Tue 100928 一昨日は「金沢なう」で大成功 スタッフの努力に感謝 海遊亭から2次会へ | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 100928 一昨日は「金沢なう」で大成功 スタッフの努力に感謝 海遊亭から2次会へ

 10月22日、金沢で講演会。幸いなことに金沢は丸1日快晴であった。18時開始、19時半終了。出席者250名。事前に本部からもらっていたレポートでは200名ということだったが、直前2~3日でスタッフが猛然とラストスパート、出席者は予定より50名も増加した。この時期に高1高2中心でこれほどの出席者を確保するのは至難のワザである。主催者のスタッフに深く感謝する。
 何より嬉しいのは、各学年とも出席予定者数と実際の出席者数がピッタリ一致していたこと。ドンブリ勘定で適当に運営するような講演会では、なかなかこういうふうにはならない。アルバイトも含め、事前のチェックが万全に機能していた証拠であって、こういう講演会は講演者としても嬉しさひとしおである。
金沢1
(金沢での講演会 1)

 出席者全員にキチンと机を用意した会場は、いざ演壇に立ってみるとその広さに一驚を喫する。もちろん200人も300人も収容できる教室というなら、代ゼミ時代にいくらでも経験しているが、一昨日の金沢会場は天井が夢のように高かった。体育館ではないが、体育館likeである。後方の席の生徒の顔が豆粒のようにしか見えない。
 家を建てるときも同じだが、空間の広さは面積ではなく、床面積に天井の高さを掛け算して、容積や体積で感じるものである。天井が高ければその分だけ講演者が感じるインパクトは大きい。講演を聴く側も同じことで、今井の話が始めるまでは「うわ、会場が広すぎる。要するに体育館だ。これじゃとても授業どころではない」と感じたに違いない。
金沢2
(金沢での講演会 2)

 しかし、実際に今井の話が始まってみると、いつものことではあるが、もう爆笑に切れ目がない。2週間前、新潟県高田講演会のスタッフが「90秒に1度の大爆笑」と計算してくれたが、どうみても爆笑の頻度はもっと濃密である。「60秒に1度」、いや、もっと濃密かもしれない。それに中爆笑や小爆笑が混じるから、体育館のように大きな容積の中で、生徒たちの一体感はとても半端なものではなかった。
 広い会場に対してホワイトボードマーカーが細すぎるような気がしたので、講演開始10分後に「もう少し太いマーカーを手に入れてきてくれないか」とスタッフにお願いした。そういうわがままも直ちに聞いてもらえて、本格的に授業をスタートさせるときには太いマーカーが3色分演壇に届けられた。こういう臨機応変さも素晴らしかった。
 会場を去る前に、アルバイトの大学生諸君10名ぐらいと記念写真を撮った。アルバイトの大学生諸君の中には、昨年一昨年に今井の授業を受けていた元生徒も多い。会場設営や清掃作業を懸命に手伝っている姿を見ても、本当に爽快な大成功であったと実感する。
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(金沢で、語るウワバミ 1)

 終了後、金沢の繁華街・片町の「海遊亭」でお食事会and祝賀会。この祝賀会の楽しさがまた半端ではなくて、2次会まで含めて結局午前2時過ぎまで飲むことになった。「さすが金沢」と感じるのは、夜の繁華街も優雅な空気が支配していて、荒々しい暴力的な雰囲気がないことである。優しくて、深いのである。
 日本酒ソムリエでもあるという「海遊亭」の大将はなかなか豪快なヒトで、次々と自慢の日本酒を抱えて座敷を訪れ、今井クマどんと渡り合ってくれた。京産大でラグビーをやっていたヒトだというから、その豪快さはそれだけでわかる。
 彼のポジションはフランカーとNo.8。強力フォワードがウリの京産大で、フランカーにエイトをこなしたヒトに日本酒勝負に出るのはあまりにも軽率かもしれないが、今井君はリアル・ケンカは日本で1番弱くても、話が酒になればその強力さは恐るべきもウワバミである。まあ余裕で一升ぐらい飲んで、最後は味もよくわからなくなったが、久しぶりに「おお、楽しく飲んだねえ」という実感があった。
金沢4
(金沢で、語るウワバミ 2)

 主催者側スタッフも1人1人味わい深い先生方であった。県立高校受験に失敗して第2志望の私立高校に進んだが、そこで猛烈に奮起して京都大学工学部に進み(しかも現役合格したというのだから、今井君は降参だ)高分子化学を研究してきたという先生。福井県から広島大学に進み、卒業後しばらくカメラマンの仕事をしていたという先生。かつて単身アメリカに留学して、その後しばらく英検で仕事をしていたという先生。彼は女の子が生まれたばかりで、その話になるたびに表情があまりにも嬉しそうにくずれるのであった。主催者だった金沢南校の校舎長も、いかにも優しそうな笑顔が印象的な先生である。
 今井君も入れて合計5人、余りにも楽しいので祝賀会をなかなか切り上げられず、近くのお寿司屋さんに入って2次会になり、そこでも熱くいろいろ語り合って、結局2時過ぎまで。宿泊先のANAクラウンプラザホテルに戻った時には、すでに2時半を過ぎていた。しかし、こういう楽しい夜は疲労感が全くない。「海遊亭」と2次会を合計すればたいへんな飲酒量になったと思うが、「うんにゃ、まだまだ足りないぐらいだ」「まだ飲みたい」「まだ語りたい」と絶叫するような爽快感に浸り、気を失うように眠りについた。

1E(Cd) David Sanborn:LOVE SONGS
2E(Cd) David Sanborn:HIDEAWAY
3E(Cd) Jaco Pastorios:WORD OF MOUTH
4E(Cd) Anita Baker:RAPTURE
5E(Cd) Anita Baker:THE SONGSTRESS
total m126 y1566 d5665