Mon 130211 兵庫県加古川で講演会 スイートラウンジのサトイモ君 「私の、コーラ☂」 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Mon 130211 兵庫県加古川で講演会 スイートラウンジのサトイモ君 「私の、コーラ☂」

 3月6日、兵庫県加古川で講演会があって、午前11時の飛行機で大阪に向かった。伊丹空港からリムジンバスに乗れば、神戸三宮まで30分と少し。明日も同じ兵庫県の西宮で講演があるから、新神戸のANAクラウンプラザホテルに2連泊する。
 「新神戸なら、新幹線のほうがいんじゃないか?」という意見なりクエスチョンなりアドバイスなりは、まさにマコトにホントーにその通りであって、返す言葉はヒトコトもない。空港で乗り継ぎなんかしてるヒマがあったら、確かに新幹線のほうが楽である。
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(酸欠さえ心配なパンパンパン。加古川での講演会 1)

 この辺についてのサトイモ君は心底から気分屋であって、「お空を飛んでいきたいな」と思えばヒコーキを選び、「大地を着実に這っていきたいな」と思えば、世界に誇るシンカンセンに乗っていく。今日「お空を飛んでいきたい」のほうだったのは、ナデシコの病状が思わしくないことと関連がありそうだ。
 東京は、快晴。大阪もやっぱり快晴。大阪のほうが少しだけPM2.5の濃度が高いのかもしれない。そういうことはお空をビューンと飛んでいれば如実に感じられるので、東京のお空にかかっていたモヤと、大阪上空を覆うモヤの感触/色合い/分厚さに、やっぱり若干の差異が感じられる。
神戸1
(ANAクラウンプラザホテル32階から眺める神戸の風景)

 羽田では、何を隠そう今井君はANAダイアモンドメンバーであるから、スイートラウンジに闖入することができる。諸君、繰り返すが、ダイアモンドメンバー専用のSUITE LOUNGEでござる。かっか。かっかっか。いやはや、こういうときの今井君は、ダラしなくヨダレを流さんばかりだ。
 この境遇についての世の中の反応はサマザマ。いろんなヒトのブログなんかをチラリとみると、メンバーであることをさりげなく示すオカタ、メンバーに達していないことについて冗談まじりにイジケてみせるカワイイ御仁、完全に無視を決めこむ人、意地でも理屈をこねて批判する難しいカタ、ホントにヒトは様々である。
神戸2
(春の神戸、拡大図)

 ただ、ダイアモンドメンバーになれるかどうかは、純粋に「どのぐらいヒコーキに乗ったか」だけで決まるのであって、社会的地位とも、個人の能力や社会的名声とも、お金持ちかどうかとも、まったく無関係。ひたすら自分でエンジョイするだけでいい。
 例えば、ごく普通の予備校講師が「週に1回の福岡校出講」を1年続けたとする。まだ頼りない20歳代か30歳代の新人講師でさえ、その1年の福岡往復だけで基準を達成できるのだ。だからスイートラウンジには「大阪で毎週月曜に会議があります」みたいな若手サラリーマンがたくさん入り込んで、エラそうにふんぞり返っていたりする。
加古川2
(加古川での講演会。最後に花束をもらう 1)

 昨年ボクチンが利用したヒコーキについては、特に「ンラゼマ地球一周記」の4回の搭乗が利いた。12時間のフライトを2週間で4回も繰り返せば、航空会社から感謝されるのは当たり前のことである。これに5月のイスタンブール往復、12月のパリ往復を加えれば、誰だってダイアモンドの基準に到達する。
 しかも、普通のラウンジとスイートラウンジのサービスには、要するに大した違いはない。あえて言えば、スイートのほうには赤ワインと白ワインも置かれ、温かいコーンクリームスープも楽しめる。ソファの背もたれがチョイと高い。違いはその程度。しかも講演会前じゃワインは飲めないし、スイートがあるのは羽田だけ、その羽田でも1カ所だけ。別にムリして入り込まなきゃイケナイ場所でもないのだ。
スープ
(意外にペラいダイアモンドカードと、コーンクリームスープ)

 新神戸のホテルで午後5時までノンビリして、新幹線で西明石へ、西明石から加古川まではJR西日本の誇る「新快速」で加古川へ。新神戸から30分ちょっとの小旅行であったが、窓から眺める春の夕陽がキレイなオレンジ色に染まって美しい。これもまたPM2.5のせいなのかねえ。
 加古川の講演会は、校舎での開催である。高2生の出席を出来るだけ抑えて、高1生を中心に募集。120名の予定だったが、「どうしても」という申し込みがグングン増え、前日段階での申し込みは180名を超えたという。「いや、最終的にはもっと来そうだ」「立ち見になったら可哀そう」ということで、開始直前に教室にさらに椅子を運び込み、計200席用意した。
加古川3
(酸欠さえ心配なパンパンパン。加古川での講演会 2)

 開始19時、終了20時40分。出席者は会場がパンパンの200名。普段は小中学生の大規模授業に使っている大教室が、立錐の余地のないパンパンパンに膨れ上がった。「初めて東進にきました」という外部生も70名集まって、ま、いつもと同じ超・大成功。100分にわたる大爆笑の連続で出席者が酸欠状態になるのも、いつもと同じ今井スタンダードである。
 終了後、近くの店で8名出席の大祝勝会。たった今まで公開授業に出席していた生徒たちが、校舎前でサトイモ君の写真を撮りまくるは、加古川駅のほうまでワイワイついてくるは、ほとんどアイドル状態である。一般のヒトからしたら、さぞかし異常なサトイモにみえたことだろう。
加古川4
(加古川での講演会。最後に花束をもらう 2)

 大祝勝会には、今井君の授業を「D組からA組まで半年で受講して第1志望に合格しました」という大学生も参加。うにゃにゃ、うにゃにゃである。他にも大学2回生や3回生も参加していたが、彼ら彼女らはウーロン茶とコーラ。年齢的にはお酒を飲んでも許されるはずだが、やっぱりクマ蔵どんの前で遠慮してしまうのは仕方がない。
 「もとプロのマジシャンでした」という男子・およそ30歳も参加。たいへん優秀そうでお話もおもしろい女性の校長先生も含め、マコトに多士済々なメンバーで、23時まで大いに盛り上がった。
加古川5
(手作りの抽選箱で抽選会もやった。今井君の著書があたる)

 それだけではない。我々の隣の個室で飲んでいた若いお客と目が合った途端、向こうから「あ、今井先生だ」の声が飛んだ。隣の個室の大学生4名も「もと生徒」の諸君。兵庫県は我々のシェアが特に高いところであって、滅多なことでは油断ができない。
 大祝勝会の締めくくりに、「もとプロのマジシャン」がたくさんのマジックを披露してくれた。さすが元プロ、マコトに見事である。トランプが1枚ふと宙に消えて、気がつくと今井君の目の前に座った大学2回生のコーラのグラスの上に落ちている。「私の、コーラ☂」と彼女が悲しそうに呟いた一言に大爆笑になって、祝勝会はオヒラキになった。
 いや、実際にはまだまだ祝勝会は続いたのである。2次会は、加古川から神戸に帰る新快速電車の中。コンビニで買ったビールを持ちこんで、神戸に戻るメンバー5人でまた盛り上がってしまった。
 「他人の迷惑を考えろ♨」な話であるが、23時半の電車は、他の乗客の姿はほとんど見えない。ちょっとぐらい盛り上がっても、十分に許される状況。あとかたづけ&ゴミ捨てもチャンとやってきた。日付が変わるぐらいのところで新神戸のホテルに到着。マコトにマコトに「私の、コーラ☂」な、楽しい1日であった。

1E(Cd) Solti & Chicago:MAHLER/SYMPHONY No.5
2E(Cd) Leinsdorf:MAHLER/SYMPHONY No.6
3E(Cd) Solti & Chicago:MAHLER/SYMPHONY No.8 1/2
6D(Op) モーリス・ベジャール・バレエ団:ディオニュソス組曲/シンコペ/ボレロ:東京文化会館大ホール
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