれば、モノマネされるぐらいは「有名税」であって、ガマンしてもらわなければ困る。
 こういう話を「リオデジャネイロ旅行記」として話すのにはワケがあって、コルコバードの丘のキリスト像の前で、「あれれ、誰もキリスト像のマネをしないな」とビックリしたからである。
 有名なモニュメントの前で記念の写真を撮るとき、ちょっとモノマネしてみたくなるのは、ヒトのつねである。上野で西郷隆盛像の前に立てば、西郷隆盛ぶってみたくなり、ルーブルに出かけてミロのビーナスをみれば、ビーナスとソックリに身体を傾けて写真を撮ってもらう。
キリスト
(キリストのポーズをマネるヒトは余り見かけない)

 しかし、そういう行動を拒絶する美術館もあるし、「不謹慎なことはヤメたほうがいいんじゃないか?」という内面の声も、無視しきれるものではない。
 アテネの国立博物館では、コワい学芸員が常に監視していて、神々の彫像の前でポーズをとるヒトを発見するやいなや、「神と芸術に対して不謹慎だから、そういう行動はヤメてください」と厳しく注意する。
 同様に、奈良の大仏の前で大仏さまのポーズをとっているヒトは、あまり見かけない。阿修羅像の前でもそうである。もちろん阿修羅どんみたいに何本もの腕がそこいら中からニョキニョキしているんじゃ、ポーズをとること自体が不可能であるが、それ以上に「モノマネは不謹慎」という内面の声が強いんじゃないだろうか。
 おそらくコルコバードの丘の上でも、ほぼ同様の内面の抑制が起こるので、キリストの前で記念撮影するヒトビトの中で、キリストのモノマネなんかするヒトはほとんど見かけない。
 リオの街を優しく抱擁するように、腕を横一文字に広げてみせるポーズ。軽薄なサト助としては、これほどモノマネの対象にしやすい像は他に考えられないぐらいだが、雲の晴れ間をついてどっと押し寄せた観光客の中で、キリストのポーズで写真に収まっている不謹慎な人物は、ほぼ皆無と言ってよかった。

1E(Cd) Fischer & Budapest:MENDELSSOHN/A MIDSUMMER NIGHT’S DREAM
2E(Cd) Coombs & Munro:MENDELSSOHN/THE CONCERTOS FOR 2 PIANOS
3E(Cd) Barenboim:MENDELSSOHN/LIEDER OHNE WORTE 1/2
6D(DMv) OCEAN’ S THIRTEEN
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