Tue 130618 短距離移動がツラい みんな汗みどろ 浦和で大熱演 下北沢で単独祝勝会 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 130618 短距離移動がツラい みんな汗みどろ 浦和で大熱演 下北沢で単独祝勝会

 ここからはしばらく首都圏でのお仕事が連続して、7月20日までの10日間で、遠出するのは15日の長野と17日の福岡だけである。このごろ行く先々で
「ヒコーキでの移動、たいへんそうですね」
「毎日毎日ヒコーキや新幹線で、さぞお疲れでしょう」
「しばらくは首都圏内での移動みたいで、よかったですね」
と、みんなに優しく身体をいたわってもらえるのだが、今井君自身としては、正直申し上げて遠出の方が楽であり、首都圏内の短距離移動がかえってツラいのである。
浦和1
(浦和の大盛況)

 まず何と言っても、首都圏のうだるような猛暑がキライ。何しろ今井君は、尊敬する某先生に
「人前で話をするときは、必ずスーツを着用のこと」
「ネクタイをしないとか、人前で上着を脱ぐなどというのは、3流の証拠。というよりも、聴衆に対してきわめて無礼な行動なのである!!!」
と叩き込まれてきた。
 某先生とは、駿台でお世話になった故・奥井潔師であるが、確かに今井君は奥井師がネクタイをとった姿や、上着を着ていない瞬間を目撃したことは一度もない。イギリス流のガンコさというか、さすがに大学の文学部長まで勤めたヒトである。
浦和2
(熱く語るクマ 1)

 こうして、気温36℃の首都圏を、スーツ姿のサトイモが熱く熱く茹であがりながら歩き回ることになる。36℃とは、天国のような日陰の百葉箱の中のこだから、コンクリやアスファルトの容赦ない照り返しを受けて歩くサトイモの周囲の気温は、おそらく45℃とか50℃とか、殺人的な数字になっているはずだ。
 自宅から駅まで10分、焼けつく夏の日光を浴びてトボトボ歩くうちに、せっかくクリーニングから戻ってきたばかりのワイシャツは、バケツの水を浴びたみたいにグショグショである。
 濡れネズミになって乗り込む電車は、ちょうど夕方の通勤ラッシュのさなか。首都圏各校舎に18時頃に到着するとなれば、どうしても代々木上原発17時すぎの電車を利用しなければならない。今日の会場は埼玉県の浦和駅前。新宿で埼京線か湘南新宿ラインに乗り換える。
熱演
(今井君は「どんどん爆笑しましょう。笑えば進化し、進化するたびに笑う、それがホモサピエンスです。こんな無表情が一番ダメなんです」と語る。「無表情」の実演がコレ)

 すると諸君、「湘南新宿ラインは、東海道線内で発生しました事故のため、遅れております。次の電車は30分ほど遅れて到着の予定です」ときた。うにゃにゃ、「グリーン車で座っていこう」と密かに考えていた贅沢な移動プランは、こうしてたやすく崩壊した。
 大混雑の埼京線に乗り込むと、他のオジサマたちもみんな汗まみれ。腕と腕が触れ合ったりすると、お互いにお互いの汗がベットリくっついて、もちろん向こうだって同じだろうけれども、思わず「ウヘッ」と叫びたくなるほど気色悪い。
浦和3
(熱く語るクマ 2)

 ほうほうのていで、やっと赤羽に到着。宇都宮線か高崎線の電車に乗り換える。埼京線は言語道断に汗臭かったが、そこへやってきた上野発の宇都宮線の汗臭さは、「言語道断」ということについて決してヒケをとるものではない。
 この電車で、浦和まで10分。自宅を出てから1時間のうちに、かよわい里芋サト助の体力の消耗は、「バッテリー残り3%です」という感じ。「水、水、みず…」と呻きながら、倒れ込むように駅前の校舎に入っていく。
 新幹線移動なら、涼しいグリーン車。ヒコーキなら、爽やかなダイアモンドラウンジと、CAのオネーサンたちの優しい笑顔。どんなに移動距離が長くても、そういう移動はマコトに爽快かつ愉快である。
 一方の近距離チマチマだと、自分と他人の真夏の汗が、腕にも服にも鼻腔にもベトベトと絡まりつき、1時間後からのお仕事に集中できない。というより、こんなアリサマで100人も150人もの生徒たちの前で話をしていいものかどうか、疑念に苛まれるぐらいである。
ケーキ
(浦和でいただいたケーキ)

 そんなサト助を救ってくれるのが、爽やかな校舎スタッフである。浦和にくるのはもう5年ぶりぐらいだから、人事異動ですっかり顔ぶれは変わってしまったが、このところ好調な浦和校だけに、スタッフの対応も迅速。控え室に陣取ったサト助も、「なるほど、これなら大丈夫でござんすな」とひとまず安堵の胸を撫で下ろす。
 すると、またまた最近サトちゃんの定番になった感のある旨そうなケーキが登場。「ジュレと、フルーツと、ババロアと」とブログで何度も書いたせいで、各校舎のスタッフが実によく選りすぐって、今井君の心のマトを的確に射抜くケーキを用意してくれている。感謝&感激、雨アラレである。
ユンケル
(ケーキと、ユンケルファンティー)

 今日の浦和では、担任助手の諸君からということで、「ユンケルファンティー」というありがたいモノもプレゼントしていただいた。諸君、薬局で買えるユンケルの中で、おそらく最も高価なヤツでござる。
 「お疲れでしょうから」と言うことだったが、お疲れということなら、ワガママばっかり言っているクマ蔵なんかより、校舎担当のヒトビトのほうが遥かに疲れているはず。お気遣い、マコトに申し訳ない。ありがたくいただくことにした。
 浦和は、いまや「さいたま市」の1つの区に過ぎないが、20世紀までは押しも押されぬ「県都」だったのであって、県内で最も有名な伝統ある女子高のお膝元。今井君の話を聞きに集まった生徒諸君も、県都にふさわしい優秀な雰囲気である。
浦和4
(超満席でござったよ)

 19時開始、20時40分終了。出席者110名。定員70名の教室に110名だから、もうすっかりお馴染みの
「机を撤去して、椅子だけ」
「爆笑の連続で、生徒は酸欠寸前」
「爆笑の声は、下のフロアでも90分間絶え間なく響き続けた」
というあたりも普段と全く同じこと。このへんはもうお馴染みすぎて、毎日毎日同じことを書き続けるのに気が引けるぐらいである。
浦和5
(生徒代表のあいさつと、マジメになれない今井君)

 終了後、校舎長やブロック長に見送られ、浦和駅の湘南新宿ラインホームにあがると、「高3生です」という2人の生徒に声をかけられ、他の乗客たちのフシギそうな視線を浴びながら、ホームでいっしょに何枚も写真を撮った。
 さらに「今、南浦和校で公開授業を受けてきました」という高1生にも会った。お隣の南浦和で、数学の超有名講師の公開授業があったらしい。南浦和は、東進でも最も歴史のある大校舎。おお、みんな頑張っておるのぉ。
 確かにこのあたりは、大宮、与野、浦和、南浦和と、ほとんど1駅ごとに校舎のある東進ラッシュ地域。お隣の駅どうしでニアミスするのも、また素晴らしいことである。これからも、どんどん大いにやろうじゃないか。
とりを
(下北沢南口 とりを)

 1時間ほどかけて、下北沢へ。南口を降りたあたりにある博多料理の店「とりを」で単独祝勝会を開催することにした。鶏や牛の肉、豆腐に枝豆、チャンポンにオムスビ、マコトに多彩なお料理を注文して、日付が変わる頃までゆっくり座っていた。

1E(Cd) T.Beecham:BERLIOZ/LES TROYENS 3/3
2E(Cd) Zagrosek & Berin:SCHREKER/DIE GEZEICHNETEN 1/3
3E(Cd) Zagrosek & Berin:SCHREKER/DIE GEZEICHNETEN 2/3
4E(Cd) Zagrosek & Berin:SCHREKER/DIE GEZEICHNETEN 3/3
5E(Cd) Sequentia:AQUITANIA
total m82 y1137 d11332