Sun 130106 大阪都茨木と枚方で講演会 100%授業の新バージョンを使用 大祝勝会 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sun 130106 大阪都茨木と枚方で講演会 100%授業の新バージョンを使用 大祝勝会

 1月29日、大阪都茨木で講演会。この日は朝から普段になく緊張していた。出席者300名の大規模講演会の予定であるが、そのことで緊張したりする今井君ではない。緊張の理由は以下の2点である。
① ゲリピー気味。前夜1時半ごろコンビニで買って食べた牛メシ弁当がよくなかったらしい。朝4時過ぎにムックリ起き上がってトイレに駆け込んだが、もしもあの激しいゲリピーがチャンと治っていない場合、生徒300名の前で90分間こらえきる自信がない。
② 新しく制作したばかりのテキストを、今日の大阪都茨木で初めて使用する。整序英作文約20問を一気に解説する「完全授業バージョン」であるが、さすがのサトイモ男爵でも「初テキスト」は緊張するものである。
茨木1
(大阪都茨木で大講演会)

 さて、まず①であるが、最初は「ノロちゃんかな?」「インフルエンザかな?」という懸念もあった。しかしピーコ気味ではあっても、吐き気は全くないからノロちゃんではないし、熱も喉の痛みもないし、コホンと咳もでないんだから、インフル君でもない。
 だとすれば、まあ「食あたり」が妥当なところだろう。30分ほどジックリお風呂につかって汗を流したあとで、ピーコと汗で大量に失った水分をタップリと補給。あとはホテルで昼までグッスリ眠り、うーん、午後にはほぼスッキリ爽快サトイモ君に戻ることができた。
茨木2
(茨木は100%授業の新バージョン)

 宿泊先の「ホテル阪急インターナショナル」を午後5時に出て、茨木には1時間後に到着。新しい大阪駅があんまり大きくて、どこがどこやらサッパリ分からない。何でこんなに複雑な構造にしたんだろう。ヨーロッパの駅みたいにどっしり重厚で単純な構造にしたほうが、田舎から来る人たちが迷わなくていいんじゃないかね。
 大阪駅で迷ってウロウロしているうちに、再びピーコちゃんがお腹の下のあたりでうごめきだした。こりゃピンチの到来だ♨「ピンチとーらい、助けてとーらい」でござるね♡ 茨木駅でスタッフと待ち合わせ、すぐに駅前の薬局に駆け込んで「ビオフェルミン止瀉薬」を購入。これで何とか危機を脱出することにした。
ビオフェルミン
(茨木でピンチを脱出)

 ついでながら、クマ蔵は幼い頃から「ポンポンのお薬は正露丸」と決めていた。予備校講師になりたての頃は、毎朝毎朝なんだかその日の授業が心配で、メッタヤタラに正露丸をのんだ。例の強烈な匂いが、さぞかし身体中にしみ込んだことだろうと思うが、この15年ほどはもうすっかり図太く落ち着いて、「心配で心配でポンポンがピー♨」みたいな臆病グマではなくなった。
茨木会場
(茨木会場の生徒諸君)

 諸君、なぜ偉大な今井先生♡が「ポンポンのピー」などというブザマな話を告白しているんだと思うかね? もちろん、これからいよいよ受験に向かう受験生諸君のことを考え、「そういう準備も忘れなさんな」とアドバイスしているのであるよ。
 「電車の中でも水なしでOK」という便利なものも薬局にはたくさん並んでいたから、緊張がポンポンに来やすいヒトは、ママかパパに頼んでポケットに忍ばせていけば安心だ。そういうことまで考えてあげるのが、チャンとした予備校講師であるね。
茨木3
(茨木、最後に花束をもらう)

 大阪都茨木での講演会、19時50分開始、21時20分終了。出席者は予定通り300名。高校単位での参加者も多く、高校の英語の先生がたも5人ほど出席してくださった。まさに超満員であり、超満員のほぼ全員が「センター同日試験」を受験した高2生であった。
 そこで、朝から少し緊張していた②であるが、これはもう完全な大成功である。「100%授業バージョン」で、講演会ではどうしても多くなってしまう「営業トーク」を一切排除。センター試験レベルの整序英作文20問を徹底解説して、「この90分を受講すれば、もうセンターの整序英作文は1問15分でパーフェクト」という公開授業にした。
枚方1
(1月28日、大阪都枚方での講演会)

 おお、自分で言うのもなんだが、今井君の授業はあまりにも巧みである♡ 冒頭で「素早く解くための戦術1~4」を左端のボードに板書。その板書を最後まで残しながら、20問をその戦術に基づいてスピーディーに解説。昨日の生徒たちは、とりあえずセンターの整序なら1問15秒で解けるようになったはずだ。
枚方の諸君1
(枚方の生徒諸君 1)

 しかも、「完全授業バージョン」なのに高い頻度で爆笑も入る。いつものバージョンの「20秒に1回」という今井スタンダードはさすがに無理であるが、授業だけしかしていないのに、平均で1分に1回の中爆笑、2分に1回の大爆笑が入って、やっぱり最後は「腹、いてえ」「アゴ、いてえ」という悲鳴が上がった。
 これからは、このバージョンもどんどん取り入れていきたい。さすがに中3生が中心の時は無理であるが、高3と高2ばかりか、高1生にだってムリなところは全くない。たった4つの戦術にしたがえば、どんな整序もマコトにスピーディーに(だってホントに15秒で出来るんだ)、しかも確実に正解できるのである。
枚方の諸君2
(枚方の生徒諸君 2)

 その前日(1月28日)は、同じ大阪都の枚方市で講演会。19時開始、20時半終了、出席者110名。枚方のほうも当初は「完全授業バージョン」の予定だったが、いろいろ事情があって「いつものバージョン」で実施した。こちらも満員で、高校の先生も出席。最前列で熱心に講演に聞き入ってくださった。
 「いつものバージョン」なら全く緊張することはないが、前回の講演会から1ヶ月以上が経過。しかもその1ヶ月強のうちに、今井君は①パリ8日間 ②ブリュッセル15日間の2回の外国旅行をこなしている。外国ボケというか、遊び過ぎというか、久しぶりの講演会で、「調子が出ないかもな」「口がうまく動かないかもな」という心配はあった。
枚方2
(枚方でも、花束をもらう)

 ま、そういうのを「取り越し苦労」と呼ぶ。何しろ789歳、今や苔むした巨岩のような古老サトイモ爺さんに、そんな心配はハナから無用なのである。冒頭10秒で最初の爆笑が入り、後は終了までノンストップ。「アゴ痛え」「腹いてえ」はこの夜も健在。いつもバージョンも、やっぱり最高だ。
 もちろん終了後は、枚方でも茨木でも楽しい大祝勝会が待っている。校舎担当の若々しい先生がたと酌み交わす酒はマコトに旨い。枚方では日本酒、茨木では焼酎。まだ多少ポンポンとピーコに不安を残しながら、肉をワシワシ喰らい、酒を痛飲するうちに、そんなこともすっかり忘れてしまった。
祝勝会
(楽しい祝勝会)

 諸君、いよいよ「平成生まれの先生」という恐るべき存在が、今井君の周囲に姿を見せ始めた。茨木校の女子スタッフ2名は、1人が奈良県十津川(Macくんは「凸河」と変換)の人、もう1人は馬術部出身。話し込むうちに、「1年下のヒトは、もう平成生まれですね」とごく当たり前にサラリと言ってくれた。おやおや、そりゃたいへんだ。クマ蔵がすっかりジーサンになったのも、当然のことだったのである。
 なお、茨木の講演終了直後、受験を控えた高3生が2人、あいさつに来てくれた。壮行会のつもり、出陣式のつもりで、今井講演を聞きにきてくれたのである。マコトに素晴らしい。「高3や浪人生は出席禁止」ということになっているかもしれないが、直前の挨拶や決意表明のつもりなら、ぜひぜひ講演会場を訪れてくれたまえ。

1E(Cd) Barenboim:MENDELSSOHN/LIEDER OHNE WORTE②
2E(Cd) Barenboim:MENDELSSOHN/LIEDER OHNE WORTE①
3E(Cd) Barenboim:MENDELSSOHN/LIEDER OHNE WORTE②
4E(Cd) Barenboim:MENDELSSOHN/LIEDER OHNE WORTE①
5E(Cd) Barenboim:MENDELSSOHN/LIEDER OHNE WORTE②
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