2013年08月31日(土)

Wed 130807 ほうほうのていで、初めてのシカゴに飛び出す(第2次ンラゼマ地球一周記3)

テーマ:ブログ
 何しろシカゴ到着時は「もう何も食べられません」「さすがのサト助ももう飲めません」という状況。まさに「ほうほうのてい」である(スミマセン、昨日の続きです)。
 他のエラそうなオジサマたちは「シカゴなんか、別に珍しくもない」という冷めた表情で入国検査に向かう。しかし今井君だけは、まだお酒からサッパリ醒めていない。別に「フラフラして歩けません」というほどではないが、とにかく「ウゲ!!」であって、余裕なんかちっとも残っていない。
 体内に取り込んでしまった炭水化物の量、アルコール摂取量ともに、もしお医者さんが見たら「あなたって、ホンキで生きてるんですか?」と絶句するほどの数値に達している。入国審査の順番がくるまで、長時間にわたって列に並ばなければなければならないのは苦痛である。
 幸いこの日の列は短かかった。「エラそうな日本のオジサマたち」がほとんどだったので、列は気持ちよくどんどん短くなり、今井君の順番まで15分かかったかかからなかったかの程度で済んだ。
 前回、今年4月の「アメリカ東海岸お花見旅」の時は、サト助がニューヨークに到着するホンの2~3時間前にボストン爆破テロ事件があって、入国審査係も自然に1人1人に時間がかかったのだろう。ボクチンは長い長い大蛇のような列の最後列にくっついて、順番がくるまで1時間近く経過した。
濃霧
(シカゴ自慢の「摩天楼」だが、この日の高層階は濃霧に包まれていた)

 そういう時に一番心配なのが「荷物がなくなってないだろうな」である。入国審査が長引いてニッチもサッチも行かずに困り果てている間、サト助の荷物はコンベヤーの上を15回も20回も空しくグルグル回ったあげく、どこか遠くに運び出されてしまっているかもしれない。それだけは、どうしても御免なのだ。
 今朝みたいに、たった15分で入国審査が済めば、そりゃ安心だ。荷物がなくなっちゃう心配は一切無用。しかも、これはあくまで自慢であるが、スターアラインスに搭乗した場合、サト助の荷物は誰よりも先に、多くの場合トップから5番以内でコンベヤーに姿を現すのである。
 諸君、「ダイアモンド会員、恐るべし」。シカゴでもやっぱりそうだった。入国審査を終えてバゲージを受け取りに行ってみると、おお、もうとっくにサト助の愛しいスーツケースはヒコーキから出てきている。ご主人である今井君より早いなんて、忠犬ハチ公よりも忠実なスーツケース君じゃないか。
 ま、それもそのはずだ。ネイビーブルーのこのスーツケース君と出会ったのは、2007年12月の新宿高島屋。あれ以来すべての外国旅行に、欠かさずネイビーちゃんをオトモに連れて歩いた。もちろん冗談であるが、「一緒に歩いた国の数知れず、ともに闊歩した街の数知れず」なのである。
 こんなに忠義なネイビーちゃんの姿が、もしもどこかの国で見えなくなってしまったら、さすがのサト助もこれ以上外国に出かける気力をなくしてしまいそうだ。
ホテル
(これからインターコンチネンタルホテルに3泊する)

 おお、よしよし、キミもチャンとシカゴに着いてたか。さっそく姿を現して、一声「ワンッ」と挨拶してくれた忠犬ネイビーちゃんを右手でゴロゴロ転がしながら、サト助はご機嫌で空港の外に出た。
 シカゴは、サトイモの人生初である。おお、空気が中途半端に生温い。お空も、中途半端に曇っている。人もサトイモも愚かな生き物だから、第一印象に支配されがちだ。そりゃシカゴだってそういう朝もあるだろうが、初めて降り立った朝にこういう天気だと、「シカゴとは中途半端に生温い街だ」と決めつけてしまいそうになる。
 タクシー乗り場に行ってみると、待っているタクシーは1台もいない。おやおや、これは全世界的に見てもマコトに珍しい。普通なら、タクシーの方で乗客争奪戦になるはずであって、空港に着いたばかりの乗客が「あれれ、タクシーはどこ?」という事態には、ホントに稀にしか出会わない。
シカゴトリビューン
(宿泊するインターコンチネンタルホテル。中央はシカゴ・トリビューン本社である)

 一昨年夏に旅したミコノス島でも「あれれ、タクシーはどこ?」と、乗客が空港の出口に長蛇の列を作ったが、これはもうとっくに有名な話。1980年代、余りにも急激に観光地として有名になったせいで、タクシー台数がいまだに観光客の急増に追いついていないのである。
 では、「今朝のシカゴはどうなの?」であるが、タクシー乗り場には男女2名の係員が控えていて、表六玉みたいにやってきたサト助に「どこまで行きますか?」「ダウンタウンですか?」と行き先を確認してから、無線で1台呼んでくれるのである。
 うーん、確かにこれならムダはない。ムダはないが、しかし乗客としてはいちいち5分も10分も待たなければならない。空港タクシーというのは、「いつでもそこで何台でも待っている」というところに価値があるので、そんなことなら(Mac君の変換は「そんな古都奈良」であるが)、最初から公共交通機関を利用する。
 ま、いいか。5分待ってやってきたタクシーのドライバーは、今までの外国旅行で今井君が遭遇した全てのドライバーの中で、間違いなく一番の優しい笑顔で行き先を尋ねてくれた。長いヒコーキの旅で疲労しきった乗客にとって、こんなに嬉しい対応はなかなか考えられない。
ウォータータワー
(濃霧にかすむ摩天楼。中央はシカゴ随一の名所ウォータータワー)

 空港からダウンタウンまで、シカゴの高速道は延々と渋滞の連続で、目的地のホテルまで45分の予定が、実際には60分を軽々と超えてしまった。考えてみれば、平日の午前9時台である。アメリカ第3位の人口を抱える巨大都市・シカゴの都心に向かう高速道が、このぐらい渋滞するのは当たり前だ。
 しかも、今井君の魂胆としては「時間がかかればかかるほどありがたい」なのである。渋滞のせいでちょっとぐらいタクシーのメーターが上がっても、そんなのはどうせ大したことではない。大事なのは「すぐにホテルにチェックインできるか否か」である。
 だって諸君、予約したインターコンチネンタルホテルに到着するのが、このままではだいたい朝9時半ぐらい。朝9時半にフロントにノコノコ姿を現して、「チェックインできますか?」などと発言すれば、日本のホテルなら確実に表六玉扱いだ。
 関西の代表的な高級ホテルでも、12時半ぐらいに到着してしまって恐縮しながらフロントに行くと、「チェックインは15時からです!!」とケンモホロロに断られてしまうことがある。「なんて非常識なヤツなんだ!!」という冷たい笑いが、フロントクラーク全員の顔に伝染したりする。
 それにひきかえ、昨年8月ニューヨークの「プラザアテネ」に12時前に到着した時、その対応はマコトに素晴らしかった。正午前にも関わらず、オドオドしているサト助を、予定の部屋に躊躇なく迎え入れてくれたのである。
 アルゼンチン・ブエノスアイレスのファエナホテルも同様だった。今井君のホテル着は朝10時半すぎ。しかし一切イヤな顔をすることもなく、すぐに予定のジュニアスイートに招き入れてくれた。
教会
(シカゴ中心街のオアシス・フォースプレス教会)

 では「今年のシカゴはどうだったか」であるが、反応はなかなか微妙である。
「低層階の9階なら、すぐにお部屋に入っていただけますが、イマイさまは当ホテルチェーンのプラチナメンバーでいらっしゃいますから、高層22階のジュニアスイートに宿泊していただけます」
「そのためには、午後3時までチェックインを待っていただかなければなりません」
というのである。
 うーん、サト助は何しろ育ちが超庶民的であるから、「特別扱い」というコトバに弱い。「今すぐなら低層階、ガマンして待てばジュニアスイート」。そういう選択肢を目の前にハラリと広げられれば、一も二もなく
「はいはい、はいはいはい。分かりましたでごぜえやす。待ちます、待ってジュニアスイート3泊を獲得いたしやす」
という選択に走らざるをえない。早速スーツケースを預けて、身軽になって街に出た。
 諸君、こうして今井君は、ヒコーキで10時間かけてやってきたシカゴの街に、いきなりそのまま踏み出すことになった。「ビジネスクラスでゆっくりしてきた」というものの、睡眠不足&食べすぎ飲み過ぎの状況で、いきなり初めての大都会に踏み出すことになった。

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