Fri 130322 安い飲み屋で薄い酒を延々と飲む 今日もお手紙2通とサトイモ君の返事 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Fri 130322 安い飲み屋で薄い酒を延々と飲む 今日もお手紙2通とサトイモ君の返事

 4月13日、夜10時からチョイと近所に飲みに出かけて、まだまだ風の冷たいのに驚いた。気のはやいサトイモどんは「もうワイシャツに薄いベスト1枚でいいだろう」と出かけたのだが、吹き荒れる風の冷たさにビックリして、すぐオウチに戻ってセーターを着込んで出た。
 結局そのまま安い焼き鳥屋で午前2時まで飲んでいた。この1ヶ月ほど焼酎のお茶割に凝っていて、ウーロン割→柿の葉緑茶割→ウコン緑茶割のサイクルで延々と薄いお酒を飲みつづける。10杯ほど飲んだだろうか。
 すると不思議なことに(というか、あまりにも当たり前だが)飲んでも飲んでもちっとも酔っぱらわない。むしろ頭が冴えてくるぐらいで、ホントに全く酔っぱらわないから、周囲の酔っぱらいが何だか面倒くさくなってくる。「ははあ、世間のヒトが酔っぱらいをキライな気持ちって、こういうもんなのか」と、ハタと気づく瞬間である。
にゃご熟睡
(ニャゴ熟睡)

 何よりメンドクサイのは、誰かの話にやたらに盛り上がるヒトの存在。「そんなにウケる話かねえ?」という程度の武勇伝を聞いて、さんざんテーブルを殴りつけてウケまくり、涙を流さんばかりにいくらでも拍手喝采するタイプのヒトである。
 周囲のテーブルを見渡すと、各グループに必ず1人そういうヒトが入っていて、まるで酔っぱらい集団の必須の要素、例えば政党における「幹事長」「政調会長」のようなものらしい。昭和の昔、日本の政党にもソ連なみに「書記長」「書記局長」なんてのが頑張っていたものだが、うーん、飲み会であんなにウケまくってるのは、まさに書記長なみの時代錯誤じゃあるまいか。
ナデ熟睡1
(ナデシコ熟睡 1)

 さて、今日もまた相談のお手紙が2通届いていた。
(質問1)この春から高3になる男子です。国家公務員上級職が夢で、国立大学法学部を目指しています。いま一番魅力を感じるのは一橋大学なのですが、残念なことに模擬試験を受験したら偏差値が58しかありませんでした。これで一橋大志望は甘いですか? 最後まであきらめずに全力を尽くしたいです。アドバイスをお願いします。(東北・男子)

(サトイモ君より)17歳にして国家公務員志望というのは、いやはや、高校時代から究極のフマジメを貫いてきた今井君なんかから見れば、余りにも立派な志望でいらっしゃる。頭が下がります。「40歳代後半になるまで、1日たりとも休日をとったことがない」「月月火水木金金」というスゴい国家公務員を知っていますが、ぜひぜひ志望を貫いて素晴らしい公務員になってください。
 しかし、たった1回の模擬試験でちょっと偏差値が低かったぐらいで不安を感じているようではダメですね。しかも60近くとれているなら、十分に「有望」と言っていいと思います。
お手手
(ニャゴのお手手)

 大切なことは、春のうちに絶対の得意科目を作ること。普通のセンセイなら「苦手科目を克服せよ」とアドバイスするところですが、そんなに短期間で苦手なんか克服できません。苦手はこれから半年ぐらいかけ、ジックリ腰を据えて克服することにして、4月→連休→5月中旬で「誰にも文句を言わせない」という超・得意科目を作るといいですね。
 すると、友人たちから頼りにされます。「田中、この問題って、どう考えるの?」「加藤、ここんとこ、よく分からないんだけど」「吉田、勉強法教えてくれよ」みたいな相談を受けるようになる。正直、鼻が高い。そうやって自信が自信を呼ぶようになれば、精神的にも余裕ができて、苦手も克服しやすくなります。
なかよし
(今日もなかよし)

 一番イケナイのは、「どの科目もみんな何となく不安」「これといって絶対というものがない」という状態。何となく八方ふさがりで暗い気分になると、受験本番までの10ヶ月を耐え抜くのはたいへんです。
 一番伸びやすいのは英語ですから、5月中旬まで思いっきり単語を覚えまくり、思いっきり文法問題演習をやって、頭の中を英語だらけにしてください。どうせ一生に1度はやらなきゃイケナイ英語の猛勉強を、2013年4月~5月にやっちゃうという発想ですな。
下には何があるんだろ
(下には何があるんだろ?)

(質問)福島の高校に通いながらD組→C組→B組と受講しました。立命館大学に合格しました。第1志望だった国立大学に不合格で、すっかり意気消沈していたところに合格通知が届きました。
 高1の夏から冬にD組を受講して英語の楽しさを知り、2年でC組、3年でB組を受講して、授業で習った英文を徹底的に音読しました。センター模試でも、高3秋からは9割を維持できました。福島で大震災を経験しましたが、これからが楽しみ、留学生たちと刺激しあえるのがホントに楽しみです。(東北・男子)
ナデ熟睡2
(ナデシコ熟睡 2)

(サトイモ君より)合格、ホントによかったですね。もう入学式が終わって、いよいよ科目登録→授業開始という頃でしょうか。住所を見ますと、福島県田村郡三春町となっています。大震災の被災地の中でも、被害の大きかったところですね。負けずに努力を継続した意志の強さに頭が下がる思いです。
 「三春の滝桜」、今年はちょうど今が満開のようです。かくいう今井君も4年前だったか、東京から日帰りで滝桜を見に出かけたことがあります。郡山まで新幹線で行って、郡山からはちょっと贅沢してタクシーで行きました。「ブログ内検索」でも出てくるはずですな。
 この春から福島を離れ、一人暮らしを初めているはずだと思いますが、ぜひたくさんの留学生諸君と交流を深めてください。音読で培った英語力がいよいよ威力を発揮するはずです。素晴らしい大学への進学、ホントにホントにおめでとうございます。

1E(Cd) Karajan & Berlin:BEETHOVEN/MISSA SOLEMNIS②
2E(Cd) Naydenov & Rousse:PROKOFIEV/IVAN LE TERRIBLE
3E(Cd) Gould:BACH/GOLDBERG VARIATIONS
4E(Cd) Gould:BACH/GOLDBERG VARIATIONS
5E(Cd) Gould:BACH/GOLDBERG VARIATIONS
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