Thu 101021 ブログが膨大すぎて検索しにくい 旅行記が飛び飛び&バラバラ 対応策は? | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Thu 101021 ブログが膨大すぎて検索しにくい 旅行記が飛び飛び&バラバラ 対応策は?

 11月6日、水戸での講演会もまた大成功のうちに終了。東進スタッフのクルマで水戸駅まで送ってもらった。帰りの電車まで1時間近くあったから、近くのホテルのカフェだかレストランだかに座って、1人で勝利の祝賀会をすることにした。電車のチケットを買い替えて予定より1時間早い電車で帰京してもいいのだが、午前中の電車の混雑を考えると、そうカンタンに指定席をとれそうにない。面倒なので、水戸で祝賀会をしていこうと決めた(我がMacちゃんは「祝賀会を指定校と決めた」と来た)。
 もう講演会は終わったわけだから、もう何を飲んでも自由である。しかもホテルの中で店だから、今井どんの授業を受講している高校生に見つかって「お、今井だ!!」「今井先生だ!!!」「サインください」ということにはならないだろう。メニューをめくったら、ありがたいことに日本酒がずらっと並んでいて、「浦霞」300mlを注文。シャンペングラスみたいな大袈裟なのが出てきて、優雅な祝賀会になった。「ホテル・テラス」、今井君が今はなき「筑波ゼミナール」で教えた20年前には影も形もなかった。なかなかいいホテルである。
ニャゴ悩む1
(ニャゴ姉さんだって悩むことはある)

 ところが、一人で祝賀会をしながら、ふと「このままでいいのかねえ」と考え込んでしまった。「このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ」は、ハムレット「生か、死か、それが問題だ」の小田島雄志訳。To be, or not to beである。「生か死か」の深刻な問題は今の今井君には一切ないけれども、例えばこのブログの方向性にしても「このままでいいのか、いけないのか」ならピッタリと当てはまる。
 特に考え込んでしまったのは「旅行記」の散乱である。書きながら何度もコメントした通り、たった2週間の旅行の旅行記がそこいら中に分散してしまい、ウィーンの5日間が1月、ブダペストの5日間が5~6月、プラハが9月末から11月上旬に分散して、もしも「まとめて読みたい」と思うヒトがいたら(そして実際にそういうヒトは少なくないのだが)、読みにくいこと甚だしいのである。
 実際、3日前に始めた「マドリード紀行」だって、こうして水戸の講演会があればすぐに3日もお休みになってしまう。では「講演会の記録を後回しにして、ひたすらマドリード紀行を書きまくるのか」ということになると、ブログとかtwitterとかでそういうことをするのは非常識である。講師の仲良しお付き合いや、「がんばれよー」「熱いメッセージを送りまーす♡」が予備校講師ブログの基本。基本を無視してまで旅行記にこだわることは不可能である。
 この結果、自分自身にとってもブログの中の検索が難しい状態になっている。ある記事について、すでにブログで書いた記憶があっても、一体いつどこに書いたのだったか、見つけるのが困難である。書いた量が膨大なら、整理が重要なのは言うまでもない。もともとブログを始めた2008年6月には「10年続ける」と宣言はしたものの、本人自身が半信半疑で、いつ逃げ出してもおかしくはないというのが本音。「いつかキチンと整理しないと、後から使えないことになりかねない」とか「整理の仕方を考えておかなくちゃ」などというのは全く考慮の対象外であった。
ナデシコ悩む
(ナデシコだって悩むことはある)

 水戸のホテルのカフェを出て「スーパーひたち」で東京に戻り、赤坂東急ホテル内の秋田料理店「稲庭」で飲み会。きりたんぽ鍋が煮えるのを待ちながら、そのことをじっくり考えてみた。少なくとも代表的な連作記事は、まとめて読んだり検索したりしやすいようにファイル的に整理してどこかにまとめておいた方がよさそうである。考えられるIndexは、まず旅行記として
(1)2007年4月 ボローニャ/ヴェネツィア紀行
(2)2007年12月 ニューヨーク紀行
(3)2007年9月 ミラノとマッジョーレ湖紀行
(4)2008年5月 コモ湖と北イタリア紀行
(5)2008年12月 ウィーン/ブダペスト/プラハ紀行
代ゼミから東進に移籍した時に、やむを得ない事情だが絶版にされてしまった著書の原稿も(著作権や版権の問題がいろいろあるだろうが)もしも可能なら
(6)英文法入門 全2巻分
(7)パラグラフリーディング 全3巻分
前者は東進ブックス「英文法教室」の基礎編として使えば、たいへん読みやすいいい本だし、後者は今井君自身がいつもやっている読書法を大学入試長文読解用にアレンジしたもの。予備校事情で世の中から消えてしまったのが、何だか申し訳ない。ブログみたいなものの中でいいから、どこかに保存しておきたいのである。
 さらに、これから旅行記を書く予定のものとして
(8)2009年5月 ライン河/モーゼル河紀行
(9)2008 年12月 ロンドン紀行
(10)2009年9月 ダブリン/ウィンダミア/エジンバラ紀行
(11)2010年5月 リスボン/ポルト紀行
(12)2010年9月 バルセロナ紀行
(13)2010年12月 クラクフ/ワルシャワ紀行
さらに、ブログの中で特にアクセス数が多かった連作記事として、
(14)今井君の松和荘時代
(15)英語教育や国語教育についての一連の発言
(16)センター試験について、直前と直後のあるべき姿
(17)家政婦は見たシリーズ
(18)「これを知らずに、塾には通うな」の続編連作記事
ニャゴ悩む2
(解決策を思いつく)

 これだけindexが揃えば、確かに(6)(7)にはいろいろ障害はあるかもしれないが、しっかり整理した上でどこかに大きなファイルを作成し、閲覧&検索可能にすることには意味がありそうだ。世間から見ても、別に何のジャマにもならないだろう。今井だけが参照することになったとしても、別に損する話ではない。
 今井文庫というか、里芋ブックスというか、ウワバミ新書というか、そういう発想である。2年半書きためた原稿を整理しておきたい。これからも7年書き続けるブログ原稿も、常に使いやすく整理していきたい。
 今井君はネットのことがよくわからないのだが、昨年12月まで使っていたbiglobeのウェブリブログがそのまま放置してあることを思い出した。もしあれが整理の場として利用できるなら、利用しない手はないんじゃないかね。ま、これからゆっくり周囲のヒトビトに相談していきたい。今のアメブロのリンクにこれらのindexを貼付けて、クリックすれば飛んでいけるように出来れば、何よりも誰よりもブログを書いている今井君本人にとって便利である。

1E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 14/18
2E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 15/18
3E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 16/18
6D(DMv) THE COLOR PURPLE
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