Thu 101216 3月3日配信分のメガシャキ・メッセージ 入学式までの1ヶ月が勝負 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Thu 101216 3月3日配信分のメガシャキ・メッセージ 入学式までの1ヶ月が勝負

 年末に収録したハウス食品「メガシャキ」のインターネット広告について、もう少しだけ書かせてもらう。3月3日配信の「今井編(3)合格から入学式までの1ヶ月が勝負」についてである。
 諸君。諸君がもし受験生であれば、とりあえず当面の試練は、あと1ヶ月半ですべて終了するのである。その「試練」なるものが「苦しくて&苦しくて、気も狂わんばかり」というヒトもいるだろうし、むしろどんどん楽しくなってきて「ええーっ、あとたった1ヶ月半で終わりになっちゃうの?」と名残り惜しい気持ちになっているヒトだって少なくないはずだ。
まだ
(ますますメガシャキな今井君)

 今井君が大学受験生だったのは数百年前であるが(もちろん冗談のつもりです)、今井君はどちらかと言えば後者の「楽しくて楽しくて」タイプ。確かこの時期には「ええーっ、もう終わり?」とガッカリするような気持ちだった。
 何しろ、チャンと受験勉強を始めたのが高3の11月末である。1月中旬などというのは「はじまってからまだ50日」という段階。英語にしても日本史にしても、どんどん知識を吸収して、問題集をやっても新しい知識ばかりで、楽しくてたまらない幸せな時期である。
 試しに第2志望(早稲田・政経)第3志望(早稲田・法)の赤本を買って解いてみたら、何と半分近く正解である。はっは、始めて50日で半分正解なら、まだ40日もあるんだから75%正解まで行けるだろう。こりゃ合格だ。第1志望(東京大学)なら、まだ50日残っている(当時、東大入試は3月8日)、それも合格できそうだ。じゃ、そろそろ数学もやるかな。そういうお気楽な受験だった。
 この状況で「何だ、残りはたった50日か。せっかく楽しくなってきたところなのにな。もっとやりたかったな」と思うのは、むしろ当然である。勉強というものは「強いて勉める」とか無理なことを考えない限り、本来楽しいものである。
ニャゴシャキ1
(ニャゴ姉さんもメガシャキ)

 しかし諸君、「なんだ、もう終わりか。残念だな。もっと続けたかったな」などと傲慢なことを考えたばっかりに、チャンと東大に落とされて「もう1年」ということになってしまったことを付け加えておかなければならない。
 何事も、試練は早めにくぐり抜けるに限る。「もっとやりたかったな」などという発言はくれぐれも避けること。受験勉強などというものは、いかに楽しくても、くぐり抜けて向こう側に到達するのは、早ければ早いほどいい。おなじみ、the sooner, the betterである。
 だから、今井君などとは比較にならないほどマジメな読者諸君は、おそらくあと50日後には試練の向こう側に突き抜けて、汗をぬぐいながら頂上からの爽快な風景を楽しんでいるはずである。諸君が大学受験生であっても、高校や中学の受験生であっても、その親の立場であっても、みな同じことである。司法試験や医師or薬剤師国家試験の受験生であったとしても、半年後には同じ立場にいるはず。大学院受験生も同じことだんべ。
ニャゴシャキ2
(略してニャゴシャキ)

 そこで、辛酸なめ子以上の人生のベテラン、辛酸ぺろりグマからの3月3日付アドバイスは以下の通りである。「いいかね、合格から入学式までの1ヶ月が、人生を決めるのだ」。「は? ボクは、ワタシは、勝利者じゃないの?」「たったいま、勝利の栄冠を手にしたばかりなのに、辛酸ぺろりグマはその我々にまたまたムチを打とうとするの?」「ナニサマのつもりだ」「マユツバだ」「ご用心」「ダマされてはいけません」、である。
 はい、はい、はい、はい。ハイ&ハイ&ハイのハイのハイ。しかし、諸君。年寄りの言うことは、我慢して聞きたまえ。中学受験生諸君。諸君の当面の努力は2月初旬で終わる。ならば、4月上旬までの2ヶ月で、中学数学と中学英語の基本を一気にマスターしてしまう時間があるはずだ。想像してみたまえ。あんなに頑張って合格した中学の入学式の段階で、「中学数学と英語は、もう基本を身につけた」とホクソ笑んでいる自分を、いまこそ想像してニンマリ笑いたまえ。
 高校受験生諸君も、同じことである。合格してから入学式までの1ヶ月で、高1数学の基本をマスターしてしまいたまえ、それさえキチンと出来れば、医学部だろうが東京大学だろうが、大学進学は好き放題だ。それを怠けたばっかりに、今井君は「18歳にして第1志望をあきらめる」という情けない人生を余儀なくされた。数学がイヤなら、まあ英語でもいい。入学式までにせめて英検2級の単語集ぐらいマスターしてしまいたまえ。
おや
(猟奇的な今井クマ蔵。もうワンランク猟奇的な写真があったが、深夜でもあり、掲載は遠慮することにした。自己検閲である)

 大学に合格した諸君(3月3日付配信です)、諸君はいま「なぜもっと一生懸命やらなかったんだろう」という後悔に苛(さいな)まれているかもしれない。ならば、やっぱり、入学式までの1ヶ月が勝負である。
 「第2外国語」が花盛りだった30年前なら「ドイツ語の基礎をマスターしてしまいたまえ」「フランス語の基本会話ぐらいなら1ヶ月で何とかなるものだ」とアドバイスしたところだが、いまや世の中は英語一色。ならば「1ヶ月英語漬けで、1日18時間起きている時間のすべてを英語に費やしたまえ」である。
 TSUTAYAで映画のDVDを3枚借りてきて、字幕なしで2回ずつ眺めているもよし(1枚2時間×2回×3枚、それでも12時間にしかならない)。CS放送でCNNやBBCを1日中眺めているもよし。英検1級の単語集を完全マスターするもよし。そういうことをやって、1ヶ月後自信満々で入学式に臨んでいる自分を想像してみたまえ。
 今井君がメガシャキ受験生応援メッセージ3回目で熱弁したのは、以上のようなことである。辛酸ぺろりグマの含蓄深いメッセージをご覧になりたい方は、「メガシャキ」でグーグって、「受験生応援CM」をクリックすれば、おお、画面には恐ろしいクマ蔵や、おぞましいウワバミどんや、ニタニタ笑う今井今右衛門の姿が、見よ、まさに目の前に現れる。
 ただし、それは1月27日以降の話。今グーグっても、画面に現れるのは元暴走族「オレにまかせろ」の超超超超大先生どすえ。今井クマ蔵今右衛門の映像が見たい人は、1月27日まで、指折り数えて待ちたまえ。おやおや、まだまだ先どすえ。
 確認どすえ。今井君が出演するのは以下の3本どすえ。
(1)1月27日(木)から配信予定:「センター試験で失敗しちゃった人へ」
(2)2月22日(火)から配信予定:「悠然と、家族を安心させてしまおう」
(3)3月3日(木)から配信予定:「合格から入学式までの1ヶ月が勝負」

1E(Cd) J.S.BACH/SILVIA(Cantata Opera in 3 Acts)1/2
2E(Cd) J.S.BACH/SILVIA(Cantata Opera in 3 Acts)2/2
3E(Cd) Münchinger & Stuttgart Chamber:BACH/MUSICAL OFFERING
4E(Cd) Jochum & Concertgebouw:BACH/JOHANNES-PASSION 1/2
5E(Cd) Jochum & Concertgebouw:BACH/JOHANNES-PASSION 2/2
total m43 y1786 d5885