Sat 121103 午後の部 in 札幌 大祝勝会、2次会→3次会 海老ラーメン ウニ丼特盛 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sat 121103 午後の部 in 札幌 大祝勝会、2次会→3次会 海老ラーメン ウニ丼特盛

 11月25日、11時40分で午前の部を終えた札幌のサトイモ男爵は、いったん控え室に戻って、昼食のクラブハウス・サンドウィッチをワシワシ飲み込んだ。このころ講演会場では、昨日の記事で書いた通り、今井講演の要点を書き記した左側のボード前で、写真撮影大会になっていたらしい。
 12時、用意されたクルマで札幌シェラトンホテルに移動する。午前の会場「ポールスターホテル」は札幌のど真ん中、札幌駅至近であるが、午後の会場「シェラトンホテル」は、副都心になる予定の新札幌駅前。JRの快速電車でも札幌から5分、クルマなら道路が混雑していなくても20分はかかる。
新札幌1
(大講演会 in 札幌・午後の部 1)

 シェラトンホテルとしても、「将来は必ず採算が合う」「今に見てろ、副都心が完成したら」「今は厳しいが、それまでの辛抱だ!!」と、歯を食いしばって経営に当たっているようである。
 ま、正直に言えば、今のところは閑散として、宴会とかウェディングとか、今回の今井君講演会みたいなイベントが頼りというところ。宿泊客の姿は余り多くない。中国や韓国からの団体客を受け入れて頑張っているようだが、地元のヒトの話によれば、かえって日本人の宿泊が減ってしまっているらしい。
 ホテルマンの対応はスバラシイ。ホテル内の設備もスバラシイ。かく言う今井君も、シェラトンやウェスティンを中心とするspgグループの会員であって、世界を旅する時にもspgにはたくさんお世話になっている。バルセロナ、リスボン、ブダペスト、みんなspgグループに宿泊した。
札幌風景1
(京王プラザホテル20階から、北海道大学方向を望む)

 もっとも、最近のクマ蔵はspgを裏切って、別のグループのホテルばかり利用している。リスボンに滞在したとき、アイスランドの火山灰の影響で飛行機がキャンセルになり、ロンドンで立ち往生したが、そのときのspgの対応が意外なほどブッキラボーだったのが原因だ。
 今井君が「火山灰のせいでロンドンからリスボン行きの飛行機が飛ばない」「おそらくロンドン・ヒースロー空港で1晩足止めだ」という非常事態に陥っているのに、
「今晩中にリスボンのホテルに到着していただかないと、ホテル2週間分もキャンセルになります」
「すでに支払われている2週間分の宿泊代も、お返しできません」
という恐ろしい話になりかけた。
札幌風景2
(翌朝の札幌。激しく雪が舞いはじめた)

 うにゃにゃ、何とか頑張ってそういう扱いだけはヤメてもらったが、一度そういうことがあると、ホテルグループ全体に対する信頼を修復することは難しい。いやはや「他山の石」とはまさにこのこと。予備校の世界だって、誰かが信頼を失うようなことをヤラかせば、業界全体を不信感が覆うのである。
 今日の札幌シェラトンホテルの対応は、ホントに素晴らしかった。今井君がクルマで乗りつけてから、講演会を終了してホテルを出るまで、非の打ちどころは一つもない。特に、講演中ずっと明るい笑顔で今井君の話に応えてくれた男性スタッフは、今井君自身にとってもお手本になってくれたと思う。
新札幌2
(大講演会 in 札幌・午後の部 2)

 札幌講演会午後の部、13時半開始、15時終了。出席者は130人を超えた。午前の部と同様、「予定の出席者数を超えた」というのは、マコトに素晴らしいことである。午前と午後を合計すれば、450名に迫る大講演会になった。スタッフの皆さんに心から感謝する。
 講演内容については、午後の部は午前の部と全く同様であるから、改めてここに書く必要はない。中身を知りたい方は昨日の記事を読んでもらえばいい。
 雰囲気はぐっとアットホームになった。謹厳実直な表情のパパやママも、今井君のすぐ目の前で大きな声をあげて遠慮なく爆笑してくれる。その様子を横目で眺めながら、やがてコドモたちも激しく反応しはじめる。
 「授業でそんなに笑っていいの?」という困惑が消えてしまえば、「よおし、この先生の話を徹底的に聞いちゃおう」という決意までは一直線である。午後の部もまた「ボードの前で記念写真ラッシュ」になって終わった。
新札幌3
(大講演会 in 札幌・午後の部 3)

 ボードには「コミュニケーションの拒絶から脱却」「のろい英語・サイボーグ英語からの脱却」「word単位での発音練習からの脱却」などの文字が踊る。「音読・単語・文法→英語マッチョへの道」とか「アメリカの赤ちゃんになるな」とも書かれている。
 90分間、延々と爆笑しながらこういう話に集中して、しかも最後にボード前に親子並んで記念写真を撮りまくるとすれば、サトイモ男爵はいったいどんな感動的な講演を繰り広げるのであろうか。興味のある人は、ぜひ一度聞きにきたまえ。「どうしても聞きたいんで」とスタッフに話してくれれば、まさか拒絶されることはないだろう。
新札幌4
(札幌・午後の部、最後に花束をもらう)

 終了後、いったんホテルに戻る。祝勝会まで1時間半ほどあるので、まずブログを1本アップ。朝のうちに控え室で書いちゃったヤツである。やれやれ、これで中断の危機は去った。半年間1日も休まずにアップしつづけたブログも、朝からダブルヘッダー→大祝勝会の今日はピンチ。中断の危機だったが、こうして何とか危機を切り抜けた。
 祝勝会は札幌市内、豊平川そばの「ルネサンスホテル」で。マコトに高級そうな和食店で、フグのコースをいただいた。先週の大分に続いて、今年2回目のフグである。出席者がみんなエラい人ばかりだったので、クマ蔵どんもついつい緊張してしまい、あんなに旨かったフグの写真を取り損ねた。残念至極である。
海老らーめん1
(3次会、〆のラーメンは海老ラーメンの「一幻」で)

 2次会は、ワインのお店へ。「今井君は日本酒が好き」という情報が溢れているので、祝勝会の1次会は必ず日本酒が中心になるが、ホントの今井君はワインが好き。「こだわらずに何でも飲んじゃう」というあたりがワイン通らしくないんだろうけれども、ウンチクを語る「通」でなくとも、「好き」という人は多いはずだ。
 「通」になってウンチクを語りはじめると、ワイン自体が面倒くさくなっちゃうんじゃないだろうか。ブエノスアイレスでもブダペストでも、サントリーニでもマドリードでも、テキトーなワインをテキトーにグビグビやって、「こりゃ楽しいや」と明るく酔っぱらうのが、クマ蔵は大好き。メンドーなワインは、メンドーだ。
 この夜の2次会は、マコトに嬉しいことに好きなワインを好きなように飲んで、だから話も大いに弾んだ。スンバラシイ2次会であって、2次会の見本を示すなら、この夜の2次会をそのままVTRに残せばいい。
海老らーめん2
(海老ラーメン「ほどほど」を注文)

 祝勝会はさらに3次会にズンズン進む。最近ブームになっている「海老ラーメン」の「一幻」で、海老ラーメン「ほどほど」をすすった。海老で出汁をとり、「そのまま」「ほどほど」「味わい」の3種に分けて出す。
 「そのまま」は海老の出汁そのまま。「ほどほど」はトンコツをホドホドに混ぜる。「味わい」はタップリのトンコツを加えてコッテリ味わい深いラーメン。「海老で出汁をとるのは、邪道なんじゃないだろうか?」と首を傾げていたカタも、実に嬉しそうに平らげていらっしゃった。
 超満員だったので、席があくまで15分ほど店先で待たされた。待っていると、まもなく雪が舞いはじめた。雪はどんどん激しくなって、それがそのまま11月27日の暴風雪につながった。4万戸以上が停電した猛吹雪の始まりである。
 しかし、札幌の一夜、降りしきる雪の中で温かいラーメンを待ちながら、今日の2回連続講演の余韻に浸るのは悪くない。東進スタッフは、つい2~3か月前に北海道に着任したばかり。今日の大成功を語る彼の声も、雪の中でよく弾んだ。これからの健闘を祈る。
熊ころり
(北海道の酒「熊ころり」。このぐらいじゃ「ころり」とはいかない)

 翌日、10時半にホテルをチェックアウトしたキウィ軍曹は、11時半に新千歳空港に到着。昼食に寿司屋に入り、「ウニ丼・特別大盛り」と日本酒「熊ころり」を注文。今日は講演会も公開授業もないから、ゆっくり落ち着いてお酒が飲める。
 しかし、「ウニ丼・特別大盛り」というのは、どんなもんかね。丼だから「大急ぎで口の中にかきこまなきゃ」という強迫観念があるが、こんなに急いで食べるより、ウニ君たちのためにも、もっとじっくり味わってあげたい気がする。
特盛
(ウニ丼、特別盛り)

 むしろ「ウニ軍艦巻きを20貫」のほうがいいんじゃないか。20貫では行き過ぎだから、15貫、いや10貫でも、丼をかきこむよりもずっと正しくウニ君たちの冥福を祈ることになりそうだ。ま、次回の北海道訪問まで、どっちがいいかをじっくり考えておくことにしたい。
 飛行機は、前代未聞に揺れた。今井史上最大級の揺れである。まもなくANAダイアモンド・ステータスに到達しようというほどの今井君が「今井史上最大」と言うんだから、昨日のお空はホントにたいへんな揺れだったのだ。案の定、東京の豪雨もまた激烈。バスに乗って渋谷経由で帰宅したけれども、バスやタクシーの屋根をたたく音がいつまでも激しく続いていた。

1E(Cd) Luther Vandross:NEVER LET ME GO
2E(Cd) Luther Vandross:YOUR SECRET LOVE
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