Mon 120604 減量に成功しつつある あまりにムダな１日が、マコトにムダに暮れていく
昨日の夜は、六本木の寿司屋でワインを飲んでいた。おお、「今井君にワイン」「クマ蔵にワイン」、こりゃミスマッチもいいところ、どうにも似合わない。今井君の好物は、冷たい日本酒と、温かい日本酒じゃなかったの？
しかし諸君、日本酒は、どうも太るようである。半年前の１月７日、「体重を６kg落とそう」と決意して以来、ボクチンはあまり日本酒を飲んでいない。日本酒はクマ蔵の大好物であって、犬にとってのビタワン、ネコにとっての「ネコ大好きフリスキー」みたいなものであるが、それをあえて避けてでも、どうしても体重を落とさなければならない。
そう思い立ったら、ひたすら体重の増減の記録をつけ続ける。日本酒は遠ざけて、ワインに代える。決意して半年、4.5kg減に成功。今井君が考えるに、これ以上急速に体重を落とすと、皮膚が対応できずにシワシワに垂れ下がってしまう。
（皇居前で、アジサイがキレイに咲いていた）
こうして健康なダイエットに何とか成功し、目標まであと1.5kgと迫った。しかも、こんなに連日、肉をワシワシ食べながらである。美木良介にも頼らない。山里なんとかのフォースコリーみたいなダイエット食品にも頼らない。かっか。記録をつけ続けただけである。
なお、今井君はあと1.5kgの減量に成功した時点で、「６kg減量成功記念」として、当ブログに赤裸々な数字を披露することを予定している。数字は、マコトに正直だ。挫折を繰り返しながら、それでも岩壁を１cm１cmよじ上るように目標に近づいていく今井君の姿は、おそらく深い感動を呼ぶものと思う。
１月７日に目標を設定してから、大きな挫折が２回。①３月の講演会ラッシュのころは、講演会後の祝勝会で日本酒を痛飲するたびに、目標から一気に後退する。10cmよじ上っては、１mずり落ちる。それを繰り返して、それでもあきらめないクマ蔵の執念に脱帽したまえ。
②２度目の挫折は、５月下旬のイスタンブール旅行中である。来る日も来る日も大量のヒツジの肉にかぶりつき、朝が来るたびに豪華な朝食レストランに出かけて、ハチミツの塊（正確には蜂の巣そのもの）をワシワシ、パンにハムとベーコンとチーズを何枚もはさんでワシワシ。いくら無料の朝食でも、それを２週間継続すれば、減量などという目標は濃霧の彼方に消える。
（東京駅の改修工事がやっと完成に近づいた）
そういうツラく楽しい挫折にもかかわらず、執念のクマ蔵は夢をあきらめない。しかも、美木良介にもフォースコリーにも頼らない。おお、再挑戦の友近よりエラい。「56歳だけど56歳には見えない」と自分でおっしゃっている南雲センセの本なんか、見向きもしない。
だってよく見ると、南雲センセはチャンと56歳に見えている。「食べたらすぐベッドに入る」だなんて、そんなの、牛になりますよ。ヒツジにもなりますよ。そんなことしたら、クマ蔵にペロリと食べられちゃいますよ。
ついでに、むかしむかし日本中のママやおばあちゃんが忠告した「食べてすぐ寝ると牛になりますよ」というコトバに、最近の今井君は「太っちゃいますよ」「頭が悪くなりますよ」以外の意外な真実を発見した。
意外な真実って？ 食べてすぐ寝ると、胃液が食道に上がってきて、ゲップが止まらなくなる人が多い。アトムとお茶の水ハカセでCMしている「逆流性食道炎」というヤツでござるね。（Mac君の変換が「色道園」というたいへん怪しい世界であることも付記しておく）。
ボクは間近で観察したことがあるが、ゲップをしてはムニャムニャ、ゲップをしてはムニャムニャ、あれはまさしく牛やヒツジが草を反芻している様子とソックリである。「食べてすぐ寝ると、逆流生食道炎になりますよ」という、古人（これで「いにしえびと」と読む）の戒めが、俗化して「牛になりますよ」になったのだと信じる。
（あじさい、拡大図）
朝起きて、朝日新聞の朝刊をめくりながら、スポーツ欄の写真に一驚を喫する。ウィンブルドンでクルム伊達公子選手が敗退した試合の写真である。
ボクは朝日新聞が大好きで、団藤重光死去に関する今朝の天声人語なんかも、文句なく素晴らしい出来映えだと確信する。しかし、女子スポーツ選手の写真だけは、どうしても納得がいかない。
フィギュアスケートの選手がジャンプした瞬間の顔のアップなんかは、今井君はとても許せない。村主さんも、荒川静香さんも、かつてたいへんキツい写真を載せられた。テニス選手がタマ際まで懸命に追いかける表情も、ヤメたほうがいい。勝利の笑顔とか、試合終了後の晴れやかな表情とか、そのぐらいにしておくのがマナーなんじゃないか。
ま、そういう午前中があって、昼がきた。６月28日、今井君の午後から夜にかけての下らなさ＆無意味さは、700年にわたる今井史上にも例を見ない強烈な無意味さに満ちていた。以下、その余りに無意味な半日の大略を記録して、若い諸君の他山の石としたい。
11時半、自宅を出る。昨日の記事で書いた通り、磯臭い磯料理を満喫しに湘南の海岸に向かう予定。ところが、地下鉄千代田線で東京駅に向かう途中、「めんどくさいな」「天気予報は、『午後から雨』だしな」と気持ちが萎え、美術館探訪に予定を切り替える。
しかし、混雑した美術館は大嫌い。乃木坂の新国立美術館も、上野の国立西洋美術館も、特別展でたいへんな混雑が予想される。今井君は、竹橋の国立近代美術館を選択。しかも「常設展」ならたった420円。誰もいない静寂の中で、国宝級の絵をいくらでも眺められる。
（皇居のお堀と、パレスホテルの風景）
ところが、「65歳以上は無料」となっているせいか、美術館内はオジーチャン＆オバーチャンが占領している。始末の悪いのはオジーチャンたち。そこいら中でカメラを構え、展示された絵を１枚１枚、残らず写真に収めているオジーチャンが３人も４人もいる。「ぴぴっ、シャコッ」「ぴぴっ、シャコッ」の電子音の洪水だ。
今井君は「65歳以上無料」よりもまず「大学生無料」「高校生無料」をやるべきだと信じる。ついでに「予備校生も無料」ならもっといい。「写真撮影禁止」も、可能なら。こんなに「ぴぴっ、シャコッ」では、落ち着いて絵を楽しめないじゃないか。
（国立近代美術館、常設展示チケット）
さて、「ぴぴっ、シャコッ」に疲れきったクマ蔵は、お隣の毎日新聞本社を訪れた。と言っても、目的は昼飯である。毎日新聞の地下１階は、旨そうな蕎麦屋やカレー屋や北海道料理屋が並ぶ昼飯の穴場。お昼にランチ難民になりかけた時、クマ蔵はこれまでも何度もここに駆け込んだ。
ところが諸君、何ということだ。毎日新聞本社ビルに足を踏み入れた瞬間に、目に飛び込んできたものは？ あまりに見慣れたコバルトグリーンの看板と、このロゴは？ 「東進衛星予備校」「竹橋パレス校」。加盟校さんのeisuが運営する、我が愛する東進の校舎である。あらら、こんなスゴいところに。あらら。
驚いたクマ蔵は、「ここでランチビールはマズいな」と、とっさに判断。マコトに妥当な判断であって、ランチにビールなんかグビグビ、ましてや「もう１杯」「さらにもう１杯」「いやいやまだまだもう１杯」とか、そういう大暴れをしているところを生徒に目撃なんかされたら、やっぱり申し訳ないじゃないか。
ニュース解説の福本容子さんを間近で目撃した感激もそこそこに、今井君は逃げるように東京駅前に走り、新丸ビル７階「ソバキチ」へ。15時から19時のハッピーアワーだと、生ビール＋串揚げ４本でたった780円だ。こりゃ、たまらん。生ビールは、日本酒にも焼酎にも代えられる。
このセットを５回注文しても、4000円にならない。ということは、串揚げ20本ムサボリ食って、「いやはや、飲んだな」とお腹をさするぐらい飲んでも、4000円以下。これで文句があるわけないさね。
（ソバキチ、フローズン生）
クマ蔵は、まずお蕎麦を平らげ、次に焼酎をストレートで注文。「焼酎のストレート？」と妙な顔をされたが、もちろんお蕎麦についてきた蕎麦湯で、蕎麦湯割りにしようという魂胆である。うにゃにゃ、蕎麦湯はちょっと薄めだが、お酒の飲み方としては健康そのものでござるよ。
「昼過ぎから夕方にかけての大切な時間、いったいオレは何やってんだ？」と、苦々しい気持ちで自らに問いかける。しかし「こういうムダがあるからこそ、初めて人生は豊かに輝くんだ」というマコトに巧妙な言い訳もほぼ同時に頭に浮かんで、適当に自己嫌悪をゴマカしてしまう。
オトナって、ホントにイケナイね。ホントに自堕落だね。こうして、今井君のムダすぎてムダに驚くムダな１日は、何ともムダに暮れていくのであった。
1E(Cd) Kiri Te Kanawa, Solti & London：MOZART／LE NOZZE DI FIGARO 3/3
2E(Cd) Solti & Vienna：WAGNER／DAS RHEINGOLD 1/2
3E(Cd) Solti & Vienna：WAGNER／DAS RHEINGOLD 2/2
4E(Cd) Solti & Vienna：WAGNER／DIE WALKÜRE 1/4
5E(Cd) Solti & Vienna：WAGNER／DIE WALKÜRE 2/4
total m22 y971 d8866
しかし諸君、日本酒は、どうも太るようである。半年前の１月７日、「体重を６kg落とそう」と決意して以来、ボクチンはあまり日本酒を飲んでいない。日本酒はクマ蔵の大好物であって、犬にとってのビタワン、ネコにとっての「ネコ大好きフリスキー」みたいなものであるが、それをあえて避けてでも、どうしても体重を落とさなければならない。
そう思い立ったら、ひたすら体重の増減の記録をつけ続ける。日本酒は遠ざけて、ワインに代える。決意して半年、4.5kg減に成功。今井君が考えるに、これ以上急速に体重を落とすと、皮膚が対応できずにシワシワに垂れ下がってしまう。
（皇居前で、アジサイがキレイに咲いていた）
こうして健康なダイエットに何とか成功し、目標まであと1.5kgと迫った。しかも、こんなに連日、肉をワシワシ食べながらである。美木良介にも頼らない。山里なんとかのフォースコリーみたいなダイエット食品にも頼らない。かっか。記録をつけ続けただけである。
なお、今井君はあと1.5kgの減量に成功した時点で、「６kg減量成功記念」として、当ブログに赤裸々な数字を披露することを予定している。数字は、マコトに正直だ。挫折を繰り返しながら、それでも岩壁を１cm１cmよじ上るように目標に近づいていく今井君の姿は、おそらく深い感動を呼ぶものと思う。
１月７日に目標を設定してから、大きな挫折が２回。①３月の講演会ラッシュのころは、講演会後の祝勝会で日本酒を痛飲するたびに、目標から一気に後退する。10cmよじ上っては、１mずり落ちる。それを繰り返して、それでもあきらめないクマ蔵の執念に脱帽したまえ。
②２度目の挫折は、５月下旬のイスタンブール旅行中である。来る日も来る日も大量のヒツジの肉にかぶりつき、朝が来るたびに豪華な朝食レストランに出かけて、ハチミツの塊（正確には蜂の巣そのもの）をワシワシ、パンにハムとベーコンとチーズを何枚もはさんでワシワシ。いくら無料の朝食でも、それを２週間継続すれば、減量などという目標は濃霧の彼方に消える。
（東京駅の改修工事がやっと完成に近づいた）
そういうツラく楽しい挫折にもかかわらず、執念のクマ蔵は夢をあきらめない。しかも、美木良介にもフォースコリーにも頼らない。おお、再挑戦の友近よりエラい。「56歳だけど56歳には見えない」と自分でおっしゃっている南雲センセの本なんか、見向きもしない。
だってよく見ると、南雲センセはチャンと56歳に見えている。「食べたらすぐベッドに入る」だなんて、そんなの、牛になりますよ。ヒツジにもなりますよ。そんなことしたら、クマ蔵にペロリと食べられちゃいますよ。
（皇居前の花壇でナデシコがキレイに咲いていた。ネコのナデシコをナデシコと名づけたのは、お鼻のピンクがナデシコの花に似ていたからだ）
ついでに、むかしむかし日本中のママやおばあちゃんが忠告した「食べてすぐ寝ると牛になりますよ」というコトバに、最近の今井君は「太っちゃいますよ」「頭が悪くなりますよ」以外の意外な真実を発見した。
意外な真実って？ 食べてすぐ寝ると、胃液が食道に上がってきて、ゲップが止まらなくなる人が多い。アトムとお茶の水ハカセでCMしている「逆流性食道炎」というヤツでござるね。（Mac君の変換が「色道園」というたいへん怪しい世界であることも付記しておく）。
ボクは間近で観察したことがあるが、ゲップをしてはムニャムニャ、ゲップをしてはムニャムニャ、あれはまさしく牛やヒツジが草を反芻している様子とソックリである。「食べてすぐ寝ると、逆流生食道炎になりますよ」という、古人（これで「いにしえびと」と読む）の戒めが、俗化して「牛になりますよ」になったのだと信じる。
（あじさい、拡大図）
朝起きて、朝日新聞の朝刊をめくりながら、スポーツ欄の写真に一驚を喫する。ウィンブルドンでクルム伊達公子選手が敗退した試合の写真である。
ボクは朝日新聞が大好きで、団藤重光死去に関する今朝の天声人語なんかも、文句なく素晴らしい出来映えだと確信する。しかし、女子スポーツ選手の写真だけは、どうしても納得がいかない。
フィギュアスケートの選手がジャンプした瞬間の顔のアップなんかは、今井君はとても許せない。村主さんも、荒川静香さんも、かつてたいへんキツい写真を載せられた。テニス選手がタマ際まで懸命に追いかける表情も、ヤメたほうがいい。勝利の笑顔とか、試合終了後の晴れやかな表情とか、そのぐらいにしておくのがマナーなんじゃないか。
（クマ蔵が「あんまりだ」思う伊達公子選手の写真 朝日新聞６月28日より）
ま、そういう午前中があって、昼がきた。６月28日、今井君の午後から夜にかけての下らなさ＆無意味さは、700年にわたる今井史上にも例を見ない強烈な無意味さに満ちていた。以下、その余りに無意味な半日の大略を記録して、若い諸君の他山の石としたい。
11時半、自宅を出る。昨日の記事で書いた通り、磯臭い磯料理を満喫しに湘南の海岸に向かう予定。ところが、地下鉄千代田線で東京駅に向かう途中、「めんどくさいな」「天気予報は、『午後から雨』だしな」と気持ちが萎え、美術館探訪に予定を切り替える。
しかし、混雑した美術館は大嫌い。乃木坂の新国立美術館も、上野の国立西洋美術館も、特別展でたいへんな混雑が予想される。今井君は、竹橋の国立近代美術館を選択。しかも「常設展」ならたった420円。誰もいない静寂の中で、国宝級の絵をいくらでも眺められる。
（皇居のお堀と、パレスホテルの風景）
ところが、「65歳以上は無料」となっているせいか、美術館内はオジーチャン＆オバーチャンが占領している。始末の悪いのはオジーチャンたち。そこいら中でカメラを構え、展示された絵を１枚１枚、残らず写真に収めているオジーチャンが３人も４人もいる。「ぴぴっ、シャコッ」「ぴぴっ、シャコッ」の電子音の洪水だ。
今井君は「65歳以上無料」よりもまず「大学生無料」「高校生無料」をやるべきだと信じる。ついでに「予備校生も無料」ならもっといい。「写真撮影禁止」も、可能なら。こんなに「ぴぴっ、シャコッ」では、落ち着いて絵を楽しめないじゃないか。
（国立近代美術館、常設展示チケット）
さて、「ぴぴっ、シャコッ」に疲れきったクマ蔵は、お隣の毎日新聞本社を訪れた。と言っても、目的は昼飯である。毎日新聞の地下１階は、旨そうな蕎麦屋やカレー屋や北海道料理屋が並ぶ昼飯の穴場。お昼にランチ難民になりかけた時、クマ蔵はこれまでも何度もここに駆け込んだ。
ところが諸君、何ということだ。毎日新聞本社ビルに足を踏み入れた瞬間に、目に飛び込んできたものは？ あまりに見慣れたコバルトグリーンの看板と、このロゴは？ 「東進衛星予備校」「竹橋パレス校」。加盟校さんのeisuが運営する、我が愛する東進の校舎である。あらら、こんなスゴいところに。あらら。
（新丸ビル７階テラスから、完成間近の東京駅を望む。世界で１番美しい駅だと確信する）
驚いたクマ蔵は、「ここでランチビールはマズいな」と、とっさに判断。マコトに妥当な判断であって、ランチにビールなんかグビグビ、ましてや「もう１杯」「さらにもう１杯」「いやいやまだまだもう１杯」とか、そういう大暴れをしているところを生徒に目撃なんかされたら、やっぱり申し訳ないじゃないか。
ニュース解説の福本容子さんを間近で目撃した感激もそこそこに、今井君は逃げるように東京駅前に走り、新丸ビル７階「ソバキチ」へ。15時から19時のハッピーアワーだと、生ビール＋串揚げ４本でたった780円だ。こりゃ、たまらん。生ビールは、日本酒にも焼酎にも代えられる。
このセットを５回注文しても、4000円にならない。ということは、串揚げ20本ムサボリ食って、「いやはや、飲んだな」とお腹をさするぐらい飲んでも、4000円以下。これで文句があるわけないさね。
（ソバキチ、フローズン生）
クマ蔵は、まずお蕎麦を平らげ、次に焼酎をストレートで注文。「焼酎のストレート？」と妙な顔をされたが、もちろんお蕎麦についてきた蕎麦湯で、蕎麦湯割りにしようという魂胆である。うにゃにゃ、蕎麦湯はちょっと薄めだが、お酒の飲み方としては健康そのものでござるよ。
「昼過ぎから夕方にかけての大切な時間、いったいオレは何やってんだ？」と、苦々しい気持ちで自らに問いかける。しかし「こういうムダがあるからこそ、初めて人生は豊かに輝くんだ」というマコトに巧妙な言い訳もほぼ同時に頭に浮かんで、適当に自己嫌悪をゴマカしてしまう。
オトナって、ホントにイケナイね。ホントに自堕落だね。こうして、今井君のムダすぎてムダに驚くムダな１日は、何ともムダに暮れていくのであった。
1E(Cd) Kiri Te Kanawa, Solti & London：MOZART／LE NOZZE DI FIGARO 3/3
2E(Cd) Solti & Vienna：WAGNER／DAS RHEINGOLD 1/2
3E(Cd) Solti & Vienna：WAGNER／DAS RHEINGOLD 2/2
4E(Cd) Solti & Vienna：WAGNER／DIE WALKÜRE 1/4
5E(Cd) Solti & Vienna：WAGNER／DIE WALKÜRE 2/4
total m22 y971 d8866