Sat 110618 MBS「フェイス」の収録 新宿「ごだいご」でダイエット NSの思い出 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sat 110618 MBS「フェイス」の収録 新宿「ごだいご」でダイエット NSの思い出

 梅雨の晴れ間で、「いよいよ」というか「とうとう来たか」というか、30℃を超える夏の暑さが始まった。クーラーを我慢しなければいけないこの夏、暑くなることは覚悟していたが、とうとうホントにネバネバする暑さがやってきた。歯医者の椅子に座って、ドリルが回る音が間近に響いて、「ああ、やっぱり削るんだな」と観念する瞬間にソックリである。
 吉祥寺スタジオはさすがにクーラーが効いているから、いつもの夏と同じように快適である。今井君は「今年の夏は思い切ってクールビズ」と決めているが、厳格な奥井師の教えを守って「授業収録だけはスーツにネクタイ」という礼儀を欠きたくない。スタジオがヒンヤリ涼しく保たれているのは、暑さでカンタンに溶解する溶解クマどんにとっては、これ以上ないほどありがたい。
 ただし、スタジオ以外は厳しい節電の方針が徹底されている。講師控え室の照明は消され、空調も切られている。教務課のあるビルの冷房は高めの設定。職員のクールビズは今のところ許可されていないようなので、ワイシャツにネクタイにスーツ姿の社員は、30℃近い高温の中みんな相当キツそうだ。
 お節介な今井君は、ここは是非とも教務課社員のクールビズを実現してあげてほしいのだ。校舎担当で、普段から父母対応や外来者対応が続く社員は、いつも通りのスーツも仕方ない。しかし、教材作成とか、模試作成とか、教材研究とか、デスクワーク中心の社員なら、真夏の間はクールビズのほうが能率が上がりそうだ。
 クマ蔵は、5月26日にドイツから帰ってから体重3kg減量に成功した。先週の名古屋大学の解説の後が0.6kg減量、今日の岡山大学の後が0.3kg減量。この時期の雑誌は「夏本番!! まだ間に合うダイエット特集」の大繁盛だが、諸君、要するに授業収録を増やしさえすれば、体重のコントロールなんか思うがままだ。ダイエットとか言って変なプチ努力に励むより、働きたまえ&働きたまえ、である。
めっしゅ1
(暑い夏は、メッシュが一番 1)

 6月21日、授業収録の直後に、1時間ほどMBS「FACE」の取材があった。MBSとは、大阪毎日放送である。うーん、毎日放送とか朝日放送とか、大阪キー局についていちいち解説しなければならないのが、大阪ファンの今井クマ蔵は悲しい。もともと、毎日だって朝日だって、東京ではなくて大阪のものだったはずである。
 何年前だったかねぇ。朝日新聞のコラムで「東京から見れば、大阪はすでに福岡や札幌と同じような、一地方都市に過ぎない」という1行を発見して、クマ蔵は悲しさにひっくり返ったものである。
 諸君、間違ってはいけない。大正12年、関東大震災直後の大阪は、人口で東京を逆転。谷崎潤一郎どんをはじめ、生粋の東京文化人が大阪に移住し、しかもあっけなく大阪文化に魅了されて、「細雪」だの、「こいさん、たのむわ(「細雪」冒頭)」だの、そういうことになったのである。
 だから、MBSの取材がくれば今井君は感動し、チャンと一張羅を着込んで取材に臨んだ。取材は1時間弱、インタビューワーがたいへん上手に相手をしてくれたので、おそらく番組の出来はいい。
 テレビ放映は7月6日。TBS系ではあるが、MBSなので、残念ながら関西でしか視聴できない。7月6日、22時48分頃から1分間、クマ君のインタビュー映像が流れるから、関西の皆さんは張り切って録画予約したまえ。
 もちろん、関西以外の諸君も、YouTubeなりニコ動なり、チャンと緊張感をもってチェックすること。せっかく可愛いコグマどん♨が画面で躍動するのだ、見逃す手はない♡ 「躍動」と言っても、実際には椅子に座って語るだけであるが、それだけでも長老クマどんにとっては十分な躍動だ。
 撮影現場には、電通スタッフの姿もあった。2月末の「スクール・オブ・ロック」と同じスタッフだったので、「機会があったら、是非またあの元気な校長&教頭と共演させてください」とお願いしておいた。
めっしゅ2
(暑い夏は、メッシュが一番 2)

 番組収録が終わって外に出ると、18時。この日は20時から西新宿「ごだいご」で一杯やる予定であったが、ええい、面倒だ、20時だろうが18時だろうが同じことだろう。遠慮なく店を襲撃することにした。これだけ暑い一日、番組収録の最中も「今日の一杯目は、人生最高の一杯に違いありませんよね」とスタッフと笑いあっていたのだ。
 吉祥寺から中央線の電車に乗ると、2mも離れていないところで男子大学生が呆気にとられている。間違いなく「お、今井だ♡」「ゲロ、今井だ♨」である。その呆気にとられた表情が余りに激しいので、何だか今井君も恥ずかしくなって、声のかけようがない。
 だってオニーサンは「ビックリしすぎて、開いた口を閉じることが出来ない」とアセっている状況。10年前の映画「MATRIX」で、口が開かなくなったキアヌ・リーブズがエージェント・スミスの前で見せた驚嘆の表情と、まさに裏表である。こんな場面で下手に声なんかかけたら、気絶してしまいかねない。
めっしゅ3
(暑い夏は、メッシュが一番 3)

 このところ「仕事の後に軽く一杯」が気に入っていて、下北沢「晃月」、丸の内「ソバキチ」「湘南おでん」「こなから」、新宿ならNSビルの「ごだいご」に2時間ほど立ち寄ってほろ酔い気分になってから帰るのが大好きだ。
 どの店もおでんが中心で、コンニャクにダイコンにお豆腐に昆布、いくら食べても翌朝にはもうお腹が減っているぐらいだから、ダイエットには最適である。諸君、5月末にドイツから帰国後、今井君はすでに3kgの減量に成功。減量目標は4kgだったから、残り1kgである。かっかっか。飲んで食べての気ままな減量には、どうもおでんがベストでござるね。
めっしゅ4
(暑い夏は、メッシュが一番 4)

 NSビルは、もう20年も前のこと、アルバイト気分で勤務していた塾(学究社)の本社機能があった。「NSビル8階・総務本部」である。当時の総務本部長・梅津氏は、今では関西地盤の中学受験塾FELIXのトップ。会社四季報で「学究社」を調べてみると、あの頃のおエラガタは誰も残っていない。時代の変遷は、小さな世界ほど早いのである。
 もっとも、「ニュー新宿ビル」を略して「NS」というネーミングだって、まさに「いかにも昭和」である。いかにも昭和なビルの、いかにも昭和なおでん屋で、いかにも昭和な塾の思い出にふけりながら、いかにも昭和なオジサン・グマが酔っぱらっていく。おお、昭和が4重にも5重にも折り重なって、
「オレたちは何があっても負けないぜ」
「何があっても復活するぜ」
「叩きつぶされても、絶対生き返るぜ」
でかいクマが、はるか遠いスカイツリーに涙しながらそう誓う、ホントにレトロで昭和な一夜であった。

1E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 15/18
2E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 16/18
3E(Cd) Preston:BACH/ORGAN WORKS 6/6
4E(Cd) Preston:BACH/ORGAN WORKS 1/6
5E(Cd) Preston:BACH/ORGAN WORKS 2/6
total m90 y555 d6520