Fri 101224 アクセス1日1万件に接近 コブシで机を殴って、君はそろそろ立ち上がれ  | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Fri 101224 アクセス1日1万件に接近 コブシで机を殴って、君はそろそろ立ち上がれ 

 先週中頃から、このブログへのアクセス数がたいへんな勢いで急上昇を始め、筆者自身としても天を仰いでビックリしている有様である。先週の水曜日1月12日が4700件。今井今右衛門が筆者として想定している健全なアクセス数は、だいたいこのぐらい。1時間に約200の割合でのアクセスなら、予備校講師のブログとしては「まあまあ」というか「お、ケッコ、人気あんじゃね?」である。
 ところがその後の1週間、このアクセス数が急激に増加していった。木曜日5900。金曜日6700。土曜日7500。日曜日8400。いずれも概数であるが、千の位が毎日1つずつ増加するのは、確かに嬉しい反面、どうしても不安にならざるを得ない。だって、こんなに長いんだ。文章だって難しい。こんな面倒な長文ブログを、そんなに多くのヒトが読んでるなんて、たいへんなことである。
海底1
(ニャゴロワ、海を行く 1)

 そしてついに昨日1月17日月曜日、1日のアクセスが9615。おお、1万件に迫る勢いである。23時から24時のたった1時間だけで、何と1200。60で割ってみると「1分で20アクセス」。つまり「3秒に1アクセス」なのである。
 ちょっと想像してみたまえ。3秒に1度、日本のどこかで、誰かが今井ブログをクリックしていることになる(世界中、アフリカやヨーロッパで「今井にアクセス!!」ということはちょっと考えにくい。この点が寂しいところであるね)。
 自分の立場を冷静に考えてみると、これは異常事態。「ちょい売れタレント」並みの数字である。菅直人首相のKAN-FULLブログでも、1ヶ月のアクセス数が50万件しかないそうだから、ありゃりゃ、このままでは総理大臣なみの数字になりかねない。
海底2
(ニャゴロワ、海を行く 2)

 思い起こせば2008年6月、ブログの宣伝も広告もせず、周囲の誰にも打ち明けず、ホントにコッソリ書き始めた頃は、「1日のアクセス数:10」などということもあった。「6」とか「8」とか、一桁の日が続いたこともある。それも、よく考えてみればアクセスしたのは自分自身であって、「テニオハがおかしいから訂正しよう」「誤字脱字があった」「写真が逆さまだった」で、それをちょっと書き換えたからこその「8」とか「10」だったのである。
 なお、昨日のニャゴロワの写真が「逆さまなんじゃないか」という指摘の電話が数本、今井君のケータイにかかってきた。すみません、あれは逆さじゃございません。テーブルにのっかって下を覗き込んでいるニャゴを、テーブルの下に潜り込んで撮った写真で、ニャゴの後ろに映っているのは2階の天井でござる。今井クマ蔵の気持ちとしては、ふてくされている受験生を「もう起きなさい」と起こしにきた、優しくも厳しく、またおせっかいなネコの顔のつもりだったんでござるよ。
海底3
(ニャゴロワ、海を行く 3)

 さて、閑話休題であるが、ホンの2年半前「6」「8」「10」を連発していた今井ブログとしては、「ああいう密かな密かな世界も、濃密で懐かしいな」という気持ちがいまだに残っている。1日1万件とか、1時間1000件とか、その手の数字には、何だか目が回るような、足許がふらつくような、「オレって、何?」と立ち止まりたくなるような、そういう危うい気分が頭をもたげてくるのである。
「何か、とんでもないことが起こっているんじゃないか?」
「何か、激しい話題にでも巻き込まれているんじゃないか?」
そういう不安を打ち消せなかった今井クマ蔵は、アメブロ(mac君は「飴風呂」だってさ)から送られてくるデータのうち、「リンク元」「検索ワード」の2つを確かめてみた。どういうページを見た人が、どういう言葉を検索して今井ブログにたどり着くのか、まあ一応確かめておいた方がいい。
新体操
(ナデシコどんの柔軟体操 1)

 しかし、おかしな気配は全くない。リンク元はごく健全。吉野先生や志田先生のブログから飛んで入ってくる夏の虫も、まあ50人ぐらいずついらっしゃる。おお、素晴らしい友情の絆でござるよ。
 「検索ワード」もほとんどが「今井宏」or「今井宏ブログ」である。あとは「網膜剥離」が30件。「駿台」「電通」「代ゼミ」が10件ほど。「ブダペスト、治安」「魚そうざい祭り」「越後湯沢マンションバブル」などというのもある。「仁科亜希子が結婚するのは電通マン?」、は? 何でこんなに長いんだ? 世の中は至って暢気である。
 「今居宏」なんてのもある。諸君、ヒトの名前ぐらい、ちゃんと記憶したまえ。「医学部、志望動機」もある。あのね。志望動機ぐらい、ネットに頼らず自分でちゃんと考えたまえ。あとは「ニャゴ姉さん」「ニャゴ」「ニャゴロワ」「メガシャキ今井」「今井アンガールズ」。おいおい、何だこりゃ。こんな言葉で検索して、このブログに来るの? うにゃにゃ、いらっしゃーい♨、である。何とも面白い世の中だ。
柔軟体操
(ナデシコどんの柔軟体操 2)

 そこで今井クマ蔵今右衛門は「やっぱり、センター試験で失敗しちゃったヒトが、ごくわずかな救いを求め、ワラにもすがるような気持ちで今井ブログを開いちゃったのかね」と思い至った。検索ワードの中にも「センター、失敗」「安易な気持ちで浪人するな」「浪人決意」が含まれている。
 失敗した諸君。さすがにそろそろ立ち直るべき時期に来ている。大失敗したなら、いつまでもベッドの中でフテクサレてないで、もう立ち上がりたまえ。時はどんどん過ぎていくよ。デカイ握り飯3個にかぶりついて、まあ仕方ない、どうしても悔しいんだから、壁か床か机かを2回か3回、コブシで思い切り殴りつけて、もうそれで終わりにしたまえ。
 あとは「なかったこと」にして、これから始まる私大入試で、小さく小さく勝利を積み重ねて行きたまえ。大逆転はその先にしかないので、予備校が早速始めた「来年度生募集」「浪人してしっかりやり直そう」「捲土重来」などという甘い言葉を拒絶する精神力がなければ、結局「大逆転」も「捲土重来」もあり得ないのである。

1E(Cd) Jochum & Bavarian Radio:MOZART/THE CORONATION MASS
2E(Cd) Kremer:MOZART/VIOLINKONZERTE Nos. 2 & 3
5D(DMv) CASABLANCA
8G(Rr) マルクス・アウレーリウス/神谷美恵子:自省録:岩波文庫
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