Fri 120110 連休前の金曜日、東海道新幹線グリーン車で 2月7日北千住講演会 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Fri 120110 連休前の金曜日、東海道新幹線グリーン車で 2月7日北千住講演会

 書いている時点で2月10日金曜日、明日土曜日が「建国記念の日」で休日だから、まあ一応はこれから連休ということになる。今井君は昼から名古屋に移動。今日の夜は岐阜県大垣で講演会。明日も名古屋近郊の江南で講演会だから、大好きな名古屋マリオットホテルに連泊する。
 連休なので、新幹線もマリオットも大混雑である。新幹線グリーン車は、いつもなら2人席をみんな1人で占領して快適に移動するのだが、さすがに今日はそうはいかない。8号車ばかりか、いつもガラガラの9号車も状況は同じだ。
 東京駅を出る段階では全員何とか窓際の席に座り、荷物やコートを通路側の席に置いてノンビリお弁当を開いたりしていたが、品川→新横浜とどんどん通路側が埋まっていって、どの席も「2人席に2人」になった。
 考えてみれば余りにも当たり前の状態なのだが、普段「2人席を1人で占領」が当然のグリーン車だから、通路側の席の人が出現した時のショックは計り知れない。4000円だか5000円だか多く払っただけのクセに、グリーン車のお客というものはなかなかワガママである。
 通路側のお客だってたまらない。「品川から乗ったから」または「新横浜から乗ったから」といって、別に東京駅から乗ってた客に先輩ヅラされる筋合いはないし、「礼儀を知らない生意気な後輩だな」みたいな、冷たい視線で睨まれなければならない義理もない。
超満員
(超満員!! 2月7日北千住での講演会)

 しかしまあ日本人は礼儀正しいから、品川や新横浜から乗った通路側の席のお客も、平謝りに謝りながら席に着く。何で謝るのかわからないが「スミマセン」「ホントにスミマセン」と、名古屋や京都で下車するまで、ほぼ永遠に頭を下げ続けるのである。
 東京駅からお弁当を広げ缶ビールをプシュッとやっていたイケナイおじさまたちのほうは、ホントに先輩ヅラで偉そうにウナズイてみせたりする。考えてみれば、今日は金曜日。なぜ平日の昼間のオジサマが缶ビールをプシュッとやったのか、ホントはイケナイんじゃないか、この際そういうことは問わないことにする。
楽しそう
(妙に楽しそう at 北千住)

 今井君はたいそう運がよくて、全ての席がものの見事に埋まったグリーン車内で、何とただ一人「2人席を1人で占領」ができた。隣の人は来なかったのだ。
 マコトに奇跡的であるが、これも日頃の行いが良いせいである。何だかわからないが、大いに誇らしい。思わずその場で立ち上がって演説がしたくなる。「皆さん。私だけ、1人で2人席を占領しています」と叫びたいのである。
 ま、人生の優等生というのか、プシュみたいな悪いことをせずにチャンと人生を歩み、「1分半の収録は1分半でキチンと済ませる」という基礎と基本を徹底して生きていれば、天の神様はその誠実な人生をご照覧あそばされていらっしゃる。「照覧」を「笑覧」と変換してクマ蔵をせせら笑うのは、我が友・Mac君ぐらいのものである。
かぶきふう
(歌舞伎風の笑顔で語りまくる at 北千住)

 今井君の前には、某国会議員が議員バッジをつけて座っておられる。あれれ、国会開会中じゃないの? さっきもNHKで国会中継やってましたけど? そういう野暮なことを言ってはならない。議員バッジをキラキラ輝かせ、プラダのバッグから何故かJTBの名札を2枚下げた議員先生(おそらく匿名希望)も、今井君と同じ名古屋で下車した。
 今井クマ蔵の2つ後ろには、同志社大学教授・経済学者の浜矩子女史が座っておられる。PCのキーを叩いては激しく溜め息をつく声が聞こえると思ったら、例の紫アタマのオバサマが激烈なシカメ面でPCを睨んでおられた。
 彼女は、通路側。忙しい引っ張りダコ女史のことだ、おそらく窓側の席が取れずに、やむを得ず通路側の席で移動することにしたのである。橋下市長→未来の大阪都知事と大バトルになって好き放題を言われても、紫アタマは紫アタマのまま、シカメ面はシカメ面のまま、あくまでも自分らしく行動していらっしゃる。
中学英語
(基礎の基礎が一番大切としつこく繰り返す at 北千住)

 マリオットも、大混雑だ。いつもなら高層階の「眺めのいい部屋」を予約できるのだが、今日は27階である。普段の49階とか48階と比較すれば「あれま!?」とビックリするほど普通の、普通すぎる、あまりにも普通の眺めの部屋である。
 しかし諸君、そんなことで贅沢をいうクマ蔵ではない。これから明日にかけて連泊だが、普通の普通すぎる眺めなんか堪能するヒマもないほど忙しい。考えてみれば、今週は講演会6連チャンであって、ヨワイ数百歳の老いたクマ君は、ちょっぴりグロッキー気味なのだ。
 2月7日、足立区北千住で講演会。「松尾芭蕉が『奥の細道』に旅立った地」を、荒川区南千住と激しく争っている街である。確かにバセヲが悪いのだ。「千住といふところにて舟を上がれば、前途三千里の思ひ胸にふさがりて、マボロシの巷に離別の涙を注ぐ」。南か北か、チャンと言ってくれていない。
 ねえバセヲどん。北千住か南千住かハッキリさせれば、足立区vs荒川区バトルなどという激しいことにはならなかったでござるよ。なお、バセヲとは芭蕉のことであるが、旧仮名遣いも、さすがにキツいものがあるでござるね。
最後に
(最後に生徒代表が挨拶する at 北千住)

 北千住講演会、19時開始、20時40分終了。出席者約140名。60名入るか入らないかの教室に140名だから、おなじみ息切れするほどの圧迫感と切迫感の中、超おなじみ「大爆笑60秒に1回」の今井スタンダードを保持した。
 昨日書いた通り、我々はホモサピエンスであり、ホモルーデンスでもあって、常に学び、考え、常に遊び、笑い、笑うたびに進歩し、進歩するたびに笑う生物である。60秒に1回の大爆笑で90分の講演に参加すれば、受講生は90歩進歩したことになる。夜にかけて強い雨が予想される中、めげずに参加してくれた諸君に大いに感謝する。

1E(Cd) Tuck & Patti:AS TIME GOES BY
2E(Cd) Myrra:MYRRA
3E(Cd) Hayley Westenra:PURE
4E(Cd) Ornette Coleman:NEW YORK IS NOW!
5E(Cd) Miles Davis:THE COMPLETE BIRTH OF THE COOL
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