Tue 121225 知性の3要件 だからこそ「ベルギー冬物語」を開始(ベルギー冬物語1)
知性の要件を簡潔に3つにまとめれば、以下のようになるだろう。
① 優勢な集団に雷同しない。または雷同を拒絶する。
② 他者に依拠ないし依存しない。
③ 常に自己を客観視できる=笑いを忘れない。
「何を今さら当たり前のことを?」とビックリする人もいるだろうけれど、何しろセンター試験の前夜である。これから半日後に、多くの受験生がセンター試験に立ち向かうわけだ。ここで知性の要件ぐらい、確認しておいたほうがいいだろう。
昨日の記事の中で、大学入試が「オコチャマ卒業試験」みたいなものであることをジックリ確認させていただいた。今夜眠れずに苦しむヒトは、昨日サトイモが書いたことをもう一度読みなおして、「例え一睡も出来なかったとしても、大したことではないのだ」と確認していただきたい。そして悠然と試験会場に向かいたまえ。
![空港にて](https://stat.ameba.jp/user_images/20130124/08/imai-hiroshi/98/27/j/o0400030012389643402.jpg?caw=800)
②と③は、ホントに当たり前のことなので、今さら事新しく述べるまでもない。特に②については、コドモの頃からパパやママに「世界はあなた一人のためにあるんじゃないわよ」「地球はオマエ一人のために回ってるんじゃないぞ」と言われつづけた、まさにあれである。
今井君なんかはアホもいいところだから、コドモの頃そう叱られるたびに「そうなのかもしれないぞ」「そうじゃないって証拠をみせろよ」と言い放っては、父=三千雄に殴られ、先生に叱られ、最後は先生たちに徹底的に嫌われた。
![ホットフード](https://stat.ameba.jp/user_images/20130124/08/imai-hiroshi/66/5a/j/o0400030012389643681.jpg?caw=800)
(このラウンジでは、ホットフードも楽しめる)
789歳になった今でも「もしかしたら、地球はボクのために回ってるんじゃないかな」と思い込むことがあって、そういう時ほどブログが長くなる。ホントのことを言えば、若い諸君には「地球はボクのために回っているんだ」と断言して世界の嫌われ者になるぐらいの意気軒昂なところがあってほしい。
しかし、ま、そんなことをホザイていれば知性から遠ざかる一方だということだけは間違いない。知性から果てしなく遠ざかることを覚悟の上で「世界は私のためにある」と絶叫できる覚悟がなければ、決してそんなことを言ってはならない。
![アミーゴ](https://stat.ameba.jp/user_images/20130124/08/imai-hiroshi/d9/6d/j/o0400030012389643916.jpg?caw=800)
(ブリュッセルでは「ホテル・アミーゴ」に宿泊する)
③の「自らを常に客観視する=決して笑いを忘れない」は、全国を回りながらサトイモ講演会で今井君が力説しつづけていることである。古今東西、笑いというものは自らを客観視することから生まれるもの。自己の愚劣を度外視し、他者の愚劣さだけをワラウとき、その卑怯な笑いを表現するのには、「嗤う」という別の漢字を当てる。
そういう「卑怯な笑い」をこそ愚劣と呼ぶので、自らの姿を顧みることなく他者の愚劣さを人目にさらし、「ほら、アイツはこんなに愚かだ」「オレは立派、アイツはアホ」という人物は、それこそ嗤いの対象、愚劣の極致である。もちろんそういう種類の愚劣は、せっかく積み上げてきた学識や教養のすべてを惨めに崩壊させてしまう。
![セルクラース](https://stat.ameba.jp/user_images/20130124/08/imai-hiroshi/85/00/j/o0400030012389644075.jpg?caw=800)
今井君の講演会では、とにかくすべてを忘れて爆笑してほしい。その方針は2013年も一切変わることはない。今井の笑いは、自らを客観視してその滑稽さを思い知らされることから発生するので、笑いに笑ったあとに「では自分をどう修正すべきか」を思い知るところに真骨頂があるのだ。
近世ヨーロッパの画家が「愚者の肖像」を描くとすれば、自らの肖像を鏡に映して満足げに微笑む中年男を描くはずである。客観視できずに慢心する者こそ愚者の象徴であって、知性のある者なら、鏡を覗き込んだとき、その醜さに表情を歪めるか、あまりの滑稽さに笑い転げるか、そのどちらかのはずである。
![拡大図](https://stat.ameba.jp/user_images/20130124/08/imai-hiroshi/82/4a/j/o0400030012389644305.jpg?caw=800)
(幸運を呼ぶ「セルクラース」拡大図)
①「優勢な集団に雷同しない」とは、「みんなそう言ってるよ」「みんなそっちに向かってるよ」という発言を嫌悪するということである。みんながそう言っているから、ボクも同じことを言う。みんなが西にむかって歩いているから、私も西に向かう。愚劣とは、まさにその姿のことである。
再び近世ヨーロッパの画家に「愚かさの寓意」を描いてもらおう。彼はおそらく、荒れ狂い踊り狂う人々の集団を描き、その集団にダラしない笑顔で加わる彼を描き込むだろう。
狂騒の円の中心から円周に向かう半径の、円周から1/4あたりで、若干のタメライを残しながら踊りに加わる男。いつでも円から抜け出せる位置で、臆病な言い訳を心の中で練り上げながら、それでも踊りと歌の渦から抜け出す勇気を待ち合わせない人物。堕落した知性、あるいは成長しきらずに腐敗しかかった知性の原形質、その類いのシロモノである。
![拡大ワンコ](https://stat.ameba.jp/user_images/20130124/08/imai-hiroshi/89/f6/j/o0400030012389644571.jpg?caw=800)
諸君、夕方の民放ニュースショーを眺めてみたまえ。その種の愚劣を絵に描いたような番組を、4局がそろって垂れ流している。これを制作しているヒトビトは、そのほとんどがセンター試験を勝ち抜き、シューカツ戦線も勝ち抜いた、諸君の憧れの的のヒトビトなのである。
17時、まず画面に現れるのは、まず政治家の愚行、続いてタレントたちの愚行、18時台は価格破壊の「安くてウマくて超大盛」のグルメの話。18時40分からは4局とも「気になる明日のお天気は?」。地上波民放チャンネルが4つも存在する必要をほとんど感じない。
明日のニュースショーのトップは、「いよいよ入試シーズンたけなわです。大学入試センター試験が今日から実施され、全国50万人の受験生が緊張した表情で会場に向かいました」。4局にNHKまで加わって、同じニュースを同じ論調で1日に4度でも5度でも繰り返す。
諸君、驚くなかれ。すでにそのニュース原稿は出来上がっているのである。原稿は、6年か7年前のもの。テンプレートがチャンとあって、「雪で受験生の足が大混乱」「ICプレーヤーの不具合で大混乱」「一部の会場で試験監督のミスで若干の混乱」「事なきを得ました」など、各種バリエーションに対するテンプレートまで出来ている。
![巨大クマ](https://stat.ameba.jp/user_images/20130124/08/imai-hiroshi/32/0c/j/o0400030012389644755.jpg?caw=800)
すると当然、キャスターの反応までテンプレート化する。「こういうことじゃ、困りますね」「受験生のためにも、もっとしっかりしてほしいものです」「心残りのないよう、全力を尽くしてほしいものです」「受験生の皆さん、頑張ってください」など。おお、何だかマコトにオロカな世界である。
「こぼれ話」などと言うのもある。「ある塾では、伊予柑を配りました」「キットカットを配りました」「みんなで『カール』の袋を開け、1個ずつ口にして互いに必勝を誓いました」「みんなでタコの足を食べました」。これで「いい予感」「きっと勝つ」「ゥカール」「置くとパス」の類いであるが、キャスターは「いいじゃないですかぁ」と、臆病そうな笑顔を振りまいてみせる。おお、「愚かさの寓意」そのままである。
![クマチョコ](https://stat.ameba.jp/user_images/20130124/08/imai-hiroshi/d9/2c/j/o0400030012389644861.jpg?caw=800)
センター前夜の受験生を含めて、今夜はサトイモ閣下のチョイとコムズカシイ話に付き合っていただいた。最近コムズカシイ話が多くて申し訳ないが、話がコムズカしくなると、多くの読者が「今井ブログが面白い」「今井が盛り上がってる」と高く評価してくださるようである。
だから、諸君。今井君はあえて今夜から新しい旅行記「ベルギー冬物語」を開始する。
世の中の予備校講師がこぞって「頑張れよ」「全力を尽くせ」「オレがついてるぞ」と絶叫し(何故かMac君は「ゼッ教師」と判断)、センターが終わればその出題傾向分析と得点予想と足切り分析に熱中する中、せめてクマ蔵だけは、「優勢な集団に雷同しない」を実戦したいのである。
![お願い](https://stat.ameba.jp/user_images/20130124/08/imai-hiroshi/47/95/j/o0300040012389645010.jpg?caw=800)
(世の中は、厳しいよ)
何で、ベルギー? 1月11日朝、ベルギー:ブリュッセルに旅立つためにデカイ荷物を引きずって新宿駅周辺をうろつきながら、サトイモ大将自身「何でベルギー?」「何でブリュッセル?」という疑問に正確には答えきれずにいた。
1月のブリュッセルの寒さは北海道並みである。連日連夜、ずっと氷点下。寒くて寒くて、マトモに外を歩いていられない。
それなのに、やっぱりブリュッセル。ブルブル震える、ブルッセル。そんなバカなことを言えば、それこそヒトに嗤われる。それでもブルッセルでブルブル震える、マコトに勇敢な今井君の姿を、今日から約1ヶ月にわたってお伝えしようと考える。
もちろん今井君の身辺雑記も適宜書き加えていくから、心配はご無用である。特に、講演会や公開授業があった翌日は、講演会に関する情報を的確かつ正確に記録していくつもりだし、センター試験の結果について受験生諸君がどう判断すべきかについても、他の先生がたとはヒト味違った分析を披露していく。「乞うご期待」であることは一切変わらない。
それでは受験生諸君は、あくまで沈着冷静に、知性にあふれる朝を迎えたまえ。明朝から諸君は、もうすっかり知的オトナの仲間入りをするべきなのである。
1E(Cd) Preston:BACH/ORGELWERKE 3/6
2E(Cd) Preston:BACH/ORGELWERKE 4/6
3E(Cd) Preston:BACH/ORGELWERKE 5/6
4E(Cd) Preston:BACH/ORGELWERKE 6/6
5E(Cd) J.S.BACH/SILVIA(Cantata Opera in 3 Acts)1/2
total m128 y2193 d10087
① 優勢な集団に雷同しない。または雷同を拒絶する。
② 他者に依拠ないし依存しない。
③ 常に自己を客観視できる=笑いを忘れない。
「何を今さら当たり前のことを?」とビックリする人もいるだろうけれど、何しろセンター試験の前夜である。これから半日後に、多くの受験生がセンター試験に立ち向かうわけだ。ここで知性の要件ぐらい、確認しておいたほうがいいだろう。
昨日の記事の中で、大学入試が「オコチャマ卒業試験」みたいなものであることをジックリ確認させていただいた。今夜眠れずに苦しむヒトは、昨日サトイモが書いたことをもう一度読みなおして、「例え一睡も出来なかったとしても、大したことではないのだ」と確認していただきたい。そして悠然と試験会場に向かいたまえ。
![空港にて](https://stat.ameba.jp/user_images/20130124/08/imai-hiroshi/98/27/j/o0400030012389643402.jpg?caw=800)
(1月11日、ブリュッセルに旅立つ。ダイヤモンドメンバー・ラウンジのクマどん自分撮り)
②と③は、ホントに当たり前のことなので、今さら事新しく述べるまでもない。特に②については、コドモの頃からパパやママに「世界はあなた一人のためにあるんじゃないわよ」「地球はオマエ一人のために回ってるんじゃないぞ」と言われつづけた、まさにあれである。
今井君なんかはアホもいいところだから、コドモの頃そう叱られるたびに「そうなのかもしれないぞ」「そうじゃないって証拠をみせろよ」と言い放っては、父=三千雄に殴られ、先生に叱られ、最後は先生たちに徹底的に嫌われた。
![ホットフード](https://stat.ameba.jp/user_images/20130124/08/imai-hiroshi/66/5a/j/o0400030012389643681.jpg?caw=800)
(このラウンジでは、ホットフードも楽しめる)
789歳になった今でも「もしかしたら、地球はボクのために回ってるんじゃないかな」と思い込むことがあって、そういう時ほどブログが長くなる。ホントのことを言えば、若い諸君には「地球はボクのために回っているんだ」と断言して世界の嫌われ者になるぐらいの意気軒昂なところがあってほしい。
しかし、ま、そんなことをホザイていれば知性から遠ざかる一方だということだけは間違いない。知性から果てしなく遠ざかることを覚悟の上で「世界は私のためにある」と絶叫できる覚悟がなければ、決してそんなことを言ってはならない。
![アミーゴ](https://stat.ameba.jp/user_images/20130124/08/imai-hiroshi/d9/6d/j/o0400030012389643916.jpg?caw=800)
(ブリュッセルでは「ホテル・アミーゴ」に宿泊する)
③の「自らを常に客観視する=決して笑いを忘れない」は、全国を回りながらサトイモ講演会で今井君が力説しつづけていることである。古今東西、笑いというものは自らを客観視することから生まれるもの。自己の愚劣を度外視し、他者の愚劣さだけをワラウとき、その卑怯な笑いを表現するのには、「嗤う」という別の漢字を当てる。
そういう「卑怯な笑い」をこそ愚劣と呼ぶので、自らの姿を顧みることなく他者の愚劣さを人目にさらし、「ほら、アイツはこんなに愚かだ」「オレは立派、アイツはアホ」という人物は、それこそ嗤いの対象、愚劣の極致である。もちろんそういう種類の愚劣は、せっかく積み上げてきた学識や教養のすべてを惨めに崩壊させてしまう。
![セルクラース](https://stat.ameba.jp/user_images/20130124/08/imai-hiroshi/85/00/j/o0400030012389644075.jpg?caw=800)
(幸運を呼ぶ「セルクラース」の像。受験生諸君、是非オマモリにダウンロードしたまえ)
今井君の講演会では、とにかくすべてを忘れて爆笑してほしい。その方針は2013年も一切変わることはない。今井の笑いは、自らを客観視してその滑稽さを思い知らされることから発生するので、笑いに笑ったあとに「では自分をどう修正すべきか」を思い知るところに真骨頂があるのだ。
近世ヨーロッパの画家が「愚者の肖像」を描くとすれば、自らの肖像を鏡に映して満足げに微笑む中年男を描くはずである。客観視できずに慢心する者こそ愚者の象徴であって、知性のある者なら、鏡を覗き込んだとき、その醜さに表情を歪めるか、あまりの滑稽さに笑い転げるか、そのどちらかのはずである。
![拡大図](https://stat.ameba.jp/user_images/20130124/08/imai-hiroshi/82/4a/j/o0400030012389644305.jpg?caw=800)
(幸運を呼ぶ「セルクラース」拡大図)
①「優勢な集団に雷同しない」とは、「みんなそう言ってるよ」「みんなそっちに向かってるよ」という発言を嫌悪するということである。みんながそう言っているから、ボクも同じことを言う。みんなが西にむかって歩いているから、私も西に向かう。愚劣とは、まさにその姿のことである。
再び近世ヨーロッパの画家に「愚かさの寓意」を描いてもらおう。彼はおそらく、荒れ狂い踊り狂う人々の集団を描き、その集団にダラしない笑顔で加わる彼を描き込むだろう。
狂騒の円の中心から円周に向かう半径の、円周から1/4あたりで、若干のタメライを残しながら踊りに加わる男。いつでも円から抜け出せる位置で、臆病な言い訳を心の中で練り上げながら、それでも踊りと歌の渦から抜け出す勇気を待ち合わせない人物。堕落した知性、あるいは成長しきらずに腐敗しかかった知性の原形質、その類いのシロモノである。
![拡大ワンコ](https://stat.ameba.jp/user_images/20130124/08/imai-hiroshi/89/f6/j/o0400030012389644571.jpg?caw=800)
(幸運を呼ぶセルクラース、拡大したワンコの像。触れると幸運を呼ぶワンコのお鼻は、すっかり擦り減っている)
諸君、夕方の民放ニュースショーを眺めてみたまえ。その種の愚劣を絵に描いたような番組を、4局がそろって垂れ流している。これを制作しているヒトビトは、そのほとんどがセンター試験を勝ち抜き、シューカツ戦線も勝ち抜いた、諸君の憧れの的のヒトビトなのである。
17時、まず画面に現れるのは、まず政治家の愚行、続いてタレントたちの愚行、18時台は価格破壊の「安くてウマくて超大盛」のグルメの話。18時40分からは4局とも「気になる明日のお天気は?」。地上波民放チャンネルが4つも存在する必要をほとんど感じない。
明日のニュースショーのトップは、「いよいよ入試シーズンたけなわです。大学入試センター試験が今日から実施され、全国50万人の受験生が緊張した表情で会場に向かいました」。4局にNHKまで加わって、同じニュースを同じ論調で1日に4度でも5度でも繰り返す。
諸君、驚くなかれ。すでにそのニュース原稿は出来上がっているのである。原稿は、6年か7年前のもの。テンプレートがチャンとあって、「雪で受験生の足が大混乱」「ICプレーヤーの不具合で大混乱」「一部の会場で試験監督のミスで若干の混乱」「事なきを得ました」など、各種バリエーションに対するテンプレートまで出来ている。
![巨大クマ](https://stat.ameba.jp/user_images/20130124/08/imai-hiroshi/32/0c/j/o0400030012389644755.jpg?caw=800)
(ブリュッセルで発見、巨大グマ。こいつも幸運を呼ぶかもしれないよん)
すると当然、キャスターの反応までテンプレート化する。「こういうことじゃ、困りますね」「受験生のためにも、もっとしっかりしてほしいものです」「心残りのないよう、全力を尽くしてほしいものです」「受験生の皆さん、頑張ってください」など。おお、何だかマコトにオロカな世界である。
「こぼれ話」などと言うのもある。「ある塾では、伊予柑を配りました」「キットカットを配りました」「みんなで『カール』の袋を開け、1個ずつ口にして互いに必勝を誓いました」「みんなでタコの足を食べました」。これで「いい予感」「きっと勝つ」「ゥカール」「置くとパス」の類いであるが、キャスターは「いいじゃないですかぁ」と、臆病そうな笑顔を振りまいてみせる。おお、「愚かさの寓意」そのままである。
![クマチョコ](https://stat.ameba.jp/user_images/20130124/08/imai-hiroshi/d9/2c/j/o0400030012389644861.jpg?caw=800)
(ブリュッセルで発見、クマチョコ。コイツらだって、きっと幸運を呼ぶ)
センター前夜の受験生を含めて、今夜はサトイモ閣下のチョイとコムズカシイ話に付き合っていただいた。最近コムズカシイ話が多くて申し訳ないが、話がコムズカしくなると、多くの読者が「今井ブログが面白い」「今井が盛り上がってる」と高く評価してくださるようである。
だから、諸君。今井君はあえて今夜から新しい旅行記「ベルギー冬物語」を開始する。
世の中の予備校講師がこぞって「頑張れよ」「全力を尽くせ」「オレがついてるぞ」と絶叫し(何故かMac君は「ゼッ教師」と判断)、センターが終わればその出題傾向分析と得点予想と足切り分析に熱中する中、せめてクマ蔵だけは、「優勢な集団に雷同しない」を実戦したいのである。
![お願い](https://stat.ameba.jp/user_images/20130124/08/imai-hiroshi/47/95/j/o0300040012389645010.jpg?caw=800)
(世の中は、厳しいよ)
何で、ベルギー? 1月11日朝、ベルギー:ブリュッセルに旅立つためにデカイ荷物を引きずって新宿駅周辺をうろつきながら、サトイモ大将自身「何でベルギー?」「何でブリュッセル?」という疑問に正確には答えきれずにいた。
1月のブリュッセルの寒さは北海道並みである。連日連夜、ずっと氷点下。寒くて寒くて、マトモに外を歩いていられない。
それなのに、やっぱりブリュッセル。ブルブル震える、ブルッセル。そんなバカなことを言えば、それこそヒトに嗤われる。それでもブルッセルでブルブル震える、マコトに勇敢な今井君の姿を、今日から約1ヶ月にわたってお伝えしようと考える。
もちろん今井君の身辺雑記も適宜書き加えていくから、心配はご無用である。特に、講演会や公開授業があった翌日は、講演会に関する情報を的確かつ正確に記録していくつもりだし、センター試験の結果について受験生諸君がどう判断すべきかについても、他の先生がたとはヒト味違った分析を披露していく。「乞うご期待」であることは一切変わらない。
それでは受験生諸君は、あくまで沈着冷静に、知性にあふれる朝を迎えたまえ。明朝から諸君は、もうすっかり知的オトナの仲間入りをするべきなのである。
1E(Cd) Preston:BACH/ORGELWERKE 3/6
2E(Cd) Preston:BACH/ORGELWERKE 4/6
3E(Cd) Preston:BACH/ORGELWERKE 5/6
4E(Cd) Preston:BACH/ORGELWERKE 6/6
5E(Cd) J.S.BACH/SILVIA(Cantata Opera in 3 Acts)1/2
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