Sun 120617 北海道旭川に移動する 今週から来週は怒濤の日々 来月11日まで怒濤  | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sun 120617 北海道旭川に移動する 今週から来週は怒濤の日々 来月11日まで怒濤 

 さて、以前お約束した通り「月曜日にはその週の予定を予告」であるが、何しろ7月は怒濤の日々であって、「その週の予告」も何も、先週と今週と来週とが分ちがたく絡まりあって、自分でも容易に区別がつきそうにない。
 区別がつかないまま右往左往しているうちに、すでに水曜日になってしまった。とりあえず当面の予定を、区別がつくところまで確認しておきたいと思う。
 昨日(火曜日)は吉祥寺スタジオで収録。午後1時から始めて、午後5時までかかった。現在収録しているのは国公立大学2012年の問題の解説授業である。三重大学→熊本大学→岡山大学と来て、昨日が広島大学。まだ名古屋大学が残っているが、名大は後回しにして、次回の収録から早稲田大学の4学部に移る。
すがわら
(現在、北海道旭川。旭川ラーメン「すがわら」に入ってみた)

 11日水曜日は、夕方から北海道旭川で講演会の予定。現在クマ蔵は旭川への移動の途中であって、羽田空港のラウンジにいる。「北海道に行きます」というと「いいですね、涼しいでしょう?」という反応が返ってくるが、どうも今年の北海道は様子が違う。気温は平気で30℃を超えているようで、いやはや、暑がりのクマ蔵はつらい。
 「旭川に行きます」に対する反応は「いいですね、旭山動物園ですか?」であるが、こちらもトンデモナイ。旭山動物園でペンギンにアザラシでも見物すれば、今井君もすっかり同化して元のクマに戻れるかもしれないが、翌日昼には東京にトンボがえりしなければならない。
 どうしてトンボがえりかと言うに、翌12日木曜日には千葉県松戸で講演会があるのである。19時開始だから、旭川を11時に出なければ間に合わない。ということは、おそらく旭川で予定されている祝勝会のお酒がまだしっかり覚めないうちに、ホテルをチェックアウトしなきゃなんない。諸君、夏のクマは忙しい。
チャーシューメン
(旭川「すがわら」のチャーシューメン。なお、「すがわら」については明日の記事で詳述する)

 松戸での講演会が21時まで続いた後、今井君はおそらく地下鉄千代田線で代々木上原まで帰る。首都圏での講演会の後は祝勝会はないが、それでも帰宅はおそらく23時近い。
 じゃ、23時に帰宅して、口を開け、腹でも出して熟睡できるかというと、そうは問屋が卸さない。翌13日金曜日には大阪に向かう。その大阪が仕事なら文句のつけようもあるが、残念ながらプライベートな大阪である。
 「プライベートな大阪」と書けばそれなりにアヤシイ感じもあるけれども、一種の同窓会だからちっともアヤシイところはない。かつての早稲田の同級生が、某・大企業の重役クラスに昇進したので、彼を囲んで大祝賀会を開くのである。
 「某・大企業」とは巨大マスコミであるが、正確な会社名は書くことはしない。それがこのブログの方針である。しかも、大祝賀会と言っても集まるのはたった4名。さすがに我々の年代は忙しい。平日6時から同じ場所に集合できるほど、時間に余裕のある友人は少ない。
きっぷ
(札幌まで飛行機、新千歳空港から旭川はJRでノンビリ移動)

 大阪で同級生の祝賀会に興じた翌14日土曜日は、神戸の垂水で大講演会がある。出席予定者が約500名にのぼるというレポートが届いていて、まさに胸の高鳴る思いである。諸君、500名であるよ、500名。うにゃにゃ、500名。意地でも「30秒に1回」の最高レベルを確保したい。すると、前日の大阪同窓会は、若干抑えめ&控えめにして、翌日に備えたほうがよさそうであるね。
 1日置いて、16日月曜日は広島で講演会がある。すると今井君は「何だ、神戸と広島の間に丸1日空いているなら、その1日を京都で過ごすのも悪くないな」と思いつく。7月15日の京都は祇園祭の真っ最中であって、宵山だか宵々山だかの日である。祇園祭は3年ぶり。大好きな長刀鉾を見に行きたいじゃないか。
くも
(北海道深川付近で。白い夏の雲がポッカリ浮かんでいた)

 ただし、広島の講演会も300名を超える大講演会の予定である。スタッフの皆さんが大奮闘してたくさんの受講生を集めてくれた。どうしても最高の講演会にしたい。祇園祭の宵山が悪い影響を与えないように、注意して前日を過ごさなければならない。お好み焼きだって、チャンと食べなきゃ広島に失礼だ。
 17日、広島を朝早く出る。夕方から千葉県新浦安で講演会があるからである。普通なら「いいな、浦安か。ディズニー? シー?それともランド?」というところであるが、マコトにマジメな今井君は、新浦安には毎年この時期に公開授業で訪れるのである。
しんさつぽろ
(しんさっぽろ)

 しかし諸君、広島からカンタンに首都圏に戻るのでは、余りにも芸がない。せっかくの広島だ。安芸の宮島、厳島神社ぐらいは参詣して、いろいろ神頼みもしてきたい。残念ながら牡蠣のシーズンではないけれども、宮島のシカ君たちはクマさんを待っていてくれるだろう。
 ただし、このクマは悪名高い裏切り者であって、「宮島のシカ君たち」とか言って親しそうにしているクセに、シカと厳島神社を突然裏切ってとっとと新幹線に乗り、真夏の京都に降り立つ可能性も残っている。
 17日の京都は山鉾巡行の当日である。祇園祭の宵山だけみて、長刀鉾や菊水鉾や月鉾の勇ましい辻回しをみないのは、何とも残念である。真夏の京都の4つ辻はクマも煮え立つ暑さだけれども、だからこそ汗がいっそう爽快なのだ。シカをとるか、山鉾をとるか、それは17日朝の今井君の気分次第で決まる。
すながわ
(すながわ)

 17日新浦安の公開授業は21時終了だから、そのあと代々木上原に戻るのは23時を過ぎる。公開授業は常に全力を絞り出すから、帰れば間違いなくヘトヘトである。予定では、その夜はすぐにベッドに入って、早朝に起きる。18日は午後から吉祥寺のスタジオに入って、早稲田大学政経学部2012年の全問題を解説しなければならない。
 もちろん予習はとっくに済んでいるけれども、最後にもう一度全ての設問を見直して、「どんな解説が最も効率的か」を確認するのである。超長文問題3問、100語程度の自由英作文1問。13日に大阪に集まる同級生たちにはとても想像がつかないぐらい、21世紀の早大政経の問題はレベルが上がってしまった。
 20世紀の早稲田が懐かしい。昔の政経学部の英語なんか「これって、みんな9割か9割5分ぐらい得点するんじゃないの?」「だれか間違うヒトっているの?」とニヤけるぐらいカンタンだった。
ふかがわ
(ふかがわ)

 さて、翌日19日は夕方から川越で講演会である。川越は久しぶり。おそらく2年か3年ぶりである。駅前を塾と予備校が占拠した感のある小江戸の街が、7月の講演会の締めくくり。21日から30日まで河口湖の東進合宿に入る。8月も上旬は11日まで、息もつかせぬ講演会と収録のラッシュである。
旭川グランドホテル
(宿泊は、旭川グランドホテル)

 以上、「今週の予定を告知」であったが、ついでだから月末までの告知をしてしまった。告知を書くうちに、羽田からのANA機は札幌に到着。札幌からJR「スーパーカムイ」に乗り込んで旭川に向かう。「は? 旭川なら羽田から直行便があるじゃん」というアナタ。出張にも、旅情を忘れないのがクマどんである。
 札幌、岩見沢、美唄、砂川、滝川、深川、終着・旭川で約2時間。緑の草原の上にポッカリ白い夏の雲が浮かんでいるのを眺めながら、ゆったりと目的地に近づいていく。心の余裕がなければ、なかなかこんなハードスケジュールをこなせるものではない。

1E(Cd) Larry Carlton:FINGERPRINTS
2E(Cd) Larry Carlton:DEEP INTO IT
3E(Cd) Luther Vandross:DANCE WITH MY FATHER
4E(Cd) Luther Vandross:NEVER LET ME GO
5E(Cd) Luther Vandross:YOUR SECRET LOVE
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