Sat 110101 新年♨おめでとう メガシャキCM始まる ニャかったこと＆こんにち「わ」
さてと、それでは皆さん、正式に、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げ候でござる。もちろん、本日はすでに１月末、１月27日になってしまっているが、１ヶ月近く遅れたままのブログの「名目上の日付」は１月１日。昨夜のブログの最後が大晦日の「ゆく年くる年」で終わったように、今日の記事は新年の挨拶で始まらなければならないのだ。
いやはや、新年あけまして、たいへんおめでたい。空気はピリリと張りつめて、１日中氷のおうちにいるような感覚。風はキチンと冬らしく北風だ。金の相場は１ヶ月で200円も下がって、本日１g＝3770円。12月下旬に１g＝4000円近くの相場でボーナスをみんな金に投資した人々は、せっかくのボーナスが一気に目減りしてしまったかもしれない。寒い＆寒い。
S&Pによる日本国債の格付けは１ランク下げられちゃったよん。国会は始まったけれども、首相の顔は眠そうで眠そうで、いったいいつ起きているのかさっぱりわからないよん。勝っているのはサッカーだけ。これでは何だか1980年代の南米の国みたいだが、まあいいさ、新年というものは、このぐらいピリリと張りつめた緊張感がなければイカンのだ。
（今年もよろしく）
そこへ、いよいよ待ちに待った今井君のメガシャキ・インターネットCMが始まった。諸君、どんどんブログ右の欄をクリックして、センター試験で失敗しちゃったヒトたちに今井君がどんなメッセージを贈っているか、実際の「動くクマさん」を見てみたまえ。おお、いい気になっている。おお、鼻の穴が膨らんでいる。おお、気合いを入れるべき「応援メッセージ」なのに、ニヤニヤ笑いながら暢気に板書を始める予備校講師は余りにも珍しい。
少なくとも、この時期ニヤニヤ＆ニタニタしゃべりまくるクマさんというものを目撃することは困難である。普通のクマはお山のネグラで冬眠中のはず。旭山動物園に出かけてみたって、こんなに珍しいクマさんを目撃することはできない。「天然記念物／真冬に動くクマ」であり、「世界自然遺産／ニヤニヤ板書するご機嫌クマさん」である。
（何とか入りこみましょう）
しかも、発言に２点の疑義がある。まず冒頭の「ニャかったことにする」である。あれれ、東京標準語では「なかったことにする」じゃなかったの？ 「ニャかった」ってどういう意味？
諸君、「ニャかった」の秘密は諸君だけが知っている。このCMの収録は12月15日。ニャゴロワの急病発覚が12月11日。収録当時、「ニャゴは余命100日」と思い込み、かわいそうで＆かわいそうで息をすることも出来ず、クマ蔵は肩を激しく上下させなければ息を吸うことも吐くこともままならない状態にいた。ニャゴにクリスマスプレゼントを買いにペットショップに入って、号泣しながら店を飛び出してきたのも、ちょうどこの頃のことである。
だからこそ、CM撮影中も、クマどんの口から出るコトバは、半分ネコ語になっていたのだ。頭の半分どころか、2/3以上がニャゴロワのことで占領されていて、「なかったことにする」などという人間コトバを落ち着いて口にするのは不可能。やっぱりネコ語で「ニャかったことにする」でなければ、血の通ったアドバイスなんか出来なかったのである。
（逆さまでもいい。とにかく入りこまなきゃ）
２つ目の疑義は「何で最後の最後にセリフをかんじゃったの？」である。「ほぼ２分」と言われて、カウンターもタイムキーパーもなし。自分自身の動物的体内時計で「ほぼ２分」を計り、驚くほど正確にほぼ２分で話し終える、その素晴らしさには舌を巻くのに。他の先生方には考えつかなかった「板書」まで取り入れ、「英語の講師なのにタテ書き♨」「しかも字がとってもキレイ♡」という離れワザも演じているのに。
ああ、それなのに＆それなのに、最後の最後のキメのセリフでどうしてかんじゃうの？ かんじゃうなんて、かん首相に任せておけばいいのに。かんじゃったら、撮り直しすればいいのに。そう思うキミ、キミはハッキリ言ってまだまだシロートなのだ。
（入りこんで、バンバン暴れましょう）
この企画の場合に重要なのは、メッセージを贈る講師の素人っぽさなのだ。あんまり芸人臭かったり、「いかにもプロのタレント」だったりすれば、メッセージを受ける側の受験生も、受験生の周囲の人々も、何だかシラケてしまうじゃないか。シロートの先生が緊張しながらも我を忘れて、何だか夢中で応援してくれる。そこに感動して「よし、わかった。メガシャキ買いに行こう」と思ってもらわなければ、広告の意味がないのだ。
どうだい、CMのうさんくさい今井にダマされて、これからメガシャキ買いに行こうじゃないか。あんなに小さいのに、コンビニで250円。この価格設定に問題を感じないことはない。250円と言えば、普通のコーラ２本買える。オムスビとペットボトルのお茶で朝食もとれる。
あんまりおこづかいも多くない受験生に、それでも「よし、メガシャキを選ぼう」と決意させるCMでなければならないとしたら、一度もセリフをかまないタレントが滑らかにしゃべりまくるCMと、ネコの病気が心配で泣きそうなシロート講師が「ニャかったことにする」で始め、最後の最後でセリフをかんじゃう姿と、いったいどっちが効果的だと思うかね？
以上が、2011年年頭にあたっての皆さんへのご挨拶。途中で中断している「gatekeeper論」の結論部は今日もまたオアズケになるが、ま、いいじゃないか。また明日。ホントに、今年もよろしく。
☆追伸☆
言い忘れていたが、2011年３月２日の記事が「ブログ更新1000回達成」の記念回になります。３月２日は講演会がないので、東京で1000回達成記念パーティーを開催します（ただしあくまで個人的に。だーれも呼びませんよん）。このKUSO-MAJIMEなブログで更新1000回って、さすがにパーティー開催にふさわしい偉業じゃないですか。
でも、それまでに「実際上の日付」と「ブログ上の日付」を一致させるように頑張らないといけませんね。そのためには、２月いっぱい「毎日２回更新」の荒技が必要。普通のブログっぽいtwitter的ブログならカンタンでしょうけど、この長い＆ながーい今井ブログで果たしてそれが可能かどうか。みなさん固唾をのんで見守ってください。
☆さらに追伸☆
いま気がついたんですが、メガシャキCM冒頭の字幕で「こんにちわ」になってますね。ひゃー。あーららら、こらら。間違い、ハッケーン。字幕つけたヒト、「こんにちわ」だと思ってるんだ!!!あー、ひらがな間違ってるんだ!!! 正しくは「こんにちは」ですよね。うにゃにゃ。うにゃにゃにゃ。
1E(Cd) COMPLETE MOZART／THEATRE & BALLET MUSIC 3/5
2E(Cd) COMPLETE MOZART／THEATRE & BALLET MUSIC 4/5
3E(Cd) COMPLETE MOZART／THEATRE & BALLET MUSIC 5/5
6D(DMv) DEAD POETS SOCIETY
total m6 y6 d5973
いやはや、新年あけまして、たいへんおめでたい。空気はピリリと張りつめて、１日中氷のおうちにいるような感覚。風はキチンと冬らしく北風だ。金の相場は１ヶ月で200円も下がって、本日１g＝3770円。12月下旬に１g＝4000円近くの相場でボーナスをみんな金に投資した人々は、せっかくのボーナスが一気に目減りしてしまったかもしれない。寒い＆寒い。
S&Pによる日本国債の格付けは１ランク下げられちゃったよん。国会は始まったけれども、首相の顔は眠そうで眠そうで、いったいいつ起きているのかさっぱりわからないよん。勝っているのはサッカーだけ。これでは何だか1980年代の南米の国みたいだが、まあいいさ、新年というものは、このぐらいピリリと張りつめた緊張感がなければイカンのだ。
（今年もよろしく）
そこへ、いよいよ待ちに待った今井君のメガシャキ・インターネットCMが始まった。諸君、どんどんブログ右の欄をクリックして、センター試験で失敗しちゃったヒトたちに今井君がどんなメッセージを贈っているか、実際の「動くクマさん」を見てみたまえ。おお、いい気になっている。おお、鼻の穴が膨らんでいる。おお、気合いを入れるべき「応援メッセージ」なのに、ニヤニヤ笑いながら暢気に板書を始める予備校講師は余りにも珍しい。
少なくとも、この時期ニヤニヤ＆ニタニタしゃべりまくるクマさんというものを目撃することは困難である。普通のクマはお山のネグラで冬眠中のはず。旭山動物園に出かけてみたって、こんなに珍しいクマさんを目撃することはできない。「天然記念物／真冬に動くクマ」であり、「世界自然遺産／ニヤニヤ板書するご機嫌クマさん」である。
（何とか入りこみましょう）
しかも、発言に２点の疑義がある。まず冒頭の「ニャかったことにする」である。あれれ、東京標準語では「なかったことにする」じゃなかったの？ 「ニャかった」ってどういう意味？
諸君、「ニャかった」の秘密は諸君だけが知っている。このCMの収録は12月15日。ニャゴロワの急病発覚が12月11日。収録当時、「ニャゴは余命100日」と思い込み、かわいそうで＆かわいそうで息をすることも出来ず、クマ蔵は肩を激しく上下させなければ息を吸うことも吐くこともままならない状態にいた。ニャゴにクリスマスプレゼントを買いにペットショップに入って、号泣しながら店を飛び出してきたのも、ちょうどこの頃のことである。
だからこそ、CM撮影中も、クマどんの口から出るコトバは、半分ネコ語になっていたのだ。頭の半分どころか、2/3以上がニャゴロワのことで占領されていて、「なかったことにする」などという人間コトバを落ち着いて口にするのは不可能。やっぱりネコ語で「ニャかったことにする」でなければ、血の通ったアドバイスなんか出来なかったのである。
（逆さまでもいい。とにかく入りこまなきゃ）
２つ目の疑義は「何で最後の最後にセリフをかんじゃったの？」である。「ほぼ２分」と言われて、カウンターもタイムキーパーもなし。自分自身の動物的体内時計で「ほぼ２分」を計り、驚くほど正確にほぼ２分で話し終える、その素晴らしさには舌を巻くのに。他の先生方には考えつかなかった「板書」まで取り入れ、「英語の講師なのにタテ書き♨」「しかも字がとってもキレイ♡」という離れワザも演じているのに。
ああ、それなのに＆それなのに、最後の最後のキメのセリフでどうしてかんじゃうの？ かんじゃうなんて、かん首相に任せておけばいいのに。かんじゃったら、撮り直しすればいいのに。そう思うキミ、キミはハッキリ言ってまだまだシロートなのだ。
（入りこんで、バンバン暴れましょう）
この企画の場合に重要なのは、メッセージを贈る講師の素人っぽさなのだ。あんまり芸人臭かったり、「いかにもプロのタレント」だったりすれば、メッセージを受ける側の受験生も、受験生の周囲の人々も、何だかシラケてしまうじゃないか。シロートの先生が緊張しながらも我を忘れて、何だか夢中で応援してくれる。そこに感動して「よし、わかった。メガシャキ買いに行こう」と思ってもらわなければ、広告の意味がないのだ。
どうだい、CMのうさんくさい今井にダマされて、これからメガシャキ買いに行こうじゃないか。あんなに小さいのに、コンビニで250円。この価格設定に問題を感じないことはない。250円と言えば、普通のコーラ２本買える。オムスビとペットボトルのお茶で朝食もとれる。
あんまりおこづかいも多くない受験生に、それでも「よし、メガシャキを選ぼう」と決意させるCMでなければならないとしたら、一度もセリフをかまないタレントが滑らかにしゃべりまくるCMと、ネコの病気が心配で泣きそうなシロート講師が「ニャかったことにする」で始め、最後の最後でセリフをかんじゃう姿と、いったいどっちが効果的だと思うかね？
以上が、2011年年頭にあたっての皆さんへのご挨拶。途中で中断している「gatekeeper論」の結論部は今日もまたオアズケになるが、ま、いいじゃないか。また明日。ホントに、今年もよろしく。
☆追伸☆
言い忘れていたが、2011年３月２日の記事が「ブログ更新1000回達成」の記念回になります。３月２日は講演会がないので、東京で1000回達成記念パーティーを開催します（ただしあくまで個人的に。だーれも呼びませんよん）。このKUSO-MAJIMEなブログで更新1000回って、さすがにパーティー開催にふさわしい偉業じゃないですか。
でも、それまでに「実際上の日付」と「ブログ上の日付」を一致させるように頑張らないといけませんね。そのためには、２月いっぱい「毎日２回更新」の荒技が必要。普通のブログっぽいtwitter的ブログならカンタンでしょうけど、この長い＆ながーい今井ブログで果たしてそれが可能かどうか。みなさん固唾をのんで見守ってください。
☆さらに追伸☆
いま気がついたんですが、メガシャキCM冒頭の字幕で「こんにちわ」になってますね。ひゃー。あーららら、こらら。間違い、ハッケーン。字幕つけたヒト、「こんにちわ」だと思ってるんだ!!!あー、ひらがな間違ってるんだ!!! 正しくは「こんにちは」ですよね。うにゃにゃ。うにゃにゃにゃ。
1E(Cd) COMPLETE MOZART／THEATRE & BALLET MUSIC 3/5
2E(Cd) COMPLETE MOZART／THEATRE & BALLET MUSIC 4/5
3E(Cd) COMPLETE MOZART／THEATRE & BALLET MUSIC 5/5
6D(DMv) DEAD POETS SOCIETY
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