Tue 101116 速攻闘病記・完全終了へ 11月30日お茶の水で授業 ポーランド旅行は中止 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 101116 速攻闘病記・完全終了へ 11月30日お茶の水で授業 ポーランド旅行は中止

 以上のような状況で(スミマセン、昨日の続きです)、今井君の「速攻闘病記」は続編も含め、これでほぼ終了する。11月8日に緊急入院、直後からブログが何の断りもなくピッタリ途絶えて、特に「お気に入り」に登録しているような固定読者の皆様には、1週間ずいぶん心配をかけたが、退院後は一気に復活できた。
 11月30日火曜日、「さすがにそろそろ全力を出しても大丈夫だろう」という状況で、お茶の水で浪人生対象の授業を3時間ほど実施。もちろん11月20日の船橋での公開授業も全力で取り組んだのであるが、やっぱり少しだけ「おっかなびっくり」だったし、90分の授業の途中から右眼のバブル嬢が3つの大きな気泡に分裂したりして、やっぱりどうしても「こわごわ感」が否めなかった。
お茶の水1
(11月30日お茶の水で本科生対象の授業 1)

 11月30日のお茶の水でもやっぱりサングラスは手放せなかったが、もうオッカナビックリではない。出席者80名、午前9時半開始、正午過ぎ終了。いつもの公開授業とは違って、目の前に座った生徒たちは全員、今年3月につらい思いをしたばかりの浪人生諸君である。いまさら今井君が大爆笑の連続の講演会をやる必要はないから、実際の入試問題をつかって大マジメな授業を展開したが、それでも何度も大爆笑になってしまうあたりが、さすがに今井君である。
お茶の水2
(お茶の水での本科生対象授業 2)

 3時間近くタップリ授業を実施した後で、首都圏各校舎から集まってくれた浪人生諸君と午後2時まで話し込み、質問を受け、サインをし、一緒に写真を撮り、人生相談にものった。その中に「今日、母親がこれから乳がんの手術を受ける」という生徒もいた。「母が今井先生の大ファンなので、母のためにサインが欲しい」と言う。もちろんどんな生徒にも今井が書くサインは「宇宙征服」であるが、自分が手術を受けて危機を乗り越えてきた直後だけに、クマどんが思わず涙ぐんでしまったのも仕方ないだろう。
お茶の水3
(語るクマどん)

 今日は12月7日だから、入院から数えてまさにちょうど1ヶ月。退院後に書き始めた「速攻闘病記」は自分でも驚くほどのアクセス数になり、1日8000PVに迫る日が連続した。この1ヶ月の総PV数は15万を超えている。諸君、150000PVであるよ。早稲田の斉藤祐樹投手は「契約金のゼロの数が多すぎて、よく理解できずに困惑した」と爽やかな笑顔で語っていたが、今井クマ蔵君はPVのゼロの数が多すぎて何桁なのかわからない。おお、さすが文系人間の宝庫♡早稲田大学である。
 その点、将来の人間国宝が視野に入っている海老ちゃんは、さすがに人間の桁が違う。「瀕死」といってもいい重傷を負っても、タクシー代をチャンと値切ってみせるところが大した暴れん坊じゃないか。1320円。それを320円ぶん値切る。血まみれの顔で、ついでに例の眼を剥いて「1000円でいいだろ」と凄まれては、断るほうも難しい。
 「お前が言う通りに運転しなかったんだから♨320円負けろ」。おお、凄んだ対象の桁が可愛いじゃないか。10000円札を出して、「9000円の釣りをよこせ」と凄んだわけである。タクシー乗車経験ではおそらく海老ちゃんに負けることのない、経験豊かな今井君が判断するに、彼は10000-1320=8680円のお釣りのやりとりが面倒だっただけである。
「運転手さん、あなただって面倒だろ?」
「この際、いいじゃん。超有名人に会えたんだから。細かいこと言わなくったって」
「だって、おれ、瀕死の重症だぜ。早く帰って手当てしなきゃ。将来の人間国宝だぜ」
そのぐらいのヤンチャは、しょうがないように思うのだが、おお、世間とテレビ芸人の皆さんの口はたいへん厳しいのである。
お茶の水4
(その後は急速に回復、サングラスでの授業はこれがラスト)

 今さら今井君なんかがキツイことを言わなくてもいいように思うが、もし今井君なら10000円札を渡して「おつりはいりません」と平然と言い放つ。だって、血まみれで、カラダ中が激痛で、1年後の網膜剥離もほとんど保証付き。それでも例の眼を大きく剥いてみせたり、助六か弁慶みたいに長々と凄んでいられないじゃないか。
 どんな国を旅するのにも、「おつりはいりません」は記憶しておいた方が気持ちいい。読む方が面倒だろうから、敢えてカタカナで書いておくが、ドイツ語で「シュティムト・ゾウ」、スペイン語で「ケデセ・コン・ラ・ブエルタ」、フランス語で「ガルデ・ラ・モネ」。英語ならKeep the changeである。
 もっとも、意地でも値切りたくなる海老ちゃんのために、イタリア語で「エ・ウンポ・カーロ」なら「高すぎます」。「負けてください」なら「プオ・ファーレ・ウンポ・ディ・スコント?」である。ありゃりゃ、話がそれすぎました? 下らない話だけれども、ま、海老蔵どんは本日午後8時から「弁護士同席で」記者会見だそうな。

1E(Cd) CHET BAKER SINGS
2E(Cd) Art Pepper:SHOW TIME
3E(Cd) Maceo Parker:SOUTHERN EXPOSURE
4E(Cd) Max Roach:DRUMS UNLIMITED
5E(Cd) Tommy Flanagan Trio:SEA CHANGES
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