Fri 130726 筋力アップに、3合メシ 味噌汁の朝昼晩 雑談もできないお医者さまじゃねぇ | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Fri 130726 筋力アップに、3合メシ 味噌汁の朝昼晩 雑談もできないお医者さまじゃねぇ

 いかんいかん、ホントにホンキでブログを短くしなきゃ。1週間前の決意のうち、「写真は5枚以内」は厳守できているけれども、「A4版2枚以内」は、決意したその日から完全に逸脱を続けている。
 写真が従来の半分になって「おお、写真が少なくなったな!!」という実感はあるが、文章量がちっとも変わっていない。だから結局は相対的に「何だかますます文章がタップリ」な感じになってしまった。
 朝のお味噌汁で、「汁っ気が半分になったのに、中の具の量が変化しない」とすれば、そりゃずいぶん暑苦しい味噌汁じゃないか。気に入ったヒトは「具だくさん」と褒めてくれそうだが、「これじゃ味噌汁というよりむしろ『煮込み』じゃん?」とケナすヒトのほうがずっと多いだろう。
 かく言う今井君自身、朝のお味噌汁は具だくさんより汁気がほしいほうである。お椀の中にサトイモがゴロゴロ10個も入っていて、それなのにミソスープが半分に減らされていたら、まず確実に文句をつける。
「もしかして、水不足が深刻なの?」
「朝は唾液の分泌が少ないんだから、チャンとスープを入れてくれなきゃ、サトイモが喉に引っかかっちゃうじゃないか」
「本来、朝の味噌汁は具なんかいらないぐらいなんだよ」
「夏は、ビールでもいいんだよ♡」
人間とは、ホントにワガママな生き物である。
スフィンクス1
(スフィンクス)

 それを承知のクセに、写真を減らして文章量を減らさないとすれば、それは今井君の能力の問題にされてしまう。ま、朝のお味噌汁にサトイモという家庭は少ないだろうが、お豆腐でもアサリでもワカメでも同じことだ。
「こりゃ味噌汁というより、味噌で食べる湯豆腐ですな」
「お味噌汁の中で大量のアサリちゃんたちが、通勤ラッシュに苦しんでいるみたいじゃないですか。ほら、アサリちゃんたちみんな吊り革につかまってヒーヒー言ってるじゃないですか」
「増えるワカメちゃんが増殖しすぎて、味噌汁というより、増殖ワカメのドロドロジェルじゃないですか」
という類いのお味噌汁じゃ、料理人として完全に失格だ。
しっぽ1
(シッポ、なげー 1)

 イカンイカン。こんなことを書きながら盛り上がっちゃイカンのだ。最初に設定したテーマ以外のところで盛り上がっちゃうから、ブログは止めどなく長くなる。それが悪いクセだと自分でもイヤというほど分かっているのだ。
 そもそも「ダジャグッココギ」の話は、甲子園の高校野球で秋田県代表が敗退した翌日に、ホンのヒト言かフタ言、冗談半分に書こうと思っただけだった。まさか3日も4日も、連日4ページ近く書きまくって、読者諸君をウンザリさせるつもりはなかったのだ。
 放置すれば、おそらく今井君はこのまま味噌汁談義を続け、「朝は汁っ気を優先、昼は昨夜の残りが最高、夜は出来れば具だくさんで、豚肉と大根とゴボウとジャガイモのタップリ入った豚汁がいい」、そういう類いの話がまたまた3~4日は続くのである。
 諸君、「豚汁」と漢字で書いても、首都圏のヒトは「トンジル」と読み、関西圏のヒトは「ブタジル」と発音する。今井君はどこまでもブタジル派であって、トンジルじゃちっとも身体があたたまりそうにない。
 真冬の吹雪の中から帰って、冷えきった心と身体をあたためるには、意地でも「ブタジル」である。ブタジルと、白いゴハン。ゴハンの残りに熱い焙じ茶をかけて、サラサラ&サクサク。うーん、今井君は意地でもそれがいい。この秋ブラジルを旅するのも、まさにブタジル派の面目躍如である。
お耳
(ネコは全てを聞いている)

 というふうに、ホレホレ、話がそっちにそれはじめたでござんすよ。今井君。君は今日、どうしても秋田商と秋田県の高校野球の話に決着をつけなきゃダメなんじゃ。それを忘れちゃ、ダメじゃないか。
 はいはい、恐れ入りやした。恐れ入谷の鬼子母神でござんす。でもね、いったいいつからブログなんかに、世間の目はそんなに厳しくなったんでゴゼーヤス? ブログぐらい、好きなことを好きなように書いていいんじゃございやせんか?
 ところが諸君、世間のヒトビトはマコトに厳しいのである。「誰にも興味のないクダラナイ話を、うだうだグダグダ書いていた」「何の役にも立たないダメなブログの見本だ」というヒトが、この世の中にはビックリするほど多いのである。
しっぽ2
(シッポ、なげー 2)

 うーん、「役にたたないからこそ面白い」「無益な文章を面白がって読むからこそ『豊穣』の名に値する」という類いの贅沢って、21世紀の日本からは消滅したのでござるかね? オヤツやデザートですら栄養価で評価するんじゃ、何だかミジメなんじゃね?
 ボクチンは、医者の診察で一番大切なのは、診察の前後に医者が患者と笑顔で交わす雑談だと思うのだ。何の役にも立たない瞬間瞬間の蓄積こそが、真に患者を癒すのだと考えるのは、間違いでござるかね。
 注射も結構、おクスリも手術もスバラシイ。でも、天気の話や、サッカーや野球の話、幼い頃の思い出や故郷の自慢、そういう話題で優しいお医者さまと盛り上がる数分こそが、真の意味で患者を癒す。それこそ治療の基本だと信じて疑わない。予備校講師の授業でも同じこと。「役に立たない雑談」を聞いて、みんなで大爆笑する瞬間こそ、英語を大好きになる最高の一瞬だと信じている。
 さて、本題にもチョコっと触れておこうと思う。
 この数年の今井君が心配しているのが、秋田県代表の選手たちの体格のヒヨワサである。一昨年、13年ぶりに甲子園で2勝した能代商のエース保坂君は、「毎日、茶碗に2杯のゴハンを食べるように努力しています」と言っていた。
 サト助はいまだに保坂君のファン。その後の保坂君がどうしているか分からないが、もしサト助が監督だったら、選手全員に「筋力アップのために、毎日3合メシを食べることを命ずる」と発言するところである。茶碗2杯というんじゃ、すでに高齢に達したクマ蔵の食欲にも勝てないじゃないか。
スフィンクス2
(スフィンクス、拡大図)

 近年の強豪校には「毎日3合メシ」を実践しているところが少なくない。朝日新聞が東京の帝京高校を取材し、「筋力アップには3合メシ」と特集してから、日本全国でかなり流行したようだ。
 今年の大会を見ていると、保坂君みたいな超スリムな選手よりも、「あれれ、ずいぶんドッシリしてるね?」とビックリするぐらい、下半身の充実した選手が多かった。昔のジャイアンタイプやカバ男君タイプはほとんどキャッチャーだったが、今やピッチャーを中心に「3合メシ」「1日6食」をやっている選手が多いらしい。
 どうだろう、せっかく旨いコメがドサドサとれる米ドコロなんだ。秋田県の選手諸君も、今日からどんどん3合メシに挑戦して、ドッシリした下半身を作ってみたらいい。
 冒頭で味噌汁の話をしたのだって、別に「カンケーねーことをウダウダ」というのではないのだ。3合メシや1日6食をやるには、旨い味噌汁だってもちろん不可欠である。
 朝は汁っ気、昼はコクがタップリの昨夜の残り、夜は具がゴロゴロのブタジル。そうやって筋力をタップリつけた選手たちが、ますます甲子園を面白くしてくれるのを、サト助は心から待ちわびている。

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6D(DMv) APOLLO 13
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