Thu 110210 名古屋着の直前に「今井先生ですか」 津に向かう 津新町校、やるねぇ | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Thu 110210 名古屋着の直前に「今井先生ですか」 津に向かう 津新町校、やるねぇ

 こうして、激烈・無呼吸男に(スミマセン、昨日の続きです)ハラハラしているうちに、高山からの特急「ひだ」は終点・名古屋に近づいた。岐阜から名古屋の30分は、チャンとお約束の「後ろ向き」。みんなで後ろを向いて、静かなグリーン車内は無呼吸男の「グガスピッ」「っっ…ガガッッガ!!! ...ポン」「ああーあぁ、あーぁ、はー」が支配し、16時、電車は定刻通りに名古屋に着いた。
 降りる直前、おなじみ「もしかして、今井先生ですか?」が来た。男子大学生である。ニコニコ笑いながら「まさか、こんなところで今井先生に会うなんて」と驚いている。高2まで今井の授業を受けていて、今は立命館大学に通っているという。
 サインを求められたので、いつもの「宇宙征服」をおっきく書いて手渡した。うーん、油断もスキもないが、嬉しいことも間違いない。その後すぐに彼は、今井君との出会いをTwitterで呟いたらしい。「気さくにサインしてくれた」「いい人だった」である。うん、彼も、なかなかいい青年であった。
 いったん名古屋マリオットアソシアホテルにチェックインする。先週の金曜日に宿泊したばかりだから、まだ1週間も経過していない。マリオットにはホントに頻繁にお世話になっている。
 そう言えば、昨日のホテルアソシア高山リゾートでも、フロントクラークに「もしかして、代ゼミの今井先生でいらっしゃいますか?」と声をかけられた。クマーニーは(そろそろクマーニーはヤメた方がいいかもしれないが)6年前に代ゼミ講師をヤメてしまったが、世間にはいまだに「代ゼミ講師の今井君」を記憶しているヒトがいるのだ。
 話を聞いてみると、彼もむかしは名古屋マリオットのフロントにいたというのである。同じアソシアホテル系列だから、異動になって今は飛騨高山の担当。「当時はお世話になりました」とお互いに頭を下げあった。確かに、当時は毎週1回のマリオットだった。
津1
(三重県津市での講演会)

 さて、そろそろ近鉄特急に乗って、津に向かわなければならない。夕方17時、近鉄特急は満席で、今井君の横の席にも偉そうなオジサンが座った。偉そうなわりに、オジサマが夢中で読んでいらっしゃるのは、夕刊フジみたいなヤツのフーゾク関係のページである。この状況では、パソコンは使えない。
 うんにゃ、PCの扱いが得意な人なら、こんな状態でもチャンとPCを開き、寸暇を惜しんで仕事を進めるのだろうが、何せ今井君は不器用なクマ男。不器用きわまりないH.クマーニー。こんな場所では、ブログ記事を書き進めるのは不可能である。
 諸君、2月に入って猛烈に速いペースでブログ更新を続けてきたことには、すでにお気づきだろう。それなのに、何故か2月17日だけスポッと更新がお休みになった。その原因が、近鉄特急で隣に座ったオジサマの夕刊フジだなんて、想像できるヒトはなかなかいないはずだ。
津2
(津での講演会、開始直前に今井のケータイで撮影。シャッター音に気づいて生徒たちが振り向いてしまった)

 2月17日、三重県津市で講演会。おお、おそらく世界で一番短い地名のうちの一つ、「つ」である。津の隣の駅「津新町」の駅前の校舎である。ここに呼んでもらうのは、東進移籍以来6年間で、これが3回目。2年に1回ずつ講演に招かれていることになるが、毎回着実に受講生が増えていく。
 講師控え室の壁には、「単語習得率優秀者」「センター同日試験優秀者」その他、いろいろな優秀者一覧表がたくさん貼り出されている。講演開始まで2時間近くあったので、ヒマに任せて一覧表類を仔細に見てみたのだが、みんななかなかの健闘ぶりである。
 高2生がセンター試験の問題を受験生と同じ日に解いてみる大イベントがあって、東進では「センター同日受験」と呼んでいる。すでに高2の段階で英語180点=90%得点している生徒も、津新町校には何名か存在する。数学ⅠAは100点満点もいる。おお、優秀である。
 他の掲示で「センター模試、英語114点アップ」などという猛者もいる。114点アップするためには、その前の回の得点が惨憺たる得点だったことが必要条件だが、まあそういう冷たいツッコミはヤメたまえ。
 駅伝で「16人抜きの快挙」などというのがスポーツ紙一面を飾ることがあるじゃないか。「そのためには、前のランナーが17位以下であることが必要条件」などと指摘すれば、それは指摘する方が悪いのだ。114点アップ、それは、一切の理屈抜きに素晴らしい快挙である。
サイン会
(津でのサイン会風景)

 生徒が積極的なら、塾の方も積極的攻撃的に展開していて、それもまた素晴らしいことだと思う。ずっと津新町駅前で頑張っていたのが、昨年になって名古屋市内にも校舎展開。名古屋の野並駅前と徳重駅前に新校舎を開校して、確かに成績優秀者一覧には「野並校」「徳重校」の文字も目立つ。今井クマーニーも、こんなに暢気にしていてはイケナイのだ。
 19時半開始、21時終了、会場は校舎4階の大教室である。出席者150名。机があるととても入りきらないから、「机は撤去して椅子だけ」というおなじみの形式になった。開始直前から強めの雨が降り始めたが、事前に申し込んでいた生徒のほとんどがチャンと出席した。
 野球部の生徒が多くて、どの高校の野球部もこの雨にも関わらず練習を続けたらしい。ちょっと遅刻して後から入室した生徒は、ほとんど一目で「おお、野球部か」とわかる陽気な男子生徒たちだった。
 終了後、サイン会。野球部を中心に明るくて元気な生徒が多く、サイン会は大盛況になった。公開授業に出席したほぼ全ての生徒にサインしてあげられたようである。写真にもたくさん収まって、完全終了21時半。ここでもやっぱり「やっぱりイマイ。100人いても大丈夫♡」は同じことである。