Fri 130621 比内地鶏で祝勝会 石破サンに出会う リスニングを強化 メモをとりたまえ | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Fri 130621 比内地鶏で祝勝会 石破サンに出会う リスニングを強化 メモをとりたまえ

 7月13日、松戸で汗まみれの大熱演をした後は、千代田線→日比谷線と地下鉄を乗り継いで、東京・恵比寿の街に出た。今日の単独祝勝会は、恵比寿の今井屋総本店。2階の個室を予約し、定番の「ばくだん」「モモと砂肝」「ハタハタ寿司」など、深夜まで比内地鶏料理を満喫した。
 7月14日、猛暑の東京は午後4時ごろからゲリラ豪雨に襲われ、遠くで雷が盛んに轟いた。雨上がりには急に気温が下がって、外に出てみると、おお、久しぶりに爽やかな空気を感じる。軽井沢あたりに来たみたいだ。
 もう10日近く、東京の空気は熱い湯気みたいなありさまで、気のせいかもしれないが、昼過ぎの日盛りはほとんど焦げ臭さを感じるぐらいだったから、この冷気にはホントにホッとする思いであった。
ひもにゃご1
(ヒモに夢中のニャゴ 1)

 真夜中すぎ、下からドンと突き上げるような直下型の地震があってビックリ→ギョーテンしたけれども、その1回の「ドン」だけでカンタンに収まってくれた。いやはや、実に淡白な地震であって、夜中にみんなで酒を飲んで大騒ぎしていたら、隣のダンナが怒って壁を蹴り上げた時みたいな、マコトに模範的な淡白さであった。
 夏の盛りの日々、世界各地で交通機関の事故が続く。サンフランシスコのアシアナ機から始まって、フランスでは国鉄の電車がひっくり返るし、北海道でもJR特急から頻繁に火の手があがる。あらら「特急おおぞら」も燃えたようだ。
 今年3月、多数の死者が出るほどの記録的大雪の中を、サトイモ君は千歳空港から釧路へ、釧路から千歳空港へと陸路で往復した。あのときサト助を運んでくれたのが「おおぞら」である。何だか、すごく身近で事故が起こりつづけているようで、サトちゃんは心配だ。
ひもにゃご2
(ヒモに夢中のニャゴ 2)

 今日はこれから、14時の新幹線「あさま」で東京駅から長野に移動する。現在「あさま」のグリーン車内でこれを書いている。長野から到着した車両が東京駅で折り返しになるのだが、おお、長野か群馬での遊説の帰りなのだろうか、自民党の石破幹事長が降りてきた。
 屈強なSPに取り巻かれ、例のオッカナイ目つきでニタニタ笑いながらエスカレーターを降りていった。よく日に焼けて、絶好調の様子である。ボクチンは、小松空港からのヒコーキで安倍晋三どんと一緒だったこともあるし、むかし山口宇部からのヒコーキで森喜朗どんも見かけた。
 今井君はたいてい1K、政治家の皆さんは多くの場合1A。いやはや、こんなに間近で彼らを見られるのは、ミーハー♡サトちゃんにとって、それだけでマコトに嬉しいものである。
寝る
(懸命に眠るニャゴロワ)

 おや、新幹線が浦和を通過するあたりで、緊急停止したぞ。何だ何だ? 今14時20分。長野でのお仕事は17時から。今日も約100人の生徒諸君が集まって、クマ蔵の熱演を待ち受けている。
 まだ3時間もあるけど、チョイ心配だ。新幹線が「運転見合わせ」なんかになったりしたら、そりゃたいへんなことでござる。車内放送では「この先の大宮駅で、列車緊急停止装置が作動した」と恐るべきことを言っているが、これって、大丈夫なのかね。
枝豆
(オヤジの定番、エダマメ)

 さて、これから長野校でも話す予定だが、このところ今井君は新しく「リスニング対策」の話題を取りあげるようになった。予備校の先生にアドバイスしてもらいに行っても、先生はなかなかチャンとした対策を示してくれない。「たくさん聞け。そのうち慣れる」というのがせいぜいだ。
 でも、それって、
「せんせー、私はタマネギが食べられません。どうしたら食べられるようになりますか?」
という質問に対して、
「そうだな、たくさん食ってみろ。そのうち慣れるぞ」
というのと同じこと。慣れる前に、死んじゃうんじゃないかね。
「せんせー、どうすれば牛乳が飲めるようになりますか?」
「うん、そうだね、うん。毎日たくさん飲むように努力するんだ。きっとそのうち慣れて、大好きになるぞ」
 うーん、やっぱり好きになる前に死んじゃいそうな気がしますがね。
ぴーろぴろ
(うかつにも「ぴーろぴろ」かと思って注文したら「ぴーちぴち」だった。何だかつまらない)

 大学入試のリスニングで悩んでいるヒトビトのために、今井君は耳で聞いたことをどんどんメモするようにオススメしている。地理の授業でもいい、現代文や世界史の授業でもいい。NHKニュースだっていい。詳細にメモをとりながら聞いてみたまえ。
 つまり今井君が「リスニング初歩の初歩」というヒトにオススメするのは、「日本語を聞くときでいいから、視覚に頼らないで聴覚を研ぎすます」こと。視覚に頼りすぎた学習では、聴覚の集中力が欠如する。聴覚がお留守になれば、眠くなる。逆に耳の集中力を研ぎすませば、学習効率はビックリするほどアップする。
 しかも、耳で聞き取ったことを自分でまとめる作業をしなければ、メモをとることは出来ない。板書を写すことばかりに徹していると、他者の言ったことをまとめ、整理するという困難な仕事を怠けることになってしまう。
 他者が口頭で述べたことを、聴覚を研ぎすまして聞き取り、それをまとめ、整理して、自分の言葉に翻訳してメモをとる。その高度に知的な世界を敬遠し、板書を写して満足するのは、知の怠惰である。
焼き鳥
(今井屋で一番旨いのは、このモモと砂肝である)

 うにゃぽ。さすが超サトイモであるね。スゴいこと言うじゃないか。だから超サトイモなMr. Satoimoは、「1日に1時間ぐらい、板書を写すんじゃなくて『聞き取ってメモを取る』ことに集中する時間を作った方がいい」とアドバイスする。
 板書を写さないと不安なら、あとで友達からノートを借りて写させてもらえばいいじゃないか。友達の存在意義の1つは、そういう点にある。ついでに、諸君が聴覚を研ぎすまして書き取ったメモを友だちに貸し、板書とメモを比較してワイワイやれば、まさにスンバラスイ復習になるはずだ。
 そして、やがて音源を日本語から英語に変える。ネットをチョイといじれば、BBCでもCNNでもABCでも、何だって音声を聞けるんだから、こんどは英語を聞いてメモを取る練習を1年でも2年でも継続する。マコトに地道な世界だが、若い諸君こそ、地道な努力の大切さを痛感すべきなのだ。
 そしてそのついでに、板書を写すのを止め、徹底してメモをとるようにしたその科目は、間違いなく最高の得意科目になるはずだ。理系の諸君は、センター試験で選択した社会科科目でメモの練習をしてみたらいい。地理、世界史、日本史。理系の人間として、その科目が一生の趣味になったら最高だ。
ねばねば
(ばくだん。納豆、生タマゴ、ネカブ、オクラ、ナガイモその他を粘れるだけ粘らせた後で、海苔に乗っけて食べる)

 諸君、安心してくれたまえ。緊急停止した新幹線は、約3分後に動きだし、軽井沢に到着する頃には3分の遅れも解消して、長野には定刻15時48分の到着。おお、涼しい風がわたっていく。やっぱり標高の高いところまであがってきたのでござるね。

1E(Cd) Corboz & Lausanne:MONTEVERDI/ORFEO 2/2
2E(Cd) Festival International de Sofia:PROKOFIEV/IVAN LE TERRIBLE
3E(Cd) Schüchter:ROSSINI/DER BARBIER VON SEVILLA
4E(Cd) Cohen:L’HOMME ARMÉ
5E(Cd) Vellard:DUFAY/MISSA ECCE ANCILLA DOMINI
total m97 y1152 d11347