Wed 121107 素晴らしかった11月 東京一のフグを食べに行く ラグビーの季節になった | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Wed 121107 素晴らしかった11月 東京一のフグを食べに行く ラグビーの季節になった

 12月1日、新聞各紙のコラムが一斉に同じような書き方をしているが、今日から師走であって、予備校講師の今井君も一応「師」の末席をけがす身であるから、今日から1ヶ月も大いに忙しく走り回らなければならない。
 確かにまだまだ秋冬の講演会ラッシュが続いていて、12月中旬まではまさに師走そのもの。まだ10回の講演をこなさなければならない。それどころか、早くも来春の講演会の予定が入りはじめた。おお、最強イマイ=サトイモ大将はまさに大繁盛、休むヒマもなかなか見つからない。
常照寺
(京都の思ひ出1 常照寺)

 振り返ってみると、この秋の今井君はホントに恵まれていた。9月から11月で日本全国30カ所以上の講演会をこなし、常に例外なく「空席なし」「パンパンパン」の大盛況。最大1100名、最小でも80名、平均で250名を超える大成功が続いた。全国の全てのスタッフに大感謝である。
 いや、本来は出席者数で成功のレベルを語るべきではないのである。いろいろな理由で逆境にある校舎で、しかしその逆境を力強くハネ返して大成功に導くことこそ、人生の醍醐味なのだ。
源光庵1
(京都の思ひ出2 源光庵)

 中でも11月11日、兵庫県芦屋での講演会が記憶に残る。豪雨の中にも関わらず、予定の出席者数をはるかに上回る高校生が小さな校舎を埋め尽くし、しかも最初から最後まで今井史上に残る大爆笑の盛り上がりを見せてくれた。あの90分間は、今思い出してもサトイモ男爵の目に涙が込み上げてくるほどの感激であった。
 京都も素晴らしかった。講演会の合間合間にプライベートで訪れた、京都の美しい紅葉スポットにまず感動。栂尾高山寺、槙尾西明寺、高雄神護寺、金閣の紅葉と湯豆腐の「わら」、今年の京都の紅葉は、近年マレに見る鮮やかさだった。
源光庵2
(京都の思ひ出3 源光庵)

 金閣からさらに北山方向に分け入れば、鷹峯の紅葉である。定番の「光悦寺」。むかしJR東海のCMにも使われた「源光庵」。源光庵からすぐ近く、観光客の少ない穴場の「常照寺」。どのお寺も、モミジが真っ赤に色づいて、スバラシイ秋の京都だった。
 なぜだろう、今年はツツジの葉っぱの赤が鮮やかだった。今井君がこの世に誕生してからすでに798年♨ ツツジの葉がこれほど鮮烈に赤く染まったのを目撃した記憶は皆無である。京都ばかりではない。東京の何の変哲もない住宅街でも、ツツジの葉がポインセチアに負けないほどキレイな赤に染まっている。
 もちろん京都の講演会も素晴らしかったし、その後の大祝勝会も記憶に新しい。そうかと思えば、翌週には北海道に赴き、大講演会は悉く大成功を収め、大成功を互いに讃えあいながら雪の中ですすったラーメンの味も忘れられない。
光悦寺
(京都の思ひ出4 光悦寺のツツジ)

 11月の締めくくりは、11月29日の東京・御茶ノ水での授業だった。首都圏で浪人生活を送る約100名の生徒が、朝9時半から御茶ノ水に集合。11時半まで2時間の授業を受けてくれた。または授業でウケてくれた。
 東進での浪人生活では怠けることは一切許されないから、ここまでの8ヶ月、ホントに彼ら彼女らはよく耐えた。残りわずか3ヶ月であるが、どうかキビシイ日々に最後まで耐え抜いて、第1志望合格を達成してほしいと願っている。
御茶ノ水1
(11月29日朝、御茶ノ水で 1)

 ついこの間も、新宿エルタワー校での講演会で「長野の東進で浪人生活を送り、今は東京大学文科Ⅲ類の学生です」という男子に会ったばかりだ。大予備校の大教室で放任される状況に比べれば、日々の苦しさは数十倍かもしれないが、そのぶん合格時の達成感は強烈なはず。その達成感こそ、おそらくホントに「一生もの」になるはずのである。
御茶ノ水2
(11月29日朝、御茶ノ水で 2)

 もっとも最近の今井君は、朝の授業に慣れていないから、自分撮りした朝の自分がまさかこんなにムクんだムクレ顔をしていることに、今さらながら一驚を喫する。チョイと、疲れ過ぎ? 12月9日にも岐阜で朝から講演会があるから、こんな顔にならないように節制に日々つとめなきゃイカンね。
むくんだサトイモ
(朝のムクんだサトイモ君)

 11月30日、しばらくぶりに時間がポッカリ空いたので、この1年の自分のブログをマトメ読みして見た。うにゃにゃ、この充実感はいったいナニモノなんだ? こんなに充実した日々を送っているクマやサトイモやキウィどんが、他に存在するだろうか。
 イスタンブールにブエノスアイレス、フランクフルトにニューヨークにリューデスハイム、世界を縦横無尽に飛び回りながら、日本でも講演会も100近くこなして全国を駆け回った。これでも既に年齢798歳の日本の古老グマなのだ♨
テストゼミ形式
(御茶ノ水では、テストゼミ形式にしてみた)

 年末には久しぶりのパリに出かける予定。オペラと美術館を目いっぱい見て回り、アミアンやランスやルーアンにも日帰り小旅行を敢行するつもり。シェルブールやルアーブルもいいね。クマおじさんは、徹底して精力的に世界を回る。若い諸君も、オジサンに負けないでくれたまえ。
 2013年には、モロッコかインド、南イタリア、ブリュッセルを予定。春にはリオデジャネイロかサンパウロを経由する2度目の「東回り地球一周」も計画中である。地球一周のついでに、シカゴかワシントンDCかサンフランシスコも攻略する予定。うにゃにゃ、こりゃまるで、チンギスカンかチムール、はたまたシラーやゲーテみたいな疾風怒濤でござるね。
ふぐ
(東京・九段、フグの薄造り)

 さて、「激しかった11月の締めくくりに、恐竜時代の友人とフグでも食べに行きますかね?」と考えていたところに、大昔の生徒を名乗る人から電話がかかってきた。現在33歳、某テレビ局でディレクターをしているという。出演依頼である。
 講師をしていて、こんな嬉しいことはない。というか、まさに理想である。昔の生徒がテレビ局に就職し、または出版社や新聞社に就職して、「受験生時代に今井クマ蔵先生の授業を受けて感銘を受けました。ぜひ出演してください」「ぜひ執筆をお願いします」、そういう依頼が来るのを、この10年今か今かと待ち受けていた。
 電話でお話ししてみると、間違いなくチャンと今井君の授業を記憶してくれていた様子。「代ゼミのサテラインで授業を受けました」という言葉は、マコトに真摯である。そういうことなら、出演でも執筆でも1も2もなくOKであって、「12月中の予定」という番組収録が楽しみで楽しみでならない。
ヒレ酒
(東京・九段 フグのヒレ酒)

 これで心置きなく「恐竜時代の友人」との会合に臨めるというものである。11月中旬には、恐竜時代の別の友人と大阪・国立文楽劇場で11時間にわたって文楽を満喫したが、11月末日の夜は東京・九段の名門フグ屋で「東京で一番旨いフグ」を味わうことになった。
 11月だけで、フグは3回目である。今井君がこの10年お馴染みになっている東京・赤坂「大友」は、豪快なフグのブツ切りと、豪快な焼きフグで有名な店であるが、今年11月の3回のフグは、どこもたいへん繊細なフグ料理。大分、札幌、たいへん美味しゅうございました。九段ももちろん、間違いなく東京一でございました。
白子酒
(東京・九段、フグの白子酒)

 12月1日、「こんなに幸せな毎日で、バチが当たらないかな?」と思いながら、テレビで大学ラグビー「同志社大学vs天理大学」戦を観戦。両チームとも「キックを使わずに徹底してボールを動かす」という理想のラグビーを展開した。
 「激しさに我慢できなくなってタッチに蹴りだす」というシーンは、80分の試合でおそらく1回だけ、ラインアウトもホンの数回。終盤には足がつって走れなくなる選手が続出した。素晴らしいゲームを見せてもらった。
自分撮り
(京都の思ひ出5 常照寺の自撮りグマ)

 感激のゲームを展開した同志社は、ロスタイム残り数秒で天理大学の逆転トライを許し、大学選手権出場を逃した。しかし諸君、ここまで全勝の天理大学に対し、2勝5敗の5位チーム・同志社大学が挑んだ激闘は、もしもチャンスがあったら諸君にも追体験してほしい好ゲームであった。
 明日は、伝統の早稲田vs明治戦である。キックで逃げずにひたすらボールを生かす、我慢強い試合を期待する。
 サトイモ男爵は国立競技場に行けないが、早稲田の諸君、明治の諸君、イチョウの葉の黄色いジュータンを踏みしめて、こぞって神宮・国立競技場に向かいたまえ。一生忘れられない1日になることは、このクマ蔵が保証する。

1E(Cd) Sugar Babe:SONGS
2E(Cd) George Benson:TWICE THE LOVE
3E(Cd) George Benson:THAT’S RIGHT
4E(Cd) George Benson:LIVIN’ INSIDE YOUR LOVE
5E(Cd) George Benson:LOVE REMEMBERS
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