Tue 101214 ハウス食品「メガシャキ」のネット広告を収録 1月27日から配信します | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 101214 ハウス食品「メガシャキ」のネット広告を収録 1月27日から配信します

 2010年の仕事納めは、ハウス食品工業「メガシャキ」のインターネット広告収録であった。Y野先生の代ゼミ時代の生徒で、いま読売広告社に勤務しているヒトから話があって、話は即座にまとまった。
 おお、読売広告社。今井君は社会人デビューが電通であるから、まあ元ギョーカイ人。昔の読売広告社は銀座一丁目、文具の伊東屋のすぐ近くに本社があって、電通の新人だった若々しい今井君は、一度だけ読売広告社を訪れたことがある。
「おい、今井。ヨミコーに素材受け取りに行ってこい」
「はいっ、わかりましたっ」
読売広告社、略してヨミコーである。当時は築地にあった電通本社から、真夏の銀座を東から西に汗まみれになって走った。懐かしい思い出である。電話に出て「ハイ、電通です」と言うべきところを「ハイ、電話です」と叫び、しばらく「今井電話くん」と呼ばれた頃だ。
発見1
(メガシャキとクマ蔵。まだメガシャキっとはしていない。明日のブログでメガシャキっとしたクマ蔵を諸君は発見することになる、かもしれない)

 12月15日夕方、東進の吉祥寺スタジオに、読売広告社の収録スタッフが訪れた。出演するのは、もちろん吉野先生、他に安河内先生/宗先生/志田先生。ついでに今井宏大先生も、よせばいいのに「日本を代表する予備校の大物講師」という名目で入り込んだ。
 CMは、1人:2分程度×3本。全部で10分にも満たないが、収録時間は90分も取ってあって、まあ余裕タップリであった。特に、今井君はこの種の企画が大好きであり、お得意であり、まさにお手のものである。1度だけキメの台詞で噛んでしまって撮り直しをしたけれども、30分もかからずに完璧に収録を終えた。
 あんなに上手なら、テレビCMの北村一輝サマを押しのけてでも前面に出たい。前面に出て、メガシャキの(Mac君は「目が社旗」と考えたが)販売促進に努めたい。しかし、そこはまあどうしても「被写体としての美しさ」に欠けるのだから、インターネットCMあたりにヒッソリひそんでいた方が身のためである。
メガシャキ1
(このブログのためにわざわざコンビニで買ってきたメガシャキ)

 今井君の出演する3本は以下の通り。
(1)1月27日(木)から配信予定:「センター試験で失敗しちゃった人へ」
(2)2月22日(火)から配信予定:「悠然と、家族を安心させてしまおう」
(3)3月3日(木)から配信予定:「合格から入学式までの1ヶ月が勝負」
 まあ、諸君。(1)については「縁起でもない」と思わないでくれたまえ。どんな試験でも「失敗しちゃう」ということはあり得るのだ。もうすぐ本番であるが、万が一そんなことになった時の軽い精神的シミュレーションをしておけば、心も落ち着く。「縁起が悪い」などというのは、弱虫な前近代的な発想。怖がらないで、万が一のときのことは考えておくべきだろう。
 隣の席の受験生がずっと鼻をすすっていて、集中できずイライラしているうちにどんどん時間が過ぎていくことだってある。隣の隣の受験生の貧乏ゆすりに腹が立って、ムカついているうちに集中力を失うこともある。
 で、失敗して、ムカついて、3日も4日も「センターリサーチ」で右往左往、あっちの予備校からこっちの予備校へ、目を真っ赤にしてウロウロ。この大学はボーダーにギリギリだから、安全を考えて、ワンランク下げて、第1志望はあっさりゆずって…そういうことを毎日毎日続けているうちに、ふと
「自分はこの1年何をやってきたんだろう」
「先生たちだって『夢、あきらめちゃダメだ』『心に強く思ったことは必ず実現する』とかキレイゴトばっかり言ってたクセに」
「センター終わったら、いきなり『夢をあきらめろ』『第1志望、ゆずっちゃえ』『現実は、厳しいものなんだ』『現実を直視しろ』じゃ、ヒドいんじゃないか」
「もう、どうせ、何をやっても自分はダメな人間なんだ」
「浪人決まり。今日から13ヶ月計画だ」
「両親にも、先生にも、何より自分にガッカリした」
そういうことになりやすい。
 というか、今井君はベテランだから、そういうヒトを毎年たくさん見てきたのだ。諸君、いいかね。万万が一不幸にも失敗したとしても、こんなダラしない行動をとってはならない。それを肝に銘じて、悠然と本番に臨みたまえ。それが揺るぎない成功への必須条件である。
メガシャキ2
(メガシャキ、フラッシュで撮影)

 だから、センターで失敗しちゃった人にどうしても必要なのは、「なかったことにする」という潔い態度。フマジメなようだけれども、まずそのおっきな失敗がなかったことにして、今からすぐに、小さな成功を積み重ねていくことが重要。そんなの、大人の世界では常識で、誰だって毎日やっていることなのだが、諸君はまだ若いからなかなかそこまで潔くなれない。
 しかし、絶望に浸ってメソメソ甘えているうちは、1歩も前進できるはずがない。とにかく今回の失敗はなかったことにして、不満も不平も飲み下して、第5志望、第4志望、第3志望、第2志望と、小さな成功を着実に積み上げていって、大逆転はその先にしかあり得ない。
 昨年も、一昨年も、「センター大失敗、あきらめるしかありません」という手紙をもらい、今井君はすぐに「なかったことにして、小さな成功を積み上げるしかありません」と返事を書き、4月になって「大逆転で、第1志望に合格しました」という感謝のお手紙をもらった。
発見2
(メガシャキにまだ半信半疑なクマ蔵の図)

 ついでに言えば、1月7日の段階で「もしセンターで失敗したらどうしよう」と夜も寝られないほどの不安に陥っているヒトは、ちょっと奥歯をかみしめて、「失敗したら、すぐ『なかったこと』にして、黙々と前進するのみだ」と心に言い聞かせたまえ。黙々と小さな試練を征服し続けることしか、前進の方法はないのである。
 まあ、そういうカッコいいことを、2分間に凝縮して述べている。ずいぶんいい気になっている証拠に、今井クマ蔵の鼻の穴が大きく膨らんでいるので、そこも是非見ていただきたい。配信はまだまだ20日も先のことだが、指折り数えて待ちたまえ。「もういくつ寝ると、今井どん?」である。20回寝なきゃダメですね。おお、長い長い。
 今日も長くなりすぎた。残り2本については、明日のブログで詳細を述べよう。

1E(Cd) Eduardo Egüez:THE LUTE MUSIC OF J.S.BACH vol.1
2E(Cd) Brendel:BACH/ITALIENISCHES KONZERT
3E(Cd) Casals:BACH/6 SUITEN FÜR VIOLONCELLO 1/2
4E(Cd) Casals:BACH/6 SUITEN FÜR VIOLONCELLO 2/2
5E(Cd) Preston:BACH/ORGELWERKE 1/6
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